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[一言]
作者さんにこういう質問をするのも無粋ですが、
この小論はどの辺りが文学なのでしょう?
認識論やなにやらに話しが展開しそうな印象を受けますが、
小説投稿サイトの文学カテゴリで展開する話なのですか?
できたらご説明いただけると、一読者として、ありがたく思います。

重箱の隅をつつくようですが、視神経に障害を持って生まれた方には、
色の無い世界というのはあたりまえではないでしょうか。
ある色経験は、その他の色との差異が認識できて初めて可能なのですから。

主観により認識対象が構成されるなどの話題は、
二百年も前に議論し尽くされていますので、
ご興味がおありでしたら、
カントの『プロレゴメナ』(岩波文庫で出ています)を一読されることをお勧めします。

もう一点、教師とのやり取りで色がついているいないのくだりですが、
あなたはこれまで、文書を作成したり、服を買うときに、
無地とかそういった語彙を使ったことが無いのでしょうか?
白・黒も網膜への一定の刺激パターンですが、
日常会話で「色」を指し示す場合、それ以外の色を差すことを、
少くとも一度は経験し、その文脈で使用されていることと思います。
そのような状況で、人に「色をつけよ」と依頼して白と黒とで
出来上がった文書に満足ななされるのでしょうか。
他の方へのお返事で、バイトの話が出ていましたが、
バイト先で上司から同様の指示を受けても、
同様に自分の信念に身を挺しているのですか?
それとも、きつい言い方になりますが、
単に教師の揚げ足を取っているだけでしょうか?

語用論(プラグマティズム)と呼ばれる、
言語学の一分野にも絡んでくる話ですので、
そちらに関しても、留意してお話を進めてくださると、
とても参考になります。

まだまだ暑い日が続きます。
お体を大事に、執筆も頑張ってください。
以降の連載を楽しみにしています。
  • 投稿者: TOTHROUGH
  • 30歳~39歳 男性
  • 2008年 08月25日 23時49分
 この作品を読んで頂き誠にありがとうございます。 どこが文学なのか。ということですが、私はこの作品のジャンルは文学ではなく、その他に設定していますし、あらすじにも説明文であることは明記してありますので、文学では無いです。それは承知して頂いたうえで読んで頂けることを仮定していましたが、それがご理解頂けない方がいたのですから、私の説明に不備があったのだと思います。ジャンル、カテゴリー、あらすじ等を見直したいと思います。
 盲目の方等は含まないで話を進めたつもりでしたが、前書き等で断りを入れるべきでした。
 二百年前に語り尽くされた、と言いますが、それを今語ることはいけないことなのでしょうか? 今と昔では環境も違うので、新たな観点から見たものが生まれるのでは。昔に語り尽くされたから、その考えにしがみついて、一般的に正しいと言われたい。そういった保守的な考えの表れに感じます。
 教師とのくだりについては、二話で重要な問題として絡んできます。決してこのまま終わらせるつもりではありませんが、ここまで読んだだけでは当然の疑問です。後書き等で断るべきだったと反省しております。
 語用論ですか。勉強してみたいと思います。

 数々の貴重な御意見、ありがとうございました。深く受け止め、今後の執筆の参考にさせて頂きます。
[一言]
「思い出は〜モクローム〜 色を〜付けてくれ〜」
というのは、藤井秀央さんがまだ生まれる前に流行った曲。(ああ、懐かしい……)

色という概念を定義付けした場合もちろん無彩色も含まれますが、通常の会話で「色をつける」と言えば、有彩色で飾るという意味だと思うんですけどね……。
もっともこのお話は、もっと哲学的な展開を見せるのかな?(2話以降が楽しみですね)

ところで「色は、可視光線の組成の差によって〜」のくだりは、百科事典か何かのコピペっぽくて、ちょっと白けますね。もう少し自分らしい言葉に直して書いた方が良いと思う。

でも、藤井秀央さんは普通の人と着眼点が違うな〜。文才もあるし……。ただ、ちょっと尖ってるのが気になるけど、まあ、そーゆー年頃なんでしょうね……。おっと失礼。

完結まで読ませていただきますので、連載ガンバッテ下さいね。
まず読んで頂きありがとうございます。

確かに、会話で使われる「色」は、白〜黒の明るさだけの物は含まないのかもしれませんが、それは白〜黒の色に失礼だと思います。さらに言えば、色は自分で作り出しているので、自分に失礼だと思います。自分の視覚を否定している訳ですからね。

一応、丸写しではなく、多少は直しているのですが、至らぬ点があったことは認めます。すいません。

最近、バイト、バイト、バイト、部活、バイト……といった感じで忙しいので、不定期な更新となりますが、どうぞよろしくお願いします。
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