感想一覧

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[良い点]
 ふと新着短編の欄に文学の文字を見つけ、本作を拝見しました。このサイトではやはりライトノベル系の話が多いので、ある種新鮮な気持ちで読む事ができたと思います。
 内容ですが、「僕」の考えている事は中々どうして共感できる部分が多く、十代の若者らしい感情がよく表現できていたと思います。「一人」と「独り」の使い分けは素晴らしいですね。大勢の中にいても孤独感を感じる、私もあります。
[気になる点]
 課題点としては、作者様も仰られていた通り、何が書きたいのかよくわからなくなっている、という点です。起:人間は生きている間は独りかという疑問を提示、承:ペン回しシーン、転:クラスメイトとの描写、結:生まれてから死ぬまで人は独りだと確信する、大まかにこんな構成になっていますが、それぞれが淡泊で平坦なまま話が進んで行っている。話の起伏が少ない所為で、結局何が言いたかったのかよく読み取りにくくなっているわけです。
 アマチュアにおける純文学の定義というのははっきり申し上げられませんが、現代を舞台に若者を描く以上、ある程度共感を得るためのわかりやすさは必要だと、私は考えています。
 アドバイスというとおこがましいかも知れませんが、起承転結をもっと意識する、それぞれにもっとメリハリを付ける、それだけで作品はもっと良くなると思います。また、文章の方も基礎はきちんとできているので、後は一度自分で声を出して読んで、違和感のある日本語をただしていけば、すぐに更なる上達が見込める事でしょう。
[一言]
 偉そうに長々と語ってしまいましたが、これからの作者様の更なる躍進と、次回作を一読者として楽しみにしています。
大変素晴らしい批評感謝いたします。とても嬉しいです。勢いで書く癖があり、構成を甘く考えていました。しっかりと飲み込んでこれからも書いていきたいと思います。本当にありがとうございました。これからも機会があれば批評よろしくお願いします。
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