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[一言]
読みました! で、感想を書かせていただきます。

まず、ホラー風味のほう。
これは非常によろしいと思います。

『ぴちゃぴちゃ』という擬音のみによって、その場に、なにかが居ることが示唆されています。

もしこれを文章で描写するとすれば、
『舌でなにかを舐め取るような音が云々』と描写をすることになろうかと思いますけれども、そうすると、読者の側に、そのなにかには舌らしきものがあること、あるいはそれが生物であること、などの情報を与えてしまうことになってしまいます。

まさに感想欄でご指摘をいただいた通りに、擬音のみで表現することによって情報を極度に限定するというやりかたのお手本になっていると思います。

実によろしいと思います。


コメディー風味のほうはあんまり……ちょっと蛇足な気がいたします。

ホラー風味のほうは、擬音で表現された、なにものかの存在が、最後まで正体を明かされないまま終わっていますから、読者は情報を制限されたことによって喚起された想像力を解消されないまま終わることになる、ということで、それが実に素晴らしい余韻、読後感になっています。

それに対して、コメディー風味のほうでは、なにものかの正体が、すぐに猫だと開かされていますから、擬音で情報を制限して、読者の想像力を膨らませた意味が薄れてしまっています。
顔文字の使い方も、それほどキレがあるとは思いません。

というわけで、

ホラー風味 ⇒ 非常に良い。
コメディー風味 ⇒ あんまり

という感想になります。

とは言うものの、コメディー風味のほうも、作品単体で見ると、ちょっとあんまりというだけです。

作品全体として見たときに、ホラーだけで終わっちゃ、ちょっとアレだから口直しというかネタばらしというか、読者がヤな気分のままでブラウザを閉じることになっちゃいけないから、読者さんをフォローっていう意味でなら、コメディー風味のほうもいいと思います。

偉そうに色々と言いましてすみません。
作品を読ませていただきご馳走さまでした。

感想ありがとうございます。
コメディーに関しては、ホラー後の印象を利用し、その落差で「笑わせる」ことを目標にしました。
単体ではまったく面白くないでしょうが、ホラー風味の後では印象が変わると考えています。

正直、深夜特有のテンションが影響してないとは言い切れません。
一読、ありがとうございました。
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