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[一言]
どれも素敵な詩ばかりなのですが、特に大洋~の詩がどれもが私のツボに入りこみ、
「あ、こういうのが私は好きなんだな」と気付かせてくれたものばかりでした。
特に綺麗だな、素敵だなと思ったのは
ゴジアオイ、退廃、頭蓋の光、調和にとける、朝
の五つです。
どれも情緒に満ちており、同時に情景が浮かぶような、読み終わったあとに浮遊感が漂うような、不思議な感覚に陥りました。
他の詩も読ませて頂きたいと考えております。
感想ありがとうございます。象徴的な詩、はわたしま好きですし、わたしも書こうとしてます。そのような読後感を得たという言葉が嬉しくてなりません。
[良い点]
『霧中の月』拝読致しました。非常に興味深い一編でした。冷たく光る『銀』を焔にし、たぎる昂りを『冷たい』と表現する異質のイメージの相克が、酷寒のはずのこの風景に不思議な動感を与えていて、短い言葉の流れながら一読二読、さらに他のを読んでもう一読と、はっと目を留めさせる豊潤な力ある一編でした。これが美術館に展示された一枚絵であったなら、わたしは順路から戻ってきて、この絵の前で長く立ち止まったかも知れません。
返信ものすごく遅れて申し訳ありません……わたし自身、絵としてのイメージで書いていたので、そのようなお言葉とても嬉しいです。感想ありがとうございます。
[良い点]
「霧中の月」を拝読して。朗々と読み上げられる様が思い浮かぶような、冷たく豊潤な詩です。言葉の一つ一つが怜悧に磨き上げられ、それでいて読む人を刺さない。夜闇の中、月光を浴びる心地がいたしました。
[一言]
月の欠片に戸惑う、の締め括りが清かでした。
感想ありがとうございます。月のかけらに戸惑う、の締めくくりは最もはじめにできて、最も悩んでそのままにしたところなので嬉しいです。夜闇の中、満月の光に燃えるような霧、もたらす眠りが物質と夢の境をとかす、というイメージでした。
[良い点]
雰囲気がとてもいいです。霧の流れるような、その中に溶けてしまうような。最後のパラグラフで綺麗に帰結しています。タイトルも効いています。
[一言]
茫洋という入り方はどうなのかと思い、読み返してみると、かなりこの語が効いていて、土、水、木、空という大きな語を支えていました。逆三角形型に我に向かい収束していく構図は、きれいに不安定のまま収まっています。
 贅沢を言えば、まだどこかに引っかかりがあるような感じがします。言葉の流れが。。しまった。わたし自身のハードルも上げていることに今、気づきました。
こんばんはにつきさん。夜分遅くのは返信失礼いたします。
綺麗に、そして不安定に収束していくといわれたのは、もう純粋に嬉しいです。ひっかかり、はおそらく「結晶する」や「我が人称が」という、表現が違和感となっているのではないかなぁと。(結晶する、は個人的には気に入っているのですが、人称にかんしてはもう少しうまい表現がないものかと考えています)
感想と、とても有意義なアドバイス、感謝です!
[一言]
感想返信ありがとうございます。
「機構」とは「行為」「意思」と読み替えたいところです。「機能」とすれば機械的であって、水の持つ生物的なイメージとそぐわない気がします。しかし、「き」という音は抜群に効いていますから、「狂気」とか「禁忌」とかでも面白い気がします。
或いは、「か」として「官能」または「感応」または「感情」とか。
そして、「権能」は、すみません。わたしが届いていないだけでした。そこまでの意味合いがあったとは読み切れませんでした。
機構のぶぶんは、なるほど。音としての注目もまた勉強になります。いえ、権能にかんしては、こちらからそう読ませるための提示がすくなかったのかなぁと反省しております。
感想、改めてありがとうございました。
[良い点]
磨かれた言葉と流れ。(但し後述)
流れ込むイメージの明瞭さ。
[気になる点]
水の「機構」という言葉と、魔術の「権能」とう言葉がどうにも引っかかります。水は鉱物であり原始的な物質ですから、メカ或いは組織を指す「機構」という言葉はそぐわない気がします。そして、魔術とは技術であるので、人の権威、権勢より発する「権能」とはやはりそぐわない気がします。
[一言]
気になる点は、勿論己の作品を棚に上げてのことです。岡目八目といいますからね。

しかし、詩への感想は書きにくいですね。
こんばんは、につきさん。水のその一つ一つの分子の結合によって、呑み、覆ひ、ぼかす、という三つが連結し、わたしたちの抗いがたい一つのシステムとなるように思われたので、この言葉としました。水という神格、あるいは高位存在の特権としての魔術のイメージがありましたが、たしかに適切な用法ではなかったやもしれません。感想有難うございます。
[一言]
「プラネタリウム/偽りの星空」読ませて頂きました。メッセージ性があって、なおかつ綺麗な詩に仕上がっている、と思いました。ただ漢字をもう少し少なくすれば、より透明感が出るかな、とも思いました。「美しい→うつくしい」「無い→ない」などなど。
 勝手なこと言ってすみません(汗)。これからもがんばってください!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 06月10日 13時32分
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[良い点]
 何度も言いますが、この作中の「僕と花」という詩に感銘を受けました。
 氏の詩の中でも、私が一番気に入ったのがこの詩です。

 それには以下の点がありました。
 構成がよい。
 色あせた世界で僕と同じようにだれにも見られていないような花を見つける。
 色を見つけた僕は、自分と花を重ね合わせ、たわむれる。
 いろいろと声を掛けることもあったでしょう。
 しかし、みなさんも予想ができるように、たいていの花はいつかは枯れてしまいます。
 僕の世界はふたたび色あせてしまいます。
 がしかし、花は種という次の世代を残していた。
 繰り返される僕と花とのつながり。

 短い分量で抑えなければならない詩という難しいジャンルでありながらも、起承転結が整っているこの詩は率直に素晴らしい。
 作者の影と力強さを感じました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 07月19日 22時04分
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[良い点]
 「僕と花」という詩が特に感動しました。
 花を自分に重ね、励ましたり撫でたりする。
 そして花は枯れるのだが、新たな生を残していく。
 素晴らしいではありませんか。
[一言]
 人間の活動など宇宙から見たら小さなもの。
 その果てになにがあるのだろうか。
 そう考えてやまないように見えました。

 素敵な詩をありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 07月02日 20時54分
管理
[一言]

「おくり火」読ませて頂きました。

いい詩ですね。すごく切ないのにチカラがあって!あたたかい。心に沁みました。とても好きな作品です。
いつも楽しみにしてます。ありがとうございました!
  • 投稿者: さゆみ
  • 女性
  • 2014年 06月27日 00時02分
有難うございます!
ニューチャレンジというか、そんな感じだったので……(←

そういって頂けると嬉しいっす

後、切なさが伝わったなら、なお嬉し!

ではでは
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