感想一覧

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[良い点]
短い物語に男たちの生き様が綺麗に描かれており、流星のような印象を受けました。
パッと流れた瞬間には、もう燃え尽きている。
でも、それがいちばん華やかに見えます──他者からは。

読者は傍観者でしかありえず、登場人物に共感することはないけれども、主人公たちはこの世界で生きてきたんだな──そんな風に思える作品でした。

錆びた金属のように荒廃した惑星に流れ着いた男たち。
そんな物語にただただ脱帽のみです。
[一言]
”この男は、そんな古い価値観で生きているのか”──作中の一文ですが、このひとことに尽きます。

 掲載から10年近く経っている今、はじめて目にしたこの小説を読んで、良質なハードボイルドはどの時代のどの世界にも通じると思いました。
  • 投稿者: 初心者
  • 30歳~39歳
  • 2017年 02月24日 01時37分
おはようございます。実は「小説家になろう」は、1年に一回見るかどうかになっておりまして。
たまたまチェックをしたら、こんな過分な言葉をいただいておりまして……。
大変、感激しております……(!)
小説を書くことはめっきり少なくなっているのですが、お言葉をいただいたおかげでまたヤル気がむくむく出てきました。
コメントいただきまして、本当にありがとうございました(!)

  • 冬城カナエ
  • 2017年 02月28日 06時35分
[良い点]
とにかく雰囲気作りがうまい。
これにつきます。
冒頭の、無意味とも思える踊り子のシーン。
あれだけでこの作品の雰囲気を全て伝えきり、頭の中にはスターウォーズもかくや、といった、奇妙なのにどこか色っぽく、しかもアンダーグラウンドな雰囲気が漂う情景が鮮明に浮かび上がってきます。
主人公とマスターのやりとりも、いかにもスマートな感じで素敵でした。
[気になる点]
多少説明がくどいように感じました。
読者にわかりやすいように、との配慮かもしれませんが、雰囲気と状況の描写で十分に伝わりますので、直接的な説明は一部蛇足ではないかと。
[一言]
はじめまして。
読ませていただきました。

非常に質の高い小説に出会えて感激しております。
SFは、いかにかっこつけるかが非常に難しいと思いますが、本当に完成度が高いなぁと思いました。

また作品を読ませていただきたいと思います。
  • 投稿者: sagitta
  • 23歳~29歳 男性
  • 2009年 12月04日 20時12分
返信遅くなりました、ありがとうございます。
sagittaさん、いろいろなところでお名前を拝見しておりました。初めましてですね(^^)。
大変光栄なご感想をいただき、素直にとても嬉しいです。
ここのところ小説を書くことに疲れてしまっているところがあり(アウトプットしすぎたというか)
感想をいただくと本当に力になります(感涙)。

さて、この小説はちょっと恥ずかしい80年代風SFにまとめてみたものです。得意分野のハードボイルドテイストにしたのでとても描きやすかったことを覚えています。
「多少説明がくどい」なるほど、参考になります。自分は、ご指摘のとおり「読者に分かりやすく」ということを何よりも大切に小説を書いていますので、なるほど。ちょっとくどく感じられる部分もあるのですね。。
丁寧なご感想・ご意見、本当にありがとうございました!
  • 冬城カナエ
  • 2009年 12月13日 19時24分
[一言]
空想科学祭、お疲れ様でした。
せっかくなので、こちらに感想を移しておきます。

冬城さんの作品はいつもクールなので、今回も期待して読ませていただきました。
うう。期待以上だ。カッコイイ!!!!
最後の余韻まで何度頷いたことか。
コレだけ練りこまれた話なのに、くどさは一切なく、全ての情景が見事に脳内に再現される文章力は流石としか言えません。
30年の時を越え、3人の想いが上手く交差する。構成もなかなかのものだと思います。
時間が経つと、罪の意識も勢いも失せていくんですよね。それをハヤトは最後に感じたのでしょうか。


  • 投稿者: 天崎 剣
  • 30歳~39歳 女性
  • 2008年 12月06日 07時18分
[一言]
お久しぶりです!

いや〜面白かったです。作品全体に漂うダークな感じが気に入りました。一つ一つのセリフもかっこよく、ハヤトが渋くていいですね!
タイトルの「ラスト・メッセージ」もいいっすね。リュウからタートへ。そしてハヤトへ。そういう意味だったのかみたいな感じになりました。奥が深いですね。銃もS&Wのリボルバーが出てきたのは驚きましたが、いいチョイスだと思います。
執筆お疲れ様でした。これからも頑張って下さい!
  • 投稿者: 李仁古
  • 18歳~22歳 男性
  • 2008年 10月18日 19時12分
こんにちわ。ご感想をありがとうございます。すこし風邪をひいていたものですから、お返事遅くなってしまってすいませんでした。。

本当はもっとミステリ風テイストにしたかったのですが、結局、自分の得意なハードボイルドな感じになってしまいました。
ほの暗い感じを感じとっていただけたのでしょぅか。。ありがとうございます。

ラストは、実は“Last”だけじゃなくて同じ発音のもう一つの英単語ともかけているので。それでカタカナなんですが、今まで誰もそのことを指摘される方がおりません(笑)。分かりにくかったかもしれません。
要検討ですね。。

とにかくありがとうございました。
李さんの作品も読みましたので、あとで感想を書かせていただきます。
  • 冬城カナエ
  • 2008年 10月21日 07時59分
[一言]
こんにちは。空想科学歳に参加している早村友裕といいます。
せっかくなので足跡を残して行こうと思います。

さまざまな人種で溢れ返るほの暗いバーに一瞬で入り込んでしまう描写に圧倒されました。短いお話、それも場所を移動していないのに宇宙全体が見えるようです。
ハヤトの半生やタートのこれまでを想像してなんともやるせない気持ちになりました。
ラストシーンの余韻に浸りながら、これから主人公が穏やかに生きられることを願ってやみません。

いかんせん語彙が少なくうまい感想は残せないのですが、本当に面白かったです。
ありがとうございました。
こんにちわ。こちらこそ初めまして!
ご感想をお寄せいただいてありがとうございます。(風邪をひいていたためお返事送れちゃってすみませんでした)

恐れ多いお褒めの言葉をいただいて恐縮です。ありがたいです……。
わたしは演劇畑の人間だったんで、ワン・シーンを抜き出して書くということが身体に染み付いちゃっていてですね(笑)、
場面も移動しない。登場人物も二人だけ。という状況でいかにスケール感を出すかにこだわりました。

そんな風に言っていただけると本望です(^^)。本当にありがとうございました。
  • 冬城カナエ
  • 2008年 10月21日 07時53分
[一言]
SF的トリックを盛り込みながらも、素直に小説として面白いと感じる作品でした。
一定のリズムを崩さずに、文章の勢いを止めないという事と、読み手の好奇心をくすぐるような書き方を両立しているのには脱帽というしかないです。
中でも、宇宙人の表面的な描写の仕方がとても面白かったです。
三十年越しの仇討ち、復讐劇……というと語弊がありますが、とにかく納得できる説得力のある描写の仕方がいいですね、なんだか洋画の脚本でも見てるぐらい面白かったです。
だからなんでしょうか。文中の臭い台詞も、なんだか単純にカッコイイっていうか、味があっていいなと感じてしまいました。
初めまして(^^)。キレ子さんは辛口なコメントでならしていらっしゃるようで、そんな鋭い目で見ていただいたのにお褒めのコメントをいただいて大変光栄です。
ありがとうございます。。

宇宙人の描写もちょっと凝った部分なので、言及していただくと本当に嬉しいです。

なんかわたしはB級のアホアホしい映画がすごく好きでして。無駄に盛り上がる、無駄テンションが好きでして。そんなわけで、なんかいつも盛り上がってる小説ばかり書いております。
セリフが臭いのも、自分では臭すぎないように気を使ってまして。そこそこ匂うようにしてます。オヤジのワキガはキツいけど、オヤジの汗のにおいだったら、まあエエかな? みたいな(笑)。

なんというか全体的に、〜しすぎないように、と、心がけて書いておりますので、そういった加減についてのコメントは本当に助かります。
ありがとうございました。

(あ、それから背景のことも。わたしが読みやすいからだけだったんですが、ちょっと文字色濃くしました。ご指摘もサンクスでした(笑))
  • 冬城カナエ
  • 2008年 09月09日 13時14分
[一言]
 ども、近藤です。
 おお、うまい。時間をうまく、あっ、なるほど、てな感じで使われておられます。面白い。
 雰囲気もいい。背景まっくろは気にはなったし、雰囲気に合うとも思えないんだけど、これは近藤の頭が固いだけかも。
 ではまた。
  • 投稿者: 退会済み
  • 30歳~39歳 男性
  • 2008年 09月02日 05時44分
管理
さっそくありがとうございます(^^)。
短編ではありますが、構成などを考えて書いておりますので、うまいと言っていただけると大変光栄ですし、嬉しいです。
ありがとうございました。

背景まっくろは言われてみれば、そうかも? という感じです。自分としてもたいして意味はないのです(笑)。直すのも何なのでそのままにしておきますね。
  • 冬城カナエ
  • 2008年 09月02日 09時02分
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