エピソード471の感想一覧

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[良い点]
一気にここまで読んだのですが、この先の展開がとても気になります…
[気になる点]
この後徳川幕府ルートになっても史実よりだいぶガタガタというか戦火と遺恨が残っていいスタート切れなさそうに感じられたりも
[一言]
続く物語がどうなるかわかりませんが、主人公や氏治、小田の皆が生きて足掻いた証が残る結果と歴史の一幕を見てみたいなと思っています
  • 投稿者: RS
  • 2020年 10月08日 03時03分
RSさん感想ありがとうございます。

 この長い作品を一気読み…お疲れ様です。先が気になるほど楽しんでいただけて幸いです。

 そうですね。遺恨に関しては史実でも解決しないまま時計の針は進んで今に至るのでそこだけだと大きな問題にはならないことでしょう。ただ、史実より豊徳それぞれの戦力差が少なくなっているので間違いなく史実通りに進めばがたがたですね。しかし、当然史実と違う状況ならそこに生きる人々の動きも変わる訳で、家康さんなら何かしらの手を打って挽回するか史実並みの状況にはなるかなと思います。
 展開次第ですしネタバレしてもあれ何であくまで多数シュミレートできる可能性のうちの一つとして、まだ戦力的優位ある徳川が地の利ある東海道から関東のどこかへ豊臣勢を引き込み、補給路を断って叩くといった形で大きな勝利を収めることができたなら史実よりも徳川政権は盤石になります。前回豊臣家中内での主導権争いだった関ヶ原と違い、徳川は権威を武威を増して明確に下剋上の意思を示した大坂の陣。ここにおける勝利は豊臣や世間体など気にしなくていい場面に来ているので、いよいよ徳川に反抗した大名を全て粛清し、史実以上に徳川直轄領の拡大が可能になります。
 ただ、徳川勝利の仮想シナリオの内史実より政権不安定になるパターンは大坂の陣時点で戦国を生き抜いた大粒の大名が複数いた場合ですが、その時はそれら大名に手柄を立てられた場合で尚且つ徳川直轄領と直轄軍に被害が出て戦闘の継続が望ましくない場合、味方した有力大名への大幅譲歩の領土分配の必要性が出てきます。こうなると終始直轄領の少なさに苦しみ続けた足利幕府と同じ政治体系が形成される恐れがあるのですが、とはいえそこまで直轄領を譲る必要性も無く、技術や政治体系の発展から直轄都市や鉱山経営権の確保等豊臣政治の継承をうまくすれば極端に弱い幕府にはならないですね。でもまぁ、なんにせよ史実より纏る。それが江戸幕府以降の時代に好影響となるかは別の話ですが。
 豊臣側勝利のシュミレーションもまた幾通りもできますが、普通に考えればむしろこちらの方が足利政権再来並みの苦労をしそうですね。ただ、当時より武士自体の物の考え方も変わってますし、恩顧や義理を気にする大名がまだ多数残っていることが幸いして当面は政治が安定するでしょうが、この世代の人間関係で持たせる部分はあるでしょうから組織形成を急がなければ半世紀持たずに空中分解するシュミレーションが多数頻出します。

 続く物語がどう展開しても、とりあえず台風の目になった氏治は歴史書に頻繁に出てくるでしょうね。歴史の問題児として義務教育のテストにさえ名前が出るのではないでしょうか。主人公はまぁ、渾名だし八幡とか結構名乗ってる人いそうなこともあって陰に埋もれそうなきもします。
[気になる点]
淀を一人にするって、地雷確定じゃん。豊臣の存続は諦めた方が良いな。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2020年 10月06日 22時59分
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oksさん感想ありがとうございます!

 まぁ、淀殿めんどくさい人ですからねぇ…危機を脱してヒスは多少落ち着いてもなんかあれば再発するし、愛情深いと言えば聞こえはいいものの過保護が過ぎて軍政に口を出しすぎる。
 しかも、豊臣軍全体は若干うかれ気味ですけど、日本全国を盤面と見ればまだ普通に劣勢ですしね。でもまぁ人間の心理とすれば生死の危機から脱して逆転勝利、生還となれば大局観に特別敏い人でもなければ浮かれるのもやむなし。豊臣はまだまだ危険ですね…。
 でもまぁ、地雷が起爆するかは解らないというところでここはひとつ。
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