感想一覧

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[良い点]
お得意のラストへの運びが素晴らしかったです、まさかの展開でした。
大変好みです(^^)
[気になる点]
ところどころに状況が解り難いかな、と思う箇所はありましたが、読み直したら自分で解読出来るものだったので私的には問題ないと判断しました。
[一言]
難しい問題ですね。
大事な人を殺され、実験台になってでも他の人々を救うべきか、否か。

自分だったらどうするでしょう、おそらく主人公と同じように自害するような気がします。

火星へ移住したメンバーは、危険だとは何も知らされておらず、しかし様子見の研究員達に監視されており、研究員達の予測通り、未知のウイルスにより最初に移住した地球人は死亡。
そのウイルスに対抗する薬を作るために、遺体を採取するもウイルスは予想より強力で、持ち帰った先の地球が全滅の危機に……。
という解釈で大丈夫でしょうか?

唯一の生き残り、地球人の希望は全ての状況を冷静に見ており、その中で『僕を使って希望を作り出してください!』などと言える訳もなく。
同じ人間ですからね、両親が死に自分達をそんな境遇にした他の人間などどうでもいいでしょうね。

自殺しなかったら。
もしかしたら、救世主として名を残すことになったかもしれませんが……。

とても面白かったです!
感想ありがとうございます。
解釈は多摩子さんの洞察通りです。あの分かりにくい文章を的確に理解して頂けるとは本当に嬉しいです。
火星移住のプロジェクトをヒントに書いてみたのですが、以外とありそうな気がします。2025年にはやっぱり無理だと思います。でも、興味はありますけどね。
自殺が良いか悪いのかは置いておいて、死ぬ自由、生きる自由もですが…、だけは誰にでも与えられている。そう思っています。
  • 2014年 03月27日 20時29分
[良い点]
終盤まで読まなければオチが読めないこの流れ。うまいなーって思いました。

母さん宛のメッセージ、という形で物語を紡いだのは大成功だと思いました。三人称より臨場感がありますし、一人称より冷静な文章となっているので、絶望的な状態で主人公がどんな経緯を辿ってきたのかが淡々と綴られていることが恐怖感を増幅させました。
凛さんの言う通り、自殺が絶対にダメとは言えなくなる作品だったと思います。
[気になる点]
それを言うと元も子もないのですが、火星移住という設定にしなくてもよかったのではないかな、と思いました。
自殺の是非に関しての話にしては大きく現実味が薄れてしまいます。読み途中には、「こんな中では自殺も仕方ないな。自殺の是非という際どいテーマをうまく考えさせる作品だな」と思っていましたが、最後の火星移住、それが原因で人類は大きく衰退という流れで、それまでの身近な話題から、突然SFを見せられた感覚になってしまいました。
それこそ地球内の新種のウイルス(なんでしたら最近話題のインフルエンザでも)の実験体にされていた。というようなオチでしたら、あってもおかしくないような話で現実じみた恐怖感があると思います。もし、火星という所にこだわりがあったのなら、読者が現実味をもって読める、もしくは共感できるようにさらに細かい配慮が必要だったかと思います。
本当に難しいことだとは思いますが、そこが個人的にとても惜しかったと思います。
[一言]
公開日に読んだのですが、感想はこんなに遅れてしまいました。申し訳ないです。
久々に凛さんの作品を読めてよかったです。
さらにはテーマ短編への参加ありがとうございます。テーマ短編のモットーにもあるように馴れ合いではない、厳し目の評価や感想を送ったつもりです。気分を害されていたら申し訳ないです。よろしければまた参加していただきたいです。

私も来月初日に自殺をテーマとした作品を投稿するのでよろしければ是非!

引き続き資格勉強頑張ってくださいね。陰ながら応援しています。
ではまた。
  • 投稿者: みや
  • 2014年 02月09日 22時39分
いつも感想ありがとうございます。そしてお礼が大変遅くなってしまってすみません。
仕事の方が少しヤバイ状況で、将来のことも考え直さないとなぁ。なんて感じている今日この頃です。
さて、やはりラストが賛否両論のようです。私も書きながら星新一みたいだな。なんて思いながら書いていました。
私は出来る限り日常を舞台とした物を書きたいと考えているのですが、共感という点では伝わり難いですよね。あぁ、こういうことってあるかもって思わせるような物を書けるように心掛けたいものです。ありがとうございました。またみやさんのも読ませて頂きますね!

P.S 実は、火星移住計画に参加したくて調べていた経緯もありましたので、結びつけてしまったというのもあるのです。
  • 2014年 03月13日 08時26分
[良い点]
最初は人体実験の被験者?と思わせておいて、実は災害だった。とか読み返す楽しみがあって面白かったです。
[気になる点]
全てが1人の人物のモノローグで完結という流れで、大きな起伏が感じられなかったのが残念かな?と思いました。
[一言]
感想を頂いてから読ませていただくと言う形で失礼します。
ふんふん、あーなるほど。という感じで読ませていただきました。
1度読み、結末を知ってから再度読む。
うまい書き方だなぁと思います。
話は変わりますが、資格取得がんばってくださいね。
  • 投稿者: らすく
  • 2014年 02月03日 21時56分
感想ありがとうございます。
私の作品は短編がほとんどで、すぐに終わってしまいます。ですので、読み返して頂けるというのは至上の喜びです。嬉しいです!
物語の起伏については読み返してみると一理ありますね。二人称で、起伏をつけるのはなかなか難しいとは思います。どうしても淡々と語る感じになってしまいますね。でも、それができれば新しい世界が開けるかもしれません。参考にさせて頂きたいと思います。
このペースだと復帰は春くらいになりそうです。その節はどうぞ宜しくお願いします。
  • 2014年 02月04日 07時56分
[一言]
拝読させていただきました。

状況が伝わりづらかったですね。

最後の四行で概ね状況はわかりましたが。

自殺の点に関してですが、悲しんでくれる人がいるかどうかわかりようがないですよね。
自分なら悲しむと言っている人がいたとしても、自殺されたら、本当に悲しむか言った本人さえ判断できないですよね。その時になってみないことには何とも言えません。
自殺した本人には悲しんでくれる人がいたかどうかの確認の仕様がない。もうこの世にはいないんですから。
  • 投稿者: 神通百力
  • 18歳~22歳 男性
  • 2014年 01月31日 21時01分
お久しぶりです!
感想ありがとうございました。
状況……やっぱり分かり難かったですか。
狙ってそうしている部分もあったのですが、どこまで明らかにしてよいのかは難しかったです。
自分の頭で考える事と、文章にすること、読み手の受け取り方。なかなか難しいですね。あまり詳しくすると、後半の展開が面白くなくなってしまいますし……。その辺りの加減はまた勉強します。

自殺の善悪については難しいところですね。確かに死んだ本人には誰が悲しんでいるか分かりようがないです。上手く言えないですけど、自殺してはいけない理由としては、義務とか、責任なんてものも絡んでいるように思います。どれをとっても自分のためじゃ無く、他人の為ですよね。
うーん。難しいです。
  • 2014年 01月31日 21時50分
[良い点]
とても読みやすい文章でした。
[気になる点]
遺書の様な文章なのに、ただの経過の報告みたいで、主人公「僕」の感情があまりこもっていないなぁ、と思いました。

お話がおもしろいだけに、そこが残念です。
[一言]
はじめまして。木下秋といいます。

テーマ短編、参加ありがとうございます!

これからも、よかったら参加していただけると嬉しいです。

それでは。
  • 投稿者: 木下秋
  • 2014年 01月31日 11時36分
初めまして。感想ありがとうございます!
忙しくて、しばらく創作活動からは離れていましたが、みやさんのテーマ短編の募集を見て、つい書いてしまいました。
二人称の場合、誰に向けて語っているのかというのが難しいですね。
この作品では、その辺りが中途半端になってしまった気がします。これが遺書なのか、死んだ母への追悼なのか、はっきり決めて書けばもっと良い物ができたのかもしれません。
しばらくは本格復帰は難しいですが、次はもっと考えながら書いてみます。
テーマ短編もまた参加させて頂くかもしれませんので、その節はどうぞよろしくお願いします。
  • 2014年 01月31日 20時23分
[良い点]
重いテーマでも読みやすかった。
[気になる点]
状況がいまいち分かりにくかった。
[一言]
なぜ自殺はダメなのか?答えるのが難しい問いです。カントなら「人格を手段として利用している」から許されないと言うでしょうね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 01月31日 02時08分
管理
感想ありがとうございます。
私自身、重い文体を書くのが苦手なので、子どもの語り口にすることで、スラスラと書くことができました。
自殺がダメなのかどうか?やはり難しい問題ですよね。他の人が悲しむから。というのははっきり言って回答にはなっていないと思います。その論理だと人は自分の為に生ているのではなく、他人の為に生きているということになってしまいますから。
結局、状況次第ということになるのかもしれませんね。
主人公の置かれている状況については少し描写が不足していたように思います。もっと読み手の立場で推敲しないといけませんね。
貴重なご意見ありがとうございました。
  • 2014年 01月31日 08時32分
[良い点]
 子ども視点で淡々と語られていく物語は、各場面に悲劇性を増大させているにもかかわらず、子どもゆえに場面の描写はエグ過ぎず、過激な場面にものめり込みやすかったです。
[気になる点]
 全体的に分かりずらさが目立ちました。例えば『……一人が血を吐いて倒れた。その翌日、その患者さんと……』というシーンは「一人=患者」だと思いますが、その結び付きがわかりずらく、一瞬「その患者って誰だ?」となってしまいました。また、「血を吐いて倒れた」という表現はこの物語の性質上「死んだ」という意味にも取れてしまいます。ここでは、「血を吐いて倒れ、医者のもとへ運ばれた」のような表現にすれば、次の文でいきなり医者や看護師が登場することにも違和感がなくなると思います。
 他にも多少引っ掛かる表現がありましたが、特に最後の伏線回収も分かりずらかった部分の1つでした。
 「主人公が特殊な抗体を持っていて、それをもとに作られた薬品を摂取した人々が火星に送られ、まともに生活できるか観察し、不可能だと判断したら救助が来るはずだったけど、実はそんなものは来ず、錯乱した人々が全員死んで安全になったところでサンプルを回収。しかしそこから地球にウィルスが入り込み、それに対抗しうる唯一の存在である主人公は自殺してしまったので対抗手段はなく滅び……」という様な解釈で合っているでしょうか?
[一言]
 初めまして、憂木冷と申します。
 初めましてですが、感想はできるかぎり遠慮が入らないように努めました。
 ※気分を悪くされても一切責任は負いません。
 なんちゃって。
 
 1つの小説としての流れはそれなりにキレイだったので、あとは流れがちゃんと繋がるような文章を提供してくれれば、読者としては楽しく読めると思いました。
 
 それでは今回はこの辺で筆を置かせていただきます。
 ~~~~~失礼しました~~~~~
  • 投稿者: 憂木冷
  • 男性
  • 2014年 01月31日 00時14分
ご意見ありがとうございます。
やはり他の方の感想は参考になります。
文章の結び付きですか。たしかに、自分だけは分かった上で書いていますから、読んで頂く方には分かりにくい。いわば『独りよがり』の文章になっていたように思います。
この話、元々は最近話題になっている「火星移住計画」を題材していますが、伏線回収については入れるべきかどうか非常に悩んだところです。その辺りの迷いが中途半端な感じになってしまっているのですね。見透かされているようでお恥ずかしいです。
ちなみにタネ明かしはもっと恥ずかしいくらい単純です。
人類は初めての火星移住を行うが、それはずさんな計画で、最初は実験のようなものだった。案の定、未知のウィルスが蔓延し、いつ助けが分からない状況で生きるための食料の奪い合いがはじまる。奇跡的に「僕」にはウィルスに対する抗体があり環境に適応できた。という感じです。
憂木さんの推理された方がめっちゃ面白いですね。なんだか悔しいです。
憂木さんの感想。文章をしっかり読んで下さってるのがわかり、とても嬉しかったです。
今はまだ腰を据えて作品を作れる状況ではないのですが、復帰の際には仲良くして頂けたらと思います。
ありがとうございました。
  • 2014年 01月31日 09時19分
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