感想一覧

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[良い点]
おなじく応募者(横溝ではないですが)です。貴重なものを読ませていただき、ありがとうございました。横溝クラスの賞の一次通過作を読む機会はなかなかないので。以下、簡単ですが、感想です。
まず、文章がうまいなあと感じました。私が下手なので羨ましいです。心理描写もハッとするようなところもあり、巧みでした。
パズルのピースが見事にはまっていくのは大変に面白かったです。最後の一文にしても綺麗でした。
[気になる点]
『誤解や勘違いの連続で人生というのは成り立っている』と書き、キャラそれぞれのドラマを描いたのは素晴らしいと思いますが、そのドラマの比重がもうすこしどこかに偏ってもよかったのではないかと個人的には思いました。父親の病が発覚するあたりまでは豊の葛藤がよく見え、彼の物語と言ってもよかったのですが、後半はそれが崩れ、あまりにも均一化してしまったように感じました。
[一言]
これが横溝賞的なミステリと言えるかというと難しいと感じました。ミステリらしいミステリは防具の一件くらいで、あの叙述トリックは上手いなと感じましたが、あそこを除くと青春小説といったほうがしっくりきます。逆に言うと、これで一次を通るということは、相当にミステリ以外のところが評価されたのではないかと。ミステリではない賞に応募されてみてもいいのではないでしょうか。
誤字が二箇所くらいありました。豊が、宇高になっているところと、もうひとつは忘れてしまいました。すいません。それではお互い受賞を目指して頑張りましょう。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2014年 04月16日 21時08分
管理
感想どうもありがとうございました。
返事が遅くなり大変申し訳ありません。
ドラマの比重、参考になります。キャラに魅力が無いとの評価も多く、
読者の感情移入を誘う方法が課題かと感じています。

ミステリ色が低いのはおっしゃる通りかもしれません。
今書いている物は、はっきりとしたミステリなので、間に合えば、
横溝賞に再チャレンジしたいと思います。

お互い頑張りましょう。
[良い点]
余韻が心地よく好きです。
[気になる点]
余韻から抜け出せず、次に読む話を選ぶことが必要でした。(笑
[一言]
ふらりと読みはじめ、そのままラストまで心地よく読ませて頂きました。

それぞれの事情と心の動きが読んでいて気を逸らしたくはないと感じました。

また読み返したいなぁと思える作品をありがとうございました。


  • 投稿者: とにあ
  • 2014年 03月20日 23時08分
感想どうもありがとうございます。
もう一度読んでみたいと言って頂き感動しております。
自分の書いた物を見知らぬ誰かが認めてくれたというのは作者にとって物凄く励みになることです。
どうもありがとうございました。
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