感想一覧

[一言]
まっすぐで、やさしくて、でも、切なさの残る素敵な物語ですね。
志都さんの爽やかな人柄と、儚さがとっても印象的でした。
随所にあった方言からもあたたかい印象で、とても好きです。

素敵な物語をありがとうございました！

[良い点]
泣かせますね……。
最初のホワイトデート、翌年のデート、さらに翌年のデート。
それぞれ主人公と志都が置かれている境遇は違えど、全て簡潔な言葉で分かりやすく心情を描写できていると思います。
結倉芯太先生は、あの『ロゥカス！』での重厚なストーリーと描写が持ち味だと思っていたのですが、こういうあっさりとした言葉で登場人物たちの心情を描き出すのもお上手ですね。いやはや感服いたしました。

ストーリー構成においても、非常に良かったと思います。
先ほども述べましたが、この物語に出てくる三度のデートそれぞれが異なったシチュエーションでのものでした。ですがそれぞれのデートが、巧みに組み合わされて一つの物語を成しているなと思いました。本当に異なる三つの場面が、見えない細い糸で繋げられているように思えるほど、それくらいレベルの高い作品に仕上がっていたと思います。
[一言]
お久しぶりです。彩塚です。覚えておられるでしょうか？
今回、新着小説一覧で偶然御作を見つけ、さらには夙多史先生と吾桜紫苑先生も短編を書かれているということで、この際お三方の作品を全て読ませていただこうかなと。

二度目になりますけど、泣かせますね……。
志都の言葉で何度もグッときちゃいましたよ。
素敵な作品をありがとうございました。