感想一覧

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[良い点]
エリザベート・バートリーに魅了され、彼女を演じようとする名前を持たない語り手の独白と、歴史上のバートリ・エルジェベト本人の独白の部分で、文体を変えており、どちらも破綻を来たしていない点が素晴らしいと思います。

また、バートリ・エルジェベト本人が決して自らの悪行を悔いておらず、彼女なりの論理を持っている点にもリアリティがあります。
[気になる点]
凶行に至るまでのバートリ・エルジェベトの人生や語り手である「私」本人について、もう少し肉付けがあった方が話全体の説得力が増す気がします。

また、細かい点になりますが、エリザベート・バートリーことバートリ・エルジェベトの一人称で「吾」とありますが、女性ですから「妾(わらわ)」辺りの方が似つかわしく思えます。
[一言]
私もエリザベート・バートリーというかヨーロッパの中世には興味があるので、大変面白く拝読しました。
はじめまして。

感想をありがとうございます。
文章に最高の感想をいただき、とても嬉しく思います。

自分でも読み返しましたが。ご指摘のとおり、私と伯爵夫人の人生にもう少し言及すればよかったかと、反省しきりです。

歴史上、悪女と呼ばれた女性は星の数ですが、エキセントリックといえばかの伯爵夫人が群をぬいているように思えます。
婚家より実家の身分がたかく、実家の苗字を名乗っていた彼女。
中部欧州の王家とも縁深かった女伯爵なので「吾(われ)」と表記しましたが…。
やはり、違和感がありますね。

歴史は三度の食事より大好きなので、またこんな短編を書いていきたいと思います。
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