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[良い点]
現実になりそうな、もう現実になっていそうな物語にゾクッとしました。
今の若い子たちは……というと、老害だと言われそうですが、現実とゲーム世界を繋げたがる子も多そうです。
それがどんな結果になるのかとは、考えずに。
この物語は、その中のひとつの答えのように思えました。
どんなに辛くとも、現実を見据えて、受け入れて生きて行ってもらいたい。
そんな風に感じました。
だいぶ前の、時間がなくて仕上がりも荒かった作品ですが、読んでいただき、また感想まで、ありがとうございます。
治らない病気で命を落とす人が、せめてバーチャルの世界では元気にと願って人格コピーしたアバターを残すことも今後ないとは限りません。残される親しい人たちや、その人たちを残していく本人の気持ちもわかるのですが、それが良いことだとは、なんとなく言い切れないんですよね……。
[一言]
空想科学祭、お疲れ様でした。
せっかくなので、こちらに感想を移しておきます。

作りこまれた設定、そしてしっかりと組み立てられた筋書き、なるほど見事です。
こういうバーチャルの世界は実際、現代でも境目がなくなってきていますよね。文字の羅列に過ぎないものでさえ錯覚を起こすのに、このリアルワールドの世界では更にその危険度が増していくのですね。
読みやすい文章で引き込まれていき、あっという間に読み終えてしまいました。本当に面白かった!

出来るならば冒頭の居酒屋シーンなど、随所での登場人物の多さを何とかしてほしかったかも。結局大事な人物は誰なのかわかり辛くしてしまったり、覚え切れなくて読者がパンクしてしまったりするんです。長さに応じて最高登場人物数の目安をもうけ、必要な人物以外は名無しにしてしまうのもすっきりさせる手だと思います。
  • 投稿者: 天崎 剣
  • 30歳~39歳 女性
  • 2008年 12月09日 22時29分
天崎さん、お疲れ様です。
今回の空想化学祭は、細やかな管理連絡で本当に楽しく参加させていただきました。
ありがとうございました。

で、登場人物の名無し化なんですが、指摘を受けてなるほどと思いました。
しかし、どうやったらいいかわかりません……。
来年の努力目標にしてみたいと思います。
[一言]
こんばんは、ムチャでご一緒した松果と申します。
空想科学祭の開催中に間に合わなくてごめんなさい。感想を残させてください。

ゲームにのめり込んでいく描写が凄くリアルで、読んでいるこちらも、果たしてどこまでが夢なのか?現実なのか?とぞくりとする思いで一気に読ませていただきました。

ゲームに限りませんね。ネット上の匿名の自分が肥大して、現実の生活が置いてきぼりになる危険性は案外身近にあるのかも。
最後の三行がいいですね。自戒を込めて、何度も読み返しました。


  • 投稿者: 退会済み
  • 40歳~49歳 女性
  • 2008年 11月15日 22時53分
管理
松果さん、おひさしぶりです〜♪
評価いただき、どうもありがとうございます。
読んでいただけるだけで嬉しいのです。
生きてると迷ったり苦しんだりすることって多いと思うんですけど、そうしている間は生きてるってことなんじゃないかなと思ってます。
また何かの企画でご一緒できるといいですね。
[一言]
一気に読みました。執筆お疲れ様でした。
  • 投稿者: ガナッシュ
  • 2008年 10月23日 23時16分
ガナさん、評価ありがとうございます。
一気に読んでいただけてうれしいです。
また書きますんで、よかったら読んでください。
[一言]
こんにちは。空想科学祭に参加している早村友裕といいます。
せっかくなので足あとを残していきます。

ネットに入り込み、現実世界を忘れて生ける屍と化す人々……現実にありそうで怖い。実社会に対する警告めいたものを感じます。
淡々とした語り口が逆にいろいろ想像をかきたて、亡者たちと犯人(?)の秋山の妄執を感じ、ぞっとしました。

実は自分も情報空間に入り込むといった設定で話を書いたのですが、それだけで悪戦苦闘。
シンプルでかつリアルな設定に感服しました。

おもしろかったです。
それでは、お邪魔しました!
ご評価ありがとうございます。

ネタの状態のときに早村さんのを少し読ませていただいて、しまったー!かぶっとるやんけー!と叫んでしまったのは、ここだけの秘密です。
あんまり気にしないで書いてしまいましたけど(笑)

実際、オンラインゲームで比喩的な意味ではありますが、廃人化する人はいます。
作中でも出てきますが、外国ではゲームのやりすぎが原因とみられる死者も何人か出ています。
もしヴァーチャルリアリティの世界が実現できたとしたら、やっぱりそうなっちゃう人はいるんでしょうね。
現実逃避は、現実と戦うためにやるべきじゃないでしょうか。ほんとに逃げてしまってはいかんだろうと思うのです。
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