エピソード259の感想一覧

こちらでも更新ありがとうございます！

なんと、「リーナ」も三人ぐらいいますが、「ニア」も三人もいたとは……引喩が力になる呪術世界、アルト王関連みたいにあやかった名前のヒトがたくさんいそうですね
いや、それこそ「シナモリアキラ」は何百人もいるわけなのですが

まあ、それはそれとしてここへ来ていきなりの乙女ゲー展開とは！
驚きです！

しかし、ユディーアさんが、予想外に実家で上手くやっていたのは良いのですが……相互理解を掲げる『呪文の座』の「メイファーラ」としては、その他者を操縦するハーレム主人公みたいなムーブは、かなり問題な気がします
その方向性のまま行くと、ネオレインさんと同じ穴のムジナになりそうといいますか

というより、彼女の自己認識や自尊心がやたらふわふわしてるのは、もしかしなくてもこのあたりが主な原因なのでは……？
てっきり「ノミのサーカス」とか、どこぞのゾルディック家の電気ボーイみたいな自己抑制や未発達だけかと思いましたが、問題の根っこはこの人間関係に対するスタンスの方が大きいとか？

なんというかこの振る舞い、今までで一番スパイらしいムーブではありますが……毎回相手に最適化された理想像を演じていると、その他者たちからフィードバックされる自己像もめちゃくちゃになりそうな気がするのですよ
自己分析でよく出てくる「ジョハリの窓」あるいは、平野啓一郎氏の言うところの「分人」やユングの「ペルソナ」の観点ですね

それに、他者を操作するための嘘と演技ばかりだと、自己嫌悪がたまったり、自分も操作されることに怯えたりして、まともな人間関係を築けない可能性も……いや、彼女もう既にだいぶそんな感じですが
なんというか、『黒百合（チョコレートリリー）』のみんなに支えられているアズーリアから見て、鏡像のような在り方ですね
同じ幼馴染でもえらい違いです

そうなると、やはり彼女にとっての最悪の悪運である「カーイン」の存在こそが、残された唯一の希望になり得るわけですが……さて、どうなることでしょうか
この悪運、タロットであれば、さしずめ「吊るされた男」「死」そして「塔」の逆位置あたりですかね？

はたして、この状況をどう解釈すべきなのか….今回は、『呪文の座』としての彼女が試されることになるかもしれません
まあ、別に一人でしか受けられないテストというわけでもなさそうではありますが

乱筆長文失礼しました！
それでは、また次の感想で！

[良い点]
は？で笑った。酷いレースだ…
そして幼馴染に媚び媚びしてるユディーアに草。乙女ゲーじゃないですか
カーイン凄いな…