感想一覧

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[良い点]
淋しいけれど、ほんのり優しい童話を読んでいる心地になりました。
秘密の部屋の風景が目に浮かぶようです。
[一言]
お邪魔します。先日はわざわざコメントをいただき、ありがとうございました。

実はこのお話、以前にもこっそり読ませていただいたことがあるんです。その時はあんまり切なさに浸ってしまって、感想等残すことができませんでした。読み逃げしてしまい失礼しました(汗)
改めて、拙いですが感想をば。

埃と蜘蛛の巣に包まれた秘密の部屋や、屋根裏の描写が柔らかく、不思議と懐かしい感じがしました。
『埃の毛布』や『蜘蛛の巣のレース』の表現、とても好きです。

> 孤独を惜寂を残して逝くことを、いずれ忘れられてしまうことを、甘く苦しく思いました。
偶然のようにして生まれた鼠が、自分と同じように儚い存在である幽霊を思いやること。また、それを覚えてさえいられない幽霊の哀しさに切なくなりました。
生きている人間も似たようなものかもしれないな、とも思ったり。

素敵なお話を読ませていただきました、ありがとうございました。
 すてきな感想ありがとうございます。
鮎川さんにお読みいただけていたなんて、それだけで嬉しいです。そのうえ感想までいただけるなんて、もう、幸せです。
儚い者同士のお話に、ほんのりとした切なさと寂しさを感じていただけたのでしたらとても嬉しいです。いつか読んだ訳本に出てきたような、どこかしら懐かしい雰囲気を目指して書いていましたので、それが伝わったようで良かったです。

 生きている人間も、木々も、亡霊も。きっと同じなのでしょう。
尺度が異なれば、儚くも悠久にもなりえますから。

 あらためまして、拙作をご覧くださり、また、感想までもお送りくださり、本当にありがとうございました。
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