感想一覧

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[一言]
Twitterでお世話になっております、太ましき猫です。
どこか手に馴染む様な洋書の表紙を開いたように、こちらの作品に伺いました。

燦々と降り注ぐ日差しを受け煌めく花畑や、花弁が零れるかのように咲き誇る大輪も魅力的ですが、木陰に咲く小さな花の美しさは愛おしさにも近い感覚があります。
きらびやかな花々が咲く王都を離れ、静かな田舎に身を寄せたトウワ。彼にとっては居場所を求めた先かもしれませんが、そこで綻ぶ蕾に出会えたことは引き合わせの様にさえ感じました。

それにしても、木陰に咲く花の根は、大地にしっかりと据えている様ですね。
なかなかに気骨がある様に思え、夫婦の様子を想像するとどこか微笑ましい思いがします。確かに、似合いの夫婦だなぁと思いました。
どこかホッとする、優しい雰囲気が心地よい作品でした。

太ましき猫さま

いつもTwitterではお世話になっております。感想ありがとうございました! 感激です。

2011年~2012年ごろだったでしょうか、コバルトの短編賞に毎回応募していた時がありまして、最初三回連続で選外だったのち、こちらの作品で初めて「もう一歩」に残れたのです。
そんなわけで思い出深い作品です。
読んでいただけて、大変うれしく思います。

「秀でた能力はあるけれど社会的に不器用なヒーロー」と、「気骨と生命力のあるヒロイン」って自分的にはすごくツボなんですが、最近の少女向けライトノベルではウケない組み合わせみたいで……。
残念ではありますが、わたしはわたしの萌えに忠実に、自分の道を行こうと思っています!

今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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