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[良い点]
大変楽しませて頂きました。
毎日数話ずつ、電車の中の楽しみに拝読していたのですが、ペペ君が最後の戦いに赴くところからページを繰る手が止まらず……結局最後は一気読みさせて頂きました。
物語序盤のほんわかほのぼのした様子が、中盤トル君を助けに行く辺りから怒涛のように様々な出来事が起こり、ペペ君と一緒に私も物語に引き込まれていきました。
最初は『ほのぼの学園(?)ものかなぁ、テーマは師弟愛?』なんて軽い気持ちで読み始めたのですが……良い意味できっちりと裏切って頂きました! 壮大で熱い、熱いSFでした! 過去に遡ったところからまた戻ってくるところまで、最初は「あは」と笑って読み飛ばしていた箇所がどんどん深い意味を持って浮かび上がってくる、この手法の見事さにほれぼれいたしました!
ペペ君もアイダさんも、六翼の女王も蒼鹿アリンも大好きです!(ラストで蒼鹿アリン=無害って全員頷いちゃうことに笑いました。何という最弱の神獣……!)
[一言]
これはもう個人的な好みなのですが、狼子の大好きなモチーフがたくさん散りばめられていて、特に中盤、ペペ君が魔人になった辺りからは、もう心臓をぶち抜かれました。
本当に本当に楽しかったです。ムーンライトもカクヨムも続きを拝読できることが嬉しくて仕方ありません。
こんなに狼子をめろめろにする作品を書きあげて頂き、本当にありがとうございました。
狼子さま、ご高覧・素敵なご感想をありがとうございます。
ページをめくる手が止まらずとのお言葉、本当にうれしいです!
長い長いお話を最後まで読んでいただきまして、とても感激しています。 


当初はほんわか?オムニバスで悲恋歌の由来を書こうと計画していたのですが、
あの師匠が「冒険してえわ」と外に出ていきたがちゃったので、
あわれぺぺくんが巻き込まれる形に……;
二章くろがねあたりから、あのような冒険譚とあいなりました。

SFではメジャーな時間移動をどうやって表現するか、
世界線の処理はどうするか、かなり悩みました。
未来の干渉も過去にしっかり組み込まれ、結局歴史は変えられないという設定は、
新・スタートレックの最終話からヒントをいただいています。

   
両性具有・不死・輪廻・マッドな創造物などなど大好きなものをぶちこんで、
アスパは「明るく楽しく」をモットーにさくさくと駆けぬけました。
ムーン連載の「白」や「真紅」がちょっと重いお話なので、
その反動が如実にこちらのお話に現れています。

ぺぺくんはじめ登場人物のみんなを気に入ってくださり、
(ツイッターのご感想のおかげでアリンの容姿が大体固まりました>ω<!)
また、お話を楽しんでいただけて、本当に本当にうれしいです。
どうもありがとうございました。

  • 深海
  • 2016年 04月19日 19時41分
[良い点]
壮大な一代叙事詩に拍手!
[一言]
深海さま
『アスパシオンの弟子』読了いたしました!
はじめは、真面目な弟子と変人師匠のほのぼのファンタジーかと思いきや、最終的には壮絶にして壮大なSFファンタジー叙事詩となって完結。凄まじい内容でした!
物語が進むにつれ、ぺぺの人生がどんどんとんでもない方向へ流れていくので、「これ最後にぺぺどうなるの!?」とハラハラしっ放しでしたw
魔人にされるわ、時間をさかのぼるわ、操られるわ、封印されるわ……。波乱万丈すぎですw
豊富すぎる人生経験を積んで、ぺぺはずいぶんと成長しましたが(一人称も変わったし)、だんだんお師匠にも似ていきましたね。将来奥さんになる女の子を自分好みに育てたり、その奥さんへの愛情の注ぎ方とか、なんだかアスパシオンみたいな感じに見えました^^
なんだかんだで、多少の影響はあったんでしょうか。師弟だから。
そのアスパシオンが、まさか○○○だったとは! これにはびっくりです!
もうひとつびっくりだったのが、終盤のトルの変身した姿ですね。
トルが、ぺぺの大切な友達であり続けてくれたのが、とても嬉しかったです。

それにしても、随所に散りばめられた科学的解説には度肝を抜かれました。私、理数系はサッパリなので、正直よく分からなかったのですが、深海さんは理科科学について造詣が深いのですね。

『アスパシオンの弟子』を含み、グリーゼ世界の物語にはまだまだ広がりがあるのですね。たしかにアイテリオンはまだいますし。

これだけ壮大なストーリーを書き上げられる手腕、私もほしいです!
この度は本当に、完結お疲れ様でした!

ご高覧、ご感想ありがとうございます><
長いお話ですのに本編を最後までお読みいただき、本当に感激です。

はじめは短編オムニバスにしようと思っていたのですが、
得体の知れない師匠の弟子に対するあの猛烈溺愛ぶりは何? という疑問が
くろがねの歌以降のお話になっていきました。
グリーゼの世界の骨格や歴史を具体的に組みあげることも試みたので、
ぺぺは未来や過去にいくことに;他の作品に出てくるものの由来や所以も、本作品でかなり説明づけられています。

ハヤトの執着っぷりは某あの人のウサギに対するリベンジもたぶんにあるのかなと思いますが、(よくも矯正してくれたわねみたいな)
ぺぺにとっては、師匠の影響は絶大です。
ご指摘のとおり、師匠の愛で方を踏襲している部分があると思います。
これは不思議なパラドックスですね。
 

派手なラストバトルはアイテリオンと、と当初から決めていたので、
もうひとりの宿敵ヒアキントスはだらだら引っ張らず、一瞬で倒さねば、と考えました。
ゆえにトルの変身体はもうこれしかないという感じで、伏線をばらまきました。
トルとの友情は師匠との師弟愛と双璧でアスパのテーマである、と意識しておりましたので、ご評価くださってとても嬉しいです。

 
私は完全な文系ですので、実は科学的解説は、はなはだアヤシイですw
音波振動に関することなどは調べましたが、
たぶんつっこみどころ満載だと思われますので、雰囲気だけ感じ取っていただければと思います。

なんとか着地点までいけて、今は本当にホッとしています。
メルケ版の方でブラッシュアップを目論んでいますがどうなることか……
不安でありますが、がんばります。

素敵なご感想、お祝い、
本当に本当に、ありがとうございました>< 
  • 深海
  • 2016年 03月31日 09時57分
[良い点]
主人公の設定が良い。
波乱万丈の冒険戦記なのに、軽くコメディっぽく書かれているのも楽しいです。
[気になる点]
フィリアの父親って?
[一言]
レクとレナンが無事なので安心しました。
  • 投稿者: はる
  • 2015年 08月12日 11時42分
はる様、ご感想をどうもありがとうございます。
生まれたてホヤホヤの使い魔ウサギ、これから大団円に向けて
ひたすらがんばります。

フィリアの生物学的なお母さんは六翼の神獣ルーセルフラウレン、
お父さんは灰色のアミーケです。
メニスは成体になると両性具有になるので、父親母親どちらにでも
なることができます。アミーケは妻を亡くしたあと完全に母親役をしているので、
もともと女性寄りの人、亡き妻とはちょっと百合っぽい関係であったのかもしれません;

レクとレナンのことを心配して下さってありがとうございます!
二人はこの時点では、天の島で大変元気に暮らしているようです。
  • 深海
  • 2015年 08月13日 23時47分
[気になる点]
あんまり好感が持てない主人公ペペ。
[一言]
途中まで読ませていただきました。
とにかく墓穴をほって事態を悪化させるペペに読んでいて辟易しました。「~してはいけない」との忠告を無視し、考えなしに行動して結局周りの人に助けて貰うことが何回もあります。自分に力が無くて痛い目にあっても周りに多大な迷惑をかけても同じことを繰り返します。
口は悪いけれども男前で子供の面倒もしっかり見られる転生前の兎ペペの方が、生きる年数が少ないのによっぽど魅力的に映ったのは皮肉かもしれません。
物語の後半ではペペが兎時よりも成長した姿が見られることを願ってます。
  • 投稿者: 冬瓜
  • 2015年 08月04日 20時28分
冬瓜さま、ご高覧いただき、またご感想とご意見をくださいましてどうもありがとうございます><

そうですね、人間のぺぺをもっと英雄的に、魅力的に書けなかったのは私の力不足です。すみません。

ペペにはチート能力も特異な能力も何もありません。
ちょっと見習い程度の韻律が使えるだけ。
持って生まれた虹色の魂は、最長老カラウカスの分身だからです。
ウサギの時はカラウカスの影響が色濃く残っていますので、前世の方が断然しっかりしていて賢いです。
生まれたての魂でかなり世間知らずで向こう見ずな上に、
今生では師匠に溺愛されてひどく甘やかされて育てられているので
ウサギの時と比べるとかなり劣化しているのは否めません。

ぺぺにとって初めての「人生」、これからもどんどん試練が襲ってきます。
相変わらず周囲の、何度も転生している経験豊かな人に比べると力不足で
あまちゃんですが、少しずつ成長してくれると思います。
これからも彼の行く末を見守って下さったらとても幸いです。
  


  • 深海
  • 2015年 08月05日 17時58分
[一言]
 続き楽しく読ませていただきました。相変わらず脳天気なお師匠様が大好きです。ぺぺはいつも通り振り回されていますね。ご愁傷様です。二人のからみが好きなので、ぺぺが早く元気になってくれると嬉しいです。
 で、読んでいて気になったのが、「切れかけた蛍光灯」のような灰色の導師様のお怒り。怒りMAXになるのが少々遅くありませぬか?我が娘をうんぬん……いつの話だろうと思ってしまいました。ぺぺを気に入ってるようなそぶりもあったのに……。それとも一旦は許したふりをし、復讐できる時を虎視眈々と狙っていたのでしょうか。それだったら怖すぎます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 02月16日 00時00分
管理
白いちじく様、ご感想をありがとうございます!


灰色の導師の怒りについては、ご推測の通りです。
彼はぺぺのことを少しも許してなどいなかったわけで、一見怒りが収まったかに見えていたのは、兄弟子さまがずっと工房で彼にはりついていて、必死になだめすかしていたからです。
それと、フィリアがぺぺに(吹き飛ばされて殺されたにもかかわらず)かなり好意的なので、親としては非常に面白くないという気持ちもたぶんに入っているかと思われます。あの場でフィリアが泣いてかばったので、怒りがふつふつと再燃した感じですね。娘を取られるお父さんの気持ちと似たようなものでしょうか。

かなりなハンデを負ったぺぺですが、着々と回復中です。
続きの執筆、がんばりますね^^ 
  • 深海
  • 2015年 02月16日 02時33分
[良い点]
読みやすくて、感情移入がしやすいです。
主人公の気持ちがストレートに伝わってきます。
[気になる点]
ですます口調の説明文が少し堅くて読みにくい気がします。
ただ、この辺は好みなので特に気にしなくてもいいかなという気も……。
[一言]
脳天気で父性全開のアスパシオンも心配性でかわいいぺぺも大好きです。
呪殺されそうなお粥が素敵です。
続き楽しみにしています。がんばってください。
  • 投稿者: 退会済み
  • 女性
  • 2015年 01月17日 16時58分
管理
白いちじく様

ご感想ありがとうございます!
ご指摘に感謝です。
ぺぺの一人称の語り口調がです・ます調なのは、だらけた師匠の面倒を見ないと、という生真面目さとか、
周囲がもと王子だらけという環境なために湧いてくる無意識の劣等感からきているのかなぁと思います。
この語り口調でもあまり堅苦しくならないよう、読みやすくなるようがんばります>< 


  • 深海
  • 2015年 01月22日 09時59分
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