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[一言]
 素直に面白いと思いました。とっても読みやすいです。
私はこういった物語をあまり読んだことがなく、あまりいい感想を言えるかはわかりませんが、感想を書かせていただきます。
 私も他の方同様にこの物語は淡々としていると思いました。それは良いことでもあり悪いことでもあります。
淡々としていることで物語の場面描写がうまく生かされています。小説で求められるのは、読者が求めた時に求めている情報を公開することだと思います。それがとても上手です。(`・ω・´)
 しかし、淡々とした文章によって物語の重要な場面、つまりは物語中、作家さんがここを盛り上げたい!と思う場面が薄くなってしまいます。その場面はファンタジーでは必要不可欠です。例えば登場人物の台詞に!や?を付けるだけで明るくなりますよね。
 最後に、私はあまりSFを読まないのであまり参考にはしないことをおすすめします。そもそも読者の求めていることに対して、全て取り入れたものが100点ではありません。読者が100点を求めているので100点を出しても、結局は100-100=0点です。読者をギャフンと言わせる作品を作るためにはそれを越えなければなりません。その先を目指してこれからも頑張って下さい!応援してます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 03月22日 11時00分
管理

人間奈琵様。貴重な感想をありがとうございます。

淡々とした文章はデメリットのように感じていたのですが、人間奈琵様の感想を読み、メリットのように思えてきました。

問題なのは、淡々とした文章で盛り上がる場面が薄くなることということでしょうか?

100-100=0点という話は参考になりました。
やはり読者の注文を全て受け入れるだけではダメということを、改めて痛感しました。

これからは山本正純らしい淡々とした文章を生かし、盛り上げるところはきちんと盛り上げられるよう執筆活動を頑張りたいと思います。


  • 山本正純/村崎ゆかり(原作)
  • 2015年 03月22日 11時29分
[一言]
はじめまして、外宮です。

2章まで読ませて頂きました。
錬金術を使用する際の魔法陣の描写や、世界観などはとても良いと思いました。とても丁寧に書かれていて、読みやすいです。
アルケミナの合理的で冷静過ぎるキャラも、個人的には好きです。
ストーリーも面白いと思います。

ただ、他の方も仰っている通り、文章が淡々とし過ぎていて、緊迫感があまり感じられませんでした。
体言止めが多いせいでしょうか?
淡々としている事自体は悪くないのですが、緊迫したシーンとちょっと笑えるシーン(クルスが鼻血ぶーするとことかw)との、地の文による緩急があってもよいのかと。
アルケミナの口調と、地の文とか似通っているので、ずっと彼女が喋っているような印象でした。

自分も淡々としていると指摘されたことがあるので、偉そうなことは言えないのですか、地の文の文末を変えるだけでも印象が変わってくると思います。
私的な意見ですので、ちょっとしたご参考まで……。

ありがとうございました。

外宮あくと様。貴重な感想をありがとうございます。


魔法陣の描写を詳細に描こうと思い改稿しました。
そこを褒めていただきありがとうございます。

同じ文末が続くから文章が淡々としていると思い、文末を意識して改稿したのですが、まだ淡々とした印象が薄まっていないようですね。

文末のボキャブラリーが少ないため、体言止めを多用しているのですが、それが淡々とした文章になる理由だったとは、思いもしませんでした。


地の文による緩急とは考えたこともありませんでした。
是非参考にしたいと思います。

  • 山本正純/村崎ゆかり(原作)
  • 2015年 03月21日 17時31分
[一言]
すみません、素で勘違いしてました。句点ではなくて「、」なので、読点ですね。すみません。
「、」が少ないなと言いたかったです。
本当にすみません。
分かりました。読点増やします。
  • 山本正純/村崎ゆかり(原作)
  • 2015年 02月17日 15時59分
[良い点]
描写や文体がしっかりしている文章であると感じました。
[気になる点]
句点が少ないという印象です。
紙媒体ならばそこまで気にもならないと思うのですが、ネットだと隙間が少なくて読みづらく感じてしまいます。
同じ語尾で終わる文章が続いている部分があり、それも淡々とした印象を与える原因かと思います。解説文を読んでいるような。

[一言]
一章を読みました。
こういった淡々とした文章は好きなので、さくさく読めました。
大したこと言えなくてすみません。

あさじ様。貴重な感想をありがとうございます。

句点が少ないとは気が付きませんでした。

同じ語尾が続いているのも淡々とした印象を与える原因ということですか。

大変参考になります。今回分かった改善点を参考にして、改稿作業を続けたいと思います。
  • 山本正純/村崎ゆかり(原作)
  • 2015年 02月17日 05時05分
[一言]
推理小説を主体に読まれている方らしい淡々と描かれている作風は新鮮でした。
一方で、やまみひなた様がご指摘のように「大事が起きている雰囲気がしない」という印象を受けるのも、また事実です。
では、どのようにした方が良いのだろうなという問題なのですが、僕個人は描写や世界観で攻める方をお勧めしますね。
良い例が「第十一話 村の日常」の冒頭かと思います。
「その村は塔の内部にあるのにも関わらず(以下略)村の地面に足を踏み出した。」

山本正純様は推理小説を主体に読まれている方という事もあり、場面描写は得意にされていると思うのです。
台詞は淡々としつつ、場面描写はリアルに、且つ、時には緊迫感を感じられるように描かれたら良いのかと。
この形式ならば現状の作品に追加する形で済むため、キャラクターをいじる必要性は薄れるのも、僕が推す理由ですね。
キャラクター性や台詞の問題は「第三章 パラキススドライの怪人編」まで読み進めますと、第二章までとは明らかな変化が見えました。
そういう意味では、アルケミナとクルスの二人が今一つ動き切れていないのも大きいのかなぁ。

ところで話は変わりますが、最初に作品を読んだときファンタジー作品というよりSF作品という印象を受けました。
だから、どうだという訳ではありません。
ただ、そのように感じた所為か、「第一章 アルケミナ編」の部分がもう少し広がりのある描写があったとしたら面白いなと感じました。

色々まとまりなく書きましたが、初めて見るタイプの作品なので僕自身なんとも言いきれないのも大きいですね。
良い意味で未知の作品なのです。
途中でも御指摘しましたが、この作品はファンタジー作品を参考にするより純粋なSF作品を参考にした方が良いのかもしれません。
ということから、ある方の作品を御紹介させてください。
その作品とは、守分結様の「惑星ファルファーレ」シリーズです。
作品の方向性は異なりますが、なんとなく文章が似ているのも御紹介する理由かな。

あまり的を射た御指摘を書けず申し訳ありません。
山本正純様の、今後のさらなるご活躍を期待しております。
  • 投稿者: 大本営
  • 男性
  • 2015年 02月14日 20時11分
大本様。貴重な感想ありがとうございます。

場面描写が得意という強みを活かして、淡々としたストーリーを破壊しようという作戦は参考になりますね。

キャラクター性やセリフに関する問題ね答えは、第3章以降のストーリーに隠されているようですね。

ファンタジーというよりはSFに近いという意見は的を射ています。この作品の題材である錬金術と科学は関係があるというのも理由の一つですが、ファンタジーの世界観に研究者というポジションの登場人物が存在すること自体が稀なことだからというのが一番な理由なのでしょう。
ファンタジーではなく、正確にはサイエンスファンタジーというジャンルになるのかもしれません。

ご紹介された、守分結様の「惑星ファルファーレ」シリーズは早速読ませていただきます。
良い教材を紹介していただきありがとうございました。

最後にここまで長文な感想を頂戴していただきありがとうございました。
  • 山本正純/村崎ゆかり(原作)
  • 2015年 02月14日 20時42分
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