感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
自分の好きな椿を送ってきた東野の行動について咲が父親の入れ知恵だと察しつつも興味を覚え、後は相手のペースに乗せられていく展開が良かったです。
障子越しに咲の行動を東野がしたたかに見て取る場面のやり取りにも妙味があります。
[気になる点]
「時代考証的な面にはこだわらないで欲しい」という趣旨をタグでも拝見しましたが、読んでいてやはり違和感が拭えませんでした。
文のやり取りをして本来は御簾越しに男女が逢うという時代設定は平安時代風でしかも舞台は「都」とありますが、ヒロインの「咲」、女房の「松島」というネーミングは江戸時代の大奥風なのでどうにもちぐはぐな感触を受けました。
平安時代風ならヒロインの名はせめて「咲子」と「子」を付けるべきだし、女房も「式部」「納言」等、当時の官職風にした方が似つかわしいのではないでしょうか。
また、物語の進め方にしても丁寧に描くべきところを端折った説明で終わらせていたり、当初の設定を掘り下げずに放置していたりする点が目に付きました。
>東野正昭と文のやり取りをし初めて、そろそろふたつきほど。
> 彼は実に変わっていた。今までの殿方は咲が返事を返さなくても、また文を送ってきた。
> しかし、彼は咲が返事を受け取るまでこちらに文を寄越さない。
> だから1ヶ月のやり取りで、彼と交わした文は週に二回程度。
この辺りは端折らずに掘り下げて描いて欲しいところです。
東野が最初に椿を送ってきたのは上司である咲の父の入れ知恵だと咲本人も察しているのに、後の展開にこの父親が全く絡んで来ない点も気に懸かりました。
「脳内再生」「変態」等の今風な言い回しもこの題材に関してはいただけません。
「頭の中で蘇る」「狂っている」等、時代物でも通じる言い回しを使うべきだと感じました。
[一言]
色々書きましたが、本編を興味深く拝読した結果としての感想であり、意見であることをご理解いただきたいです。
自分の好きな椿を送ってきた東野の行動について咲が父親の入れ知恵だと察しつつも興味を覚え、後は相手のペースに乗せられていく展開が良かったです。
障子越しに咲の行動を東野がしたたかに見て取る場面のやり取りにも妙味があります。
[気になる点]
「時代考証的な面にはこだわらないで欲しい」という趣旨をタグでも拝見しましたが、読んでいてやはり違和感が拭えませんでした。
文のやり取りをして本来は御簾越しに男女が逢うという時代設定は平安時代風でしかも舞台は「都」とありますが、ヒロインの「咲」、女房の「松島」というネーミングは江戸時代の大奥風なのでどうにもちぐはぐな感触を受けました。
平安時代風ならヒロインの名はせめて「咲子」と「子」を付けるべきだし、女房も「式部」「納言」等、当時の官職風にした方が似つかわしいのではないでしょうか。
また、物語の進め方にしても丁寧に描くべきところを端折った説明で終わらせていたり、当初の設定を掘り下げずに放置していたりする点が目に付きました。
>東野正昭と文のやり取りをし初めて、そろそろふたつきほど。
> 彼は実に変わっていた。今までの殿方は咲が返事を返さなくても、また文を送ってきた。
> しかし、彼は咲が返事を受け取るまでこちらに文を寄越さない。
> だから1ヶ月のやり取りで、彼と交わした文は週に二回程度。
この辺りは端折らずに掘り下げて描いて欲しいところです。
東野が最初に椿を送ってきたのは上司である咲の父の入れ知恵だと咲本人も察しているのに、後の展開にこの父親が全く絡んで来ない点も気に懸かりました。
「脳内再生」「変態」等の今風な言い回しもこの題材に関してはいただけません。
「頭の中で蘇る」「狂っている」等、時代物でも通じる言い回しを使うべきだと感じました。
[一言]
色々書きましたが、本編を興味深く拝読した結果としての感想であり、意見であることをご理解いただきたいです。
感想ありがとうございます^^
時代考証がおかしいのは自サイトに掲載していた頃より言われていた事でしたので覚悟していました(笑)
詳しく指摘して頂いてわかりやすかったです。ありがとうございます。
なにせ高校生の幼い知識の中で書いたものですので、自分としても大変恥ずかしく……。
とりあえずの知識で書きなぐった記憶しかありませんので、かなりの自己満作品となっております。こんなものに興味を持って、しかもわざわざ感想まで頂けてとても光栄です。
ありがとうございました!
時代考証がおかしいのは自サイトに掲載していた頃より言われていた事でしたので覚悟していました(笑)
詳しく指摘して頂いてわかりやすかったです。ありがとうございます。
なにせ高校生の幼い知識の中で書いたものですので、自分としても大変恥ずかしく……。
とりあえずの知識で書きなぐった記憶しかありませんので、かなりの自己満作品となっております。こんなものに興味を持って、しかもわざわざ感想まで頂けてとても光栄です。
ありがとうございました!
- 天嶺 優香
- 2014年 05月11日 19時13分
― 感想を書く ―