感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[良い点]
物語に、哀しみと愛と希望が盛り込まれていてすばらしい作品でした。ラスト母が助けるところ感動しました。きっと、今の社会の中で、このようなことがあると思います。人は、干渉されることにおびえて、でも、干渉されたくて生きているのではないでしょうか。無になろうとしてる方にあたたかい手が届きますように。亮太、良かったね。
[一言]
文体の構成技術的なものを低中高で表すとしたら、高度だと思いました。現代の精神的ストレス社会もあり、昔話のような悪いことしたら・・・など語り口が今と昔であったり、登場人物の今と過去、深い闇から明るい日ざしというように、内容も素晴らしいし、構成も素晴らしい。そして、題名が「白線」線でつながってるのがいい!!
  • 投稿者: じゅに
  • 2014年 12月26日 21時00分
ありがとうございます。
医療モノという慣れないジャンルでの執筆でしたので、自分の中では自信の持てない作品だったのですが、良い印象を持っていただけたのなら物書きとしてこれ以上の喜びはありません。
この感想を土台にこれからの執筆活動にも繋げていけたらと思います。
重ね重ねありがとうございました。
[良い点]
はじめまして。
「文学」ジャンルにふさわしい作品だと思いました。
前半は何が起こっているのかわからない不安に煽られ、ぐんぐんと作品世界に引き込まれていきました。原因と治療法がわかってからの描写も単調にならず読み進めることができました。
[一言]
なろう内でのいわゆる人気ジャンルに興味が持てず、文芸小説らしい作品を探していて、この作品に出会いました。
ほかの作品も読ませていただこうと思います。
 感想、ありがとうございます。
「白線」はこれまでテレビドラマでは表現してこなかったような少し変わった「医療モノ」に挑戦してみた作品です。
 苦心した作品ということもあり、少し不安になりながらも投稿したところがあるのですが、楽しんでいただけたのなら光栄です。
 霜月さんの小説も時間があれば読んでみたいと思います。
 重ね重ねになりますが、本当にありがとうございました。
[良い点]
最後まで丁寧な文章が貫かれており、非常に読みやすかったです。特に〔純白〕のパートでは、特殊な世界であるものの、まったく戸惑うことなくその世界に没入することができました。
[一言]
完結おめでとうございます。以前は大口叩くようなことを言ってしまい申し訳ありませんでした……
ラストシーンは何だか閉じられていた扉が開かれたような気持ちになり、心地良い読後感に浸れました。自分の知らない世界をまた一つ見つけてしまったような気がします。数多き読者の中の一人として、ありがとうございました。
  • 投稿者: 水野 洸也
  • 男性
  • 2014年 10月05日 13時34分
 こちらこそ、ありがとうございます。
 この物語は「病院」という舞台で自分がどれくらい表現できるのか、ということに挑戦した作品です。
 テレビドラマでは半年に一回くらいのペースで医療モノが出てきますが、自分にはどうも全部一緒に見えてしまって…… もう少し違った視点から医療を描けるのではないかと思い執筆した次第です。
 とはいえ私自身、別に医師免許を取得しているわけでもないただのど素人です。書き上げることはできたものの、ちゃんと病院をメインにすることができたか自分でも怪しいです。
 ですが、自分なりに納得のいく作品ができたと思います。水野さんからの感想も今後の執筆活動をする上で、とても励みになりました。
 水野さんの作品もまた時間があれば読んでみたいと思います。タイトルだけで気になっている作品が幾つかあるのです。
 本当に、ありがとうございました。

 
[良い点]
 文章が洗練されていて、とても読みごたえがあります。言葉の置き方に達人めいたものさえ感じられます。
[気になる点]
 まだ完結していないのであまり声を大にして言えないのですが、結末がちょっと不安かな、と思っています。このまま静かに進行していき、その流れのままに終わってしまうのではないか。一読者としては、何か大きな山場があってほしい……というのが本音です。
[一言]
 こんにちは。先日は僕の作品を読んでくださってありがとうございました。ある程度たまったら見てみようと思い、今回この「白線」を読んでみました。病院も白い世界も、「死」を連想させる点では同じですが、語られているものは全然違っており、その対照が魅力的でした。文章も読みやすくて、読者への配慮が感じられます。

 ただ、上にも書いたように、結末がどうなるのか気が気でなりません。幻想的で、ちょっぴりグロテスクな世界観はたまらないのですが、もう一つ何か「逸脱」が欲しいところです。
 たとえば、『衛星第二号』。アイデアはとても面白いのですが、展開が今一つ盛り上がらなかったように思えます。主人公は観察するだけで、それについて積極的なアプローチは行ないませんでした。それはそれで余韻の残る終わり方ではあるのですが、何かしっくりとこない。
 ですので、ふとその物語を思いだしたときに感じる、衝撃とか混乱とかいったものが今後は必要になるのではないか、と思いました。
  • 投稿者: 水野 洸也
  • 男性
  • 2014年 07月23日 17時50分
 感想ありがとうございます。
 現在、『白線』の終盤部分を執筆しています。詳しいことはまだ言えませんが、きっと水野さんのご期待に添えられる形にはなっているかと思います。
『衛星第二号』のような短編では、私自身、落ちをはっきりと言わず、物語に余韻を持たせる感じで終わるというスタンスをとっています。そのため、読者の方には「何が言いたいのか、よくわからない」と言われてしまうことがあります。ですが、私自身そこのスタンスはあまり変えたくないという思いがあるので、そこのところは申しわけないと感じています。
 しかし、連載の場合は別です。「散々話につきあってやったのに、結局よく分からずに終わった」。というのは、あってはならないことです。そのため、『衛星第二号』とは違う姿勢で書いているということをご了承くださればと思います。

 追伸:水野さんの『闇に煌めいて、君は微笑んで』ですが、タイトルに衝撃を受けました。美しい表題で、読む人の心を駆り立てると思います。
 続き、楽しみにしています。
↑ページトップへ