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現実社会のほうが先行してしまい、小説内容については、ことさら目新しさがない。ないならそれを表現で補ってほしい。
現実社会のほうが先行してしまい、小説内容については、ことさら目新しさがない。ないならそれを表現で補ってほしい。
- 投稿者: SSIGEE3913
- 50歳~59歳 男性
- 2009年 02月05日 10時01分
[一言]
評価依頼承りました、ロム虫です。評価が遅れてしまい申し訳ございません。
今回この作品のようなホラー、あるいはサスペンス系の小説が初めての作品と言うことでしたので、すこし厳しく見させていただきたいと思います。
まず、文章評価です。この作品は、おそらく世界観からいうとサスペンスというよりはホラー小説の部類に入るのでしょう。その視点で文章を見ていきますと、まず文章の色気が足りないような気がしました。ホラー小説にある独特の文章の色気が、この作品にはほとんど見られませんでした。そういう作家さんもいらっしゃるんでしょうが、それは小説の世界観を生かしているからこそ成り立っているのではないかと思います。今回のこの作品においては、殺しているわけではありませんが、決して生かしているとは言い難い状態です。プラス要素がほとんど無いので、普通のレベル、悪く言うと平凡なレベルという意味で三つ星にさせていただきました。
続いて作品評価です。ホラー、サスペンス小説をかくアマチュアさんに多いのですが、その小説がただ気持ち悪いだけになっていることがあります。今回の作品もそれに該当しているように思えます。設定が悪いわけではありませんが、狂人の犯罪行為など、この作品にちりばめられた要素の多くが使い古されてきた設定です。だからこそ自分自身の持つ面白いプラスアルファの要素、他に見ないような設定を盛り込み、生かす必要があるのですが、今回はそれもあまり見られませんでした。あるいは使い古された物語の骨組みでさえ面白く見せる表現力などがあっても十分評価に値するものですが、この作品はそういうわけでもありません。
無論、何かが悪いわけではありません。ただ、魅力がほとんど無い以上、面白いと読者が思えるはずがありません。ホラー作品などの標準的なレベルから比べて低い水準にあるように思えましたので、星は二つをつけさせていただきました。
一つ個人的に気に入った点を挙げますと、物語の最後の件です。友人の徘徊癖を最後に指摘する男。ここにはユーモアを感じ、素直に面白いと思いました。
プロット構成のアドバイス、ということですが……一概にこうだと言えるものではないのですが、やはり面白いと思ったものは必ず書き留めることでしょうか。自分の思い描いている物語で使えそうに無いと思っても、もしかしたら別の物語で使えるかもしれませんし、あるいは路線変更をしてそのまま利用することもできるかもしれません。人間は忘れる生き物なので、一番効くのはやはりこれではないでしょうか。
私自身、プロット構成などまだまだ試行錯誤中の身なので、あまり偉そうなことは言えませんが。
評価依頼承りました、ロム虫です。評価が遅れてしまい申し訳ございません。
今回この作品のようなホラー、あるいはサスペンス系の小説が初めての作品と言うことでしたので、すこし厳しく見させていただきたいと思います。
まず、文章評価です。この作品は、おそらく世界観からいうとサスペンスというよりはホラー小説の部類に入るのでしょう。その視点で文章を見ていきますと、まず文章の色気が足りないような気がしました。ホラー小説にある独特の文章の色気が、この作品にはほとんど見られませんでした。そういう作家さんもいらっしゃるんでしょうが、それは小説の世界観を生かしているからこそ成り立っているのではないかと思います。今回のこの作品においては、殺しているわけではありませんが、決して生かしているとは言い難い状態です。プラス要素がほとんど無いので、普通のレベル、悪く言うと平凡なレベルという意味で三つ星にさせていただきました。
続いて作品評価です。ホラー、サスペンス小説をかくアマチュアさんに多いのですが、その小説がただ気持ち悪いだけになっていることがあります。今回の作品もそれに該当しているように思えます。設定が悪いわけではありませんが、狂人の犯罪行為など、この作品にちりばめられた要素の多くが使い古されてきた設定です。だからこそ自分自身の持つ面白いプラスアルファの要素、他に見ないような設定を盛り込み、生かす必要があるのですが、今回はそれもあまり見られませんでした。あるいは使い古された物語の骨組みでさえ面白く見せる表現力などがあっても十分評価に値するものですが、この作品はそういうわけでもありません。
無論、何かが悪いわけではありません。ただ、魅力がほとんど無い以上、面白いと読者が思えるはずがありません。ホラー作品などの標準的なレベルから比べて低い水準にあるように思えましたので、星は二つをつけさせていただきました。
一つ個人的に気に入った点を挙げますと、物語の最後の件です。友人の徘徊癖を最後に指摘する男。ここにはユーモアを感じ、素直に面白いと思いました。
プロット構成のアドバイス、ということですが……一概にこうだと言えるものではないのですが、やはり面白いと思ったものは必ず書き留めることでしょうか。自分の思い描いている物語で使えそうに無いと思っても、もしかしたら別の物語で使えるかもしれませんし、あるいは路線変更をしてそのまま利用することもできるかもしれません。人間は忘れる生き物なので、一番効くのはやはりこれではないでしょうか。
私自身、プロット構成などまだまだ試行錯誤中の身なので、あまり偉そうなことは言えませんが。
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