感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
良い雰囲気ですね。
言葉の選び方にセンスを感じます。

>吹き出した煙で散乱される街灯の光は、まるで雨上がりの雲間から架かる”天使の梯子”を想起させた。

紫煙と街灯で"天からの光"を連想したり


>太陽が半分も隠れた頃に、同じく西の空に浮かぶ光の陰がある。

“太陽”と“光の陰”の対比が美しく


>腕時計は見なくていい。 空の時計が僕の主観時間を刻んでくれる。
>だから、僕は一時たりとも待っていないのだ。

星の並びの動かぬ事と、自らの心の動きを重ねられる、その「想いの確かさ」に


>月、僕、あの娘が並んで作る位置関係は、まるで皆既日食なんだ。

天(そら)を見上げ地の影を追う、その先に“彼女を見つけて”腑に落ちる所とか。

とても、好きです。
[一言]
無粋を承知で。

>月、僕、あの娘が並んで作る位置関係は、まるで皆既日食なんだ。

この並びだと、皆既月食に成るかなぁ…と
思ってしまいました。

でも。
「僕、月、あの娘」だと、皆既日食には成っても“月が邪魔”になってしまうんですよね……悩んだろうな、と勝手に想像してしまいました。

水平線で月と太陽の追いかけっこを見て
“太陽になれなかった星”木星を想う。

すごく素敵でした。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2014年 07月02日 21時54分
管理
↑ページトップへ