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[気になる点]
綾は、幸兄が実の母親に襲われた末に出来た子供ということ?
[一言]
このシリーズの短編をいくつか読んでみてこの連載を読みました。
みんな青春だなーくらいの感想から一気に重くてビックリしました…。読みごたえありましたがね?ちょっと差がスゴーいってなりました。
でも、転生物って軽いのがおおいなかこれは現実味があって文章も凄いなと思いましたし、自分に活をいれる意味でも読んでよかったです。三人で支えるって所がよかったです。いろんな形の関係がありますもんね。モヤモヤもありますが、
本当に主人公は更なる特上の幸せをと願いますしなるでしょう。それにて終わりが一番ですね。とっても面白かったです。
大変な時期なのでお体にご自愛ください。
  • 投稿者: 赤留
  • 2020年 04月01日 23時27分
[良い点]
転生というジャンルにおいて軽視されがちな前世との向き合い方に切り込んでしっとりと描かれた丁寧なお話でした。
彩香の幸せがあるべきかたちに収まり、ほっとしています。
[気になる点]
藤野美智があまりにも可哀想すぎる。
元が乙女ゲーの主人公足る人物だから綾と幸兄のことさえなければほどほどに幸せを掴めたかもしれないのに、完全にとばっちりで人生を台無しにされ、人格を歪められ、綾に比べられ続け、最後の希望である(と信じ込まされた)乙女ゲー攻略が他ならぬ綾に邪魔され、恐らく五年以上もかけて人格をぶっ壊され、そのまま非業の最期を遂げる羽目になるという。
綾と幸兄の間に通っていた歪んだ愛すらなく綾と同じ目にあわされ、実の家族は高浜両親と同レベルの奴等で、しかも幸兄(善)や桂吾に相当する人物もいないとなるともう、普通に考えて綾より遥かに過酷ですよね。そんな境遇におかれたこの子が、どうして彩香のように救われなかったのか。

これで彼女が純粋悪か、元から本当に欲望丸出しの転生女ならまだしも、好きでヤマタノビッチになったわけでも逆ハーしたかったわけでもなく、幸兄から逃れたかった、あまりにも過酷な環境を現実と認めたくなかった、この地獄のゲームから出たかっただけって、もう可哀想で可哀想で……。
たまたま綾に声が似ていて、たまたま綾のやってた乙女ゲーの主人公と同じ名前だったというだけでなんの罪もこの子が、なんで全く無関係の綾と幸兄の負債を背負わされて、不幸のどん底のまま地獄に落ちなきゃならんのかと。
そりゃあ彩香を殴らせたり階段から突き落としたりしたけど、美智が綾に背負わされた不幸と、綾が美智に負債を押し付けて満喫してる幸せとを差し引きしたら全然釣り合ってない。

当の幸兄と綾は彩香の息子の名前として供養されてる感じなのがまたモヤモヤを加速させるんですよね。絶対に美智には供養してくれる人も、取り乱すほど泣いてくれる人なんかもいないのに。

全く無関係のただの女の子である美智をこれだけ不幸にしておいて彩香は幸せでめでたしめでたしってのが引っ掛かって今一つの読後感でした。
不幸の分幸せになってもいいというのなら、美智も転生して思いっきり幸せになってほしいものです。
[一言]
結局、発端である怪しい乙女ゲーはなんだったんでしょうね。誰がなんの目的でどのように? 綾が会った男性というのが怪しいですが……。

また、親子であること自体に怯え、未だに悪夢を見て苦しんでる彩香が、あえて息子たちに忌まわしい前世兄妹の名前をつけるのでしょうか。ただでさえ不安定なんだから、皆、余計な不安要素は排除しようと名前にも配慮しそうなものですが……あえて『兄』の方に『綾』の名前を与え、弟に『幸兄』の名前を与えたあたりを乗り越えようとする努力としてもなんだか腑に落ちない。

美智に関する批判が多くを占めてしまいましたが、そこを除けば作品として素晴らしいものだったと思います。

ありがとうございました。
ブラッディ様
感想ありがとうございます。

藤野美智に関しては、作中であまり言及していないようにしたのでしわ寄せを受けて不幸なだけ、に見えたかもしれません。
けれど、美智と幸兄のその後を考えた時、彼女は他の道を選ぶ機会があったとしても敢えてあの場所を離れないだろう、と思ったのであの形となりました。
子供達の名前に関しても、彩香自身が「どんな過去もひっくるめて自分自身だ」という主義であり、過去に起こった事を「なかった事にして忘れる」のではなく「折り合いをつけて生きていく」事を望んでいたからこそ、つらい思い出につながるだけではなく幸せにもつながる言葉、にしていくための命名だと考えています。
とはいえ、どんな解釈をするかは読んでくださった皆様それぞれの感性によるものですし、伝えきれなかった私の表現力不足なのでしょうが(苦笑

ゲームや謎の男に関してはあえての投げっぱなしです。あれこれ想像してもらうのも楽しいかな、と。

とても丁寧に作品を読み込んでくださったのが伝わってくる感想をいただけて嬉しかったです。
こと、美智は嫌われる役どころだったのでこんなにも案じてくださる方がいるのは、作者としてとても幸せです。どんな立ち位置のキャラクターでもみな愛着がありますから。

本当にありがとうございました。
[一言]
完結おめでとうございます。
痛い葛藤をしながらも、丁寧な言葉で綴られていくこの物語がとても好きでした。
彼らを幸せにしてくれて、完結まで導いてくださったこと一読者として嬉しいです。
長らくの連載お疲れ様でした。
  • 投稿者: くうねる
  • 18歳~22歳 女性
  • 2015年 06月22日 00時26分
くうねる様
感想ありがとうございます♪

彩香を初めとして、色々抱えていたので痛いシーンも多かったですが、みんな最後には自己主張して幸せをつかんでいきました。
作者としてもキャラには幸せになって欲しいのですが、嫌がる子も中には……。
今回のキャラ達は比較的素直で助かりました(笑

作品に最後までお付き合いくださり、キャラ達の幸せを喜んでいただけ、とても嬉しいです。
長らくのお付きあい、本当にありがとうございました♪
[一言]
完結おめでとう御座います。
前世の記憶が甦ったとして、どうなるかは本人の性格とその時の環境で様々なのでしょうね。
完全に人格を乗っ取られる場合もあれば、単なる知識に留まる場合もある。
ただ、同じ世界なのに少しだけ後の時代、しかも前世とごく近いところに生まれ変わったとなると、色々面倒になりそうです。
全く違う世界とか時代であれば良くも悪くも記憶のみで済むのに、前世のしがらみをかなり引き継いでしまうので……
仮に前世がバレなくても、頻繁に記憶を刺激されるので生き難いというか。
この作品はきっとそんなお話で、彩香が気にしないでいられるなら高浜家がどうであっても何ともないのに、そうはいかないから苦しんだわけでしょうし。
最終的に彼らは自滅しましたが、この顛末にも綾は関係あったとしても彩香はほとんど関係ない感じでした。
しかし、苦しまずにはいられないのが因果ですよね。
他の三人はともかく、藤野はああいう風にされた犠牲者でもあるので可哀想な最期だったと思います。
彩香は長く苦しみ続け、今後も完全に傷が癒えることはないでしょうけど、素敵な家族に囲まれて今後も幸せに生きていけそうな幕引きで良かったです。
  • 投稿者: 冬海
  • 2015年 06月15日 02時14分
冬海さま
感想ありがとうございます♪

彩香は、転生もの多いけど昔の人生そう簡単に割り切れるもの? という作者の疑問から生まれたキャラなので、彩香が過去といかにしてむきあうか、が主題になっていました。それと、良くも悪くも過去は変えられずリセットもきかない、という事。
彩香は一度懐に入れた相手はとことん大事にするので、高浜綾を過去として割り切る事ができずにその分苦しんだのでしょう。

高浜と藤野美智の最後に関しては、作者的にはあるべき形に落ち着いた、という気がします。
ある意味、藤野は桂吾と出会わなかったら綾が歩んだだろう道を歩いていたので。

確かに彩香の抱えた傷は癒える事はないでしょうが、それでも彼女は傷を負っている事をも含めて受け入れてくれる家族を得て、幸せなのだと思います。
幸せな事ばっかり増えていく、と考えられるのですから。

長い作品に最後までお付き合いくださりありがとうございました♪
[一言]
完結、おめでとうございます!
いやあ、一足飛びに奥様までかと思いきや、お母さんまで行きましたね!おばあ様まで行ったらどうしようかと(笑
堪能させていただきました。
酒場での桂吾さんは、大人の付き合いの理想ですね。普段は家で会う親戚、兄弟に酒場で会ってうちでは話せないネタを話してみる。「大人になったらしたいこと」っぽいところが好きです。
雅浩兄さん、どこまでも妹好きだな! そして4姉妹の父ですか!!そういう運命ですねぇ。少なくとも3人は嫁に行っちゃうんですねぇ。嫁に行く時泣くかしら、父は。
椿さんの婚約者っぷりも見たかったですねぇ。なかなかに面白そう(笑
そして、克人兄さん・・・ち、隙がない。
ラブラブだわ、溺愛しているわで、掻っ攫えそうもないとこが可愛くないわあ(笑
安定の強さを見せつけて、最後逃げ切った!という感じです。悔しいが彩香ちゃんには、この安定感が必要なのでしょう。
楽しませていただきました!大好きなキャラたちのお話を毎週読める楽しみにどっぷり浸らせていただきました。
心より、ありがとうございます!
幸せなキャラたちの姿をありがとう! 番外編もできればよろしくお願いいたします。
お疲れ様でしたー!
おーもり海岸 さま
感想ありがとうございます♪

さてエピローグは……と思った時、彩香が自分の子供とお茶をしてる姿が思い浮かんだんですよ。なので、そこから綾人君誕生。
綾人と幸也は彩香さん大好きです(笑
ちっちゃい頃は克人兄様が彩香を独占してる、ってぶーたれてたに違いない!

桂吾と彩香の関係は、外で会う方がしっくりいくかな、と思ってバーにしました。本当、二人はそんなイメージなんですよね。

雅浩兄様はさり気なく子沢山(笑
ぐずる娘を寝かしつけるスキルが高いので、かなり育児に積極的なお父さんになりそうです。
椿さんは……。きっと、一癖二癖ある婚約者だったでしょうね(苦笑
なにせほら、彩香と長年親友やってられるくらいですから。

克人兄様は基本彩香溺愛ですね。彼自身が彩香大好きな上、べた甘に甘やかしてないとすぐ変な勘違いして泣き出す彩香が相手ですから(苦笑
不安がらせないために、とことん甘えさせて好きだのなんだの、繰り返してすりこもうと必死(笑
でも、そういう事をやってくれる克人兄様だからこそ、彩香も安心できるんでしょうね。

番外編は正直まだ白紙なんですよねぇ。初期設定版を投稿しようかとも思ってたんですが、別物になりすぎてるし、克人兄様も桂吾さんも出てこない別設定連載とか投稿するのは怖いし、ネタもだいぶかぶる(苦笑

楽しんでいただけたようで嬉しいです♪
長い作品に最後までお付き合いくださりありがとうございました♪
[良い点]
完結おめでとうございます〜
綺麗に終わってとてもよかったです!

それぞれの子供が出来て子供達の交流まで始まれば
やっと彩香さんも心から安心できるかもしれませんね
(というかそこら辺のお話を番外編等で読んでみたいです

信じ切れないのは冷めてしまうかもしれない
温かい夢かもという風にかんじてるのかもと。

思考と感情を切り離して客観視できる方だから、ふとそう感じてしまうこともかなと感じました
(まあそうでなければ自分に起きていることを冷静にプロファイリングできないでしょうし
  • 投稿者: kimukou
  • 2015年 06月14日 15時43分
kimukou さま
感想ありがとうございます♪

彩香は、幸せな時間は必ず不意に壊される、と思い込んでいるので、なかなか安心できないんでしょうね。
でも、自分や大好きな人達の子供、という大切に思える相手が増えれば増えるほど、すべてが消えるわけじゃなくて遺されるものがある事に気付けるんじゃないかな、と思っています。
冷静さ故にひたるのは難しくても、堪能はできますからね。

番外編は現在のところ、全くの白紙なので書くとも書かないとも言えません(苦笑

長い作品に最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました♪

[一言]
完結おめでとうございます!
楽しく読ませていただきました。
  • 投稿者: 柊 氷雨
  • 15歳~17歳
  • 2015年 06月14日 10時22分
猫の本屋さん様
感想ありがとうございました♪

長くなりましたが、ようやく完結まで持って行けました。
楽しんでいただけたようで、嬉しいです♪

長い作品に最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました♪
[良い点]
表現力、構成力が卓越してると思います。登場人物が魅力的です。続きが気になってしまう展開、作品世界に引き込まれる文章力です。
[気になる点]
無し。
[一言]
完結おめでとうございます。
番外編を期待しています。高浜家の最後を幸兄様視点で見たいです。
ハッピーエンドで嬉しい。何かまだ仕掛けが有るかとドキドキしながら読みました。
  • 投稿者: 菊ぞぉ
  • 2015年 06月14日 09時50分
菊ぞぉ様
感想ありがとうございます♪

褒め殺しにてれまくりです。
書いている本人は案外行き当たりばったり勢い任せなので、構成をほめてもらえると嬉しいやら恥ずかしいやら、あわあわです。

番外編は今のところ未定……というか、この作品自体が初期に書いた短編から派生した別設定版、という感覚なので、いずれ初期設定案の原稿に手を入れて投稿してみるのも面白いかなぁ、と思ってはいたんです。
ただ、あれはもはや完全に別の話なので、投稿するにしてもしばらく期間を空けてからにしないと、こちらのキャラに引きずられてしまいそうで(苦笑

長い作品に最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました♪
[一言]
完結お疲れさまでした。最初はよくある乙女ゲームの転生モノかな?と気楽に読んでいましたが、話が進むに連れて複雑な背景が見えはじめて戸惑いました。綾と彩香の人生が続いてリンクしていて、SFチックな不思議な螺旋を感じさせられました。切れたモノが繋がり違う方向に進んでいく様子を最後まで読まされてしまいました。
誰を選ぶのか?というのも結局は誰も離れない選択でしたが、彼女を支えるためというのには納得でした。
どのように着地するのかと思ってましたが、高浜をこういう終わりにしたのにも驚きましたが、やはりという気持ちもありました。
長いお話でしたが面白かったです!
  • 投稿者: ひより
  • 女性
  • 2015年 06月14日 09時33分
ひより様
感想ありがとうございます♪

そうなんですよね、当初は、最近乙女ゲーム物多いしちょっと書いてみるか、っていうのりだったんですよね。
ですが、そうして書き始めてみたら、前世の記憶がある=自分が死に至った理由を知っている、というのが何やらひっかかって、そう簡単に終わった人生に見切りがつけられるものなのかな? と。特に現代が舞台のゲームであればなおのこと。
そのひっかかりから生まれたのが、この話しでした。
リセットされたから今度こそうまくやろう、って、人生にはリセットボタンなんてないだろう、それまで積み上げてきたものを下地にやってるのに都合の悪い事にはフタして忘れてオッケー、は違うでしょ、なんて思ってしまったんですよねぇ。
高浜に関しては、明確な終わりがないと彩香の中で過去を過去として整理しきれないだろうな、というのと、幸仁のその後を考えた結果、ああなりました。

長い作品に最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました♪
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