感想一覧

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[良い点]
☆召喚アフターものは、比較的数が少ない
シナリオ的にレアである

☆シチュエーション的には、かなりおいしい

☆最初のエピソードとして妹攻略?に絞り込んでいるところがよい
あれこれ並行して進めるよりも、話がわかりやすいし多分書き易い

☆妹に見直される的なエピソードは素直に面白い
別に妹萌えとかはないが。

☆戦争帰りのPTSDは(不謹慎ながら)作品のネタとしては面白い
ただし現状、後述する不自然な点もある

☆召喚アフターものだが強力過ぎる特殊能力を(今のところ)持っていない
直感って微妙だけど面白い
[気になる点]
☆プロローグが薄すぎる
これは、あえて薄くして小出しにするつもりなのだろうとは思うが、それにしても薄すぎるので、いまいちPTSDネタに読者として乗っていけない
この種のネタは、はやり主人公がどんな悲惨な経験をしたかある程度認識が無いと、読者としては流れに乗っかれない
この物語であれば後半の伏線にひっかからない程度にプロローグでそれなりの内容を載せてしまっていいかなと
かなりの長文になってしまうか、複数話に分かれてもいいと思う

☆PTSDネタとして気がついたら包丁もってるとかは……ない
別に夢遊病ってわけではないので、普段使う習慣の無い台所にある包丁を自覚無しに持ち出すってのは無理がある
例えば……
・丸腰でランニングに行こうとして怖くなって包丁を持ち出そうとする
・普段ベッドの横に武器を置いているとかそういう習慣があって、そこにたまたま包丁があったので、そのまま持ち出した(これもちょっと無理があるかな)
・何か包丁を使う必要があって、使った後でそのまま懐にしまって武器のつもりになってた
みたいに、直接的なトリガーや心的な要因・状況が無いと、PTSDだから何でもありにはならない

☆展開を急ぎすぎ
全体的にいえる事だが、トントンと話が進んでしまうので感情移入する間が無い
もっと状況や心情の説明を厚くしてもいいのではないかと思う
各話のボリュームが倍くらいあって丁度良いかも?

☆おしゃれをする気になった経緯が不明瞭すぎ
主人公が唐突に金をかけておしゃれをする理由が全く説明されてないのでわからないので行動として不可解
六話の落ちに繋げたかったのはわかるけど。

☆上の関連で、整髪料で髪の毛逆立ってるくらいで両親と妹が主人公を認識できないってのは……
顔も声も同じなわけで。
これも相当無理がある。
妹にいたっては、逆立ってしまった髪の毛以外は一度見てるいるのに気付かないとかどこの痴呆症かと。
これが例えば、顔に化粧までしてたとかで、事前に妹が顔合わせたときも気付いてもらえなかった的なエピソードでもあれば、アリだったと思う

☆同じく六話で怒鳴られた後の両親の述懐があらかじめ用意した台詞じみていてワザとらし過ぎる
怒鳴られてその場で話す内容としては、あまりにも綺麗にまとまりすぎ
あと言ってることが言い訳にしても、かなり内容的に酷い
だから、主人公がこれを聞いて納得しているのが非常に不可解
この流れと言い訳の内容だと、都合いい言い訳してんじゃねー!!ってぶちきれる方がむしろ自然かと
これがこの日怒鳴られた後、場所を移して落ち着いた後とか、翌日とかだったらアリだと思う
これは展開を急ぎすぎっていうのとも絡んでいると思われ、おかげで非常にチープなメロドラマ風味になってしまっている
これは、例えば両親がほんとの意味で改心するタイミングを少しずらしただけで、かなり印象は変わると思われる

☆数時間で1年の授業範囲半分はやりすぎ
どんなに心境が変わったにしても、読むのが劇的に早くなる訳ではない
しかも、理解するつもりで読むなら、せめて数日くらいは必要じゃないかと。
これが一教科のみならともかく、明言されていないながらも苦手教科一式となれば、どう考えても数時間じゃ足り無すぎるかと。
これがドタバタ劇だったなら、そういった無茶な時間スパンは結構許容されるものだが、シリアスよりの場合は、もう少し現実的な時間スパンにしないと白ける要因になりやすい

☆コメディが書きたいのか、シリアスな話が書きたいのかどっちつかずで中途半端
正直、このネタならシリアス8割くらいで書くべきだと思うのだが妹とのやりとりなどが中途半端にコメディタッチなので、なんというかリズムが悪い
どっちつかずになるくらいなら、変に混ぜない方がいいのではないかと思う

☆実は全部三人称にした方がいいのでは……
悪い点と言ってしまうのは微妙だが……個人的に一人称単視点の話で視点をぱちぱち切り替えるのは、単純に作者の力量不足と思っている
番外編的なもので、別キャラの視点にするのはアリだと思う
視点を切り替えて描写する必要があるなら、実は最初から三人称単視点で書いておいた方が後々作者も楽だと思う
なろうの作品に限れば、三人称で一番上手く出来てる作品はRe:ゼロ、一人称単視点では無職転生だと思う(あくまで私見)
[一言]
ま……間違えて読んじゃった……。
ブックマーク整理してたら、何となく。
まだ、8話しかなかったのに!!

まあ、読んでしまったものは仕方ないのでいつも通りえらそうに辛口で書きました。
とりあえず、まだ序盤もいいところっぽいので、評価については当面保留にしてます。
何か前に勢いで書きたいようなことを言っていましたし、現時点で完成度を求めるべきでもないと思いますので、上記が参考になれば幸いです。
勢いだけで書き散らかすにはちょっともったいないくらい面白いシナリオだと思いますので。

そんな訳で、テイマーに続き更新を期待しております。
 感想をいただいてるのに『あれぇ!?』と驚き、そしたら『間違えて読んじゃった』の一文——思わず吹き出してしまいました(笑

 毎度、こんなにも丁寧に批評していただいて……ほんと、感謝・感謝・感謝です!!


 シナリオのレア感・おいしいシチュエーション・PTSD・強力な特殊能力なし……ほとんど思いつきだけで書いた作品でしたが、こうして書き並べてもらって初めて、面白いポイントがいくつもあったのだとわかりました。

 妹に見直されるエピソード一本にに絞った事……実はそれ、すごく褒めて欲しかった所です!(笑
 ありがとうございます!


 プロローグの薄さ……確かに、ここまで薄いと感情移入や主人公を理解するのが難しいですね……気付きませんでした。冒頭に短い異世界でのエピソードを入れて、主人公が悲惨な経験をしたという共通の認識を読者の方と共有すべきでした。
 今から書き換える、のはテンション的な問題で難しい……。少しタイミング的に遅いかもしれませんが、次の章でその話を書こうかと思います——実は今、鳥類代表取締役様の感想を読ませていただいた事で、次の章のプロットが組み上がり始めています……!

 PTSDだからって包丁は……全くその通りですね! 勢いで書き過ぎましたっ!
 刃物依存症と、PTSDとで別々に表現し直そうかと思います!

 展開を急ぎ過ぎ……た、確かに。『異世界転生・アフター』は自分自身、展開を早くする事をかなり意識して書いた作品です。が、意識し過ぎましたね完全に! 実は書いていても、流石に場面展開の量が多過ぎるか? これはテンポの良さに繋がっているのか、あるいは読者を置いてけぼりにしているのか……と少し悩んでいました。
 次の章ではそのあたりの事を意識して書かせていただきます!

 おしゃれをするようになった経緯。きっかけは「妹の発言」で、理由は「異世界ではできないことだから」……ですが、主人公からしてみれば、ほとんどただの思いつきです。自分は元の世界に——地球にいるのだと実感できるような事であれば、別になんだってよかった……のだと思います。
 ……この辺りの事を上手く書き表せていないのは、ほんと、筆力不足です。


 まあ筆者としては完全に、おっしゃるとおり最後のオチの為のものですけれどっ(汗


 それで、見た目が少し変わった程度で……という話なのですが。これもまた……というか、これこそ最も自分の筆力不足が現れた点だと思います。
 家族は、確かに主人公の見た目自体の変化に惑わされましたが……それ以上に、主人公自身の雰囲気の変化の所為で、彼を彼だと認識できなかったのです(という事を文章から滲みださせたかったっ……)。

 なんとか現実(へいわ)に意識を合わせようとしていた彼。だがハナゲの妹誘拐によって押さえ込んでいた戦意(かんじょう)が解き放ってしまう。そして、ハナゲを打倒した事により——異世界と地球との境界線を壊してしまった事により色々と吹っ切れ……そして両親へ怒鳴りつけるシーンへ。
 ……と行きたかったのですが、難しい事を狙い過ぎたかも(汗

 そして六話での両親の述懐……自分も書いていて『これはちょっと、マズいかな』と思いました。書いていて、『なんの三文芝居だ』とツッコミたくなりました。
 でも、なるほど……同じ内容のセリフでも、それを言うタイミングをずらすだけで、かなり印象が変わりますね……! これ、ほんとすごいです。全く思いつきませんでした……!

 勉強内容……あ、それは完全に自分のミスです(汗
 自分も一教科の半分、というつもりで書いてました……すいません。


 コメディか、シリアスか……。む、むむ……こ、これは難しいですね。
 寧ろシリアスだけだと、あまりにもストーリーが淡々とし過ぎているかと思い妹とのやりとりはコメディにしたのですが……リズムの悪さに繋がってしまったとは。でも妹との会話は、書いていて筆が乗ってしまったので避けられませんでした(汗

 書きたいのはあくまでシリアスなのですが……きちんと『平穏』と『イベント』との区分けができていないから、そう映ってしまったのかもしれません。


 全部三人称——今、平行して書いている『オレ、巨大怪獣になりました。』は全部三人称になっているのですが……これ、すごく書くのが難しいです(汗
 書いていると、三人称なのか一人称なのかわからない、どっちつかずの文章が次々に生まれてしまって、その整合性を取るのがもう、ツラくてツラくて……。

 視点移動については、自分もできればやりたくありませんでした(自分が読者に回った際を考えると、圧倒的に主人公の視点の方が楽しいからです)。
 妹が誘拐され、ハナゲが迫るシーン——最初は主人公が隙を窺っている際に、ガレージに響き渡って聞こえてきた……という風にしていたのですが。

 ——ちょ、おま、いつまで隠れて待ってんの!?

 と、なってしまって……。いっそ、その辺りをばっさり切り落として主人公が助けに入るシーンから、とも思ったのですが……気付くと、こんな仕上がりに(汗
 鳥類代表取締役様のおっしゃるとおり、完全に筆力不足です。さらに言えば、視点をぱちぱち変えるのは〜というのも完全に同意です。成田良悟先生の書く『バッカーノ!』や『デュラララ!!』のように、最初から群像劇として描いている作品でもない限り。

 Re:ゼロの無職転生も面白いですよねぇ……(しみじみ


 続きは……『更新されていません』表示が付く前には、投稿したいですね……(汗
 でも、現在で既に三本平行して書いていて……はい、この作品はじっくりと頑張らせていただきます!
 上記に上げた訂正なども、次の更新時にまとめて行う事になりそうです……。


 というわけで、当分はテイマー職にお付き合い頂けるとっ!

 重ねて、丁寧な感想・批評、本当にありがとうございました!
[良い点]
異世界転生・アフター読ませていただきました。
面白かったですよ!
いろいろ伏線残してあれ?続かないの?ってなりましたけど気長に更新待ってますんで気が向いたら続きお願いします!
 感想ありがとう御座います!

 続きます! 続きます、が……更新速度は亀より遅いです(汗
 現時点で既に、他の作品を三つ四つ同時進行で執筆してる状態で……(夏休みやからって色々詰め込み過ぎました)。テイマー職完結の後、新作を投稿する合間にでも更新する……かもしれません。

 そこらへんも全部、自分のストレス次第ですねっ(汗

 気長にお待ち——ありがたいです!

[良い点]
テイマとはまた違った感じで良い主人公だった。
ただ彼は異世界じゃ化け物じゃなかったらしいけどどうやって生き残ったんだろう
妹の豹変ぶりが結構ツボかな、禁断の兄弟関係超えればいいと思うよ
実は血が繋がってないとかのご都合主義でいいとおもうよ
[気になる点]
もう一捻りというか、なんかもう少しおおっ、って思えるような読者をいい意味で裏切るようなミスリード的な者を組み込むか、意外な展開があれば全体的にひきしまるのではないかな?と思いました。
料理で言うと
後塩ひとつまみ、とか胡椒少々、カレーにコーヒーパウダー
みたいな、隠し味というか味の整えというか。
ただ下手にイジると料理と同じで糞不味くなるかもしれないしこれはこれでいいのかもしれないとかも思いました。
  • 投稿者: 走る地軸
  • 23歳~29歳 男性
  • 2014年 08月01日 08時32分
 おおお……お読み頂きありがとうございました!!

 こっちの主人公はクズじゃない(笑
 でも代わりに、ダークなものを引き摺っちゃっています。

 彼が生き残ったのは運が良かったから……だけかもしれないし、そうじゃないかもしれない。瀕死の状態から命を繋いだエピソードについても、そのうち語りたいところです——そこについては一応、もう設定が作ってあるので……。

 妹の豹変は自分も書いていて特に楽しかったので……そう言っていただけると本望ですっ!
 ご都合主義……全然ありやなぁ(笑


 なるほど……勢いで書き進めた結果、一本調子になり過ぎたみたいですね(汗
 もう一捻り——加えたくなってきました! 次回投稿の際は、フラグを散りばめたり、最後で大どんでん返しを用意したり……意匠を施してみたいと思います!
 アドバイス、ありがとうございました!

 今後とも、よろしくお願いいたします!
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