感想一覧

[良い点]
イタニ・オミスにいた頃の話や最終回に至るまでのあちらでの空白など詳細が語られない部分も多々ありながらも、歴代の御影の人達がどういう気持ちで椎果に接していたのかが想像できるような関係がとても素敵な作品でした。
また、椎果に関してもその葛藤や父に対する複雑さが丁寧に描かれていたと思います。
なのでそんな彼女のせいで無実の人が……！と憤る気持ちにはなりませんでした。
父親の都合の良さはやはり肯定できるものではないものの、息を引き取ったと知った時には悲しく感じましたね。
最後の冒頭を思い出す展開にもジーンとくるものがありました。
それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。