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[良い点]
面白かったです。人物像が深く掘り下げられており、一貫しているなと感じました。
[気になる点]
フラウさんのその後!
[一言]
あ~となりながら読んでいました。
個人的にフラウさんを応援していたものの、庶子と言えど平民であるフラウさんの前で「平民と結婚したくない!」というメーウィアさんだったので厳しいよな……と思っていました。そういうプライドの高さが貴族らしくもあり、一方でそんな女性にしたのはフラウさんでもあるというのが何とも言えませんね。もちろん彼女自身の差別への恐れであったり家のためという意識があったでしょうが。
だからこそ、そのプライドの多くがフラウさんによって築かれたものの上に成り立っていることを踏まえると、テーゼさんと出会い差別に抗い身を立てている姿に感化された後のことは予定調和だったんだろうな、と思う次第です。

そして最後に。メーウィアさんの結婚式は見に来ないし、来れないフラウさんの代わりに、彼女の幸せを言祝ぐようにリュスカが彼女を飾るのが切なく、けれど同時に「幸せになってね……!」という思いになりました。
  • 投稿者: 新里
  • 女性
  • 2020年 04月21日 03時16分
懐かしい……。

この作品を書いた当時、身分違いの恋やお嬢様と執事といったテンプレが流行していました。
テーゼの嫁を彼女にすると決めたのは偶然ですが、三角関係で貴族が平民に勝利する話を自分が一番読んでみたかったんです。古い作品なので記憶が怪しいですがたぶんそんな感じだったかと笑。

実は続編があってフラウのその後も書いたのですが、この作品が検索除外になってるのもあって、公開は難しいです。あれこれ想像して頂ければ~。
それか、別の作品で姿を見せるかもしれません。

ありがとうございました。
  • つら
  • 2020年 04月21日 08時21分
[一言]
 お邪魔します(^^)
 ※以下、ネタバレありです。

 これはテーゼさん派とフラウさん派とに分かれそうですが、きっとそれが狙いですね(笑)
 私はテーゼさん派でした!
 言動は厳しいですが、だからこそその少しのデレが効果絶大です! 自分の手をすり抜けて行こうとするメーウィアさんをなんとか繋ぎ止めようとする辺り、応援に熱が入りました( *´艸`)
 フラウさんの気持ちも切ないですが……。絶対に手に入らないのなら諦めもつきますが、あと一歩というのがまた……。
でも、彼女の幸せをどんな形であれ願える気持ちは本物ですね。

 困難を乗り越えて、ラストの光景が美しく心に残る作品でした。
 素敵なひと時をありがとうございます!
こちらにも感想ありがとうございます。

実はこの作品かなり昔のなんで(改稿はなろうの更新日付ですけど)あんまり覚えてないんですよねw(* '艸`)
なんとなく思い出したのは、テーゼとメーウィアは恋愛してないなってのと、フラウはめっちゃ恋愛してるなってことくらい。。

テーゼとメーウィアは夫婦になってからようやく拙い恋愛を始めるので(やることやった後で……)、フラウがいなかったら恋愛ジャンル詐欺だったかもしれません。


なんだかあまり気の利いたお返事出来なくてすみません(記憶が笑)ありがとうございました!
  • つら
  • 2017年 05月25日 02時36分
[一言]
なろうコンの「姫君と下僕」から来ました。
シリーズをとても楽しく読ませていただきました。

フラウに感情移入をしすぎたのか切ない読了感でした。

テーゼのように徹底した自我は持てず、ダストのように笑顔になれず、オルドのようにクレバーになれず、かといって半端な悪にもなれず、そういったフラウはごく普通の男性のようでした。

長い片思いが報われなかった経験というものは、しこりとなって記憶に居座ります。彼の長過ぎた片思いを思って今日は一杯やります。
  • 投稿者: kei
  • 30歳~39歳 男性
  • 2016年 11月26日 20時51分
一つだけはっきりとしているのは、フラウはテーゼともオルドともダストとも、はたまたメーウィアとも立場が違います。なぜなら平民だから。

身分の壁を打ち破ってこそ恋愛ジャンルの醍醐味かと思いますが、王道は探せば素晴らしい作品がたくさん見つかるのであえて少数派の展開を最初から決めておりました。
(正確にはテーゼを結婚させるために始めた物語なのではなからその気はありませんでした)

この作品でのフラウは決して同じスタートラインには立てないので感情移入すればするほどせつない存在になるのかなとも思います。

感想ありがとうございました。
  • つら
  • 2016年 11月27日 11時30分
[一言]
差別を恐れ差別と戦い、差別される側としてヒーローと結びついた主人公こそが、実は誰より強烈に従者を差別しているという皮肉。全く美しくなく醜い、でもだからこそ人間らしい物語だと思いました。

おそらく主人公は差別を恐れるばかりに自分より明確な下の存在を欲していて、それが最も身近で優秀、しかし庶子という明らかな弱点のある従者に向かうことになったのでしょうね。それが強烈な貴族意識とプライドを助長することに繋がって、従者に決して線を越えることを許さなかったのではないかと思いました。

多分父親も従者も、そのプライドを過保護な周囲に対する成長の上での反抗期的なものだと思っていたのではないでしょうか。
ヒーローは努力した主人公を引き上げ、主人公は努力して押し上げられ引き上げられ、従者は努力して主人公を押し上げるも引き上げられず…ままならない感じがリアルでした。
  • 投稿者:
  • 2016年 11月21日 11時07分
この作品は当時サイトで公開した折、とてもたくさんの声を寄せて頂いたのですが、こういった切り口からの感想は圧倒的に少なかったのでなんだか新鮮でした。

改稿版をこちらに載せてから遡っても三年経っているので、当時抱いていた「こういうのを書きたい!」といった記憶がおぼろげなのですが、「実はヒロインが誰よりも使用人を差別していた」という皮肉メッセージ的なものは確かにあったなと今でも覚えています。さらに皮肉なのが「そんなヒロインに育て上げのは使用人」というのも。お嬢様を愛するがゆえに目的と行動が破綻してしまったのが彼の敗因かと思います。

差別を恐れる感情は、本人の差別意識が強ければ強いほど色濃く生まれるものだと考えながら綴っていたような気がします。逆説的に、ヒロインを引き上げたヒーローはあんな性格でも差別に対する意識や感覚はヒロインの何倍もまともだという。
ヒロインが本当に大変なのは今後ですね。すべて自分で選んだ道ですが。

なろう向けの作品じゃなかったなーと今さらながらに痛感していて、そろそろ検索除外を考えていたのでその前にお声がけ頂いて嬉しかったです。

ありがとうございました。
  • つら
  • 2016年 11月21日 16時34分
[一言]
けっこうワクワクするし、なんか面白いです。
これからもガンバ!です
  • 投稿者: raspi0124
  • 男性
  • 2016年 11月02日 07時22分
ありがとうございます!
  • つら
  • 2016年 11月02日 08時18分
[良い点]
何回読んでも、切なくて、面白いです!
[一言]
何年か前に、作者様のサイトで読ませていただいたにですが
なろうで発見して、また読んでしまいました。

良い物語を、ありがとうございます。
おおっ、かなり昔ですね(笑)
サイトから誘導する期間がものすごく短かったのでご存知ない方も多いと思います。
今振り返ると粗や矛盾の目立つ作品ではありますが、当時とてもたくさんの方に読んで頂いたので思い出深くもあります。

また読んで下さってありがとうございます。
見つけて頂いてとても嬉しいです!
  • つら
  • 2016年 04月24日 15時39分
[一言]
まだ途中ですが楽しく読ませていただいてます。
ただ、フラウというと、どうしても女性・夫人の呼び方を思い出してしまって(^.^;
これは何か狙いがあってのことでしょうか。
  • 投稿者: tuyuri
  • 2015年 10月20日 19時47分
途中まででも読んで頂きありがとうございます^^
分かります。実は女性だった、というオチではありませんのでご安心下さい。
  • つら
  • 2015年 10月21日 08時32分
[一言]
フラウは身分の限界でもありましたけど、それ以上にフラウそのもの…彼自身の資質が彼女に対する限界とも感じました。
その為に、メイフィアが大事でこそあれ、彼女自身を見ることができなかった。
彼女自身を見ることができていれば他にやりようはあった筈ですし。
名だけは生きているプリアベル家を活用することだって。

仮に、フラウが彼女を得、貴族階級を持ち、さらに幸運に恵まれ、力を得たとしても、彼女を自らの内に閉じ込めていたのは変わらなかった気がします。

これらが下克上系主人公との違いだと思います。


故に、解き放たれ、今がきっと何より幸せなメイフィアさん。
いつかフラウが力を得てテーゼの前に立ち塞がったとしても、彼を知る彼女が率先してフラウ相手では得られなかったであろう能力を発揮して返り討ちにする未来が見えます。




確かに誰に思いいれるかは重要ですね。
序盤でテーゼに思い入れてブラウザ閉じようかと思った数少ない人に属していますのでw
彼が勝ちを決めたとき、思わず、よしっ!と拳を握ったのは、彼には内緒ということでどうかひとつw
故にこんなにフラウに厳しく、メイフィアさんに甘いw

先の未来予想も、よかったのかと問うたテーゼが、貴方が何より大事と返されて、思い切りデレる姿を見たさ故w
ああいう人がデレる姿は何より貴重ですw
  • 投稿者: YmgMikan
  • 2015年 07月08日 19時58分
本当にフラウに厳しいw
確かに自らの内に閉じ込めていたでしょうね。そういう愛し方なので(笑)
まあ……メーウィアもフラウに守られていたことを感謝しこそすれ不満に思っていたわけではありません。花嫁候補に参加する前は「今まで努力してきた私を見て!」だったのが、テーゼに出会って「私の限界はまだまだ先だった!」って気づいちゃっただけでw
ただ、メーウィアの上昇志向を形作ったのもまた、フラウなんですよね……皮肉なことに。フラウ関係の番外編は検索除外にしてるのでご案内出来ないのが残念です。興味ないと思いますがw

タグで勘違いする人は多いでしょうね(^^;)
完結済みなのでサブタイ見てもらえたら思い切りネタバレしてるんですが。

数少ない人いたwww
その後について色々想像して頂くのは作者冥利に尽きます(^^)
なろうに登録されている数多くの作品の中から見つけて頂いて、たくさん語って頂けて嬉しかったです!
ありがとうございました!
  • つら
  • 2015年 07月08日 23時46分
[一言]
そうですね。
最初は、また当て馬貴族のお話かなと思いましたし。
その為、ブラウザを閉じようかと思いもしましたが、読ませる文章に助けられ、あれ?ちょっと違う?と思えるまで読み進められたのは幸いでした。
お蔭で良い結末まで辿り着けました。

メイフィアが血祭りに上げられるキャラとは思えないですね。
ひしひしと必死さが伝わってきましたし、その結果、テーゼが勝つ事を、フラウが負ける事が当然と思えましたし、その上でメイフィアに対して咎める感情は浮かびません。

フラウはあそこまで引き上げる事は出来ても、そこから上に羽ばたかせる事は出来ない人でした。
だからこそテーゼに負けたのでしょうけれど、テーゼもまたそこまで辿り着いた彼女で無ければ目も向けなかったのでしょう。
そして彼女もそこまで辿り着け、更に上を目指せる人だったことが、フラウにとっての不運…テーゼにとっての幸運。

全ては必然。
誰が欠けても辿り着けなかった結末でした。


Zeit(3)はお気に入り。
あの二人らしくて、そしてカーシェンが素晴らしいw
フラウに代わる"二人にとっての"杖ですねw
  • 投稿者: YmgMikan
  • 2015年 07月07日 15時53分
丁寧に読み込んで頂いてありがとうございます。

話としては仰る通りで、ちゃんと描写出来ていたみたいで安心しました。フラウはあれが身分の限界ですね(^^;)
三人の誰に感情移入するかによっても感じ方が大きく変わるのだと思います。感情の見えにくいテーゼに感情移入する人はあまりいなさそうですが(笑)


実はZeit(3)の元ネタが二部です(^^)
カーシェンはいらん仕事が増えすぎですね(笑)
  • つら
  • 2015年 07月08日 10時34分
[一言]
フラウが勝つ方がテンプレ過ぎる気がするのは一体…?

個人的にはこれで完結した良い作品だと思いますしね。
ここから二部という話が想像できないくらいには。


10数年後、子供とフラウを合わせてみますか?
  • 投稿者: YmgMikan
  • 2015年 07月06日 19時21分
まあ、色んな考えの人がいますので……(^^;)
後で気づいたのですが、他作者様の作品にもあんな感じの感想を
書いていらっしゃるので不器用な方なんだなと(^^;)

この作品を書こうと思ったきっかけの一つが
身分差恋愛に敗れる当て馬貴族を勝たせてあげたい
だったので、自分と似た感性の方に読んでもらえたら満足です。
意外と自サイト時代もなろうでもメーウィアが叩かれないです。
こういうのってヒロインが真っ先に血祭りに上がるものだと思ってたのですが。

二部は私もおまけ……というかその後フラウがどうなったかという話と
新婚夫婦を書きたかっただけなのであまり本編とは関係なく
(結婚したので”次期当主”も”花嫁候補”も存在しませんし)
気が向いたらやろうかな、くらいのフワフワした気持ちです。

感想ありがとうございました。
  • つら
  • 2015年 07月06日 22時51分
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