感想一覧

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[良い点]
煙草との切っても切れない関係をふんわりながら表せてると思います。雰囲気の出るいい文章だと思います。
[気になる点]
特にはないかと。
[一言]
恐らくこの主人公はハードボイルドに憧れて煙草を始めて、いつしか体の一部のような物となってしまっていたのでしょう。

だからこそ、そこに「理由」や煙草の「存在意義」など有りはせず、禁煙ということが上手く成せないのでしょう。
そもそも、体の一部に関する存在意義を問うても答えなど無いようなものですから。
  • 投稿者: 根無草
  • 2016年 02月23日 21時06分
お読みいただきありがとうございましました。

タバコに限らずこのようなことは起こりうると考えています。
今の時代はタバコの害をことさら喧伝していますが、ではこれを「甘いもの」と置き換えてみれば大して人は変わらない反応をします。

私はこれらが人生においてどれほど瑣末な問題なのかとは思います。

自身の捉え方一つで世界も人も変わる。それは勝手な言い草ですが、そうでもないとやっていられないというところでしょうか(笑)
[一言]
 淡々とした心境と文章のリズムは十分調和を生んでいると思います。一貫した安心感が読者を先に誘ってくれる一つの要素と感じます。

 煙草をやめる。身体に染み付いた習慣、こと煙草や酒といった依存が係わるものについては、一層の苦労と覚悟が必要なものです。
 作中の主人公は経験上それを認識している。しかしながら妻の妊娠を知ってからも同じ穏やかな気持ちで禁煙を望んでいる。きっと上手くいかないだろう、それでも仕方がない、もし止められたら儲けモノ。といった按配の感情が無意識から透けているように感じる。

 往々にして人の覚悟にはそういった感情が含まれていることも多いもので、意図的に人間社会に蔓延する欺瞞を仕込んでいるとするならば、小さな毒の効いた掌編ではないかと。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 11月14日 16時17分
管理
お読みいただきありがとうございました。

自分でもそこまで深くは考えてはいなかったのですが、なるほどです。
私は今でも喫煙者で、実際に行った禁煙は二度ほどだろうかと記憶していますが、当然失敗しているわけです。

これを失敗と言わず肯定するには認めるしかない。
ただ頭ごなしに否定、拒否、嫌悪するよりも
認めるところから始まるものは多くあるように思います。

喫煙者は喫煙行為に「良いところを探し肯定化」ということをよくしますが、私はそんな必要はないのだと思います。
体には悪いかもしれないが、自由は認められている。従ってその選択権は自分にある。

社会生物である以上集団を意識せずにはおれませんが、あまりに選択権を放棄せざるを得ない世知辛い世の中でございます。


[一言]
初めまして。12月に21になる社会人見習いです。

世の中の悪い部分をいっぱい知ってしまったせいか心からビールをおいしいと感じるようになりました。将来タバコを吸う日が来るのかわかりませんが今はたばこ型のラムネを買いたいです(爆)
FOREVER HEROESさん

お読みいただきありがとうございます。

そして ようこそこちら側へ(笑)

タバコは百害あって十利あり。まあそんくらいはあります。

小説を書く際にリアルな描写ができます。
傷ついた時に感傷に耽る手助けになります。
怪我をした時に吸うと少しだけ流血を抑えられます。
知らない人に「火を貸して」と声がかけられるようになります。
禁煙することがものすごい大変だ、ということを知ることができます。
金魚鉢(喫煙室)の中で同胞意識が芽生えます。(立場を超えて会話ができます)
空腹を和らげます。
痩せます。
何もない人に比べ、権利主張をする気概が生まれます。
タバコが体に悪いわけではないとわかります。

あとほかにもあるかもしれませんが、探求心があれば探してみてください。




[良い点]
禁煙の理由それぞれに共感しました。
また、それらの文量がすっきりまとまっていて読みやすかったです。
[一言]
私も喫煙者なので、このお話はいちいち頷きながら読んでいました。最後の禁煙の理由も誰もが通る道ですが、主人公を応援したい気持ちになりました。
とても暖かいお話だと思います。
  • 投稿者: 沖見幕人
  • 男性
  • 2015年 06月18日 23時06分
有難いお言葉を頂戴しました。

実は私は最後の禁煙の理由はまだ経験していないんですよね。

でも、喫煙者なりの言い分というか言い訳というか、喫煙者が悪であると言われる世界に傾倒している時代にこそ、そこに何かが潜んでいると思えます。

人間の大事な感情や想い

っていうんでしょうか。

私はそう信じたいです。
[一言]
 ずいぶん前に感想を頂いたナマケモノと言うものです。お礼の感想返しが遅くなってしまい申し訳ございません。
 本作読ませて頂いたので、感想を書かせていただきたいと思います。
 小説というよりかはエッセイといった感じのお話でした。誰もが体験しそうな禁煙という内容を題材に、家族を想う主人公の気持ちがよく書かれていると思いました。
 ありがちと言ってしまえば、ありがちな作品ですが、過去、禁煙を断念した経緯を記し、五度目の禁煙との違いをあえて目立たせるなどお手本にしたい工夫がされている小説だと思います。私はタバコを吸わないのですが、少しだけタバコを吸う方が羨ましく思える不思議な作品でした。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 04月05日 00時04分
管理
お読みいただきありがとうございます。

タバコは百害あって一利なし、と申します。
ですが、私はタバコについて考えたり、想ったり味わったり、そんな普遍的な経験を得ることができたことに百害以上の利を感じます。

何かと風当たりの多い、意識が共有できない題材だなと思いつつも、意外に非喫煙者の方からも感想がいただけているのはなんだか不思議な気分です。

物語を書く私たちからすればタバコは非常に良い小道具になるのですが、現実の方から先に駆逐されて、この先その傾向が続けば(喫煙描写←→非喫煙者)といった意識が通じなくなる現象が発生するかもしれません。(つまり、タバコを吸っている人を現実に見たことがない、といった状態が生まれる)

ま、そうなったら過去のモノとなるだけなんでしょうかね。

私が知る限りでも数年や十数年単位で消えたモノや現象はあります。
書きたいものは早く書かなきゃなぁ、と思う次第。

また今後とも宜しくお願いいたします。
[一言]
はじめまして、コーチャーと言います。

『禁煙』面白かったです。
「あー、あるある」となる展開で、共感性が高かったです。
感想ありがとうございました。

まあ、実体験ですから・・・といっても最後はフィクションです。

喫煙という長い習慣とともに離れがたいジレンマは十分に物語の核になるかと思えます。

コーチャーさんの作品も読ませていただきますね。

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