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[一言]
執筆お疲れ様でした!
仄暗い世界観が、形容しがたい陰鬱な雰囲気を醸し出しているように感じました。
全体的に読み応えがありましたが、壱の独白部分が特に印象的で、物語に引きこまれていきました。
どのようなエンディングを迎えるかと思いきや、凄惨な最期で締めくくられ、映画「リング」のような、いい意味での後味の悪さを覚えました。
非常にクオリティの高い作品で、軽い嫉妬を覚えました(笑)
今後も瑠璃丸さんの作品を楽しみにしています。
執筆お疲れ様でした!
仄暗い世界観が、形容しがたい陰鬱な雰囲気を醸し出しているように感じました。
全体的に読み応えがありましたが、壱の独白部分が特に印象的で、物語に引きこまれていきました。
どのようなエンディングを迎えるかと思いきや、凄惨な最期で締めくくられ、映画「リング」のような、いい意味での後味の悪さを覚えました。
非常にクオリティの高い作品で、軽い嫉妬を覚えました(笑)
今後も瑠璃丸さんの作品を楽しみにしています。
- 投稿者: 退会済み
- 2014年 08月22日 00時02分
管理
>桜林薫 様
お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
壱の独白部分こそ、一度全部作品をやり直した時に、新規に追加した部分でして、ここが全ての基準になるという思いを込めたので、褒めてもらえるのは嬉しい限りです。
リング、確かに言われてみればそこここに影響を受けているような気がします(笑)最後の辺りなんか特に。
何というか、ああいう理屈っぽいホラーって好きなんですよね。最近は貞子がキャラクタ化しすぎて寂しい限り。りんぐ→らせん→ループの三部作は今でもお気に入りです。
話が盛大に逸れました。
恐怖の方法論は種々あるようですが、意外に自分が何に影響を受けたのか考えてみるのも面白い試みですよね。
次はライトな作品に挑戦している所です。
元の文章が硬いせいもあって、なかなかに苦戦中です(笑)
また見に来てください。いつも仲良くしてくださってありがとうございます。
お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
壱の独白部分こそ、一度全部作品をやり直した時に、新規に追加した部分でして、ここが全ての基準になるという思いを込めたので、褒めてもらえるのは嬉しい限りです。
リング、確かに言われてみればそこここに影響を受けているような気がします(笑)最後の辺りなんか特に。
何というか、ああいう理屈っぽいホラーって好きなんですよね。最近は貞子がキャラクタ化しすぎて寂しい限り。りんぐ→らせん→ループの三部作は今でもお気に入りです。
話が盛大に逸れました。
恐怖の方法論は種々あるようですが、意外に自分が何に影響を受けたのか考えてみるのも面白い試みですよね。
次はライトな作品に挑戦している所です。
元の文章が硬いせいもあって、なかなかに苦戦中です(笑)
また見に来てください。いつも仲良くしてくださってありがとうございます。
- 瑠璃丸
- 2014年 08月25日 23時30分
[一言]
拝読しました。
読みやすく整った文章と語り口で、吸い込まれるように物語に引き込まれました。人の心の裡の闇が、質量を持ってぬたりとまといついてくるように、見事に描写されていると感じます。
序盤で語られる村の事情が蚯蚓男の仕業と絡み合い、やがて主人公たちによって解き明かされて解きほぐされていく。そして無事全てが終わったように見えてからの予兆と惨劇による決着。
全てのエピソードがみっしりと緊密に、目を離せない緊張感を備えて絡み合う構成もさる事ながら、私的に何より素晴らしいと思ったのは、階段と灯る灯かりという巫女虫の象徴的シーン。
神社の石段と石灯籠で起きていたそれが、「幕」においても見事に立ち現れて凶兆の予感を膨らませる。この形がとても好きです。
ただひとつだけ気になったところを卒爾ながら申し述べさせていただくと、それは岳羽さんと鍋島さんが、それぞれ狂言回しと解説役という舞台装置に終始してしまっているように見える点です。
蚯蚓男、早贄神主、巫女虫と強烈な個性と色濃い行動原理を持って魅力的な存在が多いだけに、この二人が物語の外に立っている感触が強くありました。
逆に蚯蚓男の造形は非常に説得力があって好みです。
尊いものを手に入れたと述べつつ、他者に無作為の呪いを振りまく。呪われた誰かが、他の誰かの尊いものである可能性を考慮もしない。それからの事になど何の興味も抱かない。
そういった彼が最終的にああいった目に遭うのは覿面の天罰なのでしょう。まさしく人を呪わば穴二つ掘れ。
初めて確固たる自分の殺意を用いた結果、それが不純物として取り扱われるという構造もまた凄い。
そして村長。
鵙神社が世に知られる元凶ともなった、という言い方もできる彼ですが、その彼が素戔嗚を祭神としたという話で、勝手に想像を膨らませたりもしました。
これは高天の原から追放され「辛苦つつ降りき」と描写された、そして『日本書紀』では息子とされる大国主に越えていかれる神様なわけで。
だから村長はそこに自分の息子との関わりを見ていたのかな、と。
祀神をすげ替える時、岳羽さんのような「優しい考え」をしていたのかな、などと思ったのです。
拝読しました。
読みやすく整った文章と語り口で、吸い込まれるように物語に引き込まれました。人の心の裡の闇が、質量を持ってぬたりとまといついてくるように、見事に描写されていると感じます。
序盤で語られる村の事情が蚯蚓男の仕業と絡み合い、やがて主人公たちによって解き明かされて解きほぐされていく。そして無事全てが終わったように見えてからの予兆と惨劇による決着。
全てのエピソードがみっしりと緊密に、目を離せない緊張感を備えて絡み合う構成もさる事ながら、私的に何より素晴らしいと思ったのは、階段と灯る灯かりという巫女虫の象徴的シーン。
神社の石段と石灯籠で起きていたそれが、「幕」においても見事に立ち現れて凶兆の予感を膨らませる。この形がとても好きです。
ただひとつだけ気になったところを卒爾ながら申し述べさせていただくと、それは岳羽さんと鍋島さんが、それぞれ狂言回しと解説役という舞台装置に終始してしまっているように見える点です。
蚯蚓男、早贄神主、巫女虫と強烈な個性と色濃い行動原理を持って魅力的な存在が多いだけに、この二人が物語の外に立っている感触が強くありました。
逆に蚯蚓男の造形は非常に説得力があって好みです。
尊いものを手に入れたと述べつつ、他者に無作為の呪いを振りまく。呪われた誰かが、他の誰かの尊いものである可能性を考慮もしない。それからの事になど何の興味も抱かない。
そういった彼が最終的にああいった目に遭うのは覿面の天罰なのでしょう。まさしく人を呪わば穴二つ掘れ。
初めて確固たる自分の殺意を用いた結果、それが不純物として取り扱われるという構造もまた凄い。
そして村長。
鵙神社が世に知られる元凶ともなった、という言い方もできる彼ですが、その彼が素戔嗚を祭神としたという話で、勝手に想像を膨らませたりもしました。
これは高天の原から追放され「辛苦つつ降りき」と描写された、そして『日本書紀』では息子とされる大国主に越えていかれる神様なわけで。
だから村長はそこに自分の息子との関わりを見ていたのかな、と。
祀神をすげ替える時、岳羽さんのような「優しい考え」をしていたのかな、などと思ったのです。
>鵜狩 様
現実世界のあれやこれやが立て込みまして、返信が遅くなりまして大変失礼致しました。丁寧な感想ありがとうございました、余りに嬉しすぎてここ数日ムフフと感想を読み返しておりました。
感想そのものが筆力たっぷりで、さてどうお返事したものか、どうお返事すれば恥を晒さずに済むか、などと要らぬ心配をしながら、お返事を致します。
>神社の石段と石灯籠で起きていたそれが、「幕」においても見事に立ち現れて凶兆の予感を膨らませる。この形がとても好きです。
まさに自分もここが見せ所と思っていた所です。褒めて頂けて恐悦至極。
闇に浮かび上がって登場するという「演出」がこの上なく好きな質でして、どうにもライトアップをしたがる。
どうせなら、その演出を効果的に使ってみようというのが、発端だったりします。
>岳羽さんと鍋島さんが、それぞれ狂言回しと解説役という舞台装置に終始してしまっているように見える点です。
実に耳の痛いご指摘です。
正直に言えば、この辺り自覚がありました。4万字という大風呂敷を広げてみたものの、物語を進捗させ、完結させる推進力を悩みに悩んだ結果、その権化の様な存在を作者の思い通りに動かしてしまった感があります。
それもこれも私の筆力の至らなさゆえかと。
今回の大きな反省点の一つです。
次回に、、、、、、活かせるのかなぁ(笑)まだちょっと自信がありません。
蚯蚓や巫女や神主など、造形を苦心したヤツらを評価して頂けるのも、これまた望外の幸せ。
最後に。
素盞鳴尊については、正直そこまで意識したという訳ではありません。
鵙神社の因縁に蓋をするために、適切な神様をということで拙い知識に検索を掛けた結果です。
しかしながら、作者の身でありながら、きっとそうだったんだろうな、なんて思っちゃいます。
時に登場人物は作者の意図を超越して動き出すもの。
そしてこれはホラーで。人間の理屈の外の世界の物語ですから。
素盞鳴尊を使ってみよう、という私の選択そのものに、もしかしたら、何者かの意志が介在していた。なんて阿呆な考えをして見る次第で御座います。
現実世界のあれやこれやが立て込みまして、返信が遅くなりまして大変失礼致しました。丁寧な感想ありがとうございました、余りに嬉しすぎてここ数日ムフフと感想を読み返しておりました。
感想そのものが筆力たっぷりで、さてどうお返事したものか、どうお返事すれば恥を晒さずに済むか、などと要らぬ心配をしながら、お返事を致します。
>神社の石段と石灯籠で起きていたそれが、「幕」においても見事に立ち現れて凶兆の予感を膨らませる。この形がとても好きです。
まさに自分もここが見せ所と思っていた所です。褒めて頂けて恐悦至極。
闇に浮かび上がって登場するという「演出」がこの上なく好きな質でして、どうにもライトアップをしたがる。
どうせなら、その演出を効果的に使ってみようというのが、発端だったりします。
>岳羽さんと鍋島さんが、それぞれ狂言回しと解説役という舞台装置に終始してしまっているように見える点です。
実に耳の痛いご指摘です。
正直に言えば、この辺り自覚がありました。4万字という大風呂敷を広げてみたものの、物語を進捗させ、完結させる推進力を悩みに悩んだ結果、その権化の様な存在を作者の思い通りに動かしてしまった感があります。
それもこれも私の筆力の至らなさゆえかと。
今回の大きな反省点の一つです。
次回に、、、、、、活かせるのかなぁ(笑)まだちょっと自信がありません。
蚯蚓や巫女や神主など、造形を苦心したヤツらを評価して頂けるのも、これまた望外の幸せ。
最後に。
素盞鳴尊については、正直そこまで意識したという訳ではありません。
鵙神社の因縁に蓋をするために、適切な神様をということで拙い知識に検索を掛けた結果です。
しかしながら、作者の身でありながら、きっとそうだったんだろうな、なんて思っちゃいます。
時に登場人物は作者の意図を超越して動き出すもの。
そしてこれはホラーで。人間の理屈の外の世界の物語ですから。
素盞鳴尊を使ってみよう、という私の選択そのものに、もしかしたら、何者かの意志が介在していた。なんて阿呆な考えをして見る次第で御座います。
- 瑠璃丸
- 2014年 08月22日 00時11分
[良い点]
冒頭から好みの雰囲気で、一気に引き込まれました!
蚯蚓男の描写も丁寧で良かったです!
読み応えのある大作ホラーでした!
[一言]
岳羽と瑠璃が神社の階段を下りるシーンの、岳羽の足の運びと思考の運びがグイグイきました!
冒頭から好みの雰囲気で、一気に引き込まれました!
蚯蚓男の描写も丁寧で良かったです!
読み応えのある大作ホラーでした!
[一言]
岳羽と瑠璃が神社の階段を下りるシーンの、岳羽の足の運びと思考の運びがグイグイきました!
>ヤミヲミルメ 様
温かな感想をありがとうございます、大変励みになります。
冒頭部は特に力を入れて雰囲気作りを行ったので、そこを評価して頂けるのは嬉しい限りです。
逆に、蚯蚓男については苦労苦労で何とか完成させた記憶があります。作者なのに!登場人物の気持ちを上手にトレースできない!と頭を抱えておりました。まぁ、大層に変なヤツですから、しようがないといえばしようがないのですが(笑)
苦しんだ部分を褒めて頂けるというのも、また嬉しいものですね。
また、岳羽と瑠璃が階段を降りるシーンは、彼岸と此岸の境界もとい階段を降りるという行為を、日常に回帰するのに重ねあわせ、「そう簡単に降りれると思ったら大間違いだぜ」というのをやりたかったのです。
グイグイきていただけたのなら、望外の幸せ。
意図せず長大な作品になってしまい、なかなか読みにくいんじゃないかと思っていた所に、感想を頂けて凄く嬉しかったです。
ヤミヲミルメ様の作品も、是非とも読ませて頂きます。
温かな感想をありがとうございます、大変励みになります。
冒頭部は特に力を入れて雰囲気作りを行ったので、そこを評価して頂けるのは嬉しい限りです。
逆に、蚯蚓男については苦労苦労で何とか完成させた記憶があります。作者なのに!登場人物の気持ちを上手にトレースできない!と頭を抱えておりました。まぁ、大層に変なヤツですから、しようがないといえばしようがないのですが(笑)
苦しんだ部分を褒めて頂けるというのも、また嬉しいものですね。
また、岳羽と瑠璃が階段を降りるシーンは、彼岸と此岸の境界もとい階段を降りるという行為を、日常に回帰するのに重ねあわせ、「そう簡単に降りれると思ったら大間違いだぜ」というのをやりたかったのです。
グイグイきていただけたのなら、望外の幸せ。
意図せず長大な作品になってしまい、なかなか読みにくいんじゃないかと思っていた所に、感想を頂けて凄く嬉しかったです。
ヤミヲミルメ様の作品も、是非とも読ませて頂きます。
- 瑠璃丸
- 2014年 08月17日 23時50分
[一言]
夏ホラーを読み歩いていてお邪魔しました。
最初に事務的に誤字報告です。
『肆』より
>依然ニュースで見たことがあった。 → 以前
>死角を喪失した → 視覚
文字数が多いにも拘わらず、そして比較的硬質の文体であるにも拘わらず、引き込まれるように読了いたしました。面白かったです!
民俗学に関する知識が存分に生かされており、それが理屈っぽくなくストーリーに嵌め込まれているため、読み応えがあってまったく飽きませんでした。
「忌まわしい言い伝えのある神社から盗んだ護符の呪いで人が死ぬ」というある意味シンプルなストーリーに、旧い信仰の本質、人間のエゴイズム、閉じたムラ社会等々の複雑なモチーフが重ねられ、奥行の深い作品に仕上がっています。冒頭、殺人者の独白で幕を開け、現代の鬱屈した男の目線を横切りながら、真の主人公である鍋島青年を登場させる構成もお見事で、唸らされました。
祟りとしか言いようのない陰惨な事件を、民俗学的なアプローチで解釈してゆく鍋島がロゴス的な側面だとすれば、終盤で具現化した鵙の巫女はまさにミュトス的ですね。車の両輪のようにそのどちらも過不足なく描かれているので、エンタメ作品として十分に楽しむことができました。(それにしても奥さんとお子さん可哀想……)
ぎっしりと濃密な作品だっただけに、この文字数で終わらせるのが少々残念な気がしました。生き残った村民の子孫とか、この村に直接所縁のあるキャラクターが登場すると、さらに展開が広がったような気がします。が、これは読者の我儘な要望ですね(笑)。
面白い作品をありがとうございました。
夏ホラーを読み歩いていてお邪魔しました。
最初に事務的に誤字報告です。
『肆』より
>依然ニュースで見たことがあった。 → 以前
>死角を喪失した → 視覚
文字数が多いにも拘わらず、そして比較的硬質の文体であるにも拘わらず、引き込まれるように読了いたしました。面白かったです!
民俗学に関する知識が存分に生かされており、それが理屈っぽくなくストーリーに嵌め込まれているため、読み応えがあってまったく飽きませんでした。
「忌まわしい言い伝えのある神社から盗んだ護符の呪いで人が死ぬ」というある意味シンプルなストーリーに、旧い信仰の本質、人間のエゴイズム、閉じたムラ社会等々の複雑なモチーフが重ねられ、奥行の深い作品に仕上がっています。冒頭、殺人者の独白で幕を開け、現代の鬱屈した男の目線を横切りながら、真の主人公である鍋島青年を登場させる構成もお見事で、唸らされました。
祟りとしか言いようのない陰惨な事件を、民俗学的なアプローチで解釈してゆく鍋島がロゴス的な側面だとすれば、終盤で具現化した鵙の巫女はまさにミュトス的ですね。車の両輪のようにそのどちらも過不足なく描かれているので、エンタメ作品として十分に楽しむことができました。(それにしても奥さんとお子さん可哀想……)
ぎっしりと濃密な作品だっただけに、この文字数で終わらせるのが少々残念な気がしました。生き残った村民の子孫とか、この村に直接所縁のあるキャラクターが登場すると、さらに展開が広がったような気がします。が、これは読者の我儘な要望ですね(笑)。
面白い作品をありがとうございました。
>橘 塔子 様
丁寧な感想、本当にありがとうございます。
まずは誤字の指摘、ありがとうございした。早速修正させて頂きました。
お恥ずかしい話、タイピングが苦手で御座いまして、多分人並み以上に誤字脱字が頻発する質なようで御座います。お目汚し、失礼致しました。
さて。
民俗学に関しては大学時代ほんの少しだけ齧ったことがありまして、こんな感じだったよなぁなんて当時の記憶を紐解きながら物語に混ぜ込んでみました。
もともと理屈っぽい人間なので、文章が冗長で読みにくかったらどうしようととても不安だったので、読み応えがあるというお言葉、本当に嬉しゅうございました。
構成に関しては、最初に神社の歴史やら何やらを原稿用紙に纏め、そこから怖く料理のしがいがありそうな要素をピックアップするという手法を取りました。
結果、主要人物が立ち代わる形になりましたが、散発的で意味が通りにくいのではないかと心配をしておりましたゆえ、本当に嬉しい限りです。
幻想と現実、物語と論理、虚と実。
ある意味、虚に大きく振れるのがホラー小説という在り方なのかもしれませんが、理屈っぽい私はどうにも薀蓄を語りたくなる次第。
化物にも、化物なりの理屈というものがある。
それが今作の柱だったりします。
奥さんと子供については、自分も書きながら完全なとばっちりだと思いました(笑)
巫女は罰を与えにやってきた訳ですから、まぁ、一番大切なものを嬉々として奪っていったものだとご了解下さい。
キャラクターは、正直増やしたかったのです。
しかし、今の自分の実力で何とか物語を収束させるにはとなくなく断念しました。生き残った村の子孫…良いアイディアです。
温かな感想そして深い洞察をありがとうございました。大変励みになります。
PS 余りに感動して衝動的にお気に入りユーザー登録させて頂いちゃいました。もしご迷惑であれば、ご一報下さい。
丁寧な感想、本当にありがとうございます。
まずは誤字の指摘、ありがとうございした。早速修正させて頂きました。
お恥ずかしい話、タイピングが苦手で御座いまして、多分人並み以上に誤字脱字が頻発する質なようで御座います。お目汚し、失礼致しました。
さて。
民俗学に関しては大学時代ほんの少しだけ齧ったことがありまして、こんな感じだったよなぁなんて当時の記憶を紐解きながら物語に混ぜ込んでみました。
もともと理屈っぽい人間なので、文章が冗長で読みにくかったらどうしようととても不安だったので、読み応えがあるというお言葉、本当に嬉しゅうございました。
構成に関しては、最初に神社の歴史やら何やらを原稿用紙に纏め、そこから怖く料理のしがいがありそうな要素をピックアップするという手法を取りました。
結果、主要人物が立ち代わる形になりましたが、散発的で意味が通りにくいのではないかと心配をしておりましたゆえ、本当に嬉しい限りです。
幻想と現実、物語と論理、虚と実。
ある意味、虚に大きく振れるのがホラー小説という在り方なのかもしれませんが、理屈っぽい私はどうにも薀蓄を語りたくなる次第。
化物にも、化物なりの理屈というものがある。
それが今作の柱だったりします。
奥さんと子供については、自分も書きながら完全なとばっちりだと思いました(笑)
巫女は罰を与えにやってきた訳ですから、まぁ、一番大切なものを嬉々として奪っていったものだとご了解下さい。
キャラクターは、正直増やしたかったのです。
しかし、今の自分の実力で何とか物語を収束させるにはとなくなく断念しました。生き残った村の子孫…良いアイディアです。
温かな感想そして深い洞察をありがとうございました。大変励みになります。
PS 余りに感動して衝動的にお気に入りユーザー登録させて頂いちゃいました。もしご迷惑であれば、ご一報下さい。
- 瑠璃丸
- 2014年 08月10日 22時53分
[良い点]
テンポがいい
言い回しがいい
[気になる点]
(・) が邪魔
伏線が少ない
[一言]
読みやすさはピカイチでした。
内容もおもしろかったです
変に難しく表現しようとして日本語がおかしくなってしまった文章は不快ですが、それがなかったのが良かったです
また 書いてください。
テンポがいい
言い回しがいい
[気になる点]
(・) が邪魔
伏線が少ない
[一言]
読みやすさはピカイチでした。
内容もおもしろかったです
変に難しく表現しようとして日本語がおかしくなってしまった文章は不快ですが、それがなかったのが良かったです
また 書いてください。
- 投稿者: 岩倉
- 2014年 08月10日 13時22分
>岩倉 様
まずは感想をありがとうございました。
こうしてフィードバックを頂ける事こそ、小説の面白さの醍醐味であり、創作の糧であると思いますので、嬉しい限りです。
テンポや言い回しについては、自分なりに工夫をしたつもりなので、そのあたりを見て頂けると、とても励みになります。
一昔前まで「書き手」ではなく「読み手」として活動するのが主だったので、頭のなかで声に出した時に心地よいリズムになるよう意識をして書いた次第です。
何が活きてくるか、分からないものですね(笑)
・←これが何ていうかイマイチ良く分からないのですが、確かに必要以上に多用してしまった感はあります。なんとなくかっこいいかなーなんて思ってましたが、読み難くなってしまうのならば考えものですね。
以後、控えます。
伏線を貼る、実際にやってみるとなかなか難しいですね。
後出しジャンケンであって伏線ではないんじゃないかと戦々恐々としながら書いてました。
確かに、鍋島瑠璃の頭の良さに頼りきりで解決のヒントをもっと出せば良かったと思います。文量が膨大になりそうで、今回は断念しましたが、この反省も自作以降に活かしていければと思います。
最後に、感想を本当にありがとうございました。
次回作を書いた際には是非ともまた読んでやって下さい。
まずは感想をありがとうございました。
こうしてフィードバックを頂ける事こそ、小説の面白さの醍醐味であり、創作の糧であると思いますので、嬉しい限りです。
テンポや言い回しについては、自分なりに工夫をしたつもりなので、そのあたりを見て頂けると、とても励みになります。
一昔前まで「書き手」ではなく「読み手」として活動するのが主だったので、頭のなかで声に出した時に心地よいリズムになるよう意識をして書いた次第です。
何が活きてくるか、分からないものですね(笑)
・←これが何ていうかイマイチ良く分からないのですが、確かに必要以上に多用してしまった感はあります。なんとなくかっこいいかなーなんて思ってましたが、読み難くなってしまうのならば考えものですね。
以後、控えます。
伏線を貼る、実際にやってみるとなかなか難しいですね。
後出しジャンケンであって伏線ではないんじゃないかと戦々恐々としながら書いてました。
確かに、鍋島瑠璃の頭の良さに頼りきりで解決のヒントをもっと出せば良かったと思います。文量が膨大になりそうで、今回は断念しましたが、この反省も自作以降に活かしていければと思います。
最後に、感想を本当にありがとうございました。
次回作を書いた際には是非ともまた読んでやって下さい。
- 瑠璃丸
- 2014年 08月10日 22時33分
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