感想一覧
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[良い点]
淡々とした雰囲気なのに熱くて凄く面白かった。
[一言]
正直こんなに面白いと思ってなかった。
止まらなかったです。
有難うございました。
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[一言]
正直こんなに面白いと思ってなかった。
止まらなかったです。
有難うございました。
[良い点]
大量の誤字報告失礼しました。
『スケルトンの奴隷商』とは別の世界線(平行世界?)でありながら、共通する登場人物も多く『奴隷商』のイメージを重ねて読んでしまうと騙されてしまう。かと言って同じ名前の登場人物なので丸っきり別人・別スケルトンとも捉えられず、どうしても『奴隷商』のイメージには引きずられてしまう。そのうちに、『奴隷商』で読んだ内容だったのか、本作『述懐』の内容だったのか混然としてきて、虚実入り乱れる感じで最終話にたどり着きました。
世界観・背景を掘り下げている分、説明部分が多く、また『述懐』というだけあって回想シーン・心象風景の描写が多かったので、物語の展開に時間がかかってしまった感じはしますが、いわゆる「続編」ではなく「解説編」と考えればそういうのもアリなんでしょうね。
[気になる点]
【天敵は消えて】21/48
> そうすれば必ず来る。
> [アーレスと供に]。
> 大量の死を引き連れて。
→【アーレスと共に】or【アーレスを供に】
・・・アーレスと一緒にという意味なら「共に」
アーレスをお供として連れてという意味なら「アーレスを供に」。
> ルークはまるで俺の従者のように[振る舞いっている]。
→【振る舞っている】
> ルークは貴族院の方からお目付け役としての[任を渡されている]のかもしれないが
→【任を託されている】or【任を担わされている】
・・・「任を渡す」だと、「君に任せたから好きにしていいよ」的な丸投げ感があります。「任を託す」は「自分たちにはできないから、よろしく頼む」的な感じ。「担わされて」だと重大任務として指令を受けている感じでしょうか。
------------
【再会】23/48
> 無いとは思うが、エキオンが勝手にどこかの村を無人の廃村に変えていたって俺は[関知]できなかったのだから。
→【感知】or【察知】
・・・関知(関係を持ったり、事情を知っている)でも間違いではないのですが、エキオンと依り代-刻印による契約者という「関係がある」にもかかわらず、何も知ることができなかった、という文脈からすると、
何か異常が発生してもそれを察知・感知することすらできなかった、に近いような気がします。
また、見方によってはエキオンに何らかの指示をして送り出した段階で「関知しない(関係していない)」とは言い切れないと思います。
----------
【大司教】24/48
> その代官の[命令で代官の従者から着替えを行い]、
→【命令を受けた代官の従者に着替えを手伝ってもらい】
・・・ダニエルの後任の小役人代官はカドモスに命令できる立場にはないと考えられ、命令を受けたのは従者のみだと分かる文にした方がよいかと。
---------
【アカイモノ】26/48
> 結局、赤い鎧騎士を[探して]村を出たのは昼を少しばかり過ぎた頃だった。
→【探しに】or【探すために】
-----------
【エキオンの帰還】27/48
> 「くそっ!なんて早さだ!」
→【速さ】・・・速度的なものなら。「早さ」は時間的なもの。
---------
【ひとつの夜ひとつの思い】40/48
> 事前の情報は決して多くはなく、相手が何をしてくるのか[道]の部分が多いのだ。
→【未知】
---------
【リッチ】41/48
> どこかにあるはずなのだ。
レギオンの主体たる存在が。
俺があの2体に命じたのは、[その2体]の捜索だ。
→【(主体たる)存在】
> [いつくもの]死体が絡み合うそれはさながら触手だ。
→【いくつもの】
-------------
【遠い未来・遠い過去】46/48
> 延々と[繋げられ続ける剣閃]。
→【続く剣閃】or【繋げられる剣閃】or【繋げられ途切れない剣閃】【繋げられ(て)続く剣閃】
・・・「繋ぐ」という言葉に「その状態を長く続かせて、絶やさないようにする」という意味が含まれているので、語感・語呂を悪くしてまで語句を重ねなくてもよいような気がします。
> エキオンが刃を伸ばす。
> 長大な刃が放たれようとしていた[魔法ごと断ち切られた]。
> かつてルークという人の名前を持ち、そしてガミジンという悪魔を名乗った1体の骨身のアンデッドが崩れた。
→【魔法ごと断ち切った】
・・・主語は(エキオンが伸ばした)「長大な刃」で、目的語が(アンデッド・ルークによって放たれようとしていた)「魔法」なので、受身形の「断ち切られた」ではなく「断ち切った」ですね。
大量の誤字報告失礼しました。
『スケルトンの奴隷商』とは別の世界線(平行世界?)でありながら、共通する登場人物も多く『奴隷商』のイメージを重ねて読んでしまうと騙されてしまう。かと言って同じ名前の登場人物なので丸っきり別人・別スケルトンとも捉えられず、どうしても『奴隷商』のイメージには引きずられてしまう。そのうちに、『奴隷商』で読んだ内容だったのか、本作『述懐』の内容だったのか混然としてきて、虚実入り乱れる感じで最終話にたどり着きました。
世界観・背景を掘り下げている分、説明部分が多く、また『述懐』というだけあって回想シーン・心象風景の描写が多かったので、物語の展開に時間がかかってしまった感じはしますが、いわゆる「続編」ではなく「解説編」と考えればそういうのもアリなんでしょうね。
[気になる点]
【天敵は消えて】21/48
> そうすれば必ず来る。
> [アーレスと供に]。
> 大量の死を引き連れて。
→【アーレスと共に】or【アーレスを供に】
・・・アーレスと一緒にという意味なら「共に」
アーレスをお供として連れてという意味なら「アーレスを供に」。
> ルークはまるで俺の従者のように[振る舞いっている]。
→【振る舞っている】
> ルークは貴族院の方からお目付け役としての[任を渡されている]のかもしれないが
→【任を託されている】or【任を担わされている】
・・・「任を渡す」だと、「君に任せたから好きにしていいよ」的な丸投げ感があります。「任を託す」は「自分たちにはできないから、よろしく頼む」的な感じ。「担わされて」だと重大任務として指令を受けている感じでしょうか。
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【再会】23/48
> 無いとは思うが、エキオンが勝手にどこかの村を無人の廃村に変えていたって俺は[関知]できなかったのだから。
→【感知】or【察知】
・・・関知(関係を持ったり、事情を知っている)でも間違いではないのですが、エキオンと依り代-刻印による契約者という「関係がある」にもかかわらず、何も知ることができなかった、という文脈からすると、
何か異常が発生してもそれを察知・感知することすらできなかった、に近いような気がします。
また、見方によってはエキオンに何らかの指示をして送り出した段階で「関知しない(関係していない)」とは言い切れないと思います。
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【大司教】24/48
> その代官の[命令で代官の従者から着替えを行い]、
→【命令を受けた代官の従者に着替えを手伝ってもらい】
・・・ダニエルの後任の小役人代官はカドモスに命令できる立場にはないと考えられ、命令を受けたのは従者のみだと分かる文にした方がよいかと。
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【アカイモノ】26/48
> 結局、赤い鎧騎士を[探して]村を出たのは昼を少しばかり過ぎた頃だった。
→【探しに】or【探すために】
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【エキオンの帰還】27/48
> 「くそっ!なんて早さだ!」
→【速さ】・・・速度的なものなら。「早さ」は時間的なもの。
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【ひとつの夜ひとつの思い】40/48
> 事前の情報は決して多くはなく、相手が何をしてくるのか[道]の部分が多いのだ。
→【未知】
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【リッチ】41/48
> どこかにあるはずなのだ。
レギオンの主体たる存在が。
俺があの2体に命じたのは、[その2体]の捜索だ。
→【(主体たる)存在】
> [いつくもの]死体が絡み合うそれはさながら触手だ。
→【いくつもの】
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【遠い未来・遠い過去】46/48
> 延々と[繋げられ続ける剣閃]。
→【続く剣閃】or【繋げられる剣閃】or【繋げられ途切れない剣閃】【繋げられ(て)続く剣閃】
・・・「繋ぐ」という言葉に「その状態を長く続かせて、絶やさないようにする」という意味が含まれているので、語感・語呂を悪くしてまで語句を重ねなくてもよいような気がします。
> エキオンが刃を伸ばす。
> 長大な刃が放たれようとしていた[魔法ごと断ち切られた]。
> かつてルークという人の名前を持ち、そしてガミジンという悪魔を名乗った1体の骨身のアンデッドが崩れた。
→【魔法ごと断ち切った】
・・・主語は(エキオンが伸ばした)「長大な刃」で、目的語が(アンデッド・ルークによって放たれようとしていた)「魔法」なので、受身形の「断ち切られた」ではなく「断ち切った」ですね。
[気になる点]
【トレマ】14/48
> 「バンザイ、あまり浮かれるな。カタブツ、コイツが余計なことをしないように道中ちゃんと見張れ」
> バンザイになんと命じたものか、悩んで結局は[エキオン]に命じるようなかたちになってしまった。
→【カタブツ】?
・・・セリフでは、エキオンではなくカタブツに命じているようですが…
---------
【名前なんてどうでも良い】16/48
> エキオンは俺から[眼窩を外して]倉庫の奥へと歩いていった。
→【目(目線)をそらして(目ん玉はないけどな)】
or【顔をそらして】
・・・「眼窩」は「眼球のはいっている頭骨前面の穴。めだまのあな」なので、外すことはできません。「目をそらす」にしても眼球がないのでそらすことができないなら、その旨文中で「目はないけど…」とツッコミセリフを入れるか、あるいは顔の向きで目線をそらす動作を表現してもよいかも。
> この名前を聞くとルークは俺から[視線を外して]
→【目を逸らして(そらして)】
> それでも各国が戦術魔法を残しているのはこんな時に[使うためのようで]、実際にはただの牽制のためだというのだから笑うしかない。
→【使うためのようでいて】or【使うためのように見えて】or【使うためのようでありながら】
・・・「使うためのようで」と「実際には」は逆接の関係にあると考えられますが、「ようで」のままだと順接っぽい感じなので語尾を少し変えた方がよいかと思います。
-------------
【再臨】17/48
> この国の人間と比べた時に、[並外れた]劣っているなんてことはなかった。
→【並外れて】
---------
【裏切り】18/48
> 目指すのは[ドラゴンの元]、ではない。むしろ反対だ。
→【ドラゴンの下】・・・ドラゴンの「そば」という意味なら。
---------------
【サイクロン】20/48
> 「[羽根をもいで]、殴って蹴ったらおとなしくなりましてね。
→【翼(or羽)をもいで】or【羽根をむしって】
・・・「羽」は「鳥や昆虫、飛行機などが飛ぶために使うもの。翼」で、
「羽根」は「鳥の翼を構成する1本1本の羽毛」という意味なので、
ドラゴンの翼全体(左右の翼のうち少なくとも1枚)を引きちぎるような感じなら「翼(or羽)をもぐ」。
第一話(プロローグ)の描写を借りるなら、
> 背から生える翼はコウモリのそれに似ているが、コウモリの翼と違って表面は赤黒く輝いていて、禍々しい。
・・・この赤黒く輝いている翼の表面がウロコではなく、「羽根」であるならば、「羽根をむしる」という言い方もできるかもしれません。この場合は、翼自体は残すものの、翼を部分的に傷つける感じでしょうか。子供なサイクロンのセリフなので、あまり言葉の定義にこだわる意味はないのかもですが^^;
> [話す内容にひとつひとつが]、理解したくもないようなものだったというのもあるのだが、
→【話す内容のひとつひとつが】or【話す内容ひとつひとつが】
> すべてのスケルトンが俺の[意を組んで]動き出す。
→【意を酌んで(くんで/汲んで)】
> 技は力に頼った[早さ]のみで、
→【速さ】or【素早さ】
・・・「早さ」は時間的なもの。「速さ」は速度的なもの。
【トレマ】14/48
> 「バンザイ、あまり浮かれるな。カタブツ、コイツが余計なことをしないように道中ちゃんと見張れ」
> バンザイになんと命じたものか、悩んで結局は[エキオン]に命じるようなかたちになってしまった。
→【カタブツ】?
・・・セリフでは、エキオンではなくカタブツに命じているようですが…
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【名前なんてどうでも良い】16/48
> エキオンは俺から[眼窩を外して]倉庫の奥へと歩いていった。
→【目(目線)をそらして(目ん玉はないけどな)】
or【顔をそらして】
・・・「眼窩」は「眼球のはいっている頭骨前面の穴。めだまのあな」なので、外すことはできません。「目をそらす」にしても眼球がないのでそらすことができないなら、その旨文中で「目はないけど…」とツッコミセリフを入れるか、あるいは顔の向きで目線をそらす動作を表現してもよいかも。
> この名前を聞くとルークは俺から[視線を外して]
→【目を逸らして(そらして)】
> それでも各国が戦術魔法を残しているのはこんな時に[使うためのようで]、実際にはただの牽制のためだというのだから笑うしかない。
→【使うためのようでいて】or【使うためのように見えて】or【使うためのようでありながら】
・・・「使うためのようで」と「実際には」は逆接の関係にあると考えられますが、「ようで」のままだと順接っぽい感じなので語尾を少し変えた方がよいかと思います。
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【再臨】17/48
> この国の人間と比べた時に、[並外れた]劣っているなんてことはなかった。
→【並外れて】
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【裏切り】18/48
> 目指すのは[ドラゴンの元]、ではない。むしろ反対だ。
→【ドラゴンの下】・・・ドラゴンの「そば」という意味なら。
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【サイクロン】20/48
> 「[羽根をもいで]、殴って蹴ったらおとなしくなりましてね。
→【翼(or羽)をもいで】or【羽根をむしって】
・・・「羽」は「鳥や昆虫、飛行機などが飛ぶために使うもの。翼」で、
「羽根」は「鳥の翼を構成する1本1本の羽毛」という意味なので、
ドラゴンの翼全体(左右の翼のうち少なくとも1枚)を引きちぎるような感じなら「翼(or羽)をもぐ」。
第一話(プロローグ)の描写を借りるなら、
> 背から生える翼はコウモリのそれに似ているが、コウモリの翼と違って表面は赤黒く輝いていて、禍々しい。
・・・この赤黒く輝いている翼の表面がウロコではなく、「羽根」であるならば、「羽根をむしる」という言い方もできるかもしれません。この場合は、翼自体は残すものの、翼を部分的に傷つける感じでしょうか。子供なサイクロンのセリフなので、あまり言葉の定義にこだわる意味はないのかもですが^^;
> [話す内容にひとつひとつが]、理解したくもないようなものだったというのもあるのだが、
→【話す内容のひとつひとつが】or【話す内容ひとつひとつが】
> すべてのスケルトンが俺の[意を組んで]動き出す。
→【意を酌んで(くんで/汲んで)】
> 技は力に頼った[早さ]のみで、
→【速さ】or【素早さ】
・・・「早さ」は時間的なもの。「速さ」は速度的なもの。
[気になる点]
【境界線】5/48
> [国を超えた]からといって、安心も油断も出来ない。
→【国境を越えた】
・・・アキュートからウムラウトへと国を移動したのなら、越えたのは「国」ではなく、「国境」かと。あと、山や境界をこえるのは「越える」ですね。
> カタブツは、そんな俺の様子には[感心]がないように、
→【関心】
> [いくつも]馬を走らせないうちに、
→【いくらも】
・・・距離的に(時間的に)それほど
> [教会の時の教皇]がネクロマンサーへの嫌悪感を表明していたくらいである。
→【時の教皇】or【教会の(トップである)、時の教皇】
・・・区切り方によっては「教会の時の」教皇??とも読めるので、教会を省略したり、読点「、」で区切ると読みやすいかも。
----------
【牙】6/48
> 奇妙な間が起きた。
→【奇妙な間が空いた。】or【奇妙な間が生じた(発生した)。】
> ただ死体は血管を魔力経路にして、その身体に[電]が走ったように、
→【電気】or【雷】?
> 俺は口を開き。
→【俺は口を開き、】or【俺は口を開いた。】
> そこには立ち上がった死体を飛び越し突入してきた、騎乗したゴキゲンと、[そこから飛び降りる]、魔力反応で発光する剣を携えたグリパンの姿。
→【ゴキゲンの馬から飛び降りる】?
・・・グリパンがどこから飛び降りたのか、何に乗っていたのかが分かりにくいです。
文脈からすると、ゴキゲンと一緒に騎乗していてそこから飛び降りた、可能性が高いと考えられますが、
騎乗していたゴキゲンの上に乗っかっていた説や
「立ち上がった死体」から飛び降りた可能性もあるのかな。まぁ、死体なら「そこ」ではなく「それ」と表現されるかもしれませんが…
-------
【新たなる貴族】12/48
> 「お前にとっては退屈でも、俺にとっては大事に日々だ。
→【大事な日々】
---------
【フェネクス】13/48
> 情報がここまで遅れたのは、単に[逃げ延びれた]人間が極端に少なかったからだ。
→【逃げ延びることができた】or【逃げ延びられた】
・・・「ら抜き言葉」口語だとそれほど気にならないのですが、文章で見かけるとちょっと違和感があります。当作品の場合、他の文章がしっかりしている分、急に「ら抜き言葉」が登場するとちょっと間抜けな感じがしてちょっとモッタイナイかも。
> そこまで[向かうの]自体が難しくなり、
→【向かうこと】
「の」でも意味は通じますが、不自然に口語っぽい気がします。
> 今まで通りに、人里を端から滅ぼして[周り]、
→【回り】or【廻り】
・・・あちこちへ順々に行く、という意味なら。
【境界線】5/48
> [国を超えた]からといって、安心も油断も出来ない。
→【国境を越えた】
・・・アキュートからウムラウトへと国を移動したのなら、越えたのは「国」ではなく、「国境」かと。あと、山や境界をこえるのは「越える」ですね。
> カタブツは、そんな俺の様子には[感心]がないように、
→【関心】
> [いくつも]馬を走らせないうちに、
→【いくらも】
・・・距離的に(時間的に)それほど
> [教会の時の教皇]がネクロマンサーへの嫌悪感を表明していたくらいである。
→【時の教皇】or【教会の(トップである)、時の教皇】
・・・区切り方によっては「教会の時の」教皇??とも読めるので、教会を省略したり、読点「、」で区切ると読みやすいかも。
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【牙】6/48
> 奇妙な間が起きた。
→【奇妙な間が空いた。】or【奇妙な間が生じた(発生した)。】
> ただ死体は血管を魔力経路にして、その身体に[電]が走ったように、
→【電気】or【雷】?
> 俺は口を開き。
→【俺は口を開き、】or【俺は口を開いた。】
> そこには立ち上がった死体を飛び越し突入してきた、騎乗したゴキゲンと、[そこから飛び降りる]、魔力反応で発光する剣を携えたグリパンの姿。
→【ゴキゲンの馬から飛び降りる】?
・・・グリパンがどこから飛び降りたのか、何に乗っていたのかが分かりにくいです。
文脈からすると、ゴキゲンと一緒に騎乗していてそこから飛び降りた、可能性が高いと考えられますが、
騎乗していたゴキゲンの上に乗っかっていた説や
「立ち上がった死体」から飛び降りた可能性もあるのかな。まぁ、死体なら「そこ」ではなく「それ」と表現されるかもしれませんが…
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【新たなる貴族】12/48
> 「お前にとっては退屈でも、俺にとっては大事に日々だ。
→【大事な日々】
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【フェネクス】13/48
> 情報がここまで遅れたのは、単に[逃げ延びれた]人間が極端に少なかったからだ。
→【逃げ延びることができた】or【逃げ延びられた】
・・・「ら抜き言葉」口語だとそれほど気にならないのですが、文章で見かけるとちょっと違和感があります。当作品の場合、他の文章がしっかりしている分、急に「ら抜き言葉」が登場するとちょっと間抜けな感じがしてちょっとモッタイナイかも。
> そこまで[向かうの]自体が難しくなり、
→【向かうこと】
「の」でも意味は通じますが、不自然に口語っぽい気がします。
> 今まで通りに、人里を端から滅ぼして[周り]、
→【回り】or【廻り】
・・・あちこちへ順々に行く、という意味なら。
[気になる点]
【プロローグ】1/48
> [人が出会う魔物の中で最上のもの]、そういう相手に会ったことがあるからこそ、そうしただけ。
脳裏に不吉な魔物の姿が思い浮かぶ。
アーレス。
→【人が出会う魔物の中で最悪のもの】
・・・「最上」だと「一番上、一番優れている、一番良い」という意味なので、不吉な魔物には合わない言葉だと思います。「最強」「最凶」ともちょっと違うようですしね。スケルトンの格としては「ほぼ最上・最高位」なのかもしれませんが…
> 魔物の王から笑いかけるように言う俺へと視線を戻す。
→【グリバンは、笑いかけるように話す(言う)俺へと魔物の王から視線を戻す。】
or【笑いかけるように言う(話す)俺へ、(グリバンは)魔物の王から視線を戻す。】
・・・語順のせいなのか、語句の修飾関係がわかりにくくなっています。俺の話し方が「魔物の王が(魔物の王から)笑いかけるよう」??だと変な感じになってしまうので、グリバンの視線の変化が「魔物の王」→「俺」に移ったと分かりやすい語順にした方がよいかと。
あと、主語がグリバンであることは、「俺」「魔物の王」が主語ではないという消去法から分かるのですが、最初から省略しないでおいた方がより分かりやすいかも。
-------
【ネクロマンサー】2/48
> [戦争をやりに行った]軍隊ですら
→【戦争をしに行った】or【戦争に行った】
・・・「戦争をやる」という言い方はしないので、「戦争をする」の「する」が連用形に変化した「戦争をしに行った」の方がよいかと。
--------
【バンザイ】3/48
> 丹念に作られた[おうとつ]によって表現された鎧があり、
→【凹凸】
・・・漢字の方がよいかと。
----------
【エキオン】4/48
> また普通の水よりも多くの魔力を保持できるようにこの筒は内部で水を精製していた。
魔法を使う者ならば、誰しもが自分で作り、持ち得る[者]だ。
→【物(もの)】
・・・内部で水を精製(魔力を保持する)筒なので、者(人)ではなく、物ですね。
> 魔法式ひとつで何でも好きな常識を造られた存在に植え付けられはしない。
→【魔法式ひとつで、造られた存在に何でも好きな常識を植え付けられたりはしない。】
or【魔法式ひとつで何でも好きな常識を、造られた存在に植え付けられたりはしない。】
・・・修飾語・被修飾語が分かりにくいので、読点で区切ったり語順を入れ替えるなどの工夫をした方がよいかと。文末も多少アレンジしてみました。
> さすがにドラゴンほどの魔力に裏打ちされてブレスを吹きつけられれば引火も延焼も関係なしに何もかもを[燃やし尽くすが普通]、魔法で生じた火は
→【燃やし尽くすが、普通】
・・・「燃やし尽くすが」と「普通」の間にも読点「、」を入れた方がよいかと。
> 世界に新たなルールを造り出すことができる。
(中略)
> ルールとは制約でもある。
> 世界に対して新たな[制約]を造り出すかわりに、世界からそれ以上の大きな制約が課せられる。
→【ルール】
・・・文脈からすると、「ルール=制約である」「ルールを作れば、逆に制約も受ける」ということだと考えられるので、「制約を造り出すかわりに」ではなく「ルールを造り出すかわりに」だと思います。
> 限定された状況で激しく燃えるという[制約]は、魔力によってのみしか燃えないという大きすぎる制約を持つ。
→【ルール】
・・・「ルール=制約である」とは言っても、それを両方とも「制約」に置き換えて説明すると分かりにくいかと。魔法が造り出す「ルール」と世界から受ける「制約」を区別して説明した方が分かりやすいのでは?
[一言]
ところどころに難解な文が散りばめられているので、国語とか論理的思考の勉強、
トレーニングにはなりますが、読むのに疲れます(笑
省略されてる主語を推測し、目的語を特定し、修飾語・被修飾語を整理し、
作者の意図を推察し・・・って。登場人物が少ないのが救いですね^^
まぁ、完結済みの小説に文句を言っても仕方がないのですが^^;
【プロローグ】1/48
> [人が出会う魔物の中で最上のもの]、そういう相手に会ったことがあるからこそ、そうしただけ。
脳裏に不吉な魔物の姿が思い浮かぶ。
アーレス。
→【人が出会う魔物の中で最悪のもの】
・・・「最上」だと「一番上、一番優れている、一番良い」という意味なので、不吉な魔物には合わない言葉だと思います。「最強」「最凶」ともちょっと違うようですしね。スケルトンの格としては「ほぼ最上・最高位」なのかもしれませんが…
> 魔物の王から笑いかけるように言う俺へと視線を戻す。
→【グリバンは、笑いかけるように話す(言う)俺へと魔物の王から視線を戻す。】
or【笑いかけるように言う(話す)俺へ、(グリバンは)魔物の王から視線を戻す。】
・・・語順のせいなのか、語句の修飾関係がわかりにくくなっています。俺の話し方が「魔物の王が(魔物の王から)笑いかけるよう」??だと変な感じになってしまうので、グリバンの視線の変化が「魔物の王」→「俺」に移ったと分かりやすい語順にした方がよいかと。
あと、主語がグリバンであることは、「俺」「魔物の王」が主語ではないという消去法から分かるのですが、最初から省略しないでおいた方がより分かりやすいかも。
-------
【ネクロマンサー】2/48
> [戦争をやりに行った]軍隊ですら
→【戦争をしに行った】or【戦争に行った】
・・・「戦争をやる」という言い方はしないので、「戦争をする」の「する」が連用形に変化した「戦争をしに行った」の方がよいかと。
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【バンザイ】3/48
> 丹念に作られた[おうとつ]によって表現された鎧があり、
→【凹凸】
・・・漢字の方がよいかと。
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【エキオン】4/48
> また普通の水よりも多くの魔力を保持できるようにこの筒は内部で水を精製していた。
魔法を使う者ならば、誰しもが自分で作り、持ち得る[者]だ。
→【物(もの)】
・・・内部で水を精製(魔力を保持する)筒なので、者(人)ではなく、物ですね。
> 魔法式ひとつで何でも好きな常識を造られた存在に植え付けられはしない。
→【魔法式ひとつで、造られた存在に何でも好きな常識を植え付けられたりはしない。】
or【魔法式ひとつで何でも好きな常識を、造られた存在に植え付けられたりはしない。】
・・・修飾語・被修飾語が分かりにくいので、読点で区切ったり語順を入れ替えるなどの工夫をした方がよいかと。文末も多少アレンジしてみました。
> さすがにドラゴンほどの魔力に裏打ちされてブレスを吹きつけられれば引火も延焼も関係なしに何もかもを[燃やし尽くすが普通]、魔法で生じた火は
→【燃やし尽くすが、普通】
・・・「燃やし尽くすが」と「普通」の間にも読点「、」を入れた方がよいかと。
> 世界に新たなルールを造り出すことができる。
(中略)
> ルールとは制約でもある。
> 世界に対して新たな[制約]を造り出すかわりに、世界からそれ以上の大きな制約が課せられる。
→【ルール】
・・・文脈からすると、「ルール=制約である」「ルールを作れば、逆に制約も受ける」ということだと考えられるので、「制約を造り出すかわりに」ではなく「ルールを造り出すかわりに」だと思います。
> 限定された状況で激しく燃えるという[制約]は、魔力によってのみしか燃えないという大きすぎる制約を持つ。
→【ルール】
・・・「ルール=制約である」とは言っても、それを両方とも「制約」に置き換えて説明すると分かりにくいかと。魔法が造り出す「ルール」と世界から受ける「制約」を区別して説明した方が分かりやすいのでは?
[一言]
ところどころに難解な文が散りばめられているので、国語とか論理的思考の勉強、
トレーニングにはなりますが、読むのに疲れます(笑
省略されてる主語を推測し、目的語を特定し、修飾語・被修飾語を整理し、
作者の意図を推察し・・・って。登場人物が少ないのが救いですね^^
まぁ、完結済みの小説に文句を言っても仕方がないのですが^^;
[一言]
先ほど最後まで読み終えたものです。
思い返せば、小説を読もうに登録して初期に読んだ作品がスケルトンの奴隷商でした。それ以来スケルトンが好きになり、奴隷商が思いれのある作品として記憶に残っていたのですが、先日こちらのスケルトンの述懐を見つけて一気読みしてしまいました。
奴隷商とはまた違う内容でしたが、どちらも甲乙つけがたい素晴らしい物語だと思います。特に印象的なのはラスボスを倒した時のカドモス改めオウマの独白と、最後にバンザイが万歳しているシーンです。生前悩み苦しんだオウマが死後吹っ切れる(?)ことができたのは読んでてこちらも嬉しくなりました。またバンザイは両作品においてその仕草と愛嬌で癒しとなっていましたし、要所要所でさりげなく重要な役割を果たしていたどこか憎めない可愛いスケルトンでした。
個人的に述懐を読んでいてうれしかったのはナーが生存している点でした(奴隷商でのナーの最後が衝撃的だったので…)。ナー本人にとっては生き残った事は辛いものだったでしょうが、それでもうれしかったです。出来ればゴキゲン、ガサツ、カタブツ、ドジっ子にも生き残って(?)欲しかったですが、それは高望みでしょうね。彼らの最後もとても印象に残るシーンでした。他にもエキオンやアカツキの人間臭さが増していて感情移入しやすかったです。
最後になりますが、このような素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございます。長文失礼しました。
先ほど最後まで読み終えたものです。
思い返せば、小説を読もうに登録して初期に読んだ作品がスケルトンの奴隷商でした。それ以来スケルトンが好きになり、奴隷商が思いれのある作品として記憶に残っていたのですが、先日こちらのスケルトンの述懐を見つけて一気読みしてしまいました。
奴隷商とはまた違う内容でしたが、どちらも甲乙つけがたい素晴らしい物語だと思います。特に印象的なのはラスボスを倒した時のカドモス改めオウマの独白と、最後にバンザイが万歳しているシーンです。生前悩み苦しんだオウマが死後吹っ切れる(?)ことができたのは読んでてこちらも嬉しくなりました。またバンザイは両作品においてその仕草と愛嬌で癒しとなっていましたし、要所要所でさりげなく重要な役割を果たしていたどこか憎めない可愛いスケルトンでした。
個人的に述懐を読んでいてうれしかったのはナーが生存している点でした(奴隷商でのナーの最後が衝撃的だったので…)。ナー本人にとっては生き残った事は辛いものだったでしょうが、それでもうれしかったです。出来ればゴキゲン、ガサツ、カタブツ、ドジっ子にも生き残って(?)欲しかったですが、それは高望みでしょうね。彼らの最後もとても印象に残るシーンでした。他にもエキオンやアカツキの人間臭さが増していて感情移入しやすかったです。
最後になりますが、このような素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございます。長文失礼しました。
[一言]
完結おめでとうございますー!素晴らしい物語でした。ハッピーエンドではないかもしれませんが、グッドエンドではあるかもしれませんね。
完結おめでとうございますー!素晴らしい物語でした。ハッピーエンドではないかもしれませんが、グッドエンドではあるかもしれませんね。
いつも感想、ありがとうございます。
なんとか終わらせられました。
まあ、最初からオチは明言しておりましたので、その通りのままで進めました。
ふと思いましたけど、手放しのハッピーエンドって書いた事ないような?
……つ、次からはちょっと意識しましょう……。
なんとか終わらせられました。
まあ、最初からオチは明言しておりましたので、その通りのままで進めました。
ふと思いましたけど、手放しのハッピーエンドって書いた事ないような?
……つ、次からはちょっと意識しましょう……。
- ぎじえ・いり
- 2016年 06月11日 22時02分
[良い点]
逢魔が時の化身
そんな俺の懸念を吹き飛ばすように、スケルトンは俺へと走り寄り、そして抱きつこうとした。
ハハハハハハ。
「勿論。進みなさい。今が少年が夢見た未来よ」
(^^)
これが未来だ。
今が未来だ。
これから幾らでも照らしていける。
世界を。
グリパン。
リンクス。
ニック。
フィリップ。
バレット。
見ているか?
ハルモニア。
「こんなにも眩しい世界を。見ているか?」
みんな。
みんな。
見ているか?
明るい世界に成った。
[一言]
報告。
逢魔が時の化身
あのクソババアに組するような真似はしないだろう。
与する
諸悪の根源であるビフロンスの元に、
下に
逢魔が時の化身
そんな俺の懸念を吹き飛ばすように、スケルトンは俺へと走り寄り、そして抱きつこうとした。
ハハハハハハ。
「勿論。進みなさい。今が少年が夢見た未来よ」
(^^)
これが未来だ。
今が未来だ。
これから幾らでも照らしていける。
世界を。
グリパン。
リンクス。
ニック。
フィリップ。
バレット。
見ているか?
ハルモニア。
「こんなにも眩しい世界を。見ているか?」
みんな。
みんな。
見ているか?
明るい世界に成った。
[一言]
報告。
逢魔が時の化身
あのクソババアに組するような真似はしないだろう。
与する
諸悪の根源であるビフロンスの元に、
下に
いつも感想ありがとうございます。
無事に完結まで走りきれましたー。
本当にサンキューでした!
無事に完結まで走りきれましたー。
本当にサンキューでした!
- ぎじえ・いり
- 2016年 06月11日 22時05分
[一言]
初感想です。
完結おめでとうございます!
奴隷商から見てましたが、二つの作品を通して、なんというか上手く言葉にできない衝動にかられました・・・。
孫ハルモニアが将軍になったのは、カドモス改めオウマを使役というか目覚めさせたのがハルモニアだからですかね?
最後にオウマとエキオンはどこに行ったのか。
まぁきっとどこかで、いつもの様に、いつかの様に喋りながら人を守って歩いてるのかな、と思ってます。
お疲れ様でした!
初感想です。
完結おめでとうございます!
奴隷商から見てましたが、二つの作品を通して、なんというか上手く言葉にできない衝動にかられました・・・。
孫ハルモニアが将軍になったのは、カドモス改めオウマを使役というか目覚めさせたのがハルモニアだからですかね?
最後にオウマとエキオンはどこに行ったのか。
まぁきっとどこかで、いつもの様に、いつかの様に喋りながら人を守って歩いてるのかな、と思ってます。
お疲れ様でした!
感想ありがとうございます。
途中、本当に終わらせられるのか?と、何度も自問しましたが、ようやく辿り着けました。長々とお待たせする時間を取らせてしまい、申し訳なかったです。
一応、孫ハルモニアが将軍にというのは、隣国とうにゃらうにゃらあって、という設定です。
後はまあ、活動報告の方にちょろっとオマケでネタバレしておきましたので、よろしかったらそちらも是非。
ありがとうございますー。
途中、本当に終わらせられるのか?と、何度も自問しましたが、ようやく辿り着けました。長々とお待たせする時間を取らせてしまい、申し訳なかったです。
一応、孫ハルモニアが将軍にというのは、隣国とうにゃらうにゃらあって、という設定です。
後はまあ、活動報告の方にちょろっとオマケでネタバレしておきましたので、よろしかったらそちらも是非。
ありがとうございますー。
- ぎじえ・いり
- 2016年 06月11日 22時10分
[一言]
ひぃー
激アツな展開奴隷商からの大ファンです。
更新ありがとうございます。
ひぃー
激アツな展開奴隷商からの大ファンです。
更新ありがとうございます。
感想、ありがとうございます。
無事に完結まで公開出来ました!
納得頂ける展開になっていれば!嬉しく!
無事に完結まで公開出来ました!
納得頂ける展開になっていれば!嬉しく!
- ぎじえ・いり
- 2016年 06月11日 22時12分
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