↓ ↑ページトップへ

感想一覧

▽感想を書く
1 2 Next >> 
[良い点]
傷、痣、歯形……そういったスラッシャ―表現が下品ではなく、それでもって読んでるうちに痛みを感じてしまうほどリアル。恐ろしくも切ない物語を読みやすい短編で仕上げたのはお見事だと感服致しました。勉強になります。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 07月13日 16時25分
管理
[一言]
ふさふさしっぽ様

こんにちは。お邪魔いたします。
ふさふさしっぽさんのお話を読んで、やっぱりとてもすごい書き手さんなのだなと改めて実感しました。
口からのどばあや、立ちこぎからのどべちゃダイブにコメディ性を感じながらも、両親を惨殺してしまう悲惨さや、その後の人間離れしてしまった姿を想像するとぞっとしました。
寧々の怨恨には、両親に虐待されて殺されてしまったという外的なものと、もっと生きていきたかった、普通に愛されたかったという内的な恨みとがあるので、ただ両親を殺しただけでは、そりゃあ晴れないだろうなと感じました。
陽子のことを殺さずに、生かして去っていったのは、虐待を受けて同じ思いを共有できた陽子が、自分とは違って幸せになっていける希望を持つことで、その陽子の幸せを通してでしか、もう自分の恨みは晴れないと思ったからなのかなと感じました。
悲惨な姿になってもなお、寧々の本性が優しかったことに切ない感動を覚えました。

「地獄に落ちろ」もそうでしたが、このお話が当初の構成の通り、主人公がひどい目にあう単なるバッドエンドだったら、こうも感慨深くなれなかったのだろうなと思います。救いがあったからこそ、そこに魅力を感じて「もっと読んでみたい」という気持ちになれたのだと思います。
ふさふさしっぽさんのお話が多くの人に読み続けられるのには、そういう魅力があるからなんだなと感じました。

他の感想欄を読む限り、毎回が毎回そのような救いのあるお話ではないようですが(実は怖くて全部読めない……)、ふさふさしっぽさんの良さが現れているお話を読むことができて良かったなと感じます。
感想を書くのは相変わらず下手なのですが、長々と失礼いたしました。本当にありがとうございました。
ではでは!
  • 投稿者: うさぎ
  • 18歳~22歳
  • 2014年 08月24日 12時42分
丁寧なご感想、ありがとうございます。

数々のお褒めのお言葉、もったいないかぎりです。ありがたく頂戴して、次作の糧にしたいと思います。

寧々の気持ちを酌んで下さったことは、とても感謝しております。寧々もきっと喜んでいると思います。ご推察どおり、寧々は優しい子なのです。

バッドエンド……いつも作品の結末について落とすところまで落とすか、希望を残すか悩みます。わたしは絶望しかないバッドエンドも嫌いではないのですが、ただのバッドエンドだと、「で、それで?」みたいな感じになっちゃうんですよね。もっと余韻をのこしたり、考えさせるようなバッドエンドも書いてみたいのですが、今では多分に力量不足です。

一羽の兎様も短編集を書いていらっしゃいましたよね。またお伺いさせていただきます。
 わたしももっとコンスタントに作品をアップしたいのですが、なかなか持久力がなくて情けないかぎりです(泣)
[良い点]
いやあ、怖かったぁ。
特に、寧々さんが成仏したと思ったら、陽子さんが鏡越しに寧々さんを見つけたところ。
女子の怨念の世界みたいなのを、感じました……。
[一言]
こういうお話って、どこか救いのある部分が必要なのだとは思いますが、寧々さんが陽子さんを許してあげたりするところや最後の新しい中学での生活の部分をみると、ふさふさしっぽさんの優しさが伝わってくるなあ、とも思いました。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2014年 08月21日 22時22分
感想ありがとうございます。

「怖かった」の一言がホラーアマチュア作家として嬉しいかぎりです。

りんさんが仰る通り、二人のやり取りは女子ならではのものですね。男子だったらまた一味もふた味も違ったかもしれません。

寧々には可哀想な結末ですが、二人のほんの一時の友情が、陽子の明日への歩みに繋がっていると思います。

思考錯誤した作品ですが、少しでもお気に召していただけたのなら幸いです。

今回は本当にどうもありがとうございました。
[一言]
切なくて胸が締め付けられるお話でした。同じような境遇でありながら、陽子だけは虐待から救われて幸せな道を辿るというのは、寧々からしてみれば裏切りにも似た想いだったんでしょうね。「ズルイよ」の一言から羨ましくも憎らしい複雑な感情がよく伝わってきました。主人公も襲われて終わる王道のバッドエンドかなと思いきや、芽生えた友情で踏み止まって救いのある展開もよかったです。
お読み頂きありがとうございます。

陽子も陽子で心に傷を負っているし、実親ではない人たちとの暮らしはたいそうプレッシャーだろうし、単純にラッキーでは済まされないと思いますが、彼女は生きています。未来がある。
希望も未来もなくなった寧々との鏡像関係を表してみました。

救いのある展開で良かったと仰っていただけると、このようなラストにしてよかったなと思います。その分ホラー色は薄まりましたが、寧々の「切なさ」や「やりきれない思い」を汲み取っていただけると嬉しいです。
[一言]
切ないですね…完全な逆恨みには違いないんだけど、寧々ちゃんの気持ちを考えると、同情したくなってしまいます。途中まで読んで「連れて行かれる!?」と思ったけど、結局、そんなことはされなくて…そこにあったのは恨みではなく、何故自分だけ、という理不尽に対する悔しさだったのでしょうね。
児童虐待の厳罰化希望。

でもこの後、寧々ちゃんがとんでもない悪霊になってたら、と想像すると怖いです((((;゜Д゜))))
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2014年 08月18日 17時29分
感想ありがとうございます。

寧々が今後どうなってしまうかは書いていませんが、わたしの中ではとうぶん成仏できずに彷徨う設定になっています。理不尽さを表したかったのですが、寧々には可哀想な展開となってしましました。

最初、陽子は寧々に食われて、連れて行かれる設定でした。なんかしっくりこないなあと思って続きを付け足しのですが、わたしはこう言う展開にしてよかったと思っています。

寧々の「せつなさ」を感じ取っていただけると、うれしいです。
本当は今回の幸麻呂さんのホラー作品のように、あっといわせるどんでん返しラストにも挑戦したいのですが……、これから頑張ろうと思います。

今回は本当にありがとうございました。
[良い点]
寧々ちゃん…せつないですね…(泣)
本当は死にたくなかったのに自分の死を受け入れて、本当は人として幸せになりたかったのにお化けライフを楽しんでいるフリをして…
生前は一人ぼっちで、死後に初めて友達ができたと思ったのに、やっぱり一人ぼっちにされて…
悪い子がひどい目に遭う教訓系の怪談話ではなく、寧々も陽子もいい子だからこそ、この世の理不尽さが響きます…
感想ありがとうございます。

そうなんです、陽子も寧々も普通のいい子なんですよ、世の中が悪い! 子どもだからどうしてもやれることに限界があるし、とにかく理不尽さをえがいたつもりです。

お化けライフは寧々の精いっぱいの強がりでした。書いたあとに、彼女に対してじわじわ愛着が湧いてきました。主人公は陽子なのに。

寧々の本当の心情を正確に汲み取っていただけたので、こちらとしても書いた甲斐があり、また嬉しい気持ちです。

これからも精進します。

[良い点]
とても良かったです。
[一言]
感想を書くのが下手くそ、なので一言だけで許してください。



恐怖というよりは、切なさや、二人の、短いながらも深くなった関係(友情?)の暖かさが、感じられる物語で、読み終えた時に「おぉ………。」と、なってしまいました。
とても良い作品を読ませていただきました。
  • 投稿者: 影次郎
  • 2014年 08月17日 18時36分
お読みいただきありがとうございます。

「とても良かった」の一言が、これから書く小説のなによりの活力になります。大変嬉しいお言葉です。「おぉ……」となっていただけたとは、感激です。

今回はホラー色が薄めな作品になったかなと思っていましたが、これはこれで良かったとわたしなりに思っています。

これからも頑張ります。今回は本当にどうもありがとうございました。
[一言]
読了した後に振り返り『二人の少女』というタイトルの味わい深さにまずもって感嘆です。徹底的に個性を廃することで、寧々と陽子が本質的には何ら変わらない「少女」である事が浮かび上がり、不条理という作品全体のテーマが浮き彫りになる。凄い。

自分と同じ人間に出会えた嬉しさと、自分と同じでは無くなってしまった悔しさ。
どちらも心の奥がツンとするような切なさに満ちています。
陽子に襲いかかる寧々は、恐ろしくある一方で、切なくて、哀しい。
幽霊とか妖怪とか化物は理不尽で不条理で不合理だからこそ怖いと思っていましたが、彼らが胸に抱く感情が伝わると、また作品の味わい深さがぐっと増すのですね。
勉強になりました。

ラスト。
恐怖に満ちた体験は陽子の人生にほんの少し影を落としながらも、
彼女が真っ直ぐに生きていくであろうことや、寧々が二度と現れないであろうことが、言外に感じ取れる素晴らしい終わり方でした。
これも凄い。

勝手な空想ではありますが、夢中で二人が出会ったことにも、きっと何か意味があるのだと思わずにはいられません。

心を揺り動かす素敵なホラーでした。堪能させて頂きました。
  • 投稿者: 瑠璃丸
  • 男性
  • 2014年 08月17日 00時58分
拙作をお読みいただきありがとうございます。

数々のお褒めの言葉、身に余る思いです。
あまりにも理不尽な現実に対する己の怒りよりも、友情をとった寧々の行動を褒めてやっていただけると、彼女も少しは浮かばれます。

ラストは瑠璃丸さんの仰る通り、陽子は寧々のことを忘れずに、とにかく「生きて」行くと思います。寧々は陽子の前には現れないけれど、成仏するには長い時間がかかります。

夢の内容は、陽子の後ろめたさと、寧々の「あたしのこと忘れないでよ」という気持ちがシンクロした結果のつもりで書きました。この時点で陽子は寧々の本当の気持ちを理解しておらず、自分の環境の変化にいっぱいいっぱいだったのです。

とても丁寧な感想をいただき、これからも作品を創りあげていく糧としていきたいと思います。

今回は本当にどうもありがとうございました。
[一言]
 読みました。面白かったです。

 序盤の寧々の様子が、とても魅力的に映りました。姿は不気味ですけど。
 似たような境遇にあった二人の少女が、ある時点で全く違う道を歩むことになる。しかも、それらがまた、彼女達の行動に起因しない外的要因に依るものだから、なんとも不条理を感じずにはいられないです。
 読み終えると、怖さよりも切なさが残りました。
  • 投稿者: ノイジョン
  • 23歳~29歳 男性
  • 2014年 08月15日 14時46分
お読みいただき、ありがとうございます。

切なさを感じていただけると、この作品のラストをこのようにしたかいがありました。寧々を魅力的と言っていただけるのはとてもうれしいです。物語のなかでは非常に損な役回りですので。
ラストをこのように持ってきた分、ホラー色が薄まった感じですが、面白かったと言っていただけると、とてもうれしいです。
締め切りとの戦いの作品でしたので(笑)荒削りな部分は見逃して下さい。
[一言]
とても面白く、恐ろしく、そして切ないお話でした。

似たような境遇の「二人の少女」は、まるで鏡像のようだと思いました。何かがひとつ違えば、まったく反対の立場に立っていたのかもしれないのですよね。
自分が死んだことに前向き(?)な寧々は、状況をポジティブに受け入れているだけに、生前受けていたネグレクトがいかにひどいものであったか想像できて憐れでした。しかしそこをお涙頂戴に描かず、明るく乾いたユーモアをもって描写されているところがセンスだなあと思います。「どばあ」って、なんか笑えました……。
両親に復讐したら成仏しちゃうかも、と言っていた彼女が結局浮遊霊になってしまい、生還した陽子を「ズルい」と妬むのが皮肉な展開ですね。復讐したい気持ちはものすごく理解できるけど、やっぱりそれをやっちゃうともう人間ではいられなくなるんでしょうね……。

クライマックスで、理不尽な嫉妬にも拘わらず「ごめん」と謝る陽子と、彼女を殺すことができずに去っていく寧々。このシーンに、二人の少女のシンパシーと友情を感じて胸が痛くなりました。

しっぽさんの作品は、人間の悪意や負の感情を容赦なく描きながら、きちんと救いを残してくれているのが安心できます(と、油断してたらたまにものすごいバッドエンドがあってショックを受けますが)。陽子のこれからの人生にもたぶん苦労は多いと思うけれど、「自分は生き残った」という事実を大切に強く生きていってくれるんじゃないかと思いました。

この度は本当にお疲れ様でした。今後も期待しています!
  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2014年 08月13日 22時30分
感想ありがとうございます。

自分でもずいぶん重いテーマを扱ったな、とちょっと後悔しております(笑)わたしの技量では書ききれないとも感じていたのですが、でも締め切りは迫って来るわけでして、ちょっとコメディ色と友情色を足してみました。
 最初の予定では、陽子が寧々のことをすっかり忘れて金持ちライフを楽しんでいるさなか、寧々が「どばあ」と登場し、逆恨みで食われるというホラーらしいバッドエンドでした。
 けれど今はこのラストにしてよかったかなと思っています。寧々もいい子に書けましたし。

>似たような境遇の「二人の少女」は、まるで鏡像のようだと思いました。何かがひとつ違えば、まったく反対の立場に立っていたのかもしれないのですよね

まさにこの作品で書きたかったことです。「理不尽」というのも一つのテーマでした。
世の中理不尽だらけですね……いやいや私事はどうでもいい(笑)

締め切りに焦った今回でした(爆)つくづく計画性があり、完成度が高い橘さんを尊敬いたします。

今後も頑張ります。
1 2 Next >>