感想一覧
▽感想を書く[一言]
小さなとき聞いた、夏の怪談を思い出しました(笑)ほの暗い恐怖と執着と、化けること。
ぞぞぞぞーとして、夢中で読み進めました!
スイカの姫君は戯れに出てきたのですかね?
りん子さんが気になったのでしょうか。気になります。
小さなとき聞いた、夏の怪談を思い出しました(笑)ほの暗い恐怖と執着と、化けること。
ぞぞぞぞーとして、夢中で読み進めました!
スイカの姫君は戯れに出てきたのですかね?
りん子さんが気になったのでしょうか。気になります。
まさにホラーですよね!まるまりさんに味わっていただけて嬉しいです〜!
私は子供の頃に読んだ「うりこひめとあまんじゃく」の絵本が怖くて、ずっとそのことを覚えていて、ちょうどそれを思い出して書いたのがこのお話でした。昔話とホラーは限りなく近いですよね。
うりこひめを能動的に、化け物チックに変えたのがスイカの姫君で、あまんじゃくを可愛らしく変えたのがりん子です。二人は永遠に騙し合い、化かし合い、戯れ合う、ライバルであり親友でもあるんじゃないかと思います。
私は子供の頃に読んだ「うりこひめとあまんじゃく」の絵本が怖くて、ずっとそのことを覚えていて、ちょうどそれを思い出して書いたのがこのお話でした。昔話とホラーは限りなく近いですよね。
うりこひめを能動的に、化け物チックに変えたのがスイカの姫君で、あまんじゃくを可愛らしく変えたのがりん子です。二人は永遠に騙し合い、化かし合い、戯れ合う、ライバルであり親友でもあるんじゃないかと思います。
- れみ
- 2016年 05月20日 18時12分
[良い点]
りん子の身の周りの物に関しての、描写が良かったと思いました。
・ひんやりとした影が顔にかかった
・砂浜に新しい色を乗せる
・悲鳴が泡になり
一文で抜き出して良いって書くと、そこだけ良かったみたいに思われるかもですが、そうではないのですな。前後の文に上手く溶け込んでいるのと思うのです。だから読み終わった後で、全体的に「描写良かったなあ」という印象を得たのだと思います。
失礼かもですが、れみさんはどの作品も同様の力の入れ具合で描写を書いているつもりなのかも分かりませんが、僕がこうして抜き出す時は、抜き出さない作品とは違うレベルであると(勝手に)感じているのです。まあ僕なんぞが甲乙付けるのは、あんまり当てにならないかもですが。少なくとも僕はそう思っているんですよね・・・。
話は変わりまして。
生ぬるく感じていた水温が、一気に冷たくなった:
この一文とその前の文章は、物語の空気の流れが変化する具合を表していて、良かったです。僕はこういうとこで物語の中へ引っ張られていくから、こうして次々に読みに来てしまうのでしょう。
骨がみしみしと音を立てた:
ファンタジー的な雰囲気に終わらない、実感を抱かせる表現で、こういうのも良いなって僕は思います。というか逆に、際立たせられている部分なのかもと思いました。
スイカの実を撫でた:
りん子らしい、揺るがない反応といいますか。いえ、そりゃ逃げたりもしますけど、終わってみれば、りん子はやっぱりいつものりん子だなって思わされます。存在感あるスイカを撫でるところは、前作のタオル両端握りでベンチ座りのシーンと同じような、独特の味わいを感じました。なんか良いなあっていうやつです。
[気になる点]
悪い点ではないかもしれません。以下、書いているうちに自分の印象が変わってきました。
多分最後は帽子をりん子が貰ったのだと思っているのですが、最後にスイカの姫君が亡くなってしまった的な印象を受けて読んでしまったので、仲直りまでいっちゃうのは違和感を少し感じたのですが。
よく考えてみると姫君はスイカになったんですよね。そう考えるとそれ程違和感でもないのかと、思い始めています。
とまれ少なくとも、帽子がりん子にかぶさる前のとこまでは、とてもスムーズな流れで描かれていたという印象を受けました。
[一言]
今回は前回のような無知をさらけ出さないように、瓜子姫、海幸山幸について軽くwikiでなぞってから感想を書かせて頂いています(本作を読む前に調べてこい
でも知らなくても、スイカになっちゃう辺りとか全く違和感無く読めましたけどね。それだけりん子ワールドに片足を突っ込み始めているのかもしれません。
まーた長々と書いてしまってますかね。
すいません((+_+))
りん子の身の周りの物に関しての、描写が良かったと思いました。
・ひんやりとした影が顔にかかった
・砂浜に新しい色を乗せる
・悲鳴が泡になり
一文で抜き出して良いって書くと、そこだけ良かったみたいに思われるかもですが、そうではないのですな。前後の文に上手く溶け込んでいるのと思うのです。だから読み終わった後で、全体的に「描写良かったなあ」という印象を得たのだと思います。
失礼かもですが、れみさんはどの作品も同様の力の入れ具合で描写を書いているつもりなのかも分かりませんが、僕がこうして抜き出す時は、抜き出さない作品とは違うレベルであると(勝手に)感じているのです。まあ僕なんぞが甲乙付けるのは、あんまり当てにならないかもですが。少なくとも僕はそう思っているんですよね・・・。
話は変わりまして。
生ぬるく感じていた水温が、一気に冷たくなった:
この一文とその前の文章は、物語の空気の流れが変化する具合を表していて、良かったです。僕はこういうとこで物語の中へ引っ張られていくから、こうして次々に読みに来てしまうのでしょう。
骨がみしみしと音を立てた:
ファンタジー的な雰囲気に終わらない、実感を抱かせる表現で、こういうのも良いなって僕は思います。というか逆に、際立たせられている部分なのかもと思いました。
スイカの実を撫でた:
りん子らしい、揺るがない反応といいますか。いえ、そりゃ逃げたりもしますけど、終わってみれば、りん子はやっぱりいつものりん子だなって思わされます。存在感あるスイカを撫でるところは、前作のタオル両端握りでベンチ座りのシーンと同じような、独特の味わいを感じました。なんか良いなあっていうやつです。
[気になる点]
悪い点ではないかもしれません。以下、書いているうちに自分の印象が変わってきました。
多分最後は帽子をりん子が貰ったのだと思っているのですが、最後にスイカの姫君が亡くなってしまった的な印象を受けて読んでしまったので、仲直りまでいっちゃうのは違和感を少し感じたのですが。
よく考えてみると姫君はスイカになったんですよね。そう考えるとそれ程違和感でもないのかと、思い始めています。
とまれ少なくとも、帽子がりん子にかぶさる前のとこまでは、とてもスムーズな流れで描かれていたという印象を受けました。
[一言]
今回は前回のような無知をさらけ出さないように、瓜子姫、海幸山幸について軽くwikiでなぞってから感想を書かせて頂いています(本作を読む前に調べてこい
でも知らなくても、スイカになっちゃう辺りとか全く違和感無く読めましたけどね。それだけりん子ワールドに片足を突っ込み始めているのかもしれません。
まーた長々と書いてしまってますかね。
すいません((+_+))
ゆいぐさん、感想ありがとうございます。
りん子シリーズは瓜子姫から着想を得たものなので、この話に着目していただけて、書き始めた頃の熱さや楽しさが戻ってきたようです。
情景や動きの描写は自分にとってウィークポイントなんです〜。どうしても固くなってしまったり、急いでしまったりして。
ゆいぐさんのように手ざわりや遠近感のある描写ができる書き手さんに読んでいただくのは、嬉しいと同時に恥ずかしくもありますが、丁寧に読み込んでくださり、際立った部分を見つけてくださって、感謝で胸がいっぱいです。
表現の甲乙は、好みにもよるので一概には言えませんが、私の拙い文章の中にも、ゆいぐさんの目にとめていただけるような要素があったこと、嬉しく思います。
サメが出てくるシーンは、瓜子姫から急に海幸山幸に変わってしまう、お気に入りの箇所だったので(笑)
瓜子姫のお話には数え切れないほどたくさんのパターンがありますが、その中に、瓜子姫が転んで植物になってしまう話があります。転んだ時の衝撃で、天邪鬼もどこかに飛んでいってしまうのですが、二人とも死んだというよりは、これまでのいざこざをチャラにしてもう一度生きる、というような清々しい終わり方に思えたんです。
昔話のようにスーッと心に入ってくるラストにはなかなかできませんが、いいなと思ったものが自分の作品の中で少しでも生きていたら嬉しいです。
いつも丁寧な感想、ありがとうございます。
りん子シリーズは瓜子姫から着想を得たものなので、この話に着目していただけて、書き始めた頃の熱さや楽しさが戻ってきたようです。
情景や動きの描写は自分にとってウィークポイントなんです〜。どうしても固くなってしまったり、急いでしまったりして。
ゆいぐさんのように手ざわりや遠近感のある描写ができる書き手さんに読んでいただくのは、嬉しいと同時に恥ずかしくもありますが、丁寧に読み込んでくださり、際立った部分を見つけてくださって、感謝で胸がいっぱいです。
表現の甲乙は、好みにもよるので一概には言えませんが、私の拙い文章の中にも、ゆいぐさんの目にとめていただけるような要素があったこと、嬉しく思います。
サメが出てくるシーンは、瓜子姫から急に海幸山幸に変わってしまう、お気に入りの箇所だったので(笑)
瓜子姫のお話には数え切れないほどたくさんのパターンがありますが、その中に、瓜子姫が転んで植物になってしまう話があります。転んだ時の衝撃で、天邪鬼もどこかに飛んでいってしまうのですが、二人とも死んだというよりは、これまでのいざこざをチャラにしてもう一度生きる、というような清々しい終わり方に思えたんです。
昔話のようにスーッと心に入ってくるラストにはなかなかできませんが、いいなと思ったものが自分の作品の中で少しでも生きていたら嬉しいです。
いつも丁寧な感想、ありがとうございます。
- れみ
- 2015年 01月03日 20時44分
[一言]
スイカの姫君の最新話を読む前に読み返しにきました。
姫君の帽子に対する執念と、終盤のりん子のあっさりした反応。二人の感情がなんだか対称的で笑ってしまいました。たまに焦ったりはするものの、基本りん子は淡々としていますね(笑)
スイカの姫君の最新話を読む前に読み返しにきました。
姫君の帽子に対する執念と、終盤のりん子のあっさりした反応。二人の感情がなんだか対称的で笑ってしまいました。たまに焦ったりはするものの、基本りん子は淡々としていますね(笑)
ケイさん!コメントありがとうございます〜!!
最新話の前にわざわざこちらまで来ていただけて、感無量です。
もう、スイカとみけらんだけ呪われてるんじゃないかと思うほど、PV数が他の作品の半分以下だったりしたので、救済に来ていただけて姫も浮かばれます(T▽T)
りん子はトリックスターなので、自分から厄介ごとに首を突っ込んで、いつも窮地に陥るのですが、うまく相手の自滅を待ったりして、最後は飄々と帰っていくことが多いです(笑)
姫君はそんなりん子が羨ましくもあり、小憎らしくもあったのでしょうね。
最新話の前にわざわざこちらまで来ていただけて、感無量です。
もう、スイカとみけらんだけ呪われてるんじゃないかと思うほど、PV数が他の作品の半分以下だったりしたので、救済に来ていただけて姫も浮かばれます(T▽T)
りん子はトリックスターなので、自分から厄介ごとに首を突っ込んで、いつも窮地に陥るのですが、うまく相手の自滅を待ったりして、最後は飄々と帰っていくことが多いです(笑)
姫君はそんなりん子が羨ましくもあり、小憎らしくもあったのでしょうね。
- れみ
- 2014年 09月13日 17時58分
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