感想一覧
▽感想を書く[気になる点]
誤字の報告です。
単なるタイプミスと変換ミスのコンボかもしれませんが。
× 二夫に塗れる訳にはいかないの。
○ 二夫に見える訳にはいかないの。
この場合の「見える」は「まみえる」と読みます。
誤字の報告です。
単なるタイプミスと変換ミスのコンボかもしれませんが。
× 二夫に塗れる訳にはいかないの。
○ 二夫に見える訳にはいかないの。
この場合の「見える」は「まみえる」と読みます。
ご指摘ありがとうございました。
修正いたしました。
修正いたしました。
- 悠井すみれ
- 2015年 06月12日 18時10分
[一言]
初めまして、虚白と申します。
「yoursf」の企画を知り、読ませていただきました。
王妃の独白体という形で描かれる、「自由とは」という思弁の物語、とそういう風に読み取れました。スラスラと読める解りやすい文章で、シンプルな思いが率直に綴られているからこそ、王妃の胸中の思いが強く感じられました。
愛しあうということはきらきらした、ただ美しいものではなく、紛れも無い人と人とのぶつかり合いなのだと感じました。この王妃は、現実に真正面から向い合って戦ってきたのでしょう。
読み終えた時には、すっかりこの王妃を好きになっていました。ヴォルフ、ざまあみろ。心の底からそう言ってやりたい気分です。
素敵なお話をありがとうございました。
初めまして、虚白と申します。
「yoursf」の企画を知り、読ませていただきました。
王妃の独白体という形で描かれる、「自由とは」という思弁の物語、とそういう風に読み取れました。スラスラと読める解りやすい文章で、シンプルな思いが率直に綴られているからこそ、王妃の胸中の思いが強く感じられました。
愛しあうということはきらきらした、ただ美しいものではなく、紛れも無い人と人とのぶつかり合いなのだと感じました。この王妃は、現実に真正面から向い合って戦ってきたのでしょう。
読み終えた時には、すっかりこの王妃を好きになっていました。ヴォルフ、ざまあみろ。心の底からそう言ってやりたい気分です。
素敵なお話をありがとうございました。
いわゆるサイエンス・フィクションでは全くない本作ですが、お読みいただき、感想をお寄せいただきありがとうございました。
愛するというのは綺麗事ではない、というのはまさに本作で言いたかったことの一つで、そこを読み取っていただいて嬉しいです。
また、王妃を好きと言っていただいたことも。拙作の登場人物の中では人気のキャラクターの一人で、作者としてはにやにやが止まりません。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
愛するというのは綺麗事ではない、というのはまさに本作で言いたかったことの一つで、そこを読み取っていただいて嬉しいです。
また、王妃を好きと言っていただいたことも。拙作の登場人物の中では人気のキャラクターの一人で、作者としてはにやにやが止まりません。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
- 悠井すみれ
- 2014年 12月14日 08時33分
[良い点]
面白かったです。
恋愛脳かと思えば、そうではあっても、それを超えた意志を貫く女性がステキです。
[一言]
策を弄しすぎて本当に欲しかった物は手から零れた男。
不本意な流れの中で、不自由で不遇な境遇の中で自らの足で生きることを選択させられた女。
前者はともかく後者は英雄でも偉人でもないけれども、生きる喜びを知った大人の女性。
王政に対してや民主制に対する距離の取り方も面白いです。
複雑な思いも言いたい事もある代わりに、自らの力不足も知っている。そうして二十年すぎて諸々を引き受けた元王妃は、愛情や追想などでは動かない人格を得た。
この場面は手を打って読み進めました。
物悲しく、でも少し小気味良い良作でした。
面白かったです。
恋愛脳かと思えば、そうではあっても、それを超えた意志を貫く女性がステキです。
[一言]
策を弄しすぎて本当に欲しかった物は手から零れた男。
不本意な流れの中で、不自由で不遇な境遇の中で自らの足で生きることを選択させられた女。
前者はともかく後者は英雄でも偉人でもないけれども、生きる喜びを知った大人の女性。
王政に対してや民主制に対する距離の取り方も面白いです。
複雑な思いも言いたい事もある代わりに、自らの力不足も知っている。そうして二十年すぎて諸々を引き受けた元王妃は、愛情や追想などでは動かない人格を得た。
この場面は手を打って読み進めました。
物悲しく、でも少し小気味良い良作でした。
感想ありがとうございました。
はい、タイトルに愛を冠してはいますが、本作は恋愛ものではないと思っております。愛も尊いものとは思いますが、愛だけに拠るのではない女性像が、個人的に好みでして。
政治に対する距離感に着目していただいたのも嬉しいです。
例えばフランス革命なども最近は「テロ」の面も語られてきているように思いますが、革命を賛美するだけでなく、王政を懐かしむだけでなく、全てが良くなった訳ではないし王や貴族も絶対悪ではない、という視点を読み取っていただけたら幸いです。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
はい、タイトルに愛を冠してはいますが、本作は恋愛ものではないと思っております。愛も尊いものとは思いますが、愛だけに拠るのではない女性像が、個人的に好みでして。
政治に対する距離感に着目していただいたのも嬉しいです。
例えばフランス革命なども最近は「テロ」の面も語られてきているように思いますが、革命を賛美するだけでなく、王政を懐かしむだけでなく、全てが良くなった訳ではないし王や貴族も絶対悪ではない、という視点を読み取っていただけたら幸いです。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
- 悠井すみれ
- 2014年 11月12日 22時30分
[良い点]
謎の爽快感。
切ないというか、悲しい話なのに、王妃の翻弄されるばかりだった過去への複雑な思いも、今の生活に感じる幸福も、心の隅にヴォルフへ抱いている恨み?も。
全て引っくるめて、何だか余韻が残りました。
しかし、本人の意思を無視して、裏で色々画策してる男にからめとられるオチが多い中、慣れない針仕事までこなして、拒絶しちゃう王妃様が素敵すぎる。
彼女の想像が当たってるなら、ヴォルフは彼女をみくびっていたのでしょうね。
謎の爽快感。
切ないというか、悲しい話なのに、王妃の翻弄されるばかりだった過去への複雑な思いも、今の生活に感じる幸福も、心の隅にヴォルフへ抱いている恨み?も。
全て引っくるめて、何だか余韻が残りました。
しかし、本人の意思を無視して、裏で色々画策してる男にからめとられるオチが多い中、慣れない針仕事までこなして、拒絶しちゃう王妃様が素敵すぎる。
彼女の想像が当たってるなら、ヴォルフは彼女をみくびっていたのでしょうね。
感想ありがとうございました。
やはり精神的に自立した女性は格好良いのでこのような造形になりました。源氏物語の空蝉とか素敵です。
ヴォルフは確かに見くびっていた部分もありそうです。二十年も経ってこれだけ色々あれば考え方も変わるし成長もする、というところに気づかなかったのが彼の敗因かもしれません。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
やはり精神的に自立した女性は格好良いのでこのような造形になりました。源氏物語の空蝉とか素敵です。
ヴォルフは確かに見くびっていた部分もありそうです。二十年も経ってこれだけ色々あれば考え方も変わるし成長もする、というところに気づかなかったのが彼の敗因かもしれません。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
- 悠井すみれ
- 2014年 08月28日 00時16分
[一言]
これは確かに切ないざまぁでした。
反省してる、とか許してくれ、とか誤解だ、などと言いだされてもくっついて欲しくないくらい、自由を得た解放感がわかります。
愛があっても無理。わかる。切ない。
思い出は美しいままがいいのですよ、と病床のヴォルフにいいたくなりますね。
それほどの腹黒なら患っていなければまた別のアプローチを考えるくらいしそうですけどね。
これは確かに切ないざまぁでした。
反省してる、とか許してくれ、とか誤解だ、などと言いだされてもくっついて欲しくないくらい、自由を得た解放感がわかります。
愛があっても無理。わかる。切ない。
思い出は美しいままがいいのですよ、と病床のヴォルフにいいたくなりますね。
それほどの腹黒なら患っていなければまた別のアプローチを考えるくらいしそうですけどね。
感想ありがとうございました。
愛してるけど嫌、たとえ誤解でも駄目。外堀埋めたつもりがこの結果なのでヴォルフは完膚なきまでに振られてしまっています。
元王妃の方も痛みはあるし結局は幽閉生活ではあるのですが。テーマに掲げたように、何かを得るには代償が必要ということだと思います。
ヴォルフは一途ではあっても卑怯でずるい男と思って書いたのですが、腹黒というとだいぶマイルドな雰囲気になりますね。私の腹黒のイメージが甘いのでしょうか。乙女ゲームものなどでよく見かける眼鏡で薄笑いの美形は単に毒舌なだけのキャラではないと、認識を改める必要を感じました。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
愛してるけど嫌、たとえ誤解でも駄目。外堀埋めたつもりがこの結果なのでヴォルフは完膚なきまでに振られてしまっています。
元王妃の方も痛みはあるし結局は幽閉生活ではあるのですが。テーマに掲げたように、何かを得るには代償が必要ということだと思います。
ヴォルフは一途ではあっても卑怯でずるい男と思って書いたのですが、腹黒というとだいぶマイルドな雰囲気になりますね。私の腹黒のイメージが甘いのでしょうか。乙女ゲームものなどでよく見かける眼鏡で薄笑いの美形は単に毒舌なだけのキャラではないと、認識を改める必要を感じました。
拙作にお時間を割いていただき、重ねてありがとうございました。
- 悠井すみれ
- 2014年 08月24日 23時38分
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