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[良い点]
戦闘シーン!描写が凄くお上手で、読んでいて楽しかったです!
[気になる点]
意思の力、魂などがよくわからなかったです
[一言]
キャラクター関係の導入が上手かったお陰でそのキャラクターの性格とかが分かりやすかったです
ありがとうございます!

戦闘シーンは力を入れているところなので嬉しいです!

意志の力や魂なんかの設定は、今の段階ではさして重要な要素ではないので、今は『こんなのもあるんだ』、程度に留めておいてくれると助かります。
しかし、のちのち必ず説明をするのでそれまでは待っていただきたいと思います。

キャラクターの掛け合いなんかも、結構意識して書いているので、それも嬉しいです!

感想ありがとうございました!
[良い点]
地文も会話文も手堅く書けているし、ストーリーもヒロインとのバトルがあったりクラスメートとの遭遇があったり、序盤からメリハリのある展開で良かった。
ゲームの設定が細かい所までよく考えられていて、ご都合主義ではない整合性のあるシナリオだった。
緊迫感のあるバトルが楽しめた。
[気になる点]
ヒロインが極端な性格で感情移入まで時間が掛かった。
ヒロインが主人公とはじめから仲の良い設定で、好きになっていく過程がなく、甘酸っぱい展開が好みな私としては少し物足りなかった。
主人公の喜怒哀楽の感情をもっと表現して欲しかった。
  • 投稿者: モナー
  • 2015年 06月13日 19時19分
感想ありがとうございます!

そうですね。ご都合主義にならないように、かなり慎重に書いています。どうやら今のところは問題ないようで何よりです。

バトルシーンも迫力を出せるように、一挙手一投足を丁寧に書いているつもりでございます。しつこくはなかったでしょうか? ないのであれば嬉しいコトです。

そして悪い点ですが……
すみません。ここは『自分がこれを書きたい』と思って書いた譲れないところですので、ここが少し……と思われても直せないのです。

主人公は感情をあまり出さないように意識してますし、ヒロインもわざと強引な性格にしています。
しかしもちろんそれには理由がありますので、長い目で見ていただければ幸いです。

重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました!
[一言]
面白いとは思うが意志の力だの魂の年齢だのちょっと意味がわからない。オカルトと言うかファンタジックな要素を入れたいなら相応の世界観と設定、説明を入れるべし。コレが伏線で後からあんなことが!ってんならごめんなさい。
  • 投稿者: トン勝
  • 2015年 05月26日 20時53分
感想ありがとうございます!

魂やらあやふやなものの設定についてですが、最初に余計なことをつらつらと書き連ねると『作者の独りよがり』と思われかねないと判断したため、その辺の説明については現在省いています。
しかし、後ほどしっかりと説明する予定ですので、もう少し待っていただけるとありがたいです。
……まあ、それが満足のいく、納得のいく説明になっているのかは自信ないのですけど……。

とにかくありがとうございました!
[良い点]
情景のわかりやすさ、特に戦闘シーンの描写の上手さには驚かされました。
僕自身、文章を書いていて戦闘など動きの激しいシーンの表現の難しさを体験しているので、一作者として尊敬の念を覚えます。
ストーリーも、読み進めていくにつれてだんだんと面白くなっていき、キャラの性格もわかってきて楽しかったです。
一話辺りの文章量も、なろうでは少ないほうがいいという人も多いですが、個人的には読み応えのあるほうが好きなのでよかったと思います。
そして物語の後半では、VRMMORPGが題材の作品の売りとも言える爽快感や達成感を感じる場面が多く、自分が実際にゲーム内にいるような感覚すら覚えました!

[気になる点]
他の方も言っていることですが、全体的に科学っぽい雰囲気の作品の中に、魂を使うシステムがあるのには違和感がありました。魂の科学的な定義をするなり、オカルト部分との融合について解説するなりして欲しかったです。
それと、完全に個人的な好みですが、()による説明は避けるとよかったのではと思いました。
文章力が高く、描写もわかりすいので、地の文で全て説明できていると、物語の雰囲気にあっていてよかったのかなと思います。偏見ですが、()はコメディ小説でよく使われているイメージがあったので。

以下、話別で気になったことについて。
2話
ステータス振り分けの際、ATKやMATなどが一体なんなのか説明があるといいと思いました。
MMORPGの経験者ならなじみのあるパラメーターですが、知らない人から見ると、何の話をしているのかわからなくなってしまうんじゃないでしょうか。
3話
脱字報告みたいなものですが、『まるで自分がアニメなどの主人公になったかのような気分は誰だっていいものだと思うだろう。』の文頭が一字空けされてませんでした。
4話
『少し長めの髪は茶色に染めておりーー現実でもそうなのかも知れないがーーうなじのあたりで髪を束ねている。』
この『現実でもそうなのかも知れないが』の部分が、何を根拠にそう思ったのかわからず、違和感を感じました。
それと、ギルドを作る場面で、なぜ提案者ではなくソルがギルド創設の操作をしているのかも、疑問に思いました。
[一言]
やはりSAOを知っている身としては、似ているなとは思ってしまうのですが、VRMMORPGが舞台という点で同じなので、仕方ないのかと思いますし、それを十分補えるほどのオリジナリティと面白さがあると思いました。
全体的に見て、中々に面白かったです! 続き楽しみに待ってます!
  • 投稿者: たい
  • 2015年 05月17日 02時03分
読了だけでなく、感想までありがとうございます!

まずは戦闘シーンについて褒めていただきありがとうございます! くどいかと思っていたのですけど、わかりやすかったのなら何よりです。そうですね、頭こねくり回して、自分で動いたりもしながら頑張って書きましたw

爽快感も感じてくれたのなら、それもよかったです。何気に主人公側がラストで結局一歩遅い、とかありましたからねぇ……。

さて悪い点についてですが……。
まずは魂の定義について。そうですね……最初の段階でだらだら説明すると『作者が設定垂れ流してるだけ』なんて思われそうで……。一応考えてはいるので、のちのち説明していければと思っています。

そして()による説明ですけど……。これは、話の中で、ややコメディーよりの展開の時に使っていこうと思っていまして。……でも、違和感を感じたということは、そうではない時も使っていたということですね……。後ほど修整します。

あとステータスの説明ですけど、一応作中でどのステータスがどういう効果を持つのかは仄めかしています。しっかり説明すると、冗長になってしまうと思ったので、そこはカットしました。

『長めの髪を〜』は、髪をカスタムできるから、ここではそうしてるだけで、現実でもそうなのかもな、程度の認識で言っただけなので、別に根拠があるわけでも、まして特定しようとわけでもありません。

最後に『ギルド創設』ですが……ここはもう少し理由をはっきりさせた方がいいのですかね……。作中でも言っているように、流れでそうなっただけなのですけどね……。

とにかくありがとうございました! 悪いところは修正し、その上でさらに良くなるように頑張っていこうと思います!
[良い点]
『それぞれの思惑』まで読ませていただきました!

感想書くのに関西弁でいい、って初めて言ってもらえたので関西弁で書くわ!
ありがとう!
ちょっと馴れ馴れしいけどそこは勘弁してな!(笑



文章読んでまず思った。
林さん、めっちゃ文章力・語彙力あるなぁ!
ホンマに高校生?
よく言われる「一読して意味の分かる文章」も完璧やし、オレ的にめっちゃ重視してる文章のメリハリもうまい。
さらに豊富な語彙のおかげで文章に飽きがこない。
文章に関してはオレには何も言うことない!!
ホンマによかった!!


設定もキャラクターも、ちゃんと練って考えてから創ってあるのが伝わってきたよ。
根幹はSAOのリスペクト作品でも、細かいところは独自路線を創ろうという気概があってよかった!
[気になる点]
オレの感想のパターンで、“悪い点”の箇所がめちゃめちゃ多くなってんねんけど、これはオレの考察が大半を占めているからな。関西弁やけど決して「ズタボロにしてやろう」なんて魂胆はないからな! 最初に言っておくぞ…!


さて……
とりあえず、オレが一番思ったことから書くで。
この『システムオーバーロード』という作品。

文章がいいから読みやすくてその点ではすごくいいねんけど、
心に残るシーンが…………すまん、全然ない( ><)

心に残るシーン、言い換えれば印象に残るシーン。もしくは心を揺さぶられたシーン。
もっと言えば、喜怒哀楽のいずれかに訴えかけるシーン!

批判を恐れずに断言すると、やな。
ライトノベルは“エンターテイメント”やねん!!
読者を楽しませてナンボやねん!
楽しませる、もしくは感動させるか、憤らせるか、怖がらせるか、泣かせるか、熱くさせるか、……とにかく心にドーン!と突き刺さらんと、エンターテイメントじゃあない!!


……っていう持論を基に感想を書いていくからな! そのつもりで!

で、まあ最初に言った通り、残念ながら心に残るシーンが……ないねん( ><)


ない、って言い切るだけじゃ不親切やし具体性に欠くから、細かく見ていくで。

まず、序盤。
まあどこまでが序盤かって話にもなってくるけど、VRMMOモノ定番の「閉じ込められた!」ってシーンまでを序盤として考えよう。
ここが物語の始まりを意味する象徴的なシーンやしな。
そうすると『システムオーバーロード』では『プロローグ』からこのシーンを含む『終わりと始まり』までの3話が、とりあえず序盤やな。

序盤で心に残る“べき”シーンはどこか。
まあオレが言ってるな。「閉じ込められた!」のシーン。

物語の象徴的なシーンでもあり、物語の方向性を決定するシーンでもあり、巻き込まれたプレイヤーたちにとっては常識を覆される驚愕のシーンでもあり。
売りが『囚われた世界の中でどう生きていくか』ってことやったから、なおさら“囚われる”シーンは重要になってくる。

だがしかし、やで。
なんか全然、記憶に残らない……。

喜怒哀楽その他、どの感情にもひっかからない……。

だってこれ、普通に考えれば驚くシーンのはずやけど、みんな……驚いてる……?


小説では通常“驚き”とかそういう感情は主人公を通して感じるもんやねんけど、今回はちょっと例外。
ソルとサクヤは常人とは少し違う感性を持ってるみたいやからな。
で、その“常人とは違う感性”が物語の根幹に繋がってるんやんな。
ということは、やで。
物語としては“常人とは違う”っていう点を、強調せなアカンかってん。

ソル視点では驚愕してなかったとしても、“驚愕してない”ことを強調するために、
「他のプレイヤーは驚愕している」ことをちゃんと書いておかんとアカンかってん……!

というわけで、ソルとサクヤ以外の不特定多数のプレイヤーを描写した箇所を見てみよう。


>『何で……何で記憶を奪う必要があるんだよ!』
>
> 広場にいた男の一人が怒鳴る。

一人だけかよ!
他の何百のプレイヤーみんな黙り込んでんのかよ!
どうした通夜か!
と思ってしまった(笑

いや、もちろん、この怒鳴った一人を除いたみんな「あまりの出来事に言葉を失った」的な感じなんやろうとは、思うけど……。
証拠を突きつけられたわけでもないし、99%以上の人が黙り込むほどかな?
まあとりあえず言葉を失ってる描写もないし、そのせいかみんな全然驚いてなくて冷めてる印象がかもし出されてる……。


そしてそのあと他のプレイヤーたちがどう描かれているかと言えば、

>『ふざけるな! こっちはゲームをやりに来てるんだ!』
>
> そうだそうだとほぼ全員が賛同する。

ただの野次やないか!(笑
みんな全然驚いてないやん!!

例えばここでプレイヤーたちがパニックを起こしたりして大騒ぎになっていれば、シーンとして印象に残るし、ソルと……いや、もしかしてサクヤだけなんかな? ともかく常人と違う点を強調することもできたし。


売りの『囚われた世界の中でどう生きていくか』も、これを売りとして書くなら“囚われた世界での絶望感”とか“正常ではいられない”みたいな描写を最初からしっかりしとかんと、ともすれば普通にゲームしてるだけにも見える。


これは推測やけど……。
人工知能の絶望的宣言に対してプレイヤーたちの混乱・悲壮感が描かれていない部分に、SAOの影響が一番出ている気がする。

直後の混乱って、SAOでは書かれてなかったからな。
いきなり一ヵ月後になってて。

SAOと同じく一ヶ月飛ばす手法を使わないのなら、混乱は書くべきやなぁ。SAOに触れずに『システムオーバーロード』を読む人のことを考えたら。


まーそんな感じで序盤で記憶に残る場所が少ないからなぁ……。
「この本を最後まで読みたい! はやく次のページをめくりたい!」という気持ちには、ちょっと結びつきにくいかな、って思ったな。




ちょっと飛ばすけど、第一階層のボスとのバトルシーン。
戦闘描写はすげーよかった。
一挙手一投足描かれてて、映像が目に浮かぶ。よかった!

でもなぁ、そう、序盤の件と同じく描写はいいのに心に残らない……。

その点、『開戦』最後の

> 一際大きい気勢とともに一斉攻撃が始まる。凄まじい攻撃の嵐にガリガリとボスのHPが削れていく。バーが半分を切ったところで――異変が起きた。
>
> 情報にはない攻撃。取り巻きを全滅させた時にしか来ないはずの――『デッドリースイング』。
>
> 破壊が、巻き起こった。

ここはよかった!
ジェットコースターで言えばゆっくり上昇したあと、一番上のあたりで下が見える感じ!
今まさに! 今まさに落ちる!!
っていうあの感じ!!

……よかった、のに……

『決着、そして』の冒頭でソルが妙に冷静に分析してるせいで、せっかく盛り上がって「やべえ!!」って感じになってたのに、水を差されてしまった。。。

そのせいもあってか、そのあとソルが時間を稼ぎに行くシーンに緊迫感があんまなかった。
せっかくそのあとのバトルがいいのに、入りがよくないせいで、なんだかなあ。

そもそも、「記憶を失う」っていうのがなぁ。
嫌やで、そりゃ。嫌やけども。

「死ぬ」と比べると“恐怖”に結びつかへんからなぁ。
どうしたって緊迫感には欠けてくるよなぁ。。。




えーと次、キャラクターの掛け合いについて。

オレは笑いには厳しいで。関西人やからな!


キャラの掛け合いを分析すると、主人公パーティの中でリヒト君がいじられ役なわけやな。

リヒト君がひたすらいじられて無視されたり。

うんうん。

アカン!


いやごめん、思わず結論から言ってしもた。

関西人同士でおるとオレもよーいじられんねんけど、いじり方には二種類あってな。
“愛のあるいじり方”と“愛のないいじり方”があってな!

リヒト君の場合は完全に“愛のないいじり方”やねん!

愛のないいじり方は、これはもうただのイジメ。
ただ嫌いやから嫌がってるだけ、っていうやつ。

愛のないいじりは同じくそいつを嫌ってる側からすると笑えるけど、嫌ってない側からするとイジメにしか見えへんからね。全然笑えへん。
まあかわいい彼女とTPO考えずバカップルならそりゃームカつくけども、ムカつくからって当然イジメていいわけはない。


愛のあるなしっていうのはちょっと分かりづらいかもしれんから具体例を出そう。
例えば「A君がB君の大好きなケーキを目の前で全部食べる」といういじりをしたとする。当然B君は「うわ、えっ? マジで? うっわ、ないわぁーーーー」と涙目になる。
関西人的にはぶっちゃけたまにある光景やねんけど(笑)、このあとフォローを入れるかどうか、が愛があるかどうか。

愛あり
A(半笑い)「ごめんごめん、今度また買ってきたるって」

愛なし
A(真顔)「何マジになってるん、おもんな」


これな!!!
わかるやろ!!!
全然違うから!!!


リヒト君がひたすらフレンド登録を拒否られる、とか
言ってること全部無視される、とか
完全に愛がないよ!(TOT)


まー愛がなかろうがもちろんウケへんわけじゃないけどさ。
ただ愛のないいじり方をしてると、リアクションが面白かったとしても「かわいそう」と思う人の割合が多い。そういう話。


少なくともオレはリヒト君がいじられてるの見てて「ふふっ」とはならんかったなー。

まあでもオレが「ふふっ」ってならんかったのは愛の話だけでなくて、リヒト君のリアクション芸のレベルがイマイチなのも影響してるかもな。


例えば『終わりと始まり』での初からみ。

> ガーン! と大げさに倒れ込むリヒト。

こことかな。

まあ~オレがリヒト君なら胸を手で押さえて、片ひざをつき、「オレの老婆心が今! 辛辣に打ち砕かれた!」
ってうなだれてみるかな。(つまりボケる)
そしたらたぶん、ソルもサクヤもスルーして別れようとするやろうから、
「いや無視すんなよぉおお!!」
ってツッコミを入れる。

ボケたら誰かのツッコミが入るまでがワンセット。
これ、笑いの基本な!(笑

つまりはボケた時点で、双方どっちかがツッコミを入れることを想定してあんねん。
ソルかサクヤがツッコミ入れてくれればそれでよし、入れてくれなければ自分でツッコミ入れる。
それが基本な!


あとな~~まあ言い出すとキリないからこの『終わりと始まり』から出すけど

>「ねえ、ちょっとそれ」
>「やらん」
>「何よ、一口くらいいいじゃない」
>「いや、一口ってもう一口分しか残ってねーしこの部分一番楽しみにしてた所だし」
>「じゃあこのクッキーと交換しなさい。二枚あげるから」
>「断る」
>「ケチ……ところで何か外が騒がしいわね」

ここ!
惜しいなあああ
この直前でケーキの描写をきっちりしてるところとか、すげーよかった! センスあるよ!
そんだけよかっただけに!
あともうちょい! 最後の一歩が足りてなくてホンマ惜しい!
「断る」のあとにボケるか、「ケチ」で区切って欲しかった!

つまりこんな↓


「ねえ、ちょっとそれ」
「やらん」
「何よ、一口くらいいいじゃない」
「いや、一口ってもう一口分しか残ってねーしこの部分一番楽しみにしてた所だし」
「じゃあこのクッキーと交換しなさい。二枚あげるから」
「断る」
「今ならさらにもう一枚つけて、三枚あげるから」
「通販か! やらんって言ってるだろうが!」
「ケチ……ところで何か外が騒がしいわね」


こんな!

もしくは「ケチ」で区切る場合は、

(中略)
「じゃあこのクッキーと交換しなさい。二枚あげるから」
「断る」
「ケチ」
 一番楽しみにしていた所なのだ。ケチでもなんでもない。


こうするか!
このどっちかにしてほしかった!


まあちょっと、何がどう違うんか解説するわ。

もともとの林さんの原稿を“原本”、ボケが追加になった方を“A”、「ケチ」でいったん区切った方を“B”とするで。

実はAもBも、本質は同じやねん。
原本でアカン箇所があって、そこを改善した、という例のバリエーション変化やねん。

アカン箇所っていうのが、

>「ケチ……ところで何か外が騒がしいわね」

ここ!
“間がとれてない”ねん!

原本でのやり取りでの“オチ”、というか“落としどころ”はサクヤの最後の「ケチ」やねん。
すると“落としどころ”の直後に、観客……じゃない、読者に笑わせる時間を与えんとアカンねん!

吉本新喜劇を注意して見てもらいたいねんけど、吉本でギャグのあと、お客さんが「ははは」って笑ってる瞬間は、どの芸人も何も言わんねん!
よく見てみて!
絶対に! 一瞬止まる!
笑ってもらわなアカンから! お客さんが笑う時間をあえて入れてある!

これは劇だけじゃなくて小説にもあてはまる。
なんでそう言えるかって? 笑わせようとしてるからだよ!

だからオレのA案とB案には、読者が笑う時間を入れてある。
A案で言えば
ツッコミの箇所とそのあとの改行から次の行の“「”あたりが笑う時間。
B案で言えば
>一番楽しみにしていた所なのだ。ケチでもなんでもない。
っていう一見冷めた文章。通常トーンで書くことで間にしてある。

どこを間にしたらいいかよくわからんかったら、一回通して読んで、笑う予定の箇所であえてわざと「ははは」って笑ってみる。
笑い終えたあとに、スムーズにストーリーが続くように創ればいい!

(※ いいか、“爆笑”は考えたらアカン。狙って爆笑させられるのは笑いの天才だけやと思ってくれ!)


……笑いに関してはこんなところかな。
もちろん笑いは水物やから、法則通りにはいかへん。
オレが書いたとこが納得できひんかったら、丸々無視してもらって構わん。
所詮関西の笑いを基準にした見方やからな。


で、まあせっかくやからキャラについてもちょっと触れるわ。

>「ふふふ……それはね……」
> サクヤの問いに勿体付けるように返答を返すテラコッタ。このあたりが大輝(リヒト)に似てきている。
>「第一回! ギルド会合のお知らせだよー!」

いやテラコッタめっちゃかわいいやん!!!!

テンション上がったわ!

あ、キャラに関してはみんな個性があってよかったので以上です。テラコッタがかわいかったので付け加えてみた←

まーあえて言うなら、やっぱり、リヒト君うざかった(笑


あとまぁ設定にツッコミ入れるなら魂、かな。
魂があるっていうのは科学的にはまだ証明できてないからなぁ。
魂に直接接続する、っていう発想は面白かったけど、魂に関する定義を一言二言付け加えてほしかったかな。
[一言]
初めて関西弁で感想を書かせてもらいました。

そのノリでキャラの掛け合いについてにもこれまた初めて触れられたから、やっぱ関西弁ってすげーなと思ったわ(笑

一応理論立てて説明しようと試みたつもりやねんけど、関西弁のノリってつまり、勢いやからな……ちょっと言葉足りてない箇所があるかも。
不明点があればいつでもどうぞ!
  • 投稿者: ゆのすけ
  • 23歳~29歳 男性
  • 2015年 03月27日 20時54分
まずはお礼をば。
自分の『システムオーバーロード』を読んでいただき、ありがとうございます。
丁寧に読んでいただいたようで、改善点が明確に見えました。
文章を褒めていただき、光栄でございます。メリハリがある、飽きが来ないとのことで、まあそれなりの出来にはなっているようで安心しました。ちなみに今年で大学生です。関係ありませんね(笑)

さて、悪い部分についてですが……要反省ですね……。
一応関西人の端くれですので、それなりに笑いには気を使ったのですけど……甘かったようです。

少し言い訳させてもらうと、リヒトに関してはガン無視しているわけではなく、テンションが上がっている時に無視する、ということを意識しています。じゃないとつけあがるので(ということを読者様に印象付れていないということなのですけど)。
そしてフレンド登録拒否に関しては、ちらっとですが説明を入れています(上と同じく、そう思わせていないことに変わりはないのですが)。
暴力は……まあ、先の展開に少し関係あったりするので……。と言ってもそれほど大きな理由でもないのですけど。
でも確かに今は無視している場面しかないので、そうなりますよね……反省です。

ケチに関しては……うーん……そこは特に笑いをとろうとはしていない箇所ですね……。単純にイチゴが欲しいだけで、その対価としてクッキーを2枚渡そうとしただけで。でも笑いを入れた方がテンポよさそうですね。少し考えてみます。

で、序盤に関してですが……これはもう言い訳のしようもございません……。確かに緊張感に欠けていました。描写不足です。混乱のところはもっとしっかり書き込むように修正します。

戦闘面に関して。『決着、そして』の冒頭は、それこそソルの異常性をみせようとしたんですけど……悪い方に作用してしまっているようですね……。ソルの考え方に直結するので、そこの理由は言えないのですけど、基本的には周りが吹き飛ぼうが、最悪死のうがソルはそれほど意識しないのです。今のところ、それは書いてないので、そう見られるのはある程度仕方ないと割り切ってしまっています。若干の片鱗は見せていますけど……。

とにかく、ありがとうございます!
この意見は前向きに捉えていき、これからの作品作りに活かしていきたいと思っています。
予想よりもずっとしっかりと読み込んでいてくれたようなので感動いたしました。
今のところ、初めての厳し目の意見でしたので、自分から頼んでおいてわりと凹みましたが、そのおかげでかえって自分の作品がどんなものなのかがわかりました。重ねてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!

最後に一つ。

そんなにロリ巨乳がいいのかぁぁぁぁ!!



PS まだまだあるのでしたら、どんどん申してくださいませ。自分もしばらくしたら、また依頼することがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

※返信不要
[一言]
設定的には『SAO』を彷彿とさせるものでしたが、劣化アレンジになっていたようには感じませんでしたし、良かったと思います。ヒロインのサクヤさんの言動には正直なところ、最初は少し引いてしまいましたが、幼少期からかなり変わってしまっていたようでしたので、『どうしてこうなった』と楽しみにさせて頂きます。あとは、キャラクターが活き活きとしていたのが楽しかったです。一話の内容が濃いので執筆は大変かと思いますが、頑張って下さい。これからの展開に期待しています。
  • 投稿者: 遠藤鶴
  • 男性
  • 2015年 02月09日 23時03分
ありがとうございます!『劣化コピー』と言われたらどうしようかと……。そうですね『SAO』大好きです(笑)。
サクヤはおそらく、大多数の方には嫌われる傾向にあるキャラなのでしょう。最近のラノベが主人公loveが多いので少し変化球を投げてみました。だからこそそこの差別化はできているのかなぁ、と。やり過ぎた感は否めませんけど。
キャラの掛け合いはもうコレ自信持ってもいいんですかね?すごい色んな人に褒められるので……。
とにかくありがとうございました!これからも頑張ります!
[一言]
 僭越ながら、感想と評価をつけさせていただきました。
 VRMMOもの、ということで分かりやすい導入、二月五日現在の時点で第三話が投稿されましたが、この時点でメインとなるキャラの性格や、主な目的などがはっきりわかっていて、いい導入だなあ、と。
 文章に関しても、読みづらさなどはなく一人称視点特有の読みやすさですいすい読めました。
 更新頑張ってください。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 02月05日 11時27分
管理
 感想と評価ありがとうございます!
 キャラクターの書き分けはかなり意識して書いたので嬉しいです。
 そこを利用した展開なども考えているのですが、出るのは当分先になりそうです……。
 読みづらくなかったですか。一見文章も長い上に、説明が多いのではないかと思っていましたが、好いてくれたのなら何よりです。
 はい! 更新頑張ります!
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