感想一覧

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[良い点]
美しい作品ですね。少しドキドキしました。

まだ成長しきってない子供の見る風景、地面が近くて草や土の匂いが濃厚な雰囲気が、まるで自分が回想しているかのようにハッキリと感じられました。ともすれば思い入れ過剰になりがちな内容ですが、抑制された文体で過不足なく表現されており、センスがいいなあ、などとちょっぴり羨ましく思ったりもしました。

未来のことを語る主人公のそばで、コーちゃんが少し投げやりな態度をとるシーンが、個人的には一番好きです。
返信が遅くなってすみません。
感想ありがとうございました。
子供の頃思っていたものって、今とは全く違うんですよね。数年前に子供の頃に住んでいた町に行ってみて驚きました。ジャングルのように思っていた森が、ただの藪だったり、大通りと思っていた道が軽トラック一台通るのがやっとの路地だったり。あっ、昔引かれそうになった10tクラスの大型ダンプだと思っていたのもただの軽トラックだったんだなぁ。なんて思って少しショックでした。
私は長い文章を書くのが凄く苦手で、もっと肉付けして一万文字くらいにできたらいいのになぁ。なんて、個人的には思っています。

ノストラダムスの予言というのは、その頃の年代を生きてきた子供にとっては、結構衝撃的で、地球は滅びてしまうかもしれない。でも、滅びないかもしれない。なんていう迷いの中生きていたような気がします。男の子は信じている子が多かったです。少し独特な時代かもしれませんね。
  • 2014年 09月16日 08時05分
[一言]
とても良い作品を読ませていただきました。

40になった主人公が一瞬だけ少女に戻ってしまう思い出。夏の匂いとともによみがえってきそうですね。
後書き……(笑)
殺すとしたらコーちゃんですか?(笑) ハッピーエンドで良かったです。

少しだけ気になったのは懐中電灯が切れた時いきなり満天の星空が出てきましたが、懐中電灯の灯りがついてても星空は見えるのでは?と思ってしまいました。細かいところですいません。

いつもはホラーを書くのですね。私もホラー好きでよく読みます。(書いたりも(笑))他の作品も読ませていただきたいと思います。

  • 投稿者: NAAA
  • 2014年 09月12日 20時37分
感想ありがとうございます?
夏の思い出と、郷愁というテーマで書いてみましたが、共感していただけたようで嬉しいです。子供の頃の思い出というものは何処か共通するものがあるのかもしれませんね。
後書きについては……、そうですね。実はコーちゃんは……。コホン。それはまた「三億年前の石(呪)」(構想中)でいつか書いてみたいと思っています。

星空のくだり、少し伝わりにくいかもしれませんね。ずっと恐怖と疲労から懐中電灯の光ばかり追っていたのが、唯一の光を失うことで今まで認識していなかったものが見えてくる。ということを表現したかったのですが、私の描写不足ですね。もっと修業が必要です。

最近は少しずつ別ジャンルも手を出しつつありますが、元々はホラーばかり書いていました。NAAA様の作品一覧を見ると、ホラーも多く書かれているようですね。今年の夏ホラー作品もあるではありませんか。私も是非拝読したいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
  • 2014年 09月13日 07時06分
[良い点]
描写がとても美しかったです。
少なすぎず、多すぎずといいますか、読者が読んでいて心地よいと感じるちょうどいい量加減だなあと思いました。
私は、描写がしつこすぎたり、少なすぎたりとムラがありますので、凛さんの作品から学ばせて頂こうと思います。

[一言]
こ、こーちゃん、ませてますね! どきどきしました。
でも、小5、6男子で早い子はヒゲ生えてる子もいたし。そういう年頃かあ、と思って読んでました。
自分の子はまだまだそうなってほしくないなあ、とも。
素敵な思い出の恋愛小説ですね。
  • 投稿者: 青瓢箪
  • 女性
  • 2014年 09月11日 11時31分
感想ありがとうございます。
今回は風景描写に力を入れてみたいと思っていましたので、そのように頂けると嬉しいです。
量については本当はもっと長いものを書いてみたいとは思っているのですが、どうしても短くなってしまいますね。
長編を書ける方を尊敬してしまいます。
私も息子がおりますので、このチンチクリンがこんな風になるのかなぁ?なんて思いながら書いておりました。
でもすぐに大人になっちゃうんですよね。淋しいなぁ。
  • 2014年 09月11日 19時34分
[一言]
良い作品を拝読させてもらいました。
面白かったです!
心理+恋愛描写が特に素晴らしかったです。

後が気になる終わりかたでしたね。
その終わりかたも味があって良いですね~。
  • 投稿者: nikko
  • 2014年 09月07日 20時05分
ありがとうございます!
あまり、というかほとんど恋愛ものは初めてでしたのでどう終わらすべきか悩みました。描写もかなり悩みましたのでそう言って頂けると本当に嬉しいです!
いつも歪んだ愛情ばかり描いていると病んでいくのかもしれませんね。
  • 2014年 09月07日 20時22分
[一言]
こんにちは。木下秋です。

「三億年前の石」、読ませていただきました。

……これは本当にいいです。いい小説を読みました。胸がいっぱいです。

なんだか、無性に切ないです。辛い。笑 この気持ちを上手く文章にできないのがもどかしいですね。……。

今までの凜さんの作品の中で、一番好きですね。むしろ、この夏読んだものの中で一番よかったです。たぶん、ずっと忘れないと思います。

文章を読んでいるうちに恋をして、読み終わると同時にそれが終わってしまったような……。なんか今無性に切ない(二回目)。笑

日本の夏、って感じで郷愁感も呼び覚まされますし(日本の原風景的描写も良かったです。五感に訴えかけてくる感じで)、初恋の甘酸っぱい感じも思い返されるんですよねぇ。……そういや俺も誰かのこと好きになったこと、あったなぁ……(遠い目)。

……ハッ(我に返った)。し、失礼しました。笑

良いものを読ませていただきました。

では。
  • 投稿者: 木下秋
  • 2014年 09月04日 14時03分
秋さん。ありがとうございます!
そう言って頂けると投稿したかいがあります。
いつもはオチを考えてから書き始めるので、あまり創作に時間かかからないんです。ゴールが見えてますからね。
しかし、こんなに短い短編ですが、凄く時間がかかりました。書けば書くほどこんなに淡々とした感じでいいのだろうか?これって面白いの?なんて事を考え出し、よく分からなくなってしまいました。
でも、皆さんから良い評価をいただけて本当に嬉しいです。少しずつ文章力も上がっているような気がします。
これからもお互いに頑張りましょうね!
  • 2014年 09月04日 18時52分
[一言]
三億年前の石、読ませて頂きました。

タイトルからもうこれは素敵感に溢れてるなと思って開きましたら、やっぱり素敵でした。
そして今回も読んでいて、やっぱり凛さんめっちゃうまいわと痛感させられました笑

必要な情報もしっかりあって、でも無駄もなくて。
また一つ一つの文章が流れるように綺麗なおかげで読んでいて自分でその情景を意識するというより、自然と浮かび上がってくるような感じで、それって当たり前のようでいて凄い事だと思います。

話もなんとも淡くちょっと甘酸っぱい感じで、二人の想い出を見ながらも自分自身もその頃に戻ったようなちょっと不思議な感覚でした。

しかしあとがき……笑
「こいつ殺さなくていいのか?」はちょっと笑いましたね笑
誰かを殺したり壊したりするホラーな話はまた次の作品で楽しみにしております笑

ではではまた。
ありがとうございます。
今回は恋愛ものですが、自分の中では郷愁をテーマにしておりましたので、心理描写よりも情景描写のほうに重点を置いて書いていました。できるだけ、行動だけで心理を現せるようにもしてみました。なので、情景が浮かんでくると思って頂けたのは凄く嬉しいです!

皆さんの感想を読ませて頂くと、昔を思い出したという声をたくさん頂きます。幼い頃の思い出というのは、どこか共通するものがあるのかもしれませんね。

殺したい欲求というのは、夏のホラーに頭をやられているのかもしれません。また頭が冷えてから書かせて頂きます^_^
  • 2014年 09月04日 07時36分
[一言]
拝読致しました。

彼女にしてみれば、あくまでコーちゃんはコーちゃんでしかなく、男の子ではなかった。だからこそ、自分で舐めていた飴玉を只申し訳ない気持ちから渡しただけ。でも、コーちゃんは違っていた。これくらいの年頃の子供は、一、二歳違うだけで大違いになるんですよね。コーちゃんは綾の事が好きだったのでしょう。友達としてではなく、女の子として。
そんな昔の話を思い出した綾は、今になって、コーちゃんの事が好きだったのに気づいたのでしょうか?
私も、幼馴染同士が飴玉のやりとりをするお話を書いた事があるので、すごく共感できました。
ありがとうございました。
こちらこそ感想ありがとうございます。
飴玉のやり取りなんて、大人は恥ずかしくてできませんよね。恋人同士なら別ですが。
コーちゃんも綾もお互いの事が好き。でもそれぞれの「好き」の意味は違う。飴玉を分け合う意味も違う。
本当にあの頃の年の差っていうのは凄いものがありますよね。
でも、大人になった綾なら全てを理解できていると思います。それが良い事なのかどうかは分かりませんが。
  • 2014年 09月03日 18時30分
[良い点]
恋愛もの好きです。描写が素敵でした。
[一言]
コーちゃんとの思い出話、良かったです。とっても面白かったです。
いつか私もこんな素晴らしい恋愛ものを書いてみたくなりました。初心者の身の上、高望みし過ぎですが(笑)
最後の綾さんの台詞にヤラレました。こんな台詞で終わる恋愛もの、心に響きますね。
これからも御執筆頑張ってください。
  • 投稿者: チャーコ
  • 女性
  • 2014年 09月03日 14時59分
感想ありがとうございます。
私は本当にホラー脳で、何を書いても後味が悪くなってしまうんです。この話は、昔の思い出から書いていますので、なんとなく汚したくないという気持ちが働いたのかもしれません。本当は殺したい願望なんかもあったのですが(汗)
でもこうして恋愛もの好きな方に良かったって言ってもらえると本当に励みになります。
またいつかチャレンジしてみます。
私もほとんど素人のようなものですよ。一緒に頑張りましょうね。
  • 2014年 09月03日 18時11分
[一言]
男の子って、たまに、頼りになるようで頼りにならない時があるんですよ。
コーちゃんはこの時がそうだったのではないでしょうか。
本当は不安だったんだと思います。それを紛らわすためにあんなことをしたのではないでしょうか。ただのスケベ心ではないと思いますよ。
綾ちゃんが東京に帰る日に送った手紙に書かれていた「ごめんな。さようなら」という部分がこの話のみそなのではないかと思います。
コーちゃんは本当に綾ちゃんのことが好きだったのでしょうね。だから、取り返しのつかないことをしてしまったという思いでいっぱいだったのでしょう。
子供なりに責任を取ったということだと思います。
おそらく、小さかった綾ちゃんには解からなかったであろう、そんなコーちゃんの気持ちは“三億年前の石”と共に四十歳になった綾ちゃんの心にしっかりと届いたというところですね。

凛さん、執筆お疲れ様でした。
  • 投稿者: 日下部良介
  • 50歳~59歳 男性
  • 2014年 09月03日 14時42分
日下部様

感想ありがとうございます。
そうですね。大人にならないと分からないこともあるのだと思います。コーちゃんは綾の事が好きだったと思いますし、綾ももちろんコーちゃんの事が大好きでした。
好き同士でありながらもちょっとしたことですれ違い、会わなくなってしまう。
そして、どうしたら良いか分からないので結局何もしないで逃げてしまう。
大人は、ここを逃したら後がないって思って食い下がってしまいますよね?えっ、私だけですか?
  • 2014年 09月03日 18時02分
[良い点]
 最後の一行。主人公の綾さんが一気に少女になりましたね。あれは文章だからこそできる演出だと思いました。凜さんがあの一言で綾さんを少女に魅せようという企みを持っていやったのかは分からないですが、無意識だとしてもあれが書けたことが本当にスゴいことだと思いました。僕はドキッとさせられました//笑
 僕以外にも、あの一行に心を捕まれたヒトは沢山いると思います。
[気になる点]
 悪いというほどではありませんが、作品の完成度がとても高いので。例えば「満天の星空」という表現がありますが、その5文字を二行三行使うような情景描写として書き換えるというような。ひとつひとつの言葉にこだわって書くと、もっと違う部分からもこの作品の良さをアプローチする武器になるのではないかなぁ、なんて思いました。
[一言]
 凜さんの初ちゅーはオレンジの味ですかぁ←
  • 投稿者: 憂木冷
  • 男性
  • 2014年 09月03日 01時02分
いつも辛口の憂木さんが何故だか優しい(笑)
オレンジ味……。あっ、あれは……。内緒です(汗)
なるほど。最後の一言がツボでしたか。確かに余韻を残す他にそういう効果もありますね。
あとは情景描写ですね。おっしゃるとおり、私はこれが苦手です。でも、少し頑張って修正してみたいと思います。
ありがとうございました。
  • 2014年 09月03日 08時00分
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