感想一覧
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[一言]
一言とありますが作品を読んだので長く書かせてください。
あらすじがあってよかった、と思いました。本作の出だしでは時代がいつなのかなどの情報が提示されていませんでした。ですからあらすじに頼りました。長い丁寧なあらすじがあるのに、どうして本作では説明不足になってしまうのだろう、と思いました。
時折、文章に目につくような間違いがありますが、そんなことは大した問題ではないと思います。もしプロになったら間違いは編集者が直してくれます。それよりも本作がスラスラ、と読ませる力を持っているということが大切だと思います。物語がスラスラと読める時、その物語にはある種の奇蹟が起こっていると思います。その奇蹟をこの作品は持っていると思います。
一人称の語り口に、その語り手の有能さが現れていると思いました。未来の日本というとITの先を予見することになりますから見せ方が難しい、と思うのですが、SFにも通じるような未来観がこの作品を貫いていると思いました。ただ、私のような中年には未来の世界をIT用語を織り交ぜながら語るというのは難解に感じられました。これは私の年のせいですね。
新しいキャラが登場した時、その登場人物がどんなキャラなのか、伝わってきませんでした。ただ名前と性別だけが登場した、という感じでした。四人グループになったとき、ああもうこのキャラたちを理解するのは無理だ、と思いました。ですが作品を読むにつれて天響たちのキャラが伝わってきて安心しました。キャラはもっと早くに読者に伝えられるべきだったと思います。日本人は内助の功という感覚を強く持っていて、本作の人間関係も結局、内助の功を互いに向け合うという日本人らしい関係に落ち着きました。そのことも本作がスラスラと読めるという一因になったと思います。人間関係の描写が日本人に向いているのです。それは長所でもあり短所でもあると思います。
高校生の学校生活が克明に描かれていて、きっとこの人は年の若い書き手だろうな、と思って読みました。
担任のキャラに代表されるような父権のあり方が心地よかったです。父権からどんどんS(加虐性)が下されて、主人公たちをいじめたり、鍛えたり、という先が見えていたのですが、連載の続きはまだなのですね。
それから飛行魔法についてですが、ゲーセンから逃げる時に飛行魔法が使われるのですが、この場面が作中で魔法が描かれるきっかけの一つだったと思います。作中では説明なしにさらり、と流されてしまいますが、ここは腰を据えてじっくりと飛行魔法を描写するべきだったと思いました。そういうところを流して手を抜いてしまうと、ああアマチュアなんだな、と思われて読者になめられます。
学校での戦闘シーンは面白かったです。ただ、描写に未来の説明が入って難解でした。主人公の魔術の力が強そうなので、その全能の力を示すのかと思ったら戦いは引き分けでしたね。寮で主人公と天響が同部屋になるので作者が天響に気をつかったのかな、と思いました。戦闘の合間に他のクラスメイトたちの反応もきっちり入っていて、上手だと思いました。
天響がまるで渦のように読者の好奇心を吸い寄せて、自分のことを語り出したら、連載の続きが始まるのではないか、と思いました。私はそれをキャラが発生させるウズということで、便宜的にキャラウズと呼んでいます。このキャラのことを知りたい、という好奇心のウズに読者を巻き込んでしまうのです。
長々とすみませんでした。アマチュアのくだらない理屈だと思って聞き流してください。今後の素晴らしい活躍をお祈りしています。
一言とありますが作品を読んだので長く書かせてください。
あらすじがあってよかった、と思いました。本作の出だしでは時代がいつなのかなどの情報が提示されていませんでした。ですからあらすじに頼りました。長い丁寧なあらすじがあるのに、どうして本作では説明不足になってしまうのだろう、と思いました。
時折、文章に目につくような間違いがありますが、そんなことは大した問題ではないと思います。もしプロになったら間違いは編集者が直してくれます。それよりも本作がスラスラ、と読ませる力を持っているということが大切だと思います。物語がスラスラと読める時、その物語にはある種の奇蹟が起こっていると思います。その奇蹟をこの作品は持っていると思います。
一人称の語り口に、その語り手の有能さが現れていると思いました。未来の日本というとITの先を予見することになりますから見せ方が難しい、と思うのですが、SFにも通じるような未来観がこの作品を貫いていると思いました。ただ、私のような中年には未来の世界をIT用語を織り交ぜながら語るというのは難解に感じられました。これは私の年のせいですね。
新しいキャラが登場した時、その登場人物がどんなキャラなのか、伝わってきませんでした。ただ名前と性別だけが登場した、という感じでした。四人グループになったとき、ああもうこのキャラたちを理解するのは無理だ、と思いました。ですが作品を読むにつれて天響たちのキャラが伝わってきて安心しました。キャラはもっと早くに読者に伝えられるべきだったと思います。日本人は内助の功という感覚を強く持っていて、本作の人間関係も結局、内助の功を互いに向け合うという日本人らしい関係に落ち着きました。そのことも本作がスラスラと読めるという一因になったと思います。人間関係の描写が日本人に向いているのです。それは長所でもあり短所でもあると思います。
高校生の学校生活が克明に描かれていて、きっとこの人は年の若い書き手だろうな、と思って読みました。
担任のキャラに代表されるような父権のあり方が心地よかったです。父権からどんどんS(加虐性)が下されて、主人公たちをいじめたり、鍛えたり、という先が見えていたのですが、連載の続きはまだなのですね。
それから飛行魔法についてですが、ゲーセンから逃げる時に飛行魔法が使われるのですが、この場面が作中で魔法が描かれるきっかけの一つだったと思います。作中では説明なしにさらり、と流されてしまいますが、ここは腰を据えてじっくりと飛行魔法を描写するべきだったと思いました。そういうところを流して手を抜いてしまうと、ああアマチュアなんだな、と思われて読者になめられます。
学校での戦闘シーンは面白かったです。ただ、描写に未来の説明が入って難解でした。主人公の魔術の力が強そうなので、その全能の力を示すのかと思ったら戦いは引き分けでしたね。寮で主人公と天響が同部屋になるので作者が天響に気をつかったのかな、と思いました。戦闘の合間に他のクラスメイトたちの反応もきっちり入っていて、上手だと思いました。
天響がまるで渦のように読者の好奇心を吸い寄せて、自分のことを語り出したら、連載の続きが始まるのではないか、と思いました。私はそれをキャラが発生させるウズということで、便宜的にキャラウズと呼んでいます。このキャラのことを知りたい、という好奇心のウズに読者を巻き込んでしまうのです。
長々とすみませんでした。アマチュアのくだらない理屈だと思って聞き流してください。今後の素晴らしい活躍をお祈りしています。
ご感想有難うございます。
確かに、と考えさせられる感想で、今後の執筆にも生かしていきたい、と創作意欲に駆られました。良いところも直すべきところも、自分なりに少しだけわかったような気がしました。
本作の出だしでは確かに見直してみると年代の説明や、世界観が詳しくないなと思いました。ゲーセンのときの飛行魔法や、キャラが登場した場合のそのキャラらしい魅力、どれも描写が詳しくなくて、自分の中での理解で書いていたような気がします。やはり、そこは私も直すべきところだと前々から思っていたのですが、どうも詳しい描写が苦手で……練習すべき課題だと思っています。
IT用語は未来を語るうえで必要不可欠だと私は考えています。
本作品は2072年の日本。やはり時代が飛んでいるぶん、用語固めな文になっているのかもしれません。読んでいただく以上、ここもじっくり解説を入り交えて、少しずつ魔法や魔術の世界観に触れていただきたいなと思っております。
高校生活の描写は私の理想でありまして、うまく書けているのか心配でしたが、少しでも京也たちが高校で生き生きしている様子が伝わったら、読んでいただいている方にも高校生活の楽しさを、味わっていただけると信じて高校生活は自分なりに楽しく書かせていただいております。
学校の戦闘シーンはキャラの属性、戦いでの能力、どんな風に戦うのか、を表現したいと思い、きっかけの一つにしました。今後とも戦闘シーンは増えていくと思うので、IT用語で固めず、徐々にわかりやすい物語になっていったらいいなと思います。
本作のキャラクターは全員、心に必ず思いを秘めています。魔術や魔法を立派に使いこなせることは難関で、この学校に入学できたことでもたぐいまれなる才能を秘めているのです。やはりキャラの事を知りたいという気持ちにさせることは、大事なのですね。改めてキャラクターの設定を考えさせられました。
私事ですが、連載はやめようと思っていました。
理由は高校受験に専念するため、ですが感想をいただき、キャラクターを見直してみると、キャラを見捨てられないなと思いました。
このアカウントは消すことになるかと思いますが、また新しく魔術師を書いていきたいと思っております。そのときは、一言お声を駆けさせていただいてもよろしいでしょうか。この課題を踏まえて、成長していきたいと思っている所存です。最後になりますが、こちらこそ長々とすみませんでした。初めての感想で私は嬉しくてつい手が進んでしまいました。誠に的確な指示、アドバイスをありがとうございました。
確かに、と考えさせられる感想で、今後の執筆にも生かしていきたい、と創作意欲に駆られました。良いところも直すべきところも、自分なりに少しだけわかったような気がしました。
本作の出だしでは確かに見直してみると年代の説明や、世界観が詳しくないなと思いました。ゲーセンのときの飛行魔法や、キャラが登場した場合のそのキャラらしい魅力、どれも描写が詳しくなくて、自分の中での理解で書いていたような気がします。やはり、そこは私も直すべきところだと前々から思っていたのですが、どうも詳しい描写が苦手で……練習すべき課題だと思っています。
IT用語は未来を語るうえで必要不可欠だと私は考えています。
本作品は2072年の日本。やはり時代が飛んでいるぶん、用語固めな文になっているのかもしれません。読んでいただく以上、ここもじっくり解説を入り交えて、少しずつ魔法や魔術の世界観に触れていただきたいなと思っております。
高校生活の描写は私の理想でありまして、うまく書けているのか心配でしたが、少しでも京也たちが高校で生き生きしている様子が伝わったら、読んでいただいている方にも高校生活の楽しさを、味わっていただけると信じて高校生活は自分なりに楽しく書かせていただいております。
学校の戦闘シーンはキャラの属性、戦いでの能力、どんな風に戦うのか、を表現したいと思い、きっかけの一つにしました。今後とも戦闘シーンは増えていくと思うので、IT用語で固めず、徐々にわかりやすい物語になっていったらいいなと思います。
本作のキャラクターは全員、心に必ず思いを秘めています。魔術や魔法を立派に使いこなせることは難関で、この学校に入学できたことでもたぐいまれなる才能を秘めているのです。やはりキャラの事を知りたいという気持ちにさせることは、大事なのですね。改めてキャラクターの設定を考えさせられました。
私事ですが、連載はやめようと思っていました。
理由は高校受験に専念するため、ですが感想をいただき、キャラクターを見直してみると、キャラを見捨てられないなと思いました。
このアカウントは消すことになるかと思いますが、また新しく魔術師を書いていきたいと思っております。そのときは、一言お声を駆けさせていただいてもよろしいでしょうか。この課題を踏まえて、成長していきたいと思っている所存です。最後になりますが、こちらこそ長々とすみませんでした。初めての感想で私は嬉しくてつい手が進んでしまいました。誠に的確な指示、アドバイスをありがとうございました。
- はづき
- 2015年 11月21日 07時59分
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