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[一言]
先日書いた者です。返信の仕方が分からず、もう一度評価させていただきます。
返信ありがとうございます。
全てそちらは読ませていただきました。その部分は使っていたのは間違いなかったのですね。
ただ、ネット上の文章である以上、読み途中で止めるのが簡単(特に食指に合わないこともあるでしょうし)であることから、だいたい数話以内に違いがもっと出ている必要があると思います。
私自身は五話程度まで読んで、引き込まれることも無く止めてしまいましたが、前半部分の3話までのその内容の部分にパクリと感じてしまった部分のみが印象に残ったということです。
最後まで読んでいないのに、というのは確かでしょうし、そんな人間に判断されるのは業腹だとは思いましたが、やはり、その部分が気になります。
例えば、一話でセバスチャンと呼ぶ理由に理解できる言葉がある(少年が執事と言えばセバスチャンみたいなことを言っている、や、そういう理由だと客が理解する)部分がある。
許婚の登場前にもっとオリジナルになりえる話が出ているなどすれば、多少はその感覚が薄れたのではないかと思います。

最後まで読まない人間が、ということに関してはとても申し訳ないと思っています。
ただ、どうしても、その部分に言いたくなったためにコメントを書きたくなったのです。最初に黒執事らしい部分があることを何も知らずに読んだ私としては、その注意が欲しかったという意味でもあります。
後書きらしきものでもあれば、と最終話も見て、書きこんだのでしたが、そういったコンセプトを読み取れなかったためにこうなったことに関しては申し訳ありません。

こちらで言うのも問題かもしれませんが、短編の日常は書きなおしで十代特有の感情が、と言っておられましたが、お話の中に残っていると思いました。
心に響く青春時代ということを感じもし、好きだな、と思いました。

言い訳がましくなってしまいましたが、返信ありがとうございました。その内容には理解をしましたが、やはり最初の部分に関しては、同じ感想を言わせていただきます。
  • 投稿者: S
  • 23歳~29歳 女性
  • 2009年 04月05日 21時05分
 ご返信有り難う御座います。返信に対する返信は出来ない仕様の様です。

 冒頭部分から、何かしらの作品の「パクリ」がある、と感じた作品に対して、読む気が削がれたり嫌気が差すのは当然の事と思います。
 前回の返信でご説明しました「パクリ」部分、その鼻につく部分を上回れる程のオリジナリティに富んだ内容を盛り込めなかったのは、やはり申し上げました通り僕の力量不足です。ですから、そう受け取られる事に関して僕が腹を立てるという事の方が、お門違いでしょう。
 しかし、そう考えながらもどうしてああも長々と説明をしたのかと申しますと、それは貴方様の指摘に対する説明責任を果たす目的と、以降に感想・評価欄をご覧になる読者様への誤解を回避する目的がありました。と申しますのは、この作品が題材から設定から何から、全面的に「黒執事」の盗作として書いたものだという印象、誤解が、後々の読者様に与えられない様に、という配慮に拠ります。
 ならば、ご指摘通りはなから後書き欄に説明として掲載していれば良かったと思われるかも知れませんが、それは断じて違います。後書きという形で掲載してしまった場合、それは作品を書き上げた時点で言い訳をする事になります。パクリがあったという事を先に言ってしまうのは、自分の作品としての自信の無い作家のする事と申しますか、読者に対して失礼に当たる様に思うのです。作品に対するコンセプトを後になって説明しなくてはいけないというのは、実に奇妙な事だと思いますし。
 後書きに記述してまで明示的に「黒執事」の名前を挙げる(若しくは「某人気漫画」「多作品」などと誤魔化す)事は僕の意に反しているとご理解下さい。

 もう一つご指摘を返させていただければ、執事が「セバスチャン」と呼ばれる事に関して、これを考えたのは「黒執事」を視聴する前のもので、前回の返信の通り、参考としたのは二話の途中からであり、「セバスチャン」という呼び名を使ったのも説明の通り、「執事といったらセバスチャン」だからです。冒頭にその説明を為さないのは作品中盤でその呼び名がどう生まれたかに触れ、過去の回想を含める為の、いわゆる伏線です。

 ここまでは蛇足です。
 僕が強く申し上げたいのは、「評価」と「感想」の違い、そしてそのしようが問題だという事です。
 「どっからどう見ても〜」「許婚の設定など同じすぎ」「パクリ自重」「設定に差異を」というのは、全て作品を全て読んだ上で漸く出来る指摘と存じます。作品評価もまた然り。
 S様は「黒執事」に対してとても思い入れの強い方とお見受けします。とすると、顕著な「パクリ」に対して憤慨なさるのも、それに基づくコメントを書きたくなるお気持ちも理解致します。が、作品に「評価」を下されるなら、きちんとした手順として「作品を全て読む」という事を最低限守って頂きたい。そしてしっかりと言葉を選んで頂きたい。
 今回頂いた様なご説明が付く「感想」で、更にそれを最初の段階で付与して頂ければこちらとしても誠心誠意受け止める事が出来ました。しかし「パクリ」と断定され「もう読みません。途中で止めました」と投げ遣られた上の低評価では、もはや誹謗中傷に近しい物と捉えられ、悪意さえ感じます。
 結局の所、今回改めてご説明を頂いても、納得して受け止める事も出来ないのです。最後に別作品に対する好評を頂きましても、何とも「事のついで」の様に感じてしまいます。

 またも長々と失礼しました。
[一言]
文章はいいんでしょうけど、どっからどう見ても「黒執事」を思い出します。
許婚の設定など同じすぎますし・・・パクリ自重!って言いたくなりますよ。
文章自体は結構良いと思いますので、もう少し設定に差異を出して欲しかったです。もう読みません。途中で止めました。
  • 投稿者: S
  • 23歳~29歳 女性
  • 2009年 04月02日 23時11分
 御感想有り難う御座います。

 はっきり申しましょう。ご指摘なさるように黒執事のパクリはありました。しかしながら、それは作品冒頭部(明確に言えば二〜三話)までの事。もう少し詳しく言うならば、二話の来客と、三話中のBL表現のみです。その経緯をご説明致します。長々として読み難いとは思いますが、どうか最後までご一読下さい。

 この作品を書くコンセプトとして、第一に「一部女性(いわゆる腐女子)向けのBL小説」というものがありました。更に、日常的な場面とBL要素を含む場面でのギャップを生む為に、絶対的上下関係とその逆転が必要で、それを可能にする題材として「少年と執事」を選びました。
 しかし書き始めてみると、僕には未知の領域。二話の途中まで書いた所で、執事としての有望さ・キャラクターとして考え出した「真摯にして狡猾」という二面性を表現する描写、重要なBL表現の無知・無理解に立ち往生し、右も左も解りません。何か参考になる物は、と他の作家様の作品など読み漁りましたが、読み慣れない僕の食指は動かず、困り果てました。
 そこで思い出したのが、「黒執事」の存在です。同じ少年と執事を描いた作品で、かつ女性ファンに人気がある。参考にするには丁度良いものだったので、漫画ではなくアニメの方を鑑賞しました。
 アニメ第一回から「来客という部外者に対する対処で見える、もう一方の面」という描写に感銘、表現方法を拝借します。「少年と対等の立場にあり、少年を少年として扱う存在」として許婚、つまりこの作品でのレイチェルとその性格設定が必要だという考えを頂きました。もう一つ、何話かは失念しましたが、「黒執事」でシエルにコルセットを着けるシーン、「思わせぶりな表現」という事で三話目にひな形として使わせていただいています。あまりに衝撃的でしたので(笑)
 以上が「黒執事」より影響を受けた部分です。「黒執事」の内容そのものはあまり僕の好みではなかったので、その他に流用させて頂いた箇所は御座いません。「あくまで〜」の決め台詞には脱帽するよりありませんが。
 とは言え、「参考程度」であるとか、「オマージュ」であるとか、曖昧な言い回しは致しません。パクりです。初めて挑戦するジャンルでしたので、先人の真似をするより無かったのですから。
 題材を選び、主人公に対し「セバスチャン」と呼び名を付けた時点で、「黒執事」が比較対象になる事は覚悟していました。しかしその上で書いた作品です。
(ちなみに、セバスチャンという名前は「執事と言ったら『セバスチャン』」という世の中にある曖昧模糊とした固定概念が元です。ディズニー映画のリトル・マーメイドが良い例ですね。恐らくは「黒執事」も同じ理由に拠るのでしょう)
 ただ、冒頭の物語、人物描写に多作品の影響は少々ありましたが、設定にしろ内容にしろ、僕なりの工夫を加えていました。別にパクりである事を隠そうとかそういう意図ではなく、影響や感銘を受けてしまった後も僕の作品とするための努力です。全く同じ設定ではないはずですよ。時代設定や名前をすり替えただけであるとか、そうした物ではありません。殆ど全てに於いて僕の創作物です。
 それでも「同じ」と批評を頂戴し、更に作品を最後までお読み頂けなかったのは、僕の力量不足でしょう。精進したい所です。


 僕の勝手な言い分を申しますと、最後までお読みになった方が「パクリ」と仰るなら結構ですし、酷評も真摯に受け止める事が出来ます。が、作品を読んでいない・読む意志も無いと公言なさる読者の方からの不当な評価、作品が全てに於いてパクリであるという様な言葉、それらを受けるのは、作者として非常に不服です。
 どうか「小説評価/感想について」の注意書きにある様に、是非最後までお読みになって、その上で評価をお願いします。
 もうお読みにならないという事ですから、この返信も見て下さるか解りませんが、せめてこちらは最後まで読んで頂きたいものです。宜しくお願いします。
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