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[一言]
初めまして。
姪御さんの「いつまでもいけられよおに」のつたない文字に、なんだかうるっとしてしまいました。
きっと、おばあちゃんのことが大好きで、ずっと元気でいて欲しい、そう思ってのことなのでしょう。

こどもって、いつも元気いっぱいで、生きることしか考えていないと思いがちですが、案外、そうでもないんです。
かく言うわたしも、幼稚園に上がる前、「死」についてずいぶん、悩んだ覚えがあります。

人はいつか死んでしまう。そして、永遠に生き返らない。
そう考えると、いても立ってもいられなくなるほど恐ろしかったものです。
 初めまして。ご感想有り難う御座います。
「いつまでもいけられよおに」はお祖母ちゃん・母もお気に入りで、今は冷蔵庫に貼られています。

> こどもって、いつも元気いっぱいで、生きることしか考えていないと思いがち
 そうなんですよね。たぶん「生きる」という意識は殆ど無い。道路に飛び出したら、高いところから落ちたら、危ない、「死んじゃう」。そう教えられる事の方が絶対に多いですから。
 それに、人生経験の少なさ、言い換えれば生存期間の短さから、もっと動物の根本的な部分、本能に根ざした部分が大人よりもっと強い様に感じます。「死んではならない」と理屈抜きで考えられる。それは「生命」についての宗教的・哲学的な観念、理屈や理由付けを求めてしまう大人よりずっと強烈なのではないでしょうか。

> 幼稚園に上がる前、「死」についてずいぶん、悩んだ覚えがあります。
 随分早熟だったんですね(笑)
 僕なんかその年頃、事故死した伯父や病死した祖母について「かわいそう」くらいにしか思えなかった様に思います。この「かわいそう」についてもう少し考えられたら人生経験や世界観が変わっていただろうと今にすると思いますね。その頃の自分がそこまで考えられなかったから今の自分が生死について考えているのでしょう。逆に夢野さん程考えていたら中学生辺りで自殺していたかも知れません。
 こんな風に考えを巡らせるのも、法的な成人年齢になって、ある程度の経験を積んできたと勘違いを起こしてしまう大人の悪い癖なんだろうなと、姪のド直球な言葉に触れて痛感させられてしまいました。

 何だかまとまりが無くなってしまいましたが、何はともあれ、子供というのは強いものですね。
 僕たちも「いつまでもいけられよおに」踏ん張らねば。

 重ね重ね、ご感想有り難う御座いました。
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