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[一言]
世界観や公になっているストーリー、その先を想像した時に感じるイメージ等が、まるで暗い地下室で剥き出しになっている鉄の柱のようで、冷たさ、不気味さ、そして静かな存在感を感じさせ、しかしそここそがクールで人を魅了する尖った作品なのではと感じます。

また各主人公達も個性と言うか、何かしらに傾いている一人一人であるため、その一人だけを追うと何かが足りなくてもどかしく感じる事もありますが、そこは他の主人公達が上手くカバーしており、毎話絶妙なバランスで話しが作られており、すんごく楽しませて頂いております。

と言うことで、超続きが気になる作品でありますデス ♪
  • 投稿者: 立花 黒
  • 2014年 10月02日 13時30分
 立花黒さん、感想ありがとうございます。
 実はこの話、映画『スナッチ』を観た時に思いつきまして……いろんな目的を持った人間を好き勝手に動かし、そこで生まれる化学反応を楽しんでいただきたいと。しかし、その基礎となる世界は……いつの間にか冷たく不気味なものになってしまいました。私にはほのぼのとした作品は書けないようです(笑)。ですが、そこを気に入っていただけたようで嬉しいですね。10万字と少しで終わる予定ですが、よろしくお願いします。
[良い点]
作品読ませて頂きました! もう鋭いですね! 雰囲気や心理とかが。『おまえらそんなに異世界が好きなのか?』とか現実逃避に他ならないとか^^;

周りを見て物事を感じる眼に赤井"CRUX"錠之介さんの非凡さを感じました。面白かったです!
 プレートニフさん、感想ありがとうございます。
 私もかつて引きこもりのニートをやってまして……陽一はその時の私をモデルにしたキャラです。当時の私は小説こそ書いていませんでしたが。たぶん、その当時になろうがあったら、私も陽一と同じように考えていたでしょうね。ただ、これは大なり小なり、誰もが感じていることではないかと思います。ですので、非凡と言われると照れてしまいますね(笑)。世間知らずで世渡り下手の陽一が裏の世界で生きる「本物の」アウトローたちと触れ合い、変わっていくわけですが……今後も、よろしくお願いします。
[一言]
3話まで読ませていただきました。陽一は、なろうさんで書いてる人達なら共感しやすいキャラなのではないかな、と思うのですがどうなんでしょう。僕なんか考えてること完全にそのまんまだったんですけど……。

 お前らは、そんなに異世界が好きなのか?
 なら、現実にある異世界を僕が教えてやるよ。
 トラックに轢かれなくても行くことのできる……現実の異世界をな。

これは、すごい名言だと思います。インパクト絶大でした。

僕はお話を書くときは完全に目を逸らしていますが、現実の〝暴力〟についてはよく考えます。と言ってもネットで戦時中の写真を見たり、犯罪の資料を読んだり、と、その程度で、本当の現実を知っているわけではないのですが、それでも人間不信になるには充分だし、考えさせられます。まさに異世界ですよね、現実なんですけど。この凶界線という作中で、登場人物たちが、それぞれどう向き合っていくのかも楽しみです。

あと、文章的な完成度が高くて惚れ惚れしました。今、ありあまる嫉妬心で陽一みたいに負のオーラ全開です。自分も、もっと精進せねばと思いました。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 09月28日 20時10分
管理
 有沢捨彦さん、感想ありがとうございます。
 私自身、20代の頃はニートでした……小説こそ書いていませんでしたが。もし当時、私がなろうに投稿していたら……たぶんこんなことを思ったのではないだろうか、と。陽一は明らかに間違った価値観に心を侵食されつつありますが、実際に我々の住んでいる世界とは別の「裏の世界」は確実に存在していますからね。その世界は暴力に満ちていますが、ある種の人間を惹き付ける魅力を持っているのも確かです。そんな裏の世界と表の世界……そのちょうど「凶界線」にて蠢く人間たちを描いていくつもりですが……過分なお褒めの言葉をいただけて恐縮です。10万字ほどで終わる予定ですが、完結までよろしくお願いします。
[一言]
陽一君とヒロユキ君って似て異なるんだよなぁ。

 ヒロユキ君は強くはなろうとするけど(環境的にはものすごく整っているが)体格的に無益な格闘技で強くはなろうとはしない。
(※周りもそれでは各上は倒せないことを知っているので彼にはある程度の武術は教えるが、勝てずとも頭を使い、最後に戦場で立っているための生存術を叩き込んでいるし、下手に武術を教えるより『大声出して刃物持って全体でぶつかれ』と指導する)
彼の場合ニーナを守れれば手段は実のところ問わない部分があるし、そもそも彼にとっての自分の命の価値はそれまでの人生において扱いが酷かったせいでかなり軽いんだよな。だからかなりの無茶が効く。
 同時に彼は愚かではないので激情に突き動かされながらも百戦錬磨の猛者と渡り合う本音でぶつかり合えるし、いざというときは肝を据わらせて仲間を救うために万難を排して行動できる。

 陽一君は。アレだね。
ヒロユキ君と違って恵まれていないね。
加えてぶっちゃけヒロユキ君と比べるとあんまり賢くない。
仲間がいない。理解してくれる家族や友人がいない。
世渡りをするための知恵が足りない(あったら小説や不良の世界にあこがれない)。自己が緩いのですぐ影響を受ける。
(ヒロユキ君はあんだけ濃い連中と関わっているのに自分をしっかり持っているので、彼の意見は時として周りを大きく揺るがせてよい方向に導く)

 いくら格闘技をやるうえでおすすめって言ったって体格差や能力差があるわけで万人にお勧めできる道はない。
チビはボクシングやって強くなっても下から数えたほうが早い。

 チビでも一定の成果が出る技は抓る、引っ掻く。噛む(デブなら踏みつける)であって、そしてそれ格闘技関係ない。
まぁ青春ゆえの緩さなのかもしれない。

 そう考えると、ヒロユキ君ってギンジさんが認めるだけあって肝の座ったいいヤクザになれそうだな。
ああいう優しくて仲間想いで精神的にも強いヤツは、変に暴力が強い奴より組織の上に立たれたら敵から見て怖い。
 鴉野兄貴さん、感想ありがとうございます。
 陽一くんは……何でしょうか、実は昔の私がモデルでして。当時は小説なんぞは書いてませんでしたが、不良というより……本格的なそっちの世界に憧れていた時期がありました。いろんな人間と出会い「駄目だこりゃ」と、あっさり身を引きましたが……陽一くんは結局、あまりにも物を知らない上に、人生経験がなさすぎて……そういう少年が、恐ろしく刺激的な時間を過ごしてどう変わるか……という点を描いていきますし、また他の3人のストーリーも含めて、よろしくお願いします。
[一言]
 ダルマをなろうで投稿する作家さんに出会えるとは!
 読んでいて、しきりに『殺し屋1(イチ)』が浮かんできました。アレも相当変わり者がいっぱいでしたよ。
 一番光ってたのが、顔いっぱいピアスのヤクザ。名前も鉄雄だった気が……。

 それはさておき、誰もが存在を知っていながら、目をそむけるアンダーな世界、確かにありますね。
 それを異世界と言い表すのは、言いえて妙。
 上手いっ、座布団一枚。^^
 伊左坂ぐうたらさん、感想ありがとうございます。
 『殺し屋1』のピアスだらけのヤクザですが……あれ鉄雄って名前だったんですか……忘れてました。数年前に5巻くらいまで読んで、それきりになってました。読むのが嫌になったというわけではなく、いろいろ忙しくなってそれきり……続き読んでみます。あと、実は私がなろうで一番最初に投稿した作品が、盲目のガンマンと両手両足を切断された女が二人一組で戦う殺し屋の話だったのですが……あまりに描写が酷いので非公開にしてます。この先も残酷な展開が続きますが、よろしくお願いします。
[良い点]
善悪はさておき強い奴をみたらシャドー。
若い子らしい反応だ。
 鴉野兄貴さん、感想ありがとうございます。
 陽一は闘いとは無縁の生活でしたので……間近での短くも激しいバトルを見てしまい、血が騒いでいる状態です(笑)。ただ、その根底には若さゆえの怨念みたいなものがありまして……それが呼び覚まされている状態です。『金と銀』のヒロユキと似ているが、微妙に異なるキャラ……になる予定ですが、これからもよろしくお願いします。
[良い点]
黒い。
とにかく黒い。
これ迄の赤井さんの作品で培われてきた物が、全て濃縮された上で更なる領域に踏み込もうとしている、そんな予感がしてなりません。
こういう極めて本格的な、上質な作品を読ませて頂けることは僥倖です。
どんなに時間をかけても構いませんので、存分に書きたいものを書いて下さい。微力ながら応援させて頂きます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 09月22日 00時46分
管理
 屶芳治さん、感想ありがとうございます。
 暴力は決して肯定すべきものではありませんが、しかし暴力は存在します。それに魅せられる者もいるのも確かです。そういった部分をまずは描いていっていますが、この時点で屶さんにそこまで評価していただけるのは、本当に嬉しいですね。4人の男たちの行き着く先はどこなのか……今後ともよろしくお願いします。
[一言]
危険な匂いに群像劇……一話から魅せますね。
裏社会の描写が光っています。
これは先が楽しみですね。
パン×クロックスさんも仰ってますが、後々人物紹介は欲しいところですね。

 エイノさん、感想ありがとうございます。
 まだ、あくまで触りの部分だけですが……人がどう言おうと、裏社会は存在しますし、そこに生きる人間、そこに魅せられる人間もいます。そういった人種を描いていくつもりでいます。あと、人物紹介はいずれ書く予定ではいます。いつ頃になるかはわかりませんが……よろしくお願いします。
[一言]
この「凶界線」というタイトルが何を表しているのかが分かった時に来る物が楽しみです。
リアルな裏社会描写はぴか一ですね! キャラの存在感、実在感があって物語に厚みが出てます。
群像劇な上、一話での登場人物も多いので、簡単な人物紹介が途中に挟まると読み易いかとおもいました(以前赤井さんに指摘されつつ書いて無い私が言うことではありませんが……)
続きを楽しみにしています。
 パン×クロックスさん、感想ありがとうございます。
 登場人物はこの先、さらに増える予定ですので……人物紹介は入れないといけないかもしれませんね。また裏社会の人物とはいっても、ちょっと変わり者ではありますし……パンさんならご存知と思いますが、映画『スナッチ』のような、一見すると関係のなさそうな者たちがすれ違うことで起きる化学反応を描けたら、と思いますが、正直難しいですね。よろしくお願いします。
[一言]
どこか、剣呑した雰囲気。
ねっとりと絡む空気感。

疾走するストーリー。

幾重にも繋がり混ざっていく人間関係。


全部ストライクです。

続ききになります!
 かりんのいえさん、感想ありがとうございます。
 現代ノワールで群像劇……なろうで受ける要素は微塵もありませんが(笑)、なんか書きたくなって書いてしまいました。ここからは、キャラ同士の人生がいろいろ交差する部分を描いていきます。かなり残酷な描写やえげつない部分もあったりしますが、よろしくお願いします。
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