感想一覧

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[一言]
非常に拙い感想となる事をまずはお詫びします。
つまりは「何を当たり前の事を」と呆れられるような感想だと云う事です。

『恋』、『帰路が終わらない』も併せて拝読させて頂きました。
カンコ様の作品を読んで感じたのは、心象風景を現実の、或いはそれに近い風景に仮託して書き表しているのではないだろうか、と云う事です。
小説と詩の間に位置するような作品が多く、文章の意味だけで終わらせてはこれらの作品の芯は掴めない気がします。
つまり作者がその文章を書いた時の心情のみならず、心の原風景まで追わなくてはこれらの作品の本来の意図するところは掴めないのではないか、と云う事ですね。

私にもう少し読む力が付いて、多少なりともまともな感想が書けるようになった頃、いずれかの感想欄に再度お邪魔したいと思います。
失礼いたしました。
  • 投稿者: 矢口
  • 男性
  • 2014年 10月14日 13時11分
カンコです。
矢口さん、私の小説のご清覧及び、丁寧なご感想をありがとうございます。

私は、小説を書くにはまだまだ語彙が貧弱であるので、矢口さんの仰る通り、文章はやはり人間の心理や現実的な事柄に基づき、何かしらのメッセージを含ませたものが殆どです。そのため、「シリアス」タグを多様しています。
特に『帰路が終わらない』は、心が虚しくなる一方であることを知りながらも、性行為に依存してしまう、至極ありふれた女性の像を、私自身のそれについての考えや、心理学に基づきながら、淡々とした雰囲気を出しつつ書きました。(書いたつもり)
メッセージというのは、完結に言ってしまえば、私自身の考えということに他なりません。ですから、私の心理状況などが大きく影響しているのは間違いないです。

多く自身の文章を評するのは些か恥ずかしいですが、私の小説に含ませた(必ずしもポジティブではない)メッセージを感じ取って頂ければ幸であるという考えです。仮に伝わらなくとも、読んで頂けるだけでもちろん有り難いです。

長く脈絡の無い文章で申し訳ないです。
これからも、どうぞ宜しくしてやってください。
それではでは。
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