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[一言]
 こんばんは、上野文です。
 完結おめでとうございます!

 良かったんですが、なんか納得いかないというか、振り切れていない印象を受けました。
 構成を反芻するに、加奈ちゃんを殺さなくとも、空ちゃんを救済できましたよね?
 白と黒のモノクロームから、徐々に色づく展開は良かったのですが、人死を出さなきゃ感動を呼べないのか? なぜ、完全無欠のハッピーに持って行かなかったのか?
 と、どうしても胸につっかかりを覚えてしまいました。
 個人的な趣味嗜好の問題かもしれませんm(_ _)m
 面白かったです。
  • 投稿者: 上野文
  • 2014年 10月11日 19時22分
毎度感想ありがとうございます。

この話は、人の死と向き合って、小さな一歩を踏み出して欲しいというテーマの下で出来上がった作品です。

この物語の主人公は、人の死から逃げ続けてきました。
母親の死も強盗犯の死も、自分の声を封印することでそれに向き合わないようにした、自分を罰しているようで、逃げ続けていた。

父親の死もそうです。その前に一度親友の加奈との別れがあって、自分にとって大切な存在をもう作らないように、父親に関わらないようにして、いなくなった時のショックを和らげようとしていました。
それが、きっと誰にも興味を持たない、自分に対しても興味を持たないだったのだと思います。

だからこそ、加奈との再会に戸惑い、今までの人生で一番大切な存在だった加奈の死を乗り越えることで、それまでの全てのことを乗り越えて欲しい……ってそう思いました。
それが加奈の強い思いの結果なら、加奈も報われるのではないかと。
が、そうですね、やはりまだまだ上手く伝えられていないのだと思います。

加奈が生き続ける展開も考えてはいたのですが、やっぱり考えた結果死んでもらおうと(言い方もっとあるだろ)
空にも加奈にも酷いことをしたとは思いますが、やっぱり個人的には必要だったのかなと結論付けました。

今回も感想ありがとうございました。
ハッピーエンドは難しいです。バッドエンドも難しいですが。

[良い点]
・全体に漂う虚無感
[一言]
 こんばんは、かまたりさん。上野文です。
 御作を読みました。
 メイドとは全く違う作風で新鮮でした。
 そうですね。生きているいことに疲れると、景色が灰色で、何もかもがどうでもよくなってしまう。
 そういった虚無感がよく出ていました。
 まだ導入ですが、とても興味深かったです。
 難しい題材だと思いますが、頑張ってください。
  • 投稿者: 上野文
  • 2014年 09月28日 20時48分
感想ありがとうございます。

そうですね、まだ本当に導入部分なのですが、虚無感が漂っているというのは嬉しいです。
意識して言葉を選んでいった成果? なのでしょうか。

この先も、ストーリーの雰囲気を出し続けられるように頑張りたいです。

更新、頑張ります。
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