感想一覧

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[良い点]
マグロさんの作品の中でこれが一番好きです
読んだ直後の読後感ではなく
日常でふと思い返して読み返したくなる味わいがあります
[一言]
主人公がチクチクと積み上げた平穏が無粋な事件により痛ましく崩れ
ハリボテの裏にあるみっともない木枠が見えてしまう

そんなの壮絶に感情を揺さぶるのがもっと読みたいですw
  • 投稿者: hal
  • 2014年 11月24日 10時16分
わざわざお時間を頂いて、拙作に感想を残して下さり誠にありがとうございましたm(_ _)m

>マグロさんの作品の中でこれが一番好きです

お、お嬢っ!?
あんた……通だねぇ。笑

>日常でふと思い返して読み返したくなる味わいがあります

お~そう言って頂けると、恐縮です。
しかし読み返して頂けるとなると、ちょいと文章を整えなくては。汗

>主人公がチクチクと積み上げた平穏が無粋な事件により痛ましく崩れ
>ハリボテの裏にあるみっともない木枠が見えてしまう
>そんなの壮絶に感情を揺さぶるのがもっと読みたいですw

ふむふむ、これは参考になりますね。
「初恋と罪と罰」が若干、近いですが、了解しました!

今後の創作に活かせるるようにしますね(^^)/
素敵なアドバイスに感謝です♪
[一言]
初めまして、蘇我玄乃と申します。
読ませて頂きました!
世界は理不尽で無情ですよね…そのことを痛感させられる唐突に日常に入り込んできた出来事を服を売りにいくという身近な話が現実にひきこんでいるようで、見事だと思いました。
不条理なこの世界で与えられるおかしい辛い出来事、でもその事が少しでも自分の糧となるのならば私はそのことに感謝したいと思います。
  • 投稿者: 蒼井 雨
  • 18歳~22歳 女性
  • 2014年 10月10日 13時31分
初めまして、蘇我玄乃様。
この度は拙作の為に時間を割いていただき、誠に有難う御座います。

>世界は理不尽で無情ですよね…そのことを痛感させられる唐突に日常に入り込んできた出来事を服を売りにいくという身近な話が現実にひきこんでいるようで、見事だと思いました。

ゴーゴリ―の「外套」で、最後に外套が奪われた様に。
芥川の「羅生門」で、最後に老婆から着物がはぎ取られた様に。

現実生活も、無常な事が多いです。
お恥ずかしながら拙作は私小説なのですが、現実には牧歌的な公園にすら、苦しさが転がっています。

>不条理なこの世界で与えられるおかしい辛い出来事、でもその事が少しでも自分の糧となるのならば私はそのことに感謝したいと思います。

その様にして考える事の出来る「蘇我 玄乃」様の感性に、深く感じ入りました。
また、この作品を通じて「純文学」の愛好者と巡り合えた事も(*^^*)

相互お気に入りユーザー登録をさせて頂きましたので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
[一言]
そうだね^^
忘れないでいたいものだね。
誰かを助けたいとういう思いを、誰かのためになりたいという思いを忘れないでいたいものだね。
そして、そのためにも頑張らないとね><
  • 投稿者: ヤミヤ
  • 2014年 10月07日 20時59分
ヤミヤっち!?
忙しいのに、わざわざコメントまで残してくれて有難うね。

なかなか難しいけど、その思いを忘れず、僅かでもいいから実践していきたいと思います(というかヤミヤっちは”なろう”でそのお手本みたいな人だけどw)

でも、ま、お互い頑張りすぎない様に頑張ろう♪
いつも優しいヤミヤっちに感謝><
[良い点]
作品読ませて頂きました! 『虐げられた人々』ドストエフスキーですね! 私も好きな作家です! 最初は難しそうと思ったんですが読んだらすらすら読めてしまいました。
 登場人物や主人公の行動もドストエフスキー的ですね。貧しい人への共感や全然関係ない人にお金をあげたくなる気持ち。
 最後の思いやりのくだりに共感です!
はじめまして、プレートニフ様。
この度は拙作を読む為にお時間を頂き、また感想まで残して下さり有難う御座います(^^)

おぉ! 分かって頂けましたか!? 
しかも大好きな作家とは、これまた嬉しくなります♪

ドストエフスキーの小説の任意の一行になってしまったかの様な、公園での出来事。
言われてみると、登場人物の行動もある意味でドストエフスキー的でしたね。

素敵な感想を、本当に有難う御座いました。

尚、当初は「ある日の光景」と題しておりましたが……
「なろう」にもドストエフスキーを好きな方がいると知り、「ドストエフスキーの公園」と改めました。

プレートニフ様以外にも、ドストエフスキー好きの人にこの作品が知る所となればいいなぁ……等と願いつつ(^^)
[良い点]
金銭という現実と、優しさという理想
自転車の両輪の様な物でしょう。 どちらが欠けても前は進まない。
しかし、どちらかというと「金」が先に来る世の中に於いて、その「金銭をかすめ取る」をいや「他者の生活を破壊」するという行為は、実は相手に対する敬意の欠損から来る現象なのだと再確認させて頂いた話であった気がします。

酒に酔った男性から不当に給与を差し引いた上司は、彼の生活、ひいては彼という一個人の人格を無視したのです。
金銭が得られぬと云うだけなら、ここまで彼は荒れなかったでしょう。
一番の問題は彼自身の「働き」、ひいては「存在」を否定された悲しみと悔しさではなかったかと思います。
それが、あの最後の叫びに集約されている気がするのです。

社会はいつから互いに敬意を持って相手を見ることを忘れたのでしょうか?
どの様な仕事にも、どの様な立場にも『人としての誇り』があってこそ『そこに立っていられるのだ』と再度考えさせられます。
マグロアッパー様の本品は単なる私小説ではなく、社会に対する訴えであるとも読み取れます。
また、同時に出来るだけ多くの人が誇りを失わない社会であって欲しいとの願いをも感じさせて頂きました。
  • 投稿者: 矢口
  • 男性
  • 2014年 10月06日 14時50分
まさか矢口さんに読んで頂けているとは(^^;)
お時間を拙作の為に割いて頂き、有難う御座いました。

男の、或いは私の拙い祈りが伝わったのなら嬉しいです。

>一番の問題は彼自身の「働き」、ひいては「存在」を否定された悲しみと悔しさではなかったかと思います。

重要感。この世に生まれ、未だ自尊心を持たなかった人間はおらず――
その為にも、重要感を自分に与えてくれる環境を人は欲していると思います。

矢口様が仰る様に、彼は蔑にされてしまった結果、それを感じる事が出来なくなってしまった(以前から、恐らくその萌芽はあったのでしょうが……)

>マグロアッパー様の本品は単なる私小説ではなく、社会に対する訴えであるとも読み取れます。

いやお恥ずかしいですが、その通りです。
ただ社会を変革する事は出来ない。だからこそ、今日、今、誰かに思いやりを持って接する事。その小さな試みが――

花祭香奈「革命、革命と人は言うけど……今、あなたが変わる事が紛れもない一つの革命よ!」
(*神ハピではなく、となおこw)
[一言]
考えさせられる内容でした。
なるほど、これが文学か、と唸らされました。
酸いも甘いも噛み砕き呑み込み、それでも優しくあろうとする――その姿勢や天晴。流石、マグロさまはやはり格が違った。
言葉一つ一つの重みが私とはダンチです。その意思を心で感じました。

ふと、自分ならどうするだろう? と、私は考えてみます。
まず男が近寄ってきた瞬間に逃げ出すことでしょう。もし、逃げださなかったとしても真摯に話を聞くことなんてしないでしょうし、話の最中で『はあ? 知らねえよ、お前が努力積んでこなかったから今のお前があんだろ? 他人に縋るな、他人の迷惑だ』くらいにしか、きっと思わないでしょう。
……うん、酷く軽いなあ……私は。
ぺらっぺらですよ! 風で飛んでいかないか心配だ!

>人間は多くの場合、自らの意志で、生活を規定する事が可能だと信じている。
 だが現実は違う。むしろ生活によって、自らの意志を規定されているのだ。
 残念ながら、人間の心とは、精神とは、人格とは、その様に出来ている。
 だから問題にすべきは、その人間を支えている基盤、土台、社会なのだ。

このあたり、マグロさんらしいなーって思います。
……私には優しさを語るのは、どうやら難しいようです。
ひねくれてますからね。
人は余裕があって初めて善人に成り得、恵まれた環境に身を置くからこそ人に優しくなれる……そんな風に思ってますし、信じる者はすくわれる、ただし自分の足が! とか、そんな風に思ってますから。
これはマグロさまを否定するものでは勿論ありませんよ。私の矮小さを露呈してるだけです。ぶっちゃけ、対極だなーって思います。そうあろうと願う姿はマグロさまと同じなのに……、なんでかどうしてか私はそれを出来ない。鼓舞を打っても、行動するには至らない、と思えます。
……だから……かも、しれませんね。
貴方の言葉がこんなにも胸に響き、
鏡面から見上げる貴方が、どこまでも眩しく、私のこの目に映るのは。
(※トロの脂身が光って眩しい、という意味ではありませんよ)
  • 投稿者: 独楽
  • 男性
  • 2014年 10月06日 00時24分
いや、やはり独楽様は感想を書く才能がありますね。
一つのエッセイの様で、自分からすると、とても、とても美しいです。

”考える”という行為は、実はとても難しいです。
多くの場合「ふ~~ん」で素通りしてしまいます。その中で、本作を独楽様の精神に通過させた際に、何か引っかかるところがあったのなら、それほどに嬉しい事はありません(^^)

>言葉一つ一つの重みが私とはダンチです。その意思を心で感じました。
>ぺらっぺらですよ! 風で飛んでいかないか心配だ!

いや、その独楽様の高潔さに尊敬を覚えます。
私が独楽様の年齢の頃なら、なら、そんな言葉は綴れません。

「恰好つけやがって」、「お前のエゴは気持ち悪い」
そんな感想を持って、恐らく一顧だにしないのではないかと、本気で思います。

>人は余裕があって初めて善人に成り得、恵まれた環境に身を置くからこそ人に優しくなれる……そんな風に思ってますし、信じる者はすくわれる、ただし自分の足が! とか、そんな風に思ってますから。

それに関しては、全くその通りなんですよ。
ただ、”自分(今の精神)が、彼と同じ境遇になったらどうするか”と考えるのではなく、”自分が全く彼と同じ環境に育ったら、どうなるか?”と考えると……恐らく、私も、彼になっていたんじゃないかと思うんです。

人間は、出会いがある限り変われます。
しかし、それと同時に環境に立脚する生き物です。その精神も。

つまりは、精神は、意志は、性格は、環境が作る。
それは外界への反応物。

なので、”今の私”が、彼の状況におかれたら、色んな努力、色んな奮起が行えると思います。そして、その状況を脱出する事も可能かもしれない。しかし、私が彼として生まれ、彼として育ったのなら……私は、彼なんです。

酷く抽象的な感想コメントで申し訳ない(^^;)


そして――
>そうあろうと願う姿はマグロさまと同じなのに……、なんでかどうしてか私はそれを出来ない。鼓舞を打っても、行動するには至らない、と思えます。

自らの飾らぬ想いを吐露する独楽様は、本当に高潔です。
むしろ人間としては、そういう風に考える人の方が安心出来ます。
(*吐露って、トロじゃないからね。あれ、全然、独楽様みたいに上手く落とせないww)
[一言]
既視感。

読んで、最初にこの言葉が思い浮かびました。
先日コメントをいただいた私の活動報告での話と非常に重なり、やはり、うむむむとなってしまったからです。

きっと、思考を重ねる癖のある(考え過ぎてしまう)人間にとって思考の放棄された(感情に素直な)言動は、寝起きに口に放り込まれた異物のように、咄嗟に口を閉じたものの咀嚼出来ず愕然とするしか出来ない時があるものなんですよね…。まして、おまけにそれが食べた事のないものだったら、飲み込んで良いのか吐き出して良いのかもわからず混乱するのも無理からぬものです。

マグロアッパー様は優しい方なので、出された物を吐き出すのは苦手なのだと推察いたします。でも、綺麗な器に盛られた毒もありますからね。無理に飲み込む必要もないと思いますよ。消化出来なければ下すだけです(汚くてすみません)。そして、もしも、どうしてもお腹が空いている時にそれを差し出された際に、食べるかどうか判断の一つに出来るようそっと心のファイルに保管されると良いかな、と。

ちなみに昨日私はそうしました(笑)

身体も心も、どうぞ大事にされてくださいませ。
  • 投稿者: 千代華
  • 2014年 10月05日 18時30分
千代華先生! 骨太な感想を、有難うございます><

>寝起きに口に放り込まれた異物のように、咄嗟に口を閉じたものの咀嚼出来ず愕然とするしか出来ない時があるものなんですよね…。

的確な、そしてなんて文学的な表現!
惚れてしまいますよ、千代華先生!

>おまけにそれが食べた事のないものだったら、飲み込んで良いのか吐き出して良いのかもわからず混乱するのも無理からぬものです。

そうですね(^^)
この場合は、一度、口に含んだ事があるものだったのですが、私がその事を忘れていた。人間精神が自尊心を取り戻す際にまま見られる現象であるのに、その心構えが私になかった。それが問題でした。汗

>無理に飲み込む必要もないと思いますよ。消化出来なければ下すだけです(汚くてすみません)。そして、もしも、どうしてもお腹が空いている時にそれを差し出された際に、食べるかどうか判断の一つに出来るようそっと心のファイルに保管されると良いかな、と。

千代華先生は、本当に……何者ですか?笑
私は彼の言葉を意味としては受け取っていないのですが、残滓として感情が残る、そして本来なら、その感情も淡く、濁っていないもの(自尊心の快復に少しのエゴは含まれていますが)――ただ、やはりどこかでクラっていたんだなぁと思いました。

因みに今は、作品に昇華し、彼の想いを色んな形で受け取る事が出来たので、大丈夫です♪

>身体も心も、どうぞ大事にされてくださいませ。

優しい心づかい、本当に有難うございます。
最後に一言。惚れてまうや……はっ! 背後に殺気!? わせdrftgyふじこlp
[一言]
お世話するつもりが何かを貰っていた、それも又一つのホスピタリティの姿ですよね。ただ、その考えに至るには大変困難な状況というか、リアクションをされる事も様々な現場で起こると思います。
今回のお話はそれが仕事上では無く、休暇中の出来事であるという点が凄いと思います。私なら……多分無視、場所を変えて読書かな? 気分が乗ったらその男と立ち飲み屋(有れば)に行って服代で酒を飲んで代行で帰るか? いや、やっぱり無視でしょうね。最初から飲み屋で会っていたら酒の肴に付き合うかも知れませんが。
色んな含みを持つ良作でした。人に様々な事を想起させるのがエンターテイメント作品には無い文学の良さですね、再確認しました。
拙作を読む為に、時間を割いて頂き、また感想まで残して頂き、本当に有難うございます(^^)

恐らく、パン先生ならお分かりになると思いますが、子供の世話をしていると――彼に与えているのか、与えられているのか分からなくなる。そんな経験が、私に一つの人生の視座を与えてくれました。

因みに、今回の事を昔の大先輩に話したら――

「あはは、そこにはもう一つの方策があったね。つまり、君がその男の友人となることだ。一緒に酒を飲んで、公園内の二人の不審者になればいい。そこで”あの介護施設め、ばっきゃろぉ!”と男に言わせるのも……うん、現実味がないか、あははは」

年齢を重ねると、見えてくる物も違ってくるんですね。
いや、本当に勉強になりました。

>色んな含みを持つ良作でした。人に様々な事を想起させるのがエンターテイメント作品には無い文学の良さですね、再確認しました。

いや、パン先生にそこまで仰って頂けるとは……。
この硬骨魚類、感動です><

これからも、「なろう」で文学の良さを広めていけたらなと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます!
[一言]
こんにちは、青山です^^;

私は、本当に、マグロさんの人間性が大好きです。いつもいつも、マグロさんの小説を読むたびに「ああ、なんてこの人は人間性が優れているのだろうか」と思っています。

この私小説は、私小説だからこそ、マグロさん自身の言葉が真摯に、そしてまっすぐに伝わってきました。私はまだまだ未熟な学生で、この作品を正確に読み取り、感想を書くだけの経験も日本語の力もありませんが、これだけは確信する事が出来ました。

「やっぱりマグロさんは、素晴らしい人なのだ」と。

見ず知らずの人の身の上話を親身に聞いてあげ、アドバイスまでしたのにも関わらず、その人はマグロさんにとても酷いことを言ってしまいました。

でもマグロさんはその彼のことを想い、その辛さをまるで自分のことのように感じ、受け止め、「人に優しくしたい」ということを再確認したと言います。そして、「生きることは大変だ」ということも。

マグロさんのような人が、一体この日本にどれだけいるでしょうか。その優しさ、思いやり、そして真の大和魂と言えるようなその心持ち。私もマグロさんのように素晴らしい人間性を持つことができるよう、日々努力していきたいと、強く思いました。

それから、奥さんの言葉にも鳥肌が立ちました。素晴らしい人には最高のパートナーがつくのだなあ……と思いました^^;

本当に、書籍にならないのが残念でたまりません。マグロさんのその思いを、人間性を、もっと沢山の人に受け取って欲しいと切に思いました。

これからも、素晴らしい奥様と頑張って下さい。

  • 投稿者: 青山 柊
  • 2014年 10月05日 14時35分
青山さん、いつもお優しい感想を有難う御座います。
そして私の為に時間を割いて頂き、感謝しても仕切れない想いです><

私は青山様から、沢山の物を頂いています。

純真さ、優しさ、育ちのよさ。
真っすぐな視点、背伸びをしない、その朗らかな――

その頂いたものを、私が別の形で返せているのなら、それ程に嬉しい事はありません(^^)

>その人はマグロさんにとても酷いことを言ってしまいました。

ははは。お気遣い有難う御座います。
しかしこれは、心理療法的にはとてもいい事なんですね。

人間が自尊心を取り戻した証拠。人間精神は、沈鬱から立ち直ると、その反動で酷く強気に、陽気になる事があります。その中で――”俺は、お前なんかいなくたってやっていけるんだ!”という思いが強まると、”なんだあの心理療法家という奴は、偉そうにしやがって”と、思う人がたま~~にいます。

だから、僕にとっては全然、酷い事ではないんです。
問題は、僕がその心構えを忘れて、突然の事に動揺を来たしてしまった事。そして……「お体に気をつけてくださいね」と優しい言葉をかけて、彼を冷静にさせてしまった事にあるかなぁと。あははw

ちなみに僕は、一個の凡人です。本当に、ビックリする位に、がっかりする位に。
なので、もし私に何かを感じ取ったのなら、それは青山様が素晴らしいんです。これはお世辞じゃなくて、掛け値なしに。

相方も、まぁ色々とあったので。
因みに彼女とは、許嫁で幼馴染で、という長い事人生を一緒に歩んできました。

これからも、愛想を尽かされない様に頑張ります。笑
素敵な感想、本当に有難う御座いました!
[良い点]
大変多くの合言葉をもって終末へ導きました。
その合言葉には、自分の高慢さも臆さず含めています。
さすがに客観視できる人はたいしたものです。

そして、『知る』と『わかる』の違いをあらためて自分の血肉にできたのだなあと、羨ましく感じました。

>むしろ私は人間の救い難い醜さ、弱さ、狡猾さの方をより多く信じている
あなたはこういう主観でいた。ということは、人を、自分を含めた人を信じないように身構えている。それが次の行に顕れています。
>自分から一歩も外に出る事の出来ない、矮小な人間であることをよく知っている

>貰ったものを、より多くの人と共有していくような、そんな物語を、自分の物語として生きていきたいと、そう願っている
ここで質問です。
貰ったものを共有といいますが、拒まないにしても相手が接近してこなかったら、そして、あなたが接近することで相手が受け入れるかもしれないとしたら、あなたはどうしますか?

>そして知る。私もまた、あの男から貰ったのだということを。理性の光を、人間の醜さを、生きるという事の……尊さを……。
それこそが、人格同士の交流ですね。

>思いやりだけでは、人は救えない。だがそれこそが最も重要で、全人類にとって唯一の規範であると……私は信じた
まったくその通りです。誰一人救えない。でも、救おうという意志がなければ、絶対に救えない。
救うためには行動が不可欠だと私は信じています。

>人間は多くの場合、自らの意志で、生活を規定する事が可能だと信じているが現実は違う。だから問題にすべきは、その人間を支えている基盤、土台、社会なのだ。

最終的に社会を人に優しいものにすることが、社会を担う我々全員の努め……
という導きですか?
[一言]
学問は、人をいかすためにあるべきだと思います。
議論にための学問や、人の生活と遊離した学問は不要です。
心理学も同じ。
冷静と冷徹は違います。
”目は口ほどに……”
状況が状況ですが、真摯な姿勢は常に……

生意気な感想でした。

感想まで残して頂き、誠に有難うございます。
実はこの作品を投稿した際に考えたのが、「齋藤さんにはどう映るかなぁ?」というものでした。

>『知る』と『わかる』の違いをあらためて自分の血肉にできたのだなあと、羨ましく感じました。

私の中のソクラテス先生が、厳粛に告げます。
体験の伴わない『知』は、『知』ではないと。

大陸合理論、イギリス経験論。
ただ経験から生みだす、真理には多くの誤謬が含まれる恐れがある。

なかなかに、難しいものです(^^;)

>貰ったものを共有といいますが、拒まないにしても相手が接近してこなかったら、そして、あなたが接近することで相手が受け入れるかもしれないとしたら、あなたはどうしますか?

生きるという事は、”他者と関係し合っていく”という事だと思っています。そして気をつけなくてはいけない事は、この世にあるものと、ない物の区別を厳粛に分ける事かと――観念と、現実をごちゃ混ぜにしないことかと……。


齋藤さんだからこそ、友人だからこそ、言います。
>あなたが接近することで相手が受け入れるかもしれないとしたら、あなたはどうしますか?

齋藤さん、これは……観念です。実際には、あまりない物です。
つまり多くの場合、その想定の場面は、押しつけとなってしまう。

特にネット社会はそうです。人の心は見えない。
更に、相手の顔も、環境も、綴られた言葉の真偽すら”分からない”。

現在、齋藤さんがなそうとしている事は、大変、素晴らしい物と存じます。
ただそういった面がある事を、私はこの感想コメントにてお伝え申し上げます。

>最終的に社会を人に優しいものにすることが、社会を担う我々全員の努め……

これも観念です。言葉では言えますが……その為には、革命が必要ですね。笑
なので私はただ、自分の生活圏内で遭遇する人や、「なろう」で知り合った人たちには、当たり前に親切をしたい。私は、それを「なろう」を初めて一日目に、「たまりしょうゆ」様という方から受け取りました。

現実は、簡単には変わりません。革命は出来ません。
ただ……今、自分が”あなた”が変わる事。それが紛れもない革命ではないかと。

以上、乱文長文の感想返しを失礼しました。汗
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