エピソード419の感想一覧

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[一言]
新たな情報ネットワークにより、独立した個人が結果的に集団的総意に基づく行動を見せる社会現象、孤立した個人でありながらも全体として集団的な行動を取る事象という意味ではスタンドアローンコンプレックス(この言葉を安易に使って良いか不安ですが)を思い出しました。
<庭園>によって個性を失うはずが、アシュレ達のような、好奇心があるタチコマみたいな人達が個性を獲得したまま世界を探求する事によってネットが焼かれる結果になるのは何とも皮肉に感じられます。
  • 投稿者: 砂山火
  • 2020年 03月30日 21時05分
さざんかさん、おひさしぶりですー!(おもにボクが)。

ご感想頂いてから、一月も経ってたのですね! 世間の時間経過から完全に取り残されておりますガラパゴス一歩です。

あー、スタンドアロンコンプレックスですね。これはじつは昔、SF書いてたころに観て泣かされたお話のひとつです。

なぜってソウルスピナの元になってるSFのほうのお話に、かなり近接されてしまっていたから。あのころはいつボクはアイディアの核心を先取りされてしまうのだろうかと、ビクビクしながら観てましたw

結果としてそのとき突き詰めて考えたことが、いまここに結実してるわけなんですけど。

“庭園(ガーデン)”にまつわるお話や、個性、意志の喪失などのエピソードを語りはじめるといくら紙面があっても足らなくなるので、本編の方でお話していきますネ?

でーわー!
[良い点]
なぜ、「《みんな》のせいだ」と、人々の過ちに気付いて学び直したはずのビブロ・ヴァレリが、再びネットワークを繋ごうと言うのか。
スノウちゃんが「はじめて《魂》を得た」のだという言葉も含めて、気になります。
むむむ……アシュレさん達だって《魂》は持っていたはず。それを、「得た」ということは、初めから持っていたアシュレさん達英雄と違って、接触することで「得た」という意味かしら。
現時点では、関係あるかないかは分かりませんが、そもそも「御方」達がなぜ「敵」を造ろうと思ったのか、ビブロ・ヴァレリの話では、はっきり分からなかったので、混血であるスノウちゃんの存在はそういうところも絡んでくるのかしら……。ビブロ・ヴァレリが「本当の歴史」を学んだのならば、英雄のために作られたのではなくて、先に「敵」があって、そこに英雄があてはめられたという順序に違いはないはず。
ついでに、最初は「この子ほんとにだいじょぶか!?」ってずっと不安だったスノウちゃんが、このビブロ・ヴァレリとの道行で、あんまり素直で可愛いので、めちゃ好きになってきました。
ビブロ・ヴァレリが何を企んでいるのか分かりませんが、こんな可愛い子にあんまひどいことしないでぇ……!(祈)(そして諦め)
続きも楽しみにしています。
狼子さん、おひさしぶりですー!

えーと、感想を頂いてから……え、もう一ヶ月なんですね?!
ごめんなさーい!

さて本編の方ですが……うむ、たぶん盛大にミスリードされてると思います!w そうでないなら、ボクの語り方が誤解を招いているか、どちらかですw 再読をオススメします!

特に《魂》のくだり、それとビブロ・ヴァレリの真意のくだり。

そして、スノウはお気に召したようでさいわいです。この子もなかなか複雑で、一筋縄ではいかない背景を背負わされております。

今後とも楽しんで頂けたら、うれしいですー!
でーわー。
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