感想一覧
▽感想を書く[良い点]
○ウィリーがかわいい! かわい過ぎます。「鳥でヤンス!」という第一声からはじまり、彼の言うこと為すこと、すべてにとぼけたおかしみがあって、拝読中ずっとニヤニヤにしていました。なんだか「ふなっしー」みたいな、ゆるキャラ的かわいらしさ&おかしさ満点の、愛すべきキャラクターだと思いました。主人公ゲオルグとの漫才めいたやり取りや珍道中も、読んでいて愉しかったです。
○ゲオルグの一人旅のシーンや、ウィリーと出会って二人で旅するシーンの描写が簡潔ながらも美しく、童話のきれいな挿絵を眺めているような気分になりました。ウィリーをだっこ、またはおんぶ、あるいは小脇に抱えて(ウィーリーにじたばたされながら)、てくてく歩いていくゲオルグ。二人の小さなシルエットの向こうで、太陽と月が交互に昇り沈みを繰り返し、背景が「うっそうと茂ったジャングル」「岩だらけの砂漠」「険しい岩山」「真っ白な塩におおわれた大地」「氷砂糖の平原」と、まるで絵本のページをめくるように移り変わっていく。そんな光景がありありと目に浮かぶようでした。
○最後がハッピーエンドで終わって、ほっとしました。本作を読みながら、「昔読んだ、太陽の欠片をとりにいった小鳥の昔話みたいだな……」と思っていました。その昔話では、小鳥は太陽の欠片を手に入れ、地上に光と暖を取り戻しますが、太陽の熱に焼かれて命を落とします。ウィリーも同じ結末をたどるのではないかと心配していましたが、見事生還したので思わず胸を撫で下ろし、「やっぱりハッピーエンドじゃないとね!」と心の中でシャウトしました。一読者より、「ウィリー、ウェンディちゃんと末永く幸せに! ゲオルグとも仲良くね!」と祝福を贈らせていただきます☆
[気になる点]
○細かい突っ込みですが……ペンギンのウィリーが自分の体重を「リンゴ七十個くらい」と表現する場面がありますが、ペンギンならば「イワシ七十匹くらい」などとした方がいいのでは、と思います。ただ、ウィリーは(ペンギンのくせに)今まで海で暮らしたことがなさそうなので、「イワシ食べたこともないのかな? それならやっぱりリンゴの方がいいのかな?」とも思いましたが(笑)。
○終盤、ウィリーは「空を泳ぐ」こともできるようになりますが、「いや、いくら童話風のコミカル・ファンタジーでも、さすがにそれは……」とずっこけてしまいました。一読者としては「こうして、世界の果ての海で原初の炎を手に入れるという偉業を成し遂げたペンギンの勇者ウィリーですが、結局『空を泳ぐ』という夢を叶えることはできませんでした。それでもあきらめきれない彼は、その後も親友となったゲオルグや、お嫁さんのウェンディちゃんにつき合ってもらい、空を泳ぐ特訓を続けたということです。おしまい♪」みたいな終わり方にしてもよかったのでは、と思います。……でも、紡すい体形のウィリーが、ロケットみたいにびゅんびゅん空を飛び回るシーンは、頭の中で思い描いてみると愉しかったです(笑)。
[一言]
○悪い点というわけではありませんが、火打ち石に閉じ込められた「原初の炎」の美しい描写を加えたりしますと、物語の魅力がさらにアップするのではないか……と思いました。
はじめまして、深海いわし様。諸葛亮と申します。ゲオルグとウィリーの不思議でおかしな冒険の旅を描く童話風ファンタジー、拝読させていただきました。とてもおもしろかったです。また、時間のありますときに、ぜひ別の作品も読ませていただきたく存じます。
それでは、これにて。
自分も創作、がんばります!
○ウィリーがかわいい! かわい過ぎます。「鳥でヤンス!」という第一声からはじまり、彼の言うこと為すこと、すべてにとぼけたおかしみがあって、拝読中ずっとニヤニヤにしていました。なんだか「ふなっしー」みたいな、ゆるキャラ的かわいらしさ&おかしさ満点の、愛すべきキャラクターだと思いました。主人公ゲオルグとの漫才めいたやり取りや珍道中も、読んでいて愉しかったです。
○ゲオルグの一人旅のシーンや、ウィリーと出会って二人で旅するシーンの描写が簡潔ながらも美しく、童話のきれいな挿絵を眺めているような気分になりました。ウィリーをだっこ、またはおんぶ、あるいは小脇に抱えて(ウィーリーにじたばたされながら)、てくてく歩いていくゲオルグ。二人の小さなシルエットの向こうで、太陽と月が交互に昇り沈みを繰り返し、背景が「うっそうと茂ったジャングル」「岩だらけの砂漠」「険しい岩山」「真っ白な塩におおわれた大地」「氷砂糖の平原」と、まるで絵本のページをめくるように移り変わっていく。そんな光景がありありと目に浮かぶようでした。
○最後がハッピーエンドで終わって、ほっとしました。本作を読みながら、「昔読んだ、太陽の欠片をとりにいった小鳥の昔話みたいだな……」と思っていました。その昔話では、小鳥は太陽の欠片を手に入れ、地上に光と暖を取り戻しますが、太陽の熱に焼かれて命を落とします。ウィリーも同じ結末をたどるのではないかと心配していましたが、見事生還したので思わず胸を撫で下ろし、「やっぱりハッピーエンドじゃないとね!」と心の中でシャウトしました。一読者より、「ウィリー、ウェンディちゃんと末永く幸せに! ゲオルグとも仲良くね!」と祝福を贈らせていただきます☆
[気になる点]
○細かい突っ込みですが……ペンギンのウィリーが自分の体重を「リンゴ七十個くらい」と表現する場面がありますが、ペンギンならば「イワシ七十匹くらい」などとした方がいいのでは、と思います。ただ、ウィリーは(ペンギンのくせに)今まで海で暮らしたことがなさそうなので、「イワシ食べたこともないのかな? それならやっぱりリンゴの方がいいのかな?」とも思いましたが(笑)。
○終盤、ウィリーは「空を泳ぐ」こともできるようになりますが、「いや、いくら童話風のコミカル・ファンタジーでも、さすがにそれは……」とずっこけてしまいました。一読者としては「こうして、世界の果ての海で原初の炎を手に入れるという偉業を成し遂げたペンギンの勇者ウィリーですが、結局『空を泳ぐ』という夢を叶えることはできませんでした。それでもあきらめきれない彼は、その後も親友となったゲオルグや、お嫁さんのウェンディちゃんにつき合ってもらい、空を泳ぐ特訓を続けたということです。おしまい♪」みたいな終わり方にしてもよかったのでは、と思います。……でも、紡すい体形のウィリーが、ロケットみたいにびゅんびゅん空を飛び回るシーンは、頭の中で思い描いてみると愉しかったです(笑)。
[一言]
○悪い点というわけではありませんが、火打ち石に閉じ込められた「原初の炎」の美しい描写を加えたりしますと、物語の魅力がさらにアップするのではないか……と思いました。
はじめまして、深海いわし様。諸葛亮と申します。ゲオルグとウィリーの不思議でおかしな冒険の旅を描く童話風ファンタジー、拝読させていただきました。とてもおもしろかったです。また、時間のありますときに、ぜひ別の作品も読ませていただきたく存じます。
それでは、これにて。
自分も創作、がんばります!
[良い点]
ペンギンのウィリーの憎めなさ
時間経過の表現
つっかかりなく最後まで読めました。
後味も良かったです。
[気になる点]
神殿に炎を取り戻した後の様子と、「海」というところから来た鳥の伝承に軽く触れてから終わると、よりバランスが良かったようにも思えます。
[一言]
初めまして。
ペンギンと炎という異色な組み合わせに惹かれて拝読しました。とても面白かったです。
ペンギンのウィリーの憎めなさ
時間経過の表現
つっかかりなく最後まで読めました。
後味も良かったです。
[気になる点]
神殿に炎を取り戻した後の様子と、「海」というところから来た鳥の伝承に軽く触れてから終わると、よりバランスが良かったようにも思えます。
[一言]
初めまして。
ペンギンと炎という異色な組み合わせに惹かれて拝読しました。とても面白かったです。
感想ありがとうございます! お返事がすっかり遅くなってしまって失礼しました。
面白かったと言っていただけてとてもとても嬉しいです♪
人類がどうして炎を手に入れたのか、神話を調べてみると鳥が海から持ってきた話が結構あったりするので、海と鳥ならペンギンだ! という勢いで書いたお話でした。字数制限があったので最後少し駆け足になってしまったみたいですが、後味が良かったと言っていただけてほっとします。
嬉しいご感想、本当にありがとうございました〜!
面白かったと言っていただけてとてもとても嬉しいです♪
人類がどうして炎を手に入れたのか、神話を調べてみると鳥が海から持ってきた話が結構あったりするので、海と鳥ならペンギンだ! という勢いで書いたお話でした。字数制限があったので最後少し駆け足になってしまったみたいですが、後味が良かったと言っていただけてほっとします。
嬉しいご感想、本当にありがとうございました〜!
- 深海いわし
- 2015年 08月24日 10時20分
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