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[良い点]
第十話まで読ませて頂きました。

槍・椀、死神、一夜の人物外観や動作描写が丁寧なところ:
『わたし、働きます!』といった風の・全身純白の衣服をまとう女性――以下の段落・風になびいたようなお辞儀・驚きの黒さ!以下の描写・着物がなーんかの『なーんか』二回使用

ここいらへんは読んでいて楽しくさせてくれる描写だと思いました。過多だとは感じないんですよね、主観が乗ってるのもあって退屈させない文章に仕上がっているのかなあと、考えてみました。想像させるだけの言葉の量でありながら読み手に退屈させないというのは、なるほどなあと思わされました。

ところどころにクスリと笑わせてくれるところ:
幾つかあったので、詳細は省略させていただきますが、コミカルさをちょこちょこと挟めるセンス(まで言うと大袈裟かもですが)は羨ましくもあり、楽しくもありました。

第八話『わたしはそんなに強くない』から第十話で旅立ちの決意を固めるところまでの流れ:

単純じゃないところに好感を抱きました。あっさり、帰りたいから帰ろうだったら、やっぱりちょっと呆気なさを感じるところを、しっかり作り込まれているなあと思ったのです。

第八話『和歌恵ちゃんは明後日のほうを見、どこか納得する』『へたれ属性』:

読み手をふと立ち止まらせるような心理描写や、『へたれ属性』のように表現しにくいところにピタリと当てはまるような表現、そういうのが、多分他にも幾つかあったと思いますし、それは前作でも所々に描かれていた部分だったと、僕は思っています。
なんていうか、そういう風に書けるところが、物語の格、質を一段上げているのではないかと思います。盗みたいところでありますが、一朝一夕には出来そうにはありません。

[気になる点]
ストーリーの進捗具合の割には(遅いと感じたということではないです)登場人物が多いのかなと思いました。しかし、きっちり書き分けられているように思えましたので、書き分けられているのだから、それで良いのかとも思いました。

悪い点を探すのが難しいですね。引っ掛かるところはもう一つあったのですが、そこは具体的にと言われるとはっきりとは言えないので、控えさせて頂きます。
遠慮ではなくて、根拠に乏しい難癖を付けることになるのは不本意ですので。もう少し読み進めて、同じように思うことがあれば書かせて頂くかもしれませんm(_ _)m
[一言]
第七話:爆弾発言でした。以下

ここは、僕の印象としては、色絵が自身の命に関する話であるにも拘らずどこかまだ、暢気さを僅かに残した反応のように読み取れてしまったのです。それは違和感に思えたのですが、よく考えてみると色絵のおっとりしたキャラクターや、まだ確定とは言い切れないこの状況では、適切な文章なのだと思い直し、結論付けました。つまりはその微妙なところを書き分けている文章だと思ったのです。
ですから万が一、独楽さんが緊迫感を出そうとして書いた文章であれば、僕には伝わらなかったということになるのかもしれません。
あとは、ストーリー的にはこの部分から、面白味が増したように思えました。

高い。書き手のレベルが高いと思っています。
あんまり高い評価は独楽さんは喜ばないかもですし、独楽さんの利にもならないような気もしています((+_+))
  • 投稿者: ゆいぐ
  • 男性
  • 2014年 12月29日 10時32分
これはゆいぐさま。
素晴らしい感想をありがとうございます。身に余るお言葉、光栄にございまする。
しかし忙しいでしょう、この様な年の瀬に……。感激のあまり、鼻水がスプラッシュしてしまいそうです。(風邪気味)


>槍・椀、死神、一夜の人物外観や動作描写が丁寧なところ

 この作品は二次創作ということもあり、あるベースに基づいてキャラ付けをさせて貰っております。キャラクターの性格や口調には特に気を払っているつもりですので、そこを褒めて頂けると冥利に尽きるというものです。


>ところどころにクスリと笑わせてくれるところ

 キャラクターの個性を表現するため、しょーもないギャグや、ふるふる、などのオノマトペは最大限に使っていこうと思って書いています。
 一人称視点だと、キャラの性格の乗った表現が個性に直結するので、語り部である色変色絵の思考には私も手を止めさせられる場面が多々ありました。
 一人称……好きなのですが、苦手です。


>読み手をふと立ち止まらせるような心理描写や、『へたれ属性』のように表現しにくいところにピタリと当てはまるような表現。そういう風に書けるところが、物語の格、質を一段上げているのではないかと思います。

 例えば長文のあとや、単調な台詞が続くところなど。読み手様の息抜くポイントは意識して置いてあると思います。そこを拾ってくれるあたり、ゆいぐさまは流石です。
 というか、『~をふと立ち止まらせるような~』って良い言い回しですね。これ、改変して使わせて貰いますwww



悪い点。


>ストーリーの進捗具合の割には(遅いと感じたということではないです)登場人物が多いのかなと思いました。しかし、きっちり書き分けられているように思えましたので、書き分けられているのだから、それで良いのかとも思いました。

 これは私の命題かもです。
 何を書くにしても、最初に必要なものを纏められず、ぐだぐだと書き連ねて展開を遅くする――この作品の場合は、色絵が目が覚めた森から出ていくのを躊躇させるように、仲のいい友達や、知り合いとなるキノコを作るため書きましたが――その時に必要な要素の取捨選択が出来ていないのです。
 推理小説……好きなんだけどなぁ……。


>引っ掛かるところはもう一つあったのですが、そこは具体的にと言われるとはっきりとは言えないので、控えさせて頂きます。

 思うところがあるのであれば、多分、それ合ってます。
 けれど心当たりが五つ六つあり、私も特定はできません。けど、それ合ってます。多分。


>第七話:爆弾発言でした。以下

 想定しているオチの都合上、こう書かなくてはいけない感じになって、こうなりました。いわゆる伏線というヤツですね!
 上手く使えるかわかりませんが、伏線という奴です。先に言ったように私の苦手な奴です。こやつを上手く使える人は尊敬します。


>高い。書き手のレベルが高いと思っています。

 いやん。ゆいぐさんってばお上手ですこと。
 これはお褒めの言葉として素直に受け取らせて頂きます。
 けども自分のしょーもなさは自分が一番理解しています。これは謙遜でも自虐でもなく、文字を並べられるだけの、面白みのないものしか作れない、妥協に塗れたしょっぱい筆者への率直な感想です。
 ちょっと書けるだけ。
 現状の私は、そんなもんです。だから足掻く。とても楽しいです。


 とまれ、自虐的になってしまいましたが、感想を頂けるのは嬉しい限りです。自身を見直す機会といいますか、それを得られるのは幸福であり幸運であり、 零幸の僥倖であります。ニュアンス緩めに言うと『ジャック・ポットだぜ!』です。
 重ねお礼のお言葉を申し上げ、この駄文の締めとさせて頂きます。
 感想、本当にありがとうございました!
  • 独楽
  • 2014年 12月30日 12時39分
[良い点]
森の描写が丁寧でキャラが立ってる所
[一言]
遅くなりまして。的菜何華です。
凄いですね……。森の描写が細かい!!
キャラの個性が強烈で立ってる!!
ううん……。そこの所あいまいにぼやかしちゃった拙作とは真逆の出来……。
完敗です。
返事が遅れてしまいました……、申し訳ありません。
感想ありがとうございます、的菜何華さま。


>森の描写が丁寧でキャラが立ってる所

この作品で特に力を入れている(というか、そこ以外ない)ので、褒めて頂けて嬉しいです。
デジカメを地面に置いて撮影とかしてみたり、色々と試行錯誤して描写を考えていますが、やはり小さな視点というのは難しいものがありますよね。

とまれ、感想ありがとうございました!
  • 独楽
  • 2014年 12月18日 04時31分
[良い点]
第三話まで読ませて頂きました。

第一話の冒頭の『~旅立つのでした。』辺りまでの情景描写の表現が本当に綺麗だなあって思いました。言葉が素敵で違和感がないのが良いのかなあと考えたりしてみました。

あと台詞と台詞の間に挟む地の文の描写を勉強させて頂いています。
この場合は主語なくても伝わるんだあ、とかです。独楽さんの会話文はテンポが良いので、そういうのを研究させて頂いてますm(_ _)m

[気になる点]
第三話『初めて見る昆虫に、ついついと目を取られてしまいます』:
慣用句の表現であれば、『目を奪われる』ではないのかなと思ったのですが、『目を取られる』という表現もあるのでしたらごめんなさい。もしくは比喩的に書いたとか。

第三話までだと僕はそれぐらいしか気付けませんでしたm(_ _)m
[一言]
本当は一気読みの方がより良い感想が書けそうな気がするのですが、自作の執筆や他の方の読みたい作品もあって、と・・・ご勘弁下さいm(_ _)m

それと独楽さんのモチベーション的にこの作品よりももう一本の連載の方を読んでほしいという話でしたら、仰ってください。そういうリクエストは多分規約には・・・いや、自信ないですね(汗

あとは、数話づつの感想ですと返すの面倒でしょうから、返事はおざなりで構いませんです。
僕もこの間初めてあれだけの長文の感想を頂き、ああ、結構返信する側の人って大変だったんだなあと知りました。勿論それ以上に嬉しかったのですが。
他の方がそういう労力を消費されていたのかと思ったら、長ければ長い程相手が喜んでくれると思っていた自分の考えを少し改めましたです。

  • 投稿者: ゆいぐ
  • 男性
  • 2014年 12月09日 17時32分
おおお! ゆいぐさま、感想ありがとうございます!


>第一話の冒頭の『~旅立つのでした。』辺りまでの情景描写の表現が本当に綺麗だなあって思いました。言葉が素敵で違和感がないのが良いのかなあと考えたりしてみました。

この作品はなんて言いますか、空気感とキャラクターの個性を重視して書いてみました。なので、擬音や感覚で伝わる描写を多く使っていたりします。
一話目は掴みの意味も込めて綺麗に書いたつもりなので、褒めて頂いて嬉しいです。


>台詞と台詞の間に挟む地の文の描写を勉強させて頂いています。
この場合は主語なくても伝わるんだあ、とかです。独楽さんの会話文はテンポが良いので、そういうのを研究させて頂いてますm(_ _)m


(……どうしよう、割と適当だなんて絶対に言えない……)


>本当は一気読みの方がより良い感想が書けそうな気がするのですが、自作の執筆や他の方の読みたい作品もあって、と・・・ご勘弁下さい。
>それと独楽さんのモチベーション的にこの作品よりももう一本の連載の方を読んでほしいという話でしたら……


いやいや! そんな贅沢なことは口が裂けても言えません!
一話でも読んで頂けただけで私は満足です。本当にありがとうございます。


>あとは、数話づつの感想ですと返すの面倒でしょうから、返事はおざなりで構いませんです。
僕もこの間初めてあれだけの長文の感想を頂き、ああ、結構返信する側の人って大変だったんだなあと知りました。勿論それ以上に嬉しかったのですが。他の方がそういう労力を消費されていたのかと思ったら、長ければ長い程相手が喜んでくれると思っていた自分の考えを少し改めましたです。


ましたですか。
ふむ……これは個人的な考えですが、感想を書く、返すというのは自分の能力値を見る行為だと思っています。
それは着眼点だったり、構成力だったりその他色々ですけども……書くなら本気ですし、返すのだって本気です。少なくとも、私は。


ともあれ。
感想、ありがとうございました!
早速指摘にあった『目を取られる』を訂正します。何度も読み直しているつもりですが、なんでか気が付けないものですね……感謝です!
しかし、ゆいぐさまには毎回褒めて貰っている気がします。ふふふ……二ヤけてしまうじゃないですか。けれど、もっとスパンキングしてくれてもいいのですよ?(ちなみに私はMではありません)

  • 独楽
  • 2014年 12月10日 20時52分
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