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[良い点]
こんばんは!久しぶりに来たら、大変面白い小説がupされてて思わず、一気に読んでしまいました。
榊原恵一とは反対の悪の探偵!
それは新しい発想ですね。
探偵=正義であるがゆえに、被害者があまり酷い人物だったりすると犯人に同情してしまったり、ミスリードに悩みますがこの出雲には通じませんね。
ゴルゴも確か犯人かどうか見極めてから、殺してくれって遺族から依頼されて一芝居打ったら逃げ出したから
「有罪」って依頼遂行(暗殺)してしまうケースありましたね。それを思い出しました。
無敵で凶悪な探偵!!
[気になる点]
ありません。
脇役も魅力的だし、続編が読みたい、ですかね。
  • 投稿者: 雪月花桜
  • 2014年 12月29日 21時30分
 ご一読、及びコメントありがとうございます。そして、年末年始のため返信が遅れて申し訳ありません。

 そう言えば、ゴルゴ13にもそんな話がありましたね。別の人のコメントの際に述べたのですが、この作品のモチーフは「ゴルゴ13の探偵版」となっています。それゆえに、コメントに書かれているように出雲には私情や同情と言ったものが一切通用しない人物に設定しています。
 彼女にあるのはただ一つ、自分のルールに従って、暴き出した犯人を殺害してしまうという事だけです。この探偵としては特異すぎるキャラ設定を感じ取っていただけたのであれば、これほどうれしい事はありません。

 このシリーズはキャラ設定がうまくできているので、できるだけ続編は書いていきたいと考えています。次が短編か長編になるかは不明ですが、気長にお待ちいただければ幸いです。最低でも、作中のラストで示した「心臓強盗」事件に関してはいつか発表できればと考えていますが……。

 それでは、これからもよろしくお願いします。ではでは。
[一言]
返事の返事と言う形で失礼します。
この作品はファンタジーっぽさもありましたけど、事件や推理の部分は作り込まれていて、推理小説としても魅力的でした。
最近、推理小説って言いながら肝心な事件の部分で、超能力とか心霊現象とか特定の人間にだけ影響を与える電波を出す機械とかが出てきて、何だ?こりゃ?と思う作品も有るんです。
勿論、ファンタジーやオカルトとして読むと面白い物なんですけど、ミステリーや推理のジャンルで見つけて読み始めると、気持ちを切り替えて楽しむまでに時間がかかるだけなんですってフォローはさせて下さい(笑)。
でもこの作品は、事件の部分は真っ向勝負の推理小説って感じでした。
なので前の感想で自分が書いた、ミステリー風ファンタジーは間違いです。
あくまでも作り込まれた推理小説にファンタジーの雰囲気がプラスされた作品。
本格ミステリー、ファンタジーの雰囲気を添えてがこの作品の感想でした。
それにしても、ゴルゴがモチーフだったんですね。
自分は少女が復讐を請け負う所から、地獄少女ってアニメの探偵バージョンかと思いました。
こう言う、作品の裏話が聞けるのも嬉しいです。
次回作も、気長に待ってます。
  • 投稿者: 濱田
  • 2014年 12月16日 06時06分
 返信ありがとうございます。

 そう言えば「地獄少女」ってありましたねぇ……。実のところ、こんな話を書いておきながら、私は未だかつて「地獄少女」を読んだ事がないのです。さすがにどんな話なのか程度は風の噂で聞いた事がありますが、所詮はその程度。この話を書くとき、きれいさっぱり頭の中から抜け落ちていました(笑)。

 私は推理小説やミステリーの漫画、ドラマなどに関して、実際に推理小説を書く際の参考にするために相当数を読破しています。にもかかわらず意外なものを読んでいないという事も多いのです。例えば「イキノコリ」なんて書いておきながら「ひぐらしのなく頃に」を真面目に読んだのはここ一ヶ月以内の事ですし、「うみねこのなく頃に」に至っては読んですらいません。
 まぁ、この辺は厳密には純粋な推理ではないので多少遠ざけていたという理由もあるのですが、意外な事に森博嗣を最近まで読んでいなかったりしました。今、必死になって読破しているところです(笑)。私もまだまだですね。

 何にせよ、推理小説というジャンルで書く以上、私は今後も「推理」の部分だけは大事にしていくつもりです。それでは、今後ともよろしくお願いします。

 

 
[一言]
今回も面白いストーリーで、楽しく読ませて頂きました。
ただ今回は、本格ミステリーと言うよりかミステリー風ファンタジーと言う印象でした。
人間離れしたキャラが次々登場して、けっこう賑やかな作品に成ってますね。
個人的には、ののみやさんや落合さん、江崎ちゃんなんかが人間っぽくて、好きなキャラクターでした。
こう言う、挑戦的なミステリーもいいなぁ。
でも、アップル・ロジック、復讐代行人と来て、次回はまた本格ミステリーを読みたいと言う気持ちも有ります。
読者の立場だと、わがままいいほうだいになっちゃいますね(笑い)。
後最後の、輪廻が東に変装して恩返し?の場面は奥田さんの作品には珍しいほっこりシーンでけっこう好きです。
  • 投稿者: 濱田
  • 2014年 12月13日 19時38分
 奥田です。ご一読ありがとうございます。

 ミステリー風ファンタジーという感想は新鮮でした。確かに、普通の推理小説とはいささか趣が違いますので、そう思われるのも納得です。ただ、そうなっているのには理由があります。
 以前「探偵役の榊原が天才的過ぎる」という意見があったのですが、今回の出雲に関しては意図的に天才型になるように仕組んでいます。彼女の立ち位置上、警察ですら解けない未解決事件を一人で解決せねばならない点と、読者に絶対共感できないキャラにして彼女という存在を物語の中で神格化させようという狙いから、あえて現実離れした榊原を超える天才型探偵に設定したのです。ちなみに、目標としたのは「ゴルゴ13の探偵バージョン」というものでした(笑)。

 まぁ、そんな話ですが、私の信念として「どんな物語であれ推理の部分だけは絶対に手を抜かない」「どこまで行こうとも根幹は推理小説」というものがあります。要は「謎を提示しただけの小説」にはしたくないのです。今回もそれを目指して執筆しているのですが、いかがだったでしょうか?

 ところでご要望の件ですが、本格ミステリーとなるとどうしても榊原か麟五の出番になってしまいます。出雲はどちらかと言えばサスペンス向きですしね。私の書く小説は基本的に長編で、推敲してから一気に投稿する事にしているので、気長にお待ちいただければ幸いです(年に数本書ければ上々。連載はまず無理)。

 そんなわけで、駄文が長くなりましたが、今後ともよろしくお願いします。ではでは。
[良い点]
まさに逆転の発想。今までの推理小説のシリーズでは見られなかった悪魔の名探偵!榊原が正統派の名探偵だっただけに、全く相対するこのキャラクター性に正直驚いてます。出雲の周辺の裏社会の登場人物もキャラが立っており、凄く面白かったです。輪廻と蓮のこれからの関係がどうなっていくかも気になりますし、是非ともシリーズ化してほしい作品です。アップルロジックのキャラも良かったし、続編読みたいと思ってましたが、今回のはその比じゃありません。続編、何卒お願い致します。本当によろしくお願い致します!
[気になる点]
今までの推理小説の常識を根底から覆す作品のため、最初の方は少し戸惑いましたが、物語がすすむにつれ、だんだんひき込まれていきました。強いてあげれば、奥田さんの作品にしてはトリックがややありきたりというか、犯人も予測しやすかったです(現に恵を殺した犯人は大体目星はついてました)
ただ過去の事件も絡めてきたり、犯人を粛清したあとさらなる真実が出てきて、さらに最後のどんでん返しなどは素晴らしい構成力だなと思います。トリックどうこうよりは、そのキャラクター性や設定、ストーリー性に驚愕させられましたので、あまり気にならなかったというのが実際のところであり、悪い点として強いてあげてるだけですね。本当に素晴らしい作品でした。
[一言]
続編お願い致します!以上です!
  • 投稿者: 加武麗羅
  • 30歳~39歳 男性
  • 2014年 12月08日 00時48分
この度はご一読、及びご感想、ありがとうございます。

 続編に関してはネタ自体はありますので前向きに検討しています。というより、キャラがうまくできたので最初から続編ありきのつもりで書いています。が、何分長編ですので次回作は気長にお待ち頂ければ幸いです。アップルロジックの続編についても、現在少しずつ書いている状態です。

 ご指摘の通り、今回はトリック構成に関してかなり苦戦しています。自分でも苦しい説明だとは自覚していますし、実際犯人が解決編までにわかってもある程度やむなしというつもりで書いています。今回はそれよりも設定やストーリー性に重点を置いていて、「黒井出雲」という特異な探偵役の魅力を全面的にアピールできるようにしているのですが、いかがだったでしょうか。

 そんなわけですので、今後続編が出るような事があれば、その際はよろしくお願いします。ではでは。
[一言]
復讐ものはサイッコウです!
  • 投稿者: 水瀬 隠岐
  • ~14歳 男性
  • 2014年 12月07日 03時01分
 ご一読ありがとうございます!

 今までの復讐物とは一味違う作品になるようにしていますが、どうだったでしょうか? 楽しんで頂けたのであれば幸いです。今後ともよろしくお願いします。
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