感想一覧

[良い点]
出遅れましたが！やはり地の文と会話のテンポ、好きです。本編のあの静かな始まり方とはうってかわり、中々陽気さを感じさせるものですが、「ああ、語り部が違うと雰囲気も違うのだな、でもさちはらさんの文なんだな」とワクワクしてます。過去作の外伝、難しいものでは？と思うのですが純粋に続きを楽しみにしてます！！

[良い点]
　様々な境遇の機械人形オートマタが登場しています。主人公オギが預かったリネン。コルチが娘とするソフィーネ。そして自由なサァラ。役割が重なることなく、また物語に不可欠な各キャラクターになっていました。
　単なる物ではないオートマタとの関わり合いにおいて、人の心が揺り動かされています。それぞれの思いが物語を紡いでいました。特にオギの姉キフェはとても人間らしく、多面的な感情の機微が表現されていました。よいキャラクターですね。
　リネンの元の主であるアルミラが影の主人公なのではないでしょうか。そのおかげで一本筋が通っていました。

　今後の執筆活動を応援しております。

[良い点]
作品が持つある種の緩慢とした雰囲気が、物語の中軸を担うオギの心象と重なっていること。しとしとと降る雨を思わせるしっとりとした文章は、いつも曇天のようなこの作品に動きを与え、緩やかな感じを大切にしながら読者を離さない力があると思いました。
全体的にアルミラが元凶で、作中にてこれほど魔女の称号が似合う少女もいないなー、と。
キャラクター個々人の想いが物語を紡ぐ。徹頭徹尾、筋の通ったいい作品でした。
[一言]
上記で緩慢さを良いものと扱いながら、ソフィが出てくるまでは行き詰まりみたいなのも感じました。彼女が出てくれば、その正体から一気に繋がってはいくのですが…………そこだけが唯一引っかかりましたのでここで。

遅ればせながらですが、完結お疲れさまでした。一本の物語を書ききるということは大変なことと思います。
感想が全体的に曖昧模糊として申し訳ありません。
作品自体、とても満足しました。さちはらさんの文章の雰囲気に大変嫉妬しております。

まあ、そんな感じでとりとめもなく書き散らしたのでこれくらいで。失礼しますー。

[良い点]
一番気に入ったのは、第２話のソフィの物語。
『ソフィは（略）『コルチ＝ディグの娘』』
の辺りがとても良かったです。
娘であろうとした人形の姿がどうにも琴線に触れるました。
ほろり。（つд｀


「サァラ、駄目です。(略）貨物車両に乗り込むなんていけません」
この辺り面白かったです（笑

あと。
アルミラ、可愛いですね('ω')b

『忘れぬまま思い出さなくなって欲しい』→『　――そしてどうか、オギの中で私が価値を失うように。』→『自分が賭けに負ける未来を想った』
この想いの素敵さ(゜д゜)可愛い。

[一言]
ω・)ゞ楽しく読ませていただきました。
なんともまとまりのない感想になってしまいましたが、ご容赦のほどー。
ω｀)ゞ

[良い点]
一気に読ませていただきました。とても文章が綺麗で引き込まれます。話も面白かったです。
[気になる点]
「？？」となり止まってしまうシーンがいくつかありました。改善したらもっと良くなると思いますよ！
[一言]
自分の好みの作品です。すごく好きになれました。次回作、待ってますね

[良い点]
　狼狽えるリネンの可愛らしさよ。
[一言]
　完結、お疲れ様でした。

[一言]
ソフィは立派な娘でしたね。