感想一覧
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[良い点]
なんとなく竜と人間が一緒に暮らす話を探そうとする内に見つけて、拝読しました。
まさに竜と人間が暮らす物語そのものだったし、竜が育てた人間が育てた竜が人間を育てるという図もなかなか面白いw
もうちょっと掘り下げる余地が残ってるかもしれませんが、余韻に浸れる終わり方でした。
[気になる点]
・慌ただしい日 ~瑠璃珠~
>この子は「ま」顕現したばかりです。
・終:赤と紅
>茶の「光彩」は、色が薄れて縁がうっすら緑がかっている。
「虹彩」では?
[一言]
一言というか、気になるところ
・16歳過ぎ、しかも成人済みの女の子が紅き竜を母として慕おうとする
それだけ親の愛に飢えて、誰か親になってほしいでしょうか。一見逞しいように見えるにも関わらず。
よく考えたら、人間が育てた竜じゃないと、人間にも竜にも通じる話ではないかもしれませんね。
カガミさんはギンのこと親友にしか思わないし……
・紅き竜と兄竜はもうカガミさんの正体に気づいたのでは?
鱗を生える様子は娘と同じだし、尻尾のことは娘がおもちゃを見せて、仄めかしたし。
紅き竜はあまり深く考えるタイプではなさそうだけど、兄竜はどうでしょうか。
・娘はこの先どうなるでしょうか。
三十代後半で髪がすっかり白になるのはちょっと早いし、
虹彩の色は大人になったらもうあまり変わらないはず。紅き竜は加齢だと思っているが、
やっぱり鱗とは違う方向の変異では。娘は少なくとも兄竜との旅に出るまで人間の外見に拘ってたけど、
もう吹っ飛ばしたのでしょうか。もう他の人間にはあまり関わらなさそうだから、強いて言えばもうこだわる必要もなくなっちゃうとも言えるが。
お母さんがまた卵を産んだ時、アカネ姉さんあたりはもう随分老いているか、亡くなってもおかしくないよね……
なんとなく竜と人間が一緒に暮らす話を探そうとする内に見つけて、拝読しました。
まさに竜と人間が暮らす物語そのものだったし、竜が育てた人間が育てた竜が人間を育てるという図もなかなか面白いw
もうちょっと掘り下げる余地が残ってるかもしれませんが、余韻に浸れる終わり方でした。
[気になる点]
・慌ただしい日 ~瑠璃珠~
>この子は「ま」顕現したばかりです。
・終:赤と紅
>茶の「光彩」は、色が薄れて縁がうっすら緑がかっている。
「虹彩」では?
[一言]
一言というか、気になるところ
・16歳過ぎ、しかも成人済みの女の子が紅き竜を母として慕おうとする
それだけ親の愛に飢えて、誰か親になってほしいでしょうか。一見逞しいように見えるにも関わらず。
よく考えたら、人間が育てた竜じゃないと、人間にも竜にも通じる話ではないかもしれませんね。
カガミさんはギンのこと親友にしか思わないし……
・紅き竜と兄竜はもうカガミさんの正体に気づいたのでは?
鱗を生える様子は娘と同じだし、尻尾のことは娘がおもちゃを見せて、仄めかしたし。
紅き竜はあまり深く考えるタイプではなさそうだけど、兄竜はどうでしょうか。
・娘はこの先どうなるでしょうか。
三十代後半で髪がすっかり白になるのはちょっと早いし、
虹彩の色は大人になったらもうあまり変わらないはず。紅き竜は加齢だと思っているが、
やっぱり鱗とは違う方向の変異では。娘は少なくとも兄竜との旅に出るまで人間の外見に拘ってたけど、
もう吹っ飛ばしたのでしょうか。もう他の人間にはあまり関わらなさそうだから、強いて言えばもうこだわる必要もなくなっちゃうとも言えるが。
お母さんがまた卵を産んだ時、アカネ姉さんあたりはもう随分老いているか、亡くなってもおかしくないよね……
感想ありがとうございます!
そう言っていただけると嬉しいです……!
たしかに、竜と娘まわりは関係性がややこしいですねw
あれとかこれとか入れられたなーと、終わってみなければわからないことが、あれこれとありました。
誤字報告ありがとうございます。早速直しました!
おお、参考になります!
娘が竜を慕うようになっていく様子など、字数を割いていればよかったですね。連載当時は書くことに必死でした。次回以降の参考にさせていただきます。
彼らのその後など、機会があれば書きたいですね。
そう言っていただけると嬉しいです……!
たしかに、竜と娘まわりは関係性がややこしいですねw
あれとかこれとか入れられたなーと、終わってみなければわからないことが、あれこれとありました。
誤字報告ありがとうございます。早速直しました!
おお、参考になります!
娘が竜を慕うようになっていく様子など、字数を割いていればよかったですね。連載当時は書くことに必死でした。次回以降の参考にさせていただきます。
彼らのその後など、機会があれば書きたいですね。
- いろは紅葉
- 2017年 03月31日 15時33分
[一言]
拝読しましたっ
なんと優しい物語なのでしょう。
派手な戦闘も、息詰まる陰謀も、心を締め付けるような悲劇もなく紡がれてゆく物語。
草原をそよぐ風のように、心に響きます。
読後感の穏やかなことといったら、ちょっと筆舌に尽くしがたいですね。
これほどの作品に分析を加えるとか、野暮だなぁと思いつつもこれも何かの縁ということで、読み解いていきましょうか。
まずは技術的な部分から。
カメラを寄せすぎないタイプの三人称。いわゆる小説作法として最も広く使われる技ですね。
それだけに描き手の持ち味がストレートに出ます。
この作品は登場人物の誰かに感情移入して読むタイプの物語じゃない。読み手は観客のように、まるで舞台演劇を鑑賞するように……いえ、違いますね。この作品は絵です。
美術館に飾られた一枚の絵画。
観覧する人々は、そのモチーフに、色合いに、タッチに、想像の翼を羽ばたかせる。
描かれた竜や人が、活き活きと動いてゆく様を脳裏に浮かべる。
息づかいまで感じながら。
そのためにこのカメラワークかっ
やられたっ
こいつはやられましたよ。分析するまで気付かなかった。
お見事です。ということは、各所で使われている書かない魅せ方のテクニックも、読み手に想像させる細工ですね。
くぅぅ。深いなぁ。上橋菜穂子かよ……。
ただあるがままで魅せつつ、そこに想像の余地を与える。
クラシカルなテクニックだけど、ここまで洗練されたら帽子を脱ぐしかないですなぁ。
古典的な技術で描かれつつ、古さを感じない。
たとえていうなら、正しく年輪を重ねたウィスキーの深み、というところですか。
そして、物語を彩る登場人物たち。
物語を、よりまろやかに、より優しく演出してくれていますね。
ここの分析は比較的簡単でした。彼らはみないい人たちなのですよね。真っ直ぐで、前向きで、そして努力する。
軽妙な台詞回しと、笑いを誘うシーンのなかにも、為人が滲み出ます。
だから心地良いんですよね。
他人を陥れようとか、そういう部分がない。
作者様にとって都合の良い駒ではなく、ちゃんと生きている人間だから。
「できるだけ」善性を保とうとする。
人間ですよねぇ。嫌な人たらんとする人なんて、本質的には存在しませんからねー
でも、生きていれば他人を傷つけることだってある。
だから、できるだけいい人であろうとする。
このあたりの匙加減、お見事でした。
心の根っこのあたりが、ぽかぽかと暖かくなるような、そんな気分です。
全体を通して考えると、竜と人との交流というものになるでしょうか。
でもべつに歩み寄りや反発を描いているわけではない。
種族間の価値観の違いを描いているわけでもない。
あるものを、ただあるように描く。
こう書くと簡単そうに見えますけど、むちゃくちゃ難しいですよね。
ちょっとまえに流行った歌の歌詞でいえば、意味なんかないさ暮らしがあるだけ、ということになりますかね。
ただ、ある意味で読み手を突き放してるんですよね。
媚びてないというか。
読み手が物語世界の登場人物として入り込む余地がないというか。
悪い意味ではないですよ?
自分がそこにいたら、という想像で読むのではなくー
絵画のように、名酒のように、ただ心の赴くままに楽しめばいい。
すごい。
まさに完成された芸術です。
楽しませていただきました。
心に響く良作かと思います。
ありがとうございましたっ
拝読しましたっ
なんと優しい物語なのでしょう。
派手な戦闘も、息詰まる陰謀も、心を締め付けるような悲劇もなく紡がれてゆく物語。
草原をそよぐ風のように、心に響きます。
読後感の穏やかなことといったら、ちょっと筆舌に尽くしがたいですね。
これほどの作品に分析を加えるとか、野暮だなぁと思いつつもこれも何かの縁ということで、読み解いていきましょうか。
まずは技術的な部分から。
カメラを寄せすぎないタイプの三人称。いわゆる小説作法として最も広く使われる技ですね。
それだけに描き手の持ち味がストレートに出ます。
この作品は登場人物の誰かに感情移入して読むタイプの物語じゃない。読み手は観客のように、まるで舞台演劇を鑑賞するように……いえ、違いますね。この作品は絵です。
美術館に飾られた一枚の絵画。
観覧する人々は、そのモチーフに、色合いに、タッチに、想像の翼を羽ばたかせる。
描かれた竜や人が、活き活きと動いてゆく様を脳裏に浮かべる。
息づかいまで感じながら。
そのためにこのカメラワークかっ
やられたっ
こいつはやられましたよ。分析するまで気付かなかった。
お見事です。ということは、各所で使われている書かない魅せ方のテクニックも、読み手に想像させる細工ですね。
くぅぅ。深いなぁ。上橋菜穂子かよ……。
ただあるがままで魅せつつ、そこに想像の余地を与える。
クラシカルなテクニックだけど、ここまで洗練されたら帽子を脱ぐしかないですなぁ。
古典的な技術で描かれつつ、古さを感じない。
たとえていうなら、正しく年輪を重ねたウィスキーの深み、というところですか。
そして、物語を彩る登場人物たち。
物語を、よりまろやかに、より優しく演出してくれていますね。
ここの分析は比較的簡単でした。彼らはみないい人たちなのですよね。真っ直ぐで、前向きで、そして努力する。
軽妙な台詞回しと、笑いを誘うシーンのなかにも、為人が滲み出ます。
だから心地良いんですよね。
他人を陥れようとか、そういう部分がない。
作者様にとって都合の良い駒ではなく、ちゃんと生きている人間だから。
「できるだけ」善性を保とうとする。
人間ですよねぇ。嫌な人たらんとする人なんて、本質的には存在しませんからねー
でも、生きていれば他人を傷つけることだってある。
だから、できるだけいい人であろうとする。
このあたりの匙加減、お見事でした。
心の根っこのあたりが、ぽかぽかと暖かくなるような、そんな気分です。
全体を通して考えると、竜と人との交流というものになるでしょうか。
でもべつに歩み寄りや反発を描いているわけではない。
種族間の価値観の違いを描いているわけでもない。
あるものを、ただあるように描く。
こう書くと簡単そうに見えますけど、むちゃくちゃ難しいですよね。
ちょっとまえに流行った歌の歌詞でいえば、意味なんかないさ暮らしがあるだけ、ということになりますかね。
ただ、ある意味で読み手を突き放してるんですよね。
媚びてないというか。
読み手が物語世界の登場人物として入り込む余地がないというか。
悪い意味ではないですよ?
自分がそこにいたら、という想像で読むのではなくー
絵画のように、名酒のように、ただ心の赴くままに楽しめばいい。
すごい。
まさに完成された芸術です。
楽しませていただきました。
心に響く良作かと思います。
ありがとうございましたっ
読了ありがとうございます!
いただいた熱い感想、こちらも全力で返そうと思っていたらば遅くなってしまいました!
ありがとうございます。書いているときは大変でしたが、これは私にも優しい物語になりました。
ふとしたときに、気の向いたところを読み返しています。
わあ、上橋菜穂子作品好きなので、とっても嬉しいやら恐れ多いやら……!
「これ以上書くのは野暮かな?」と思ったり、書く力が足らずに省いたところ、違和感あまりなかったようでほっとしています。
結果的に、「この娘、他になにやらかしたんだろう……」など、色々想像してもらえたのかもしれませんね。
みんな良い人たち……たしかに! 言われてみるまで意識していなかったかも。
途中、バトル展開に行こうかと思ったりもしたのですが、私にその技量がなくてよかったです(笑)。ゆるゆると、割と大きな事件もマイペースに、日々のいち場面として流れてゆきました。
そしてそのうち勝手に動き出して……。ギンとカガミのエピソードあたりは、あとがきに数百字ですませるつもりが、ひと晩かけて一話丸々書き上がってしまいましたし。
こちらこそ、すてきな感想ありがとうございます! 元気が出ました!
いただいた熱い感想、こちらも全力で返そうと思っていたらば遅くなってしまいました!
ありがとうございます。書いているときは大変でしたが、これは私にも優しい物語になりました。
ふとしたときに、気の向いたところを読み返しています。
わあ、上橋菜穂子作品好きなので、とっても嬉しいやら恐れ多いやら……!
「これ以上書くのは野暮かな?」と思ったり、書く力が足らずに省いたところ、違和感あまりなかったようでほっとしています。
結果的に、「この娘、他になにやらかしたんだろう……」など、色々想像してもらえたのかもしれませんね。
みんな良い人たち……たしかに! 言われてみるまで意識していなかったかも。
途中、バトル展開に行こうかと思ったりもしたのですが、私にその技量がなくてよかったです(笑)。ゆるゆると、割と大きな事件もマイペースに、日々のいち場面として流れてゆきました。
そしてそのうち勝手に動き出して……。ギンとカガミのエピソードあたりは、あとがきに数百字ですませるつもりが、ひと晩かけて一話丸々書き上がってしまいましたし。
こちらこそ、すてきな感想ありがとうございます! 元気が出ました!
- いろは紅葉
- 2017年 02月04日 17時40分
[一言]
この作品を読めて良かったです。
この作品を読めて良かったです。
ありがとうございます!
とても嬉しいです!
とても嬉しいです!
- いろは紅葉
- 2016年 08月25日 22時04分
[良い点]
竜を前面に押し出したストーリーは王道であり、王道であるが故にややももすると胃にもたれるものですが、そういった点を感じさせないストーリー展開でした。
僕みたいな捻た大人は、竜、聖剣、異世界、VRMMOという単語が並ぶと拒否感というか食わず嫌いがでるのですが、御作は「竜」という王道的要素を巧みに使いこなしているため、そういった感情を軽々と越えていきましたね。
[一言]
初めまして、大本営と言います。
僕はまだ10話程度しか読んでいませんが、スムーズに進むストーリーには見事であり、これが一次選考止まりの人間と、二次選考突破作品との差だなと実感しましたね。
突飛なストーリーではないため、少しインパクトはが弱い気もしないでもないですが、文章の運び方が巧みなため読者に読ませる作品に仕上がっているかと。
とはいえ絶妙な言い回しは随所に存在しており、特に面白かったのは、この部分でした。
>「私ほど可憐な巫女がいれば、他の生贄はいりませんよね?」
>「何か勘違いしているようだが」
>これだけは言っておくかと、竜は再び口を開く。
>今度は竜に注目が集まる。
>「私は雌だ」
そうきたか!
ここまで見事に一本取られた、と感じたのは久しぶりです。
等々優れている点はいくつもあり、個人的には二次選考突破作品の中で一押しの作品だと感じましたね。
しらたま紅葉様の、今後の更なる御活躍と最終選考に残られることを期待しております。
竜を前面に押し出したストーリーは王道であり、王道であるが故にややももすると胃にもたれるものですが、そういった点を感じさせないストーリー展開でした。
僕みたいな捻た大人は、竜、聖剣、異世界、VRMMOという単語が並ぶと拒否感というか食わず嫌いがでるのですが、御作は「竜」という王道的要素を巧みに使いこなしているため、そういった感情を軽々と越えていきましたね。
[一言]
初めまして、大本営と言います。
僕はまだ10話程度しか読んでいませんが、スムーズに進むストーリーには見事であり、これが一次選考止まりの人間と、二次選考突破作品との差だなと実感しましたね。
突飛なストーリーではないため、少しインパクトはが弱い気もしないでもないですが、文章の運び方が巧みなため読者に読ませる作品に仕上がっているかと。
とはいえ絶妙な言い回しは随所に存在しており、特に面白かったのは、この部分でした。
>「私ほど可憐な巫女がいれば、他の生贄はいりませんよね?」
>「何か勘違いしているようだが」
>これだけは言っておくかと、竜は再び口を開く。
>今度は竜に注目が集まる。
>「私は雌だ」
そうきたか!
ここまで見事に一本取られた、と感じたのは久しぶりです。
等々優れている点はいくつもあり、個人的には二次選考突破作品の中で一押しの作品だと感じましたね。
しらたま紅葉様の、今後の更なる御活躍と最終選考に残られることを期待しております。
はじめまして、感想ありがとうございます!
竜が出てくる、あるすてきな物語を読んだあと、ふと「竜はどうして生贄を欲しがるんだろう?」と思ったことが始まりでした。
人間ひとりじゃ、あんまりお腹にたまらないだろうしなあ。そもそも要らない?→やってきたのがめんどくさい生贄だったら?
と。
そうしてこの作品の竜と娘が生まれました。
ありがとうございます。ひとりで長編を書くのは初めてだったので、なるべくさくさく進むようにがんばっていた覚えがあります。
竜の性別は、意外と驚かれることが多いみたいでw 思いつきって時に思いもよらない効果をもたらすんだなと。
楽しんでいただけているようで私も嬉しいです!
番外編の章がやや飛んでる展開なので、そちらも読んでいただければ幸いです。
二次選考に残れたことも驚きでした。
5/21の最終選考結果が、怖いような楽しみなような。
竜が出てくる、あるすてきな物語を読んだあと、ふと「竜はどうして生贄を欲しがるんだろう?」と思ったことが始まりでした。
人間ひとりじゃ、あんまりお腹にたまらないだろうしなあ。そもそも要らない?→やってきたのがめんどくさい生贄だったら?
と。
そうしてこの作品の竜と娘が生まれました。
ありがとうございます。ひとりで長編を書くのは初めてだったので、なるべくさくさく進むようにがんばっていた覚えがあります。
竜の性別は、意外と驚かれることが多いみたいでw 思いつきって時に思いもよらない効果をもたらすんだなと。
楽しんでいただけているようで私も嬉しいです!
番外編の章がやや飛んでる展開なので、そちらも読んでいただければ幸いです。
二次選考に残れたことも驚きでした。
5/21の最終選考結果が、怖いような楽しみなような。
- いろは紅葉
- 2016年 05月06日 21時59分
[良い点]
圧倒的なスケール感を台無しにする(いい意味で)肉体言語的なコミュニケーション。
ため息すら即死しかねないブレス。
それをバックステッポでカカカと回避。
これだけで全部持っていかれます。
[気になる点]
誰とは言わないが、そりゃ可愛い娘を守るために兄貴に預けて旅立させたら、兄貴がいるにも関わらず音信不通になったあげく、その兄貴の魔力でできた子供連れて帰れば。
あに:おこ? ;;
いもーと:激
ってなるわ。
[一言]
ヤヤコシイ生贄がこうなって幸せを掴む。面白かったです。
でも息子は普通にお山に意中の人連れ帰ってもよかったと思う。
圧倒的なスケール感を台無しにする(いい意味で)肉体言語的なコミュニケーション。
ため息すら即死しかねないブレス。
それをバックステッポでカカカと回避。
これだけで全部持っていかれます。
[気になる点]
誰とは言わないが、そりゃ可愛い娘を守るために兄貴に預けて旅立させたら、兄貴がいるにも関わらず音信不通になったあげく、その兄貴の魔力でできた子供連れて帰れば。
あに:おこ? ;;
いもーと:激
ってなるわ。
[一言]
ヤヤコシイ生贄がこうなって幸せを掴む。面白かったです。
でも息子は普通にお山に意中の人連れ帰ってもよかったと思う。
感想ありがとうございます!
お名前時々お見かけしておりました。
あのひとりと一頭は、私が思っていた以上に肉体言語的コミュニケーションしていたのですね(笑)。
文字通り身体を張ったやりとりを楽しんでいただけて嬉しいです!
誰とは言いませんが、ある兄と妹は、まさに。
一度連絡取りに戻れば、妹の怒りももう少しマイルドになっていたのかもしれません。
ありがたや。
そうか、逆に山に連れて来ちゃう手もありましたね。
なるほど。
お名前時々お見かけしておりました。
あのひとりと一頭は、私が思っていた以上に肉体言語的コミュニケーションしていたのですね(笑)。
文字通り身体を張ったやりとりを楽しんでいただけて嬉しいです!
誰とは言いませんが、ある兄と妹は、まさに。
一度連絡取りに戻れば、妹の怒りももう少しマイルドになっていたのかもしれません。
ありがたや。
そうか、逆に山に連れて来ちゃう手もありましたね。
なるほど。
- いろは紅葉
- 2015年 12月22日 20時59分
[良い点]
拝読しました。
正直、巨大な存在にいけにえに捧げられる美少女という構図自体は珍しくありません(よくいえば王道であり、それだけ期待感を抱ける夢想が詰まった構図でもあります)。
次に思ったのは、細かな描写がよいな、ということです。
ここでいう細かな描写は会話や動きです。大きな描写は、たとえば「娘は旅をした」というような物語としての大まかな動き・説明。最初の構図は大きな描写になります。
(うまく伝えられるかどうか不安で、このような遠回しな例えになってしまってすみません)
大抵の人には、その物語に入り込むキッカケがあると思うのですけれど、私にとってのその部分は
「娘が記憶を消されても三度やってきた」
という部分でした。そうだったの!? という驚きと、娘と竜の間になった運命というか、因縁というか、執着というか。ともに暮らし始める一人と一匹がこれから育む絆を示すようで、期待感にドキドキしました。
これはきっと「竜のもとで娘が暮らす」という大筋ではワンポイントなのでしょうけれど、そのワンポイントこそが大きな魅力になっていて素晴らしいと思います。
キャラクターも魅力的でした。
強大な力を持ち、神的とすらいえる絶対的な存在である竜さん。それなのに実は怠惰だ、と指摘された時は確かにそうだなカワイイな、と思う一方、よく竜さんを理解しているのだなあとほくほくしたり。
お兄さんが現れたときは驚きました。流れもスムーズでしたが、兄でありながら小、けれど小粒でピリリとからい(とはちょっと違いますでしょうか?)実力をもつ。ギャップと親しみやすさ、頼りがいがあるけれどヤッパリちょっと抜けている。
何もかも都合がよいとはいきませんが(だからこそより感情移入できました)、あらすじの通り、ゆるみのなかで得られる幸せがありました。
番外編も面白かったです。色んな小話が見れて、その後どうなってしまうのだろう、と思っていたこともあり読むたびホクホクしました。
[一言]
最後には、
「ああ……これで終わってしまうのか、もっと彼らの話を読みたかったな」
と思える、素敵な作品でした。
個人的には、下世話かもしれませんけれど、娘さんとお兄さんが気になります。
最初は「お母さんとの間にもいるから別にいいんじゃない」って思ったのですけれど、竜さんからみてもお兄さんの魔力を取り込んで生まれた、ということは……兄が娘に手を出した、みたいな感覚なのか……?と。
なんでこんなに下世話な話って好奇心をそそられちゃうんだろうなあ!と思いつつ、クロガネさんとかシラユキさんとか、そこのあたりもこの後特に何かあったりしたのかなあと気になってしまいます。
確かに、一体どんな子が生まれるんだろう、って気になっちゃいますよね……ぐ、お、収まれ私の下世話力……!
この暖かいけれどちょっとクスッとしちゃう家族。本当、ほっこりします。よい時間を頂きました。
それでは、乱文失礼いたします。完結、お疲れ様でした。
拝読しました。
正直、巨大な存在にいけにえに捧げられる美少女という構図自体は珍しくありません(よくいえば王道であり、それだけ期待感を抱ける夢想が詰まった構図でもあります)。
次に思ったのは、細かな描写がよいな、ということです。
ここでいう細かな描写は会話や動きです。大きな描写は、たとえば「娘は旅をした」というような物語としての大まかな動き・説明。最初の構図は大きな描写になります。
(うまく伝えられるかどうか不安で、このような遠回しな例えになってしまってすみません)
大抵の人には、その物語に入り込むキッカケがあると思うのですけれど、私にとってのその部分は
「娘が記憶を消されても三度やってきた」
という部分でした。そうだったの!? という驚きと、娘と竜の間になった運命というか、因縁というか、執着というか。ともに暮らし始める一人と一匹がこれから育む絆を示すようで、期待感にドキドキしました。
これはきっと「竜のもとで娘が暮らす」という大筋ではワンポイントなのでしょうけれど、そのワンポイントこそが大きな魅力になっていて素晴らしいと思います。
キャラクターも魅力的でした。
強大な力を持ち、神的とすらいえる絶対的な存在である竜さん。それなのに実は怠惰だ、と指摘された時は確かにそうだなカワイイな、と思う一方、よく竜さんを理解しているのだなあとほくほくしたり。
お兄さんが現れたときは驚きました。流れもスムーズでしたが、兄でありながら小、けれど小粒でピリリとからい(とはちょっと違いますでしょうか?)実力をもつ。ギャップと親しみやすさ、頼りがいがあるけれどヤッパリちょっと抜けている。
何もかも都合がよいとはいきませんが(だからこそより感情移入できました)、あらすじの通り、ゆるみのなかで得られる幸せがありました。
番外編も面白かったです。色んな小話が見れて、その後どうなってしまうのだろう、と思っていたこともあり読むたびホクホクしました。
[一言]
最後には、
「ああ……これで終わってしまうのか、もっと彼らの話を読みたかったな」
と思える、素敵な作品でした。
個人的には、下世話かもしれませんけれど、娘さんとお兄さんが気になります。
最初は「お母さんとの間にもいるから別にいいんじゃない」って思ったのですけれど、竜さんからみてもお兄さんの魔力を取り込んで生まれた、ということは……兄が娘に手を出した、みたいな感覚なのか……?と。
なんでこんなに下世話な話って好奇心をそそられちゃうんだろうなあ!と思いつつ、クロガネさんとかシラユキさんとか、そこのあたりもこの後特に何かあったりしたのかなあと気になってしまいます。
確かに、一体どんな子が生まれるんだろう、って気になっちゃいますよね……ぐ、お、収まれ私の下世話力……!
この暖かいけれどちょっとクスッとしちゃう家族。本当、ほっこりします。よい時間を頂きました。
それでは、乱文失礼いたします。完結、お疲れ様でした。
感想ありがとうございます!
書き始めたきっかけが、「なんで竜って生贄欲しがるんだろう」「やってきた生贄がめんどくさいタイプだったらどうするんだろう?」というものでした。
その問答を書いているうちに自然と「三度(しつこい)」が出てきて、竜との関係が決まったような覚えがあります。
おおむね好評で「やった!」と思いました。自分でも気に入っていたところなので。
キャラクターも気に入ってもらえて嬉しいです!
竜たちは人間とは考え方が違うんですが、ちょっと抜けているんですよね。そこを妙な娘が引っかき回していきました。
あえてバトル的な描写を省いて日常に重きを置いたので、そう言ってもらえると嬉しいです!
番外編、長くなってしまって(特に後半)心配してましたが、楽しんでもらえたようでなによりです。
娘が一番下世話ですし、本人もそれを自覚肯定的かつ当然のものとして行動してますから……笑
竜から見た兄はそんな感じです。何か割り切れない思いを持っているのでしょう。他の方に指摘されて気づきましたが、娘回りのあれこれはだいぶややこしいです笑
クロガネやシラユキたちのその後も、時々頭の中でちらちらするので、活動報告あたりに書きたいですね。
貯まったらこっそり追加で。
下世話な話を考えるのはとても楽しかったです!
娘と兄竜も、言葉にはしないけれども……? という感じで書いていました。色々想像していただけて、作者冥利につきますね。
楽しんでいただけて、ありがとうございます!
書き始めたきっかけが、「なんで竜って生贄欲しがるんだろう」「やってきた生贄がめんどくさいタイプだったらどうするんだろう?」というものでした。
その問答を書いているうちに自然と「三度(しつこい)」が出てきて、竜との関係が決まったような覚えがあります。
おおむね好評で「やった!」と思いました。自分でも気に入っていたところなので。
キャラクターも気に入ってもらえて嬉しいです!
竜たちは人間とは考え方が違うんですが、ちょっと抜けているんですよね。そこを妙な娘が引っかき回していきました。
あえてバトル的な描写を省いて日常に重きを置いたので、そう言ってもらえると嬉しいです!
番外編、長くなってしまって(特に後半)心配してましたが、楽しんでもらえたようでなによりです。
娘が一番下世話ですし、本人もそれを自覚肯定的かつ当然のものとして行動してますから……笑
竜から見た兄はそんな感じです。何か割り切れない思いを持っているのでしょう。他の方に指摘されて気づきましたが、娘回りのあれこれはだいぶややこしいです笑
クロガネやシラユキたちのその後も、時々頭の中でちらちらするので、活動報告あたりに書きたいですね。
貯まったらこっそり追加で。
下世話な話を考えるのはとても楽しかったです!
娘と兄竜も、言葉にはしないけれども……? という感じで書いていました。色々想像していただけて、作者冥利につきますね。
楽しんでいただけて、ありがとうございます!
- いろは紅葉
- 2015年 11月24日 00時51分
[良い点]
ほんわかとするような、暖かいような、そんな素敵な物語でした。
龍と人、本来なら交わらない二つの種族が一つの家族となっていく過程を、様々な人間模様を交えながら描写していく様はとても勉強になります。
剣と魔法だけがファンタジーじゃないというのをまざまざと見せつけていただいたようで清々しくさえあります。
ほんわかとするような、暖かいような、そんな素敵な物語でした。
龍と人、本来なら交わらない二つの種族が一つの家族となっていく過程を、様々な人間模様を交えながら描写していく様はとても勉強になります。
剣と魔法だけがファンタジーじゃないというのをまざまざと見せつけていただいたようで清々しくさえあります。
感想ありがとうございます!
全体的に大きな事件もなく、ゆるやかに進めていきました。
「お母さん」という言葉が浮かんだときに、この物語の方向が決まったように思います。
お褒めいただき嬉しいです!
力不足でバトル描写を苦手としているので、いつか心躍る剣と魔法の物語も書いてみたいですね。
全体的に大きな事件もなく、ゆるやかに進めていきました。
「お母さん」という言葉が浮かんだときに、この物語の方向が決まったように思います。
お褒めいただき嬉しいです!
力不足でバトル描写を苦手としているので、いつか心躍る剣と魔法の物語も書いてみたいですね。
- いろは紅葉
- 2015年 11月21日 00時41分
[良い点]
竜がゆっくり首を振った風圧で人間が転びかけたり、細かな描写に人間と竜のスケール感の違いが出ていて良かったです。
長い後日談という風な後の章もよかったです。
内容的にはエグい描写も少しありましたが、文章全体が優しい雰囲気であまり気になりませんでした。いや、刈り取られるのは勘弁ですが。
[気になる点]
・村人と巫女 ~生贄志願の少女~(前編)
>少女ことリリアナを探しにし来た
・叔父の結婚(中編) ~刈り姫~
>あなたの立場、につけたルビの中黒がひとつ足りないように思います。
[一言]
唐突な連続後方倒立回転跳びと、不自然な湯気に腹筋が耐えられませんでした。おのれ湯気め。
突拍子もない属性の師弟も良かったです。ふたりが動いているときの安心感が心地よかったです。
あと、個人的にはツッコミ属性を身に付けた紅き竜さんがツボでした。
竜がゆっくり首を振った風圧で人間が転びかけたり、細かな描写に人間と竜のスケール感の違いが出ていて良かったです。
長い後日談という風な後の章もよかったです。
内容的にはエグい描写も少しありましたが、文章全体が優しい雰囲気であまり気になりませんでした。いや、刈り取られるのは勘弁ですが。
[気になる点]
・村人と巫女 ~生贄志願の少女~(前編)
>少女ことリリアナを探しにし来た
・叔父の結婚(中編) ~刈り姫~
>あなたの立場、につけたルビの中黒がひとつ足りないように思います。
[一言]
唐突な連続後方倒立回転跳びと、不自然な湯気に腹筋が耐えられませんでした。おのれ湯気め。
突拍子もない属性の師弟も良かったです。ふたりが動いているときの安心感が心地よかったです。
あと、個人的にはツッコミ属性を身に付けた紅き竜さんがツボでした。
感想、ご指摘ありがとうございます!
該当箇所修正しました。
竜は大きくて強いだろうから、きっと少しの動作でも影響すごいよねと思いながら書いていました。
後日談風の章、思いもかけず話数が最多になってしまったなと思っていたので、そう言って頂けると嬉しいです。
現実には宦官というものもいたことだし、と書いたのですが、すごく痛いらしいというのは後で聞きましたw
娘は無意味にかっこいい動作が好きなようです。
湯気は正義。かつ竜の心遣い(
師弟もよく暴れてくれました。
真面目な人(竜ですが)が真顔気味にツッコミ入れてくるようになると、妙なおかしみが出てきて私も好きです。
好いてくださってありがとうございます!
該当箇所修正しました。
竜は大きくて強いだろうから、きっと少しの動作でも影響すごいよねと思いながら書いていました。
後日談風の章、思いもかけず話数が最多になってしまったなと思っていたので、そう言って頂けると嬉しいです。
現実には宦官というものもいたことだし、と書いたのですが、すごく痛いらしいというのは後で聞きましたw
娘は無意味にかっこいい動作が好きなようです。
湯気は正義。かつ竜の心遣い(
師弟もよく暴れてくれました。
真面目な人(竜ですが)が真顔気味にツッコミ入れてくるようになると、妙なおかしみが出てきて私も好きです。
好いてくださってありがとうございます!
- いろは紅葉
- 2015年 10月09日 23時57分
[良い点]
感覚的でしっかりとした描写が見事で、作品の世界に没入することができました。例えば、竜のため息の風圧で人間がよろめくといった部分など、まるでその場にいて風を受けているかのような臨場感がありました。
連続後方倒立回転跳びで息を避ける娘の逞しさや、「何度でも生贄として来る」という宣言に竜が戦慄するシーンなど、思わず笑ってしまうような場面が良いアクセントになっていたと思います。
また、生贄の娘と竜の恋愛かと思っていた関係性が意外な展開を見せていくところが新鮮で、最後まで楽しむことができました。
今後の活動応援しております。
感覚的でしっかりとした描写が見事で、作品の世界に没入することができました。例えば、竜のため息の風圧で人間がよろめくといった部分など、まるでその場にいて風を受けているかのような臨場感がありました。
連続後方倒立回転跳びで息を避ける娘の逞しさや、「何度でも生贄として来る」という宣言に竜が戦慄するシーンなど、思わず笑ってしまうような場面が良いアクセントになっていたと思います。
また、生贄の娘と竜の恋愛かと思っていた関係性が意外な展開を見せていくところが新鮮で、最後まで楽しむことができました。
今後の活動応援しております。
- 投稿者: ネット小説大賞運営チーム
- 2015年 10月02日 18時55分
感想ありがとうございます!
ほんとに公式からだ、と感動……。
自分の文章の特徴がわかったような気がします。
スケール感は気をつかっていたところなので、効果があったようで嬉しいです!
思いもよらないところで笑ってもらえているようで、作者としても面映ゆい。
竜と娘の物語を読んでいただき、ありがとうございます!
これからもがんばります!
ほんとに公式からだ、と感動……。
自分の文章の特徴がわかったような気がします。
スケール感は気をつかっていたところなので、効果があったようで嬉しいです!
思いもよらないところで笑ってもらえているようで、作者としても面映ゆい。
竜と娘の物語を読んでいただき、ありがとうございます!
これからもがんばります!
- いろは紅葉
- 2015年 10月10日 00時04分
[一言]
素敵な物語ありがとうございました、ほんわりいたしました!
そういえば,で気になったこと。お母様は小さな頃にヒト食べたことあり→ そのヒトを食事として与えたのは、親 → すなはち
……あ、悪人でしたということで…… カガミさんもメンタル的には竜でしょうし…… 育ち的にw
素敵な物語ありがとうございました、ほんわりいたしました!
そういえば,で気になったこと。お母様は小さな頃にヒト食べたことあり→ そのヒトを食事として与えたのは、親 → すなはち
……あ、悪人でしたということで…… カガミさんもメンタル的には竜でしょうし…… 育ち的にw
感想ありがとうございます!
楽しんでいただけたようで嬉しいです!
はい、その通りで。
カガミも育ちからしてほぼ竜みたいなものですし、きっとその時代時代で竜として狙われていたかと。
倒す→こいつ魔力高いな→こどもたちの食事にちょうどいいね!
のようなw
楽しんでいただけたようで嬉しいです!
はい、その通りで。
カガミも育ちからしてほぼ竜みたいなものですし、きっとその時代時代で竜として狙われていたかと。
倒す→こいつ魔力高いな→こどもたちの食事にちょうどいいね!
のようなw
- いろは紅葉
- 2015年 09月29日 19時07分
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