感想一覧

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[良い点]
本当に、良い意味で、涙が止まらない作品でした。
読みやすくて心に真っすぐ入ってくるからでしょうね。
[一言]
「逃れの森の魔女」のような、「赤いろうそくと人魚」のような、深い愛と悲しみが切々と伝わってくる物語でした。

怖いとは思いませんでした。ただただ哀しくて泣きました。
マサの思いも、ばさまの思いも、「どれだけ人を愛しているか」ということがわかりやすく書かれているので、自然に共感できました。

欲や恐怖で簡単に変わってしまう人の心と、ずっと変わらない愛。
シンプルな語り口で奥の深い内容を伝える技術が素晴らしく、私もこんな筆力が欲しいなと思いました。

素敵な物語をありがとうございます。
  • 投稿者: れみ
  • 2015年 02月24日 20時10分
☆れみさま

読んでいただき、とても丁寧な感想までいただき、ありがとうございました。
実は「赤いろうそくと人魚」のような物語を書いてみたいと思いながら書き上げたものでした。
愛と憎悪。生きるという事。「姥捨て」→「山姥伝説」これも、捨てた子供の愛。
そんなものを詰め込んだら、こんな物語になりました。
深くお読み頂き、とても有難く思っております。

でも。
れみさまの書かれる独特の世界とその筆力、私の方が欲しいですよ(笑)

ありがとうございました。
[良い点]
面白かったです。
人間の愛憎や欲がにじみ出ているような作品でした。
これは子どもが読んだら泣くかもしれませんね笑。でもぜひ子どもにも大人にも読んでほしい作品でした。

[一言]
僕も『記憶を売る店』で童話2015に応募しました。
ともに邁進して参りましょう!
  • 投稿者: 退会済み
  • 18歳~22歳
  • 2015年 01月23日 07時43分
管理
☆柚木葵さま

読んでいただき、感想までいただきまして、ありがとうございます。

この物語の時代背景には、「役に立たないものを捨てなければ家族全員が冬を越せない」という闇の歴史があります。たしかに、そんな時代があったのでしょう。
今を生きる私には、ただ想像する事しかできなかったのですが、
山に捨てられたお婆さんは、死んでいない。「山姥」になって生きているのだと、姥捨てを行った子らはそう自分に言い聞かせていたのだろうと思います。

ありがとうございました。
お互い、これからもがんばりましょう。
[良い点]
僕の知っている『童話』というものと違う!
本当は怖い民間伝承って感じ……

前半は日本むかしばなし的で、市原悦子のナレーションが脳内再生されていたのですが、途中から、え?!
ゾワゾワするような恐怖というより、悲惨と言った方がしっくりするような気がしました。

他の作品も拝読させて頂きましたが、筆者様の多彩な技術に感服いたしました。
[気になる点]
この作風ならば、地の文に疑問符はない方が良いような……
  • 投稿者: gojo
  • 2015年 01月19日 17時28分
☆gojoさま

読んでいただき、感想までいただきありがとうございました。
そ、そうですよね。「童話」ってもっとわくわくするものですよね(汗)
なんで、こんな物語になってしまったのでしょう? 多分、怖い童話を書こうとして、目標に掲げたのがとある有名な、バッドエンドな童話だったから……そういう物語を書いて見たかったんですね。

市原悦子さんのナレーションが脳内再生……なんと、嬉しい言葉をありがとうございます。それは、本当に狙っていました。
途中からは、まあ……悲惨なんですけれども。愛憎は裏表にあり、情が深い人は仏にも鬼にもなるのだろうなと、そんなことを考えながら書きました。

他の作品も読んでいただけたとの事、ありがとうございます。また、精進して行きたいと思いました。

地の文の疑問符。なるほど、そこまでは思い至っていませんでした。
アドバイスまでいただき、本当にありがとうございました。
[一言]
読んだっぺ (>ω<*)!

アンハッピーエンドな中にもある種の救いがあって、すごく良い話だと思ったお (´・ω・`)
ヤマボウシの花言葉は「友情」
マサとばさま、捨てられたもの同士がいたわりあいながら生きている様子が心に滲みました。
途中、ばさまは旅人を殺していたのかな、と思わせる部分もありましたが、よく考えたら心根の優しいりんこがそんなひどい話を書くはずありませんww
それどころか、ばさまの家に押し入った男たちさえも、ちょっと同情できるような愛エンディング。
ちょいコワ悲しい、りんこお得意の不思議ワールド、じゅうぶん堪能させていただきました。
でわでわ
☆りきてっくすの妖精さま

読んでいただき、ありがとうございました。
正直、「子供がマジ泣きするほど怖い」というリクエストが無ければ思いつかなかった物語でした(苦笑)。
途中、何度も何度も練り直したんですけれど、やっぱりハッピーエンドに持って行くのは無理で(笑)。
貧しい山村で生まれた民話は、怖いものが多い気がします。
簡単に、人が死んじゃうような話が多い。多分、簡単に死んでいたんだろうな。そんなことを考えていたら、こんな物語になりました。心根の優しい私は、アンハッピーエンドは書いても酷い話はかきません(笑)。

素敵な感想を、ありがとうございました。
[一言]
童話、というよりは昔話というべき話でしょうかね。
子供の頃に昔話を結構な量読んでいた自分にとって、昔話ってのは楽しいとか面白いという印象の薄い作品群でした。でも惹きつけられたんですよね。残酷な物語の中に潜む真理とでも言うべきか、そういったものこそ昔話の本来あるべき醍醐味かなと思っています。
まぁ楽しく明るい昔話も好きなんですけどね。
楽しませていただきました。
そいではー
  • 投稿者: 栖坂月
  • 男性
  • 2015年 01月15日 14時39分
☆栖坂月さま

読んでいただき、ありがとうございました。
実はこの話を書く時に「やまんば」で検索をかけたら「やまんばのむすめまゆのおはなし」という物語に行きつき、ほのぼの系でも良いなと、心が揺れたのは内緒です(笑)。
昔話。私も、子供の頃によく読んでいたものは少し怖かったり残酷だったりするものが多かった気がします。
そんな奴だから、こんな話を書いてしまったのでしょうね(笑)
今度は楽しくて暖かい「さるかに合戦」みたいな昔話を……(いや、それ仇討の話やし)「桃太郎」のような……(それ、鬼退治の話やし)――しばらくお待ちください。
(ぽん!)そうだ、「やまんばのむすめまゆのおはなし」のような(爆)ほのぼのと楽しい昔話を書いてみたいと思いました。

読んでいただき、感想までいただき、本当にありがとうございました!
[一言]
なんとか間に合いましたネ!
まだかまだかとずっと待ってましたよ。

むかしはあったみたいですものね。
人間の欲と弱さがとんだ悲劇を生んでしまいました。けれど、背に腹は変えられない背景があったのも事実ですよね。

敢えて、こういう結末にしたことで、人間としてあるべき姿を再認識させられました。

まゆさん、執筆お疲れ様でした。
  • 投稿者: 日下部良介
  • 50歳~59歳 男性
  • 2015年 01月15日 09時28分
☆日下部さま
読んでいただき、ありがとうございました。
ええ、なんとか間に合いました(笑)
落とすんじゃないかと、我ながらひやひやしました(^_^;)

目標に掲げたものが高すぎて(自爆)筆が進まないったらなかったです。何を目標にしていたか? ……無謀なほど高いので秘密です。

愛憎は本当に裏表にあると思うのです。情が深ければ深い程、逆に走ってしまうと、取り返しがつかなくなるのかな。そんな風に思いながらこんなラストにしてしまいました。
ああ、ハッピーエンドは遠い……

感想、そして労いの言葉、ありがとうございました!
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