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[一言]
もぃもぃ様

初めてご感想を差し上げます。奈瀬理幸です。
僕は今まで感想欄へほとんど書き込みをしたことがございませんでしたので、大変緊張しております…。


もぃもぃ様のご作品は語彙が多く、いつも知らなかった言葉を学ばせていただき、感動しております。特に素敵な台詞は、一読者として圧倒されるほかにも、一書き手にとってとても勉強になります。
また、一人で過ごしているだけでは巡り合うことのなかったであろう視点や話題に触れる機会も頂いております。
お話の中心を貫くテーマも、次のシーンではどのような言葉で語られるのか、知りたくてどんどん読み進めてしまいます。
このたびは、もぃもぃ様のご作品の中でも一番に好きなお話にお邪魔させていただきました。

僕は普段(単に機会に恵まれなくて)オムライスはめったに食べないのですが、こちらの作品を拝読すると無性に食べたくなります。
卵に包まれたお米を主人公のようにカツカツ頬張りたい。ケチャップなのかトマトなのか、はたまたデミグラスなのか、ソースにもこだわりたい。そんな風に、食べたいなぁという気持ちを味わいに、定期的に読ませていただいております。
そして最後のほうにお書きでした「じつはデミグラスという名のトマトソースかもしれない」、この一文が、作品の重要な部分の一つである「真実の側面」をわかりやすく表してくださっていて、とてもよかったと思いました。


まず最初の四文が素敵です。こちらによって、世の中に対する心構えや目線といったものを解放された気持ちになりました。世間との見解の一致を自分に強制しなくてもいいのだと思うと、生きやすくなります。

登場人物では、ほとんど何事にも動じない部長さんが僕は好きになりました。少しでももっと描写がないかと隅々まで探してしまいました。

告白の始まるシーンについて、相手の真剣な想いに正面から向き合わなくてはと、しかし素直になり切れず構えてしまう侑子さんは、偏屈なように見えて本当は誰よりも愛情深い、そんな女性に思います。
変身を終えて、持て余すような芽が吹いて、恋煩いに気づいてしまって。オムライスでお腹を満たしたのに、目からは涙が流れる。大事な岐路に立っていると自覚する。
ドキドキするものが恋であれば、恋に慣れている人はあまりいないのではないでしょうか。告白されればいつだって動揺しますし、冷静に見せているだけで、理想的な対処なんてきっと出来ません。真剣な気持ちを差し出されるわけですので…。
そしてそれは、相手の気持ちの切実さや度合いを知っている自分、相手が持つ思いのわかる自分を、証明させられることでもあると思います。あの気持ちと同じだと思うと、答えはイエスであれノーであれ、心を揺さぶられないわけはありません。
そういったことを敏感に感じ取るタイプの人であれば、告白とはより鮮明なのでしょう。主人公はそのような方ではないでしょうか。

自分の嵐が吹き荒れているときは、自分のことで精一杯で、忙しいです。みんながそうなれば、世界からは問題が減るのではと思います。
部長さんや佐久間さんが陰から助けてくれていたこと、侑子さんには大変な衝撃だったようですが、必死で頑張っている人のことはこちらも必死で助けたくなる、そんな言葉をかけられるのがとても似合う主人公だと思いました。

冬とのことで、二人が外にいるときの風が冷たそうで、寒そうでよかったです。物語の季節に気づいたとき、オムライスがより美味しそうに感じました。湯気の描写が有り難かったです。

恋による嵐が次から次へと来て、きっと侑子さんにとって今が人生で一番忙しい時間であるような気が致します。
侑子さんが応えたことで、佐久間さんに失恋した女性がいたりしたのでしょうか。そして逆もあり得ると思っております。
それにしても、両片想いの痴話(?)喧嘩(?)ほど興味深いものはありませんね。くっつく直前の二人を見ている時間、一番好きです。


濃いものを読ませていただき、ありがとうございました。
これからもご作品、楽しみにお待ち申し上げております。

奈瀬理幸
  • 投稿者: 奈瀬理幸
  • 23歳~29歳
  • 2018年 09月08日 10時56分
奈瀬理幸 様

こんにちは。返信が大変遅くなり、申し訳ありません。この度は感想をくださいまして、誠にありがとうございました。
とても心の籠った感想で、奈瀬様のお気持ちはしかと受け取りました笑
読み返してみると、矛盾点や回収できていない伏線(そんな立派なものではありませんが)が散見されるような、ないような。それでも、作品に対する奈瀬様の愛をひしひしと感じ、大変嬉しく思っております。
私ほど見かけ倒しな人間もそういないんじゃないかという自負がありまして(笑)、あまり持たない知識をさも持っているように振る舞う、それが私です爆
何か奈瀬様の参考になるようなことが提供できていれば、有り難いです。そして何を隠そう、この作品はもちろんオムライスを食べているときにインスピレーションを得ました。ビビビってやつです。オムライスの描写が上手くできていたようで小躍りしました。


私の作品は修飾や修辞が多く、「じつはデミグラスという名のトマトソースかもしれない」などといった回りくどい言い方に対応する語がいろいろと登場するので、読者に不親切な仕様になっているという自覚はあります。ですので、そういう部分を読み取っていただけて正直ほっとしております。
最初の四文は、侑子の頭の中を表すものとして比較的スラスラと書けたように記憶しています。私の信条として、他人にあまり干渉しないことをスタンスにしているつもりなので、そのあたりがキャラクターに大いに反映されているものと思われます。


>部長について
部長を気に入っていただけたようで、嬉しいです。じつは私もこの人はわりと好きで(笑)、登場回数が少ないくせにやたらと存在感のある映画俳優みたいだなと密かに贔屓にしておりました。もう少し活躍の場があればよかったですね。しかし、読者に愛されるキャラクターを生み出すことができて幸せな気分です。

>侑子について
愛情深い、という表現にハッとさせられました。なるほど、そう見えているのかと新たな視点を発見した気持ちです。オムライスや白いスニーカーへのこだわりのように、他人には理解できないことを一生懸命追求する彼女だから、ある意味とても純真なのだと思います。直情的なようで、妙なタイミングで躓き、尻込みしてしまう、考えなしのようで慎重でもある複雑な一面もあります。そういうところが、傍から見ていて歯痒かったり、手を差し伸べたくなったりする彼女の、特にこのタイミングでの特性でした。
今振り返ると、侑子は若いなと思います。すなわち作者が若かったという証左でもあるのでしょうが笑

こういう時期は、人生の中でもそう訪れるものではないのかもしれません。大人だけど、わがままで譲りたくないことを情熱の赴くままに吐き出す。そのなかで知らず誰かを傷つけたり、自分もまた傷ついたり。人にはそれぞれの嵐があるのだと、返信をしたためているなかで得られた気づきです。
侑子と佐久間にそれぞれ失恋した人はいたのではないでしょうか。特に佐久間は人気がありそうです。私は御免ですが笑笑
くっつく直前の二人は美味しいですよね! 書いていてもどかしく面映くなりながら進めた記憶があります。


ふとした折に、またぜひ覗いてくださいませ。いつでも美味しいオムライスが待機しております!
大変丁寧な感想をくださいまして、本当にありがとうございました。
[一言]
上質なケーキを食したかのような感覚です。

頭の中であれやこれやと考えている描写が、個人的にはとても印象に残っております。
リアル思考と表現したら良いのでしょうか。まあ、うん。こんな人いますよね(^O^)

素敵なお話で御座いました。
  • 投稿者: 珈琲
  • 2016年 01月28日 22時11分
珈琲様

こんにちは。ご感想ありがとうございます!
遅くなって申し訳ありません。


そんな上品なものにたとえていただけるとは予想だにせず、舞い上がっております(//∇//)
身近にいたら、かなり面倒くさい類の人間ですよね(笑)
侑子の思考はあまり悩まずに書けたので、言い換えれば私もそんな人間という嬉しくない事実が浮かび上がってきます……。

お褒めいただけて恐縮です。この度は、本当にありがとうございました!
[良い点]
なんだ、このイチャコラ✽(*´∀`*)
[一言]
佐久間さんはなんて呼ばれたいのかしら?(*´ω`*)
  • 投稿者: KEY
  • 2015年 12月05日 13時05分
KEY様

こんにちは、この度はご来訪くださいましてありがとうございます!
たまには甘く終わる小説もいいんじゃないかと、思いっ切り甘くしてみました。

佐久間は、おそらく実と呼び捨てで呼ばれたいでしょうが、侑子は実さんって呼んでそうです……(笑)

いつもお世話になっております。またどうぞよろしくお願い致します。
[良い点]
不器用な二人のやりとりの中に、金言めいたものがさらりと埋め込まれていて、言葉のエッセンスが感じられて良かったです。
[一言]
面白かったです。
完結、お疲れさまでした。
ありがとうございます。
  • 投稿者: すー
  • 2015年 12月04日 21時02分
すー様

こんばんは。早速のご感想ありがとうございます!
おおっ、さすがすー様です。伝えたかったことを一文で表していただいて、長ったらしい本文を晒したこのわたしの至らなさといったらありません(^^;)
今回は詩的に仕上げようと意識的に書きました。エッセンスを感じていただけて、望外の喜びであります。

こちらこそお読みくださいまして、誠にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
では、またどうぞよろしくお願いいたします。
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