感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[一言]

拝読させて頂きました。感想を入れさせて頂きます。
 まずは、どっしりとした文章構成力に感心しました。 冒頭の穢れ落しのシーン、なかなかです。 この手のファンタジーは個人的には苦手としていますが、このずっしりした読み応えのある文章に惹かれ、一気に読んでしまいました。
 天声の器カイウも、王妃アンセリアも日々変わらぬ生活に飽いている、そこに現れる謎の竪琴楽師ヴォタリウス・・・存在と本質とを問いかけ、やがて破局に・・・これもファンタジーの王道テーマですね。 
 しかし、そこに書き込まれる官能的だが性的ではない描写や、穢れと清めという材料、素敵なスパイスとなっています。
 特に、大地の穢れを月のもので流す、というのは唸りました。オリジナルですか?さすがです。
 そして出た!元サタナエルwですか。 私も悪魔や天使を調べたことがあり作品にも(名前だけですが)堕天使を使っておりますが、なるほど、薄々は分かっていましたが、単純にルシファーなどを選ばないところ、的確な選択ですね。
 ただひとつ、その種明かしの部分で芝居になぞらえる下り、今まで重厚に来た分、少し軽く、ちょっぴり残念。 まあ、これも趣味なので、あまりお気になさらないで下さい。

 重厚な読み応えのあるファンタジー、お疲れさまでした。これからも執筆、頑張ってください。

お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
王道設定でどこまで違う色を出せるか、自分の中での挑戦でした。長くは書かないというのも、執筆にあたって課していた事でしたので、それだけに、重厚とのお褒めのお言葉が本当にうれしいです。何でしょう、こんなに褒めてもらって良いのでしょうか……かなり恐縮しております。勿体ないです。
経水での穢れ落としネタは、オリジナルです。こういう民族が過去どこかで発生していた可能性もあったという、リアリティみたいなのを模索した結果で生まれたものです。整合性だけはとっておかないとな、というのがあったので。

結末を芝居になぞらえたのは、いかにして滑稽さを表現するか、という所からです。軽くなってしまったのは私の筆力不足です^^;
同じ食材を用意されても、上手い方が書かれたらもっとガツンとしたのど越しの物ができたのだと思います。今自分にないものを嘆いても始まらないので、もっと筆力が上がるように精進致します。大変ありがたいお言葉をたくさん下さいましてありがとうございました!

小田中様もお疲れ様でした。はい、邁進いたします。
[一言]
企画に参加しておりました愛田です。

作品拝読しました。

重厚な文章と描写で、この作品世界には良くあった文体だったと思います。

一気に読んでしまいました。きちんと設定された世界観のおかげで違和感なく作品世界に入り込んで読むことができました。深いテーマですよね。

ただ少しだけ気になったのは、侍女の台詞で「ご苦労様です」とあったのですが、ご苦労様は目上の人が目下の人に向かっていう言葉なので、どうかなと思いました。かといってお疲れ様も同様ですし、どういう言葉が適当かは分からないんですけど…すみません(汗

もの悲しくも重厚な作品でした。これからの執筆も頑張って下さい。
  • 投稿者: 愛田美月
  • 23歳~29歳 女性
  • 2009年 04月21日 10時44分
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
違和感なく作品に入り込んでいただけたとの事、勿体ないくらいのお褒めのお言葉を頂けてうれしいです。深いテーマ……企画の事を考えると、もっと軽めのものにしておけばよかったと、今さらですが反省しています。

ああ、やっぱり違和感ありましたか。そこ、投稿間際までどうするか迷っていたところなのです、実は。現代ビジネス敬語としてはダメですね。ただ、『お疲れ様』の言葉の発生経緯を鑑みて、他の侍女達と比べて特別イルナと仲が良い事が表現できるかな、と思ったのですが、これは大失敗ですね^^;
「お疲れ様」に変更しようと思います。台詞選び一つとっても、まだまだ修行が足りませんね。とても貴重なご意見、ありがとうございました。

読了いただき、またこうしてお言葉を下さった事を感謝します。ありがとうございました。はい、これからも精進致します。
[一言]
企画一緒に参加している飯野です。お話読ませて頂きました。
普段現代の話しか書いた事のない私にとって、ファンタジーの世界は全く未知のものです。現実の描写ではなく、頭の中で1から創造したものを描き、描写する事の難しさは想像できません。その世界観を丁寧に書かれているなと思いました。悲しい運命を背負った少女の孤独が良く表現されていました。自分であって自分ではない。そんな少女のやりきれなさ、最後に自らの死をもって、民衆に懺悔する様はとても切なかったです。執筆お疲れ様でした。
  • 投稿者: 飯野こゆみ
  • 30歳~39歳 女性
  • 2009年 04月17日 13時52分
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
世界観、きちんと出ていましたでしょうか。そうおっしゃって頂けて、とてもうれしいです。確かに、全くのゼロ地点からのスタートだったら難しいのだと思います。ただ、私はファンタジーが昔から好きで、その手の物語を好んで読んでいましたので、イメージしやすかったのかも知れません。仮想現実という意味では、私は現代物の世界を創る方が苦手だったりします^^。慣れの要素も大きいのかもしれません。

歩く道が選べない、というのは本当に苦しい事だと思うのです。それでも、自分の背負った運命を呪うのではなく、誰かを恨むのではなく、最後まで人々を受け入れて欲しいと思い、あのような最後になりました。

読了いただき、またこうしてお言葉をくださった事を心から感謝します。ありがとうございました。
[一言]
企画に参加しております、桂まゆです。
作品、拝読させて頂きました。
独特な世界に、しばし浸らせていただいた気分です。
神格化された乙女という難しい主人公の内面が、とても丁寧に描かれていて、感心させられました。
しかし、書き換えると「傾国の乙女」ですね。
大変に読み応えがある作品をありがとうございました。

執筆お疲れさまでした。
これからも頑張ってくださいね。
  • 投稿者: 桂まゆ
  • 2009年 04月17日 13時39分
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。

人として生まれたのに、人であってはいけないとイメージやレッテルを張られるのはどんな気分なのか、もちろん自分で経験のない事なので、貧しい想像力をフル回転させながら書いていました。ですので、丁寧に書かれているとおっしゃって下さって、本当にうれしいです。
そうですね、美女、ではないですが、国を傾ける程の人間だったのかもしれません。それも、皮肉な運命なのかもしれません。

こちらこそ、読了下さり、またこうしてお言葉を寄せてくださった事を感謝します。ありがとうございました。
はい、これからも精進致します。
[一言]
企画参加、おつかれさまでした。信仰とは、自分とは。深く難しいテーマを一人の少女の心の成長をとおして、読者にとって難解すぎずかつ丁寧にじっくりと表現されている作品だと思いました。文章については見習いたいところも多々あります!
何よりカイウの心の動きがとてもしっかりと描写されていて、ストーリーの展開にどきどきしながらも置いてけぼりにならず、物語の世界に入りこむことができました。
更には主人公だけでなく彼女を取り巻くキャラクターの背景、性格、人生観などもきちんと設定されているので、その人同士が出会い、何かを心に抱き行動することで物語が動いていく必然性が感じられ、そのような感想が持てたのだと思います。またどの人物にも理由があって行動があるため、とても好感が持てました。自分も人物の設定を丁寧にしたいものです。

いつだって歴史を作り出していくのは人なんですよね。自分を見つめて前向きに「自分」というものに還ったカイウは、神子でなくなったかもしれないけれど本当の意味で純真な女の子だと思います。ラストは凄惨なシーンでしたが、読後感もよかったです。
素敵な作品をありがとうございました。これからの作品にも期待申し上げます!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2009年 04月16日 01時57分
管理
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
私には過分なお褒めの言葉をいただいて、ただただ恐縮するばかりです。
どうしても私は作者目線で脳内補完してしまいがちなので、読者様に想像してもらう面白みを残しつつ、できる限り不足なく表現しようと思って書いていました。ですから、少しでもそれが出来ていたのだと、とてもうれしいです。私の方こそ、takaoさまの表現を盗みたい、見習いたいと思う所がたくさんありました!
そうなのです、誰かとかかわりを持つ事で、自分の意志とは関係なく動いてゆくものがあるという事を表現したかったのです。サブキャラを動かしすぎると、誰が主人公なのだかわからなくなってしまうので、そこの所のさじ加減がいま一つ良くわかりません(汗。
ですのでtakaoさまのお言葉で少し自信持てました。
>歴史を作り出していくのは人
この言葉にとても感動している自分がいます。まさにおっしゃる通り、私も、真の意味での清らかさとは、穢れるとかそんなものは瑣末な事で、心がどうあるのかなのだと思います。暗い物語になってしまいましたので、読後感が良かったと言ってもらえてうれしいです。
こちらこそ、読了いただき、またこうしてお言葉を寄せてくださった事を感謝いたします。
ありがとうございます、これからも精進します。
[一言]
こんにちは。企画にご一緒させていただいている、桐谷と申します。作品の方、拝読しました。
濃厚な文章に、その中で張られる伏線がより一層話を盛り立てており、ただ感嘆するばかりです。これが企画作品ということをすっかり忘れていました。
ただ祈ることは簡単ですよね、その中に想いが入っているかどうかは別として。前に歩み続けるのなら、清らかに居続けることは難しい。知れば知れほど、清らかには居続けられない。例え世界を知ることを選び、穢れを選んだとしても、想いをはっきりと持ち続けていることが本当に重要なことではないかと思いました。
ヴォタリウスの正体も皮肉じみていて、いいですね。絶望的な雰囲気の中にも微かに光も射していて、少しだけ救われた気がしました。
とても濃厚な話をありがとうございました。

  • 投稿者: 桐谷瑞香
  • 女性
  • 2009年 04月15日 15時20分
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
伏線の事をお褒めいただけると思いませんでした。伏線として成立しているのか不安な部分でしたので、良かったという安堵感と嬉しさで少々舞い上がっております。
そうですね、祈ることは本当に簡単だと思います。そこから何を見つけ出すかは、やはり人それぞれなのだと思います。
>絶望的な雰囲気の中にも微かに光
まさにそれを目指して書いていたので、私自身も救っていただきました。正直暗い作品になってしまったので、そういう風に感じてもらえて本当にうれしいです。
こちらこそ、読了いただき、またこうしてお言葉を寄せてくださった事を心から感謝します。ありがとうございました。

[一言]
投稿お疲れ様でした!
主催者、文樹妃です。
作品、読ませていただきました。

全く「花」のことは忘れるような深いテーマを内包した重厚な世界観、ストーリーに入りきって読み終わり、最後にあとがきを読んで、「乙女の清らかさ」という花言葉をイメージされたというところでまた驚きでした。それでも最後に祈り続けようとするカイウ、「人間」として穢れも何もかも承知で祈る彼女の心の中に神はあるのではないかと、そういう風に感じてしまいました。
ただ、深い作品なだけに、少しだけ作品世界のイメージと似合わないような単語がいくつか登場していたことだけが残念です。
素晴らしい文章力をお持ちだと思うので、細かいところまで徹底されるとより重みのある作品になるのではと思います。
勝手なコメント、すみません。
楽しませていただきました。
ありがとうございました!

  • 投稿者: 退会済み
  • 女性
  • 2009年 04月10日 23時11分
管理
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
今落ち着いて考えますと、もう少し春らしい暖かい雰囲気のものにすれば良かったと反省しております。空気読めないヤツです(汗)。
清らかである、というのは私の中で二極化されたイメージがありました。例えるなら美しいものと、そうであらんとするために排除した汚いもの、と言いますか。文樹妃さまのおっしゃる通り、人間として至極当たり前の事を受け入れることによって、神という形のないものの解釈も変わってくるのではないかと思います。そういう私は無信心なのですが。
ああ、そう言われてみれば、思い当たる個所があります。何というか、自分の中のイメージに語彙がついて行っていないので、もっと勉強しなくてはと思います。貴重なご意見を頂けて、本当にありがたいです。ご教示いただける事が、何よりも筆力をあげる近道だと思っていますので。
こちらこそ、企画運営中お忙しいのにも関わらず、読了いただき、またこうしてお言葉を寄せてくださった事を感謝します。ありがとうございました。

[一言]
尚文産商堂です。
人とは何か、命とは何か、自分とは何か。哲学的な論究を何百回繰り返しても答えが出てこないというこの問題に、一つの経過点とでも言うべき作品だと思います。
全てのものには答えがある。哲学的には、そういうことになるそうです。自分とは自分である。結果的には、そのようなことに落ち着くのでしょう。
私の深読みかもしれませんが、そのような気持ちを持ったので、ちょっとコメントさせていただきました。
これからも、頑張ってください。
  • 投稿者: 尚文産商堂
  • 18歳~22歳 男性
  • 2009年 04月10日 22時27分
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
作中でヴォタリウスが述べたとおり、自分とは自分である、というのも一つの答えだと考えています。私の書いた拙文に、意味合いを考え、想いを馳せて下さった事、それだけでも書いて良かったと思います。
お言葉を寄せて下さったことに心から感謝します。ありがとうございました。
はい、これからも精進致します。
[一言]
春・花企画でご一緒させていただいている古都ノ葉です。
作品を拝見させていただきました。
圧倒的な文章力にはただただ敬服するのみです。
ラストが「ベリアル」なのも納得。形骸的ハッピーエンドにしない所も潔いです。
ヒトとして求めているのが、滅びなのか救いなのかカイウの今後に気持ちが傾きます。
読ませていただきありがとうございました。
大変面白かったです。
  • 投稿者: 古都ノ葉
  • 女性
  • 2009年 04月10日 15時29分
お読みいただけて光栄です。ありがとうございます。
自分には過分なお褒めの言葉に、恐縮するばかりです。それでも、そう言っていただけると、書いてよかったと思えます。
プロット段階では、ハッピーエンドパターンも考えてはいたのですが、自分なりにしっくり来る方になりました。
書き終えたものは、作者の手を離れ、読んでくださった方の分だけ未来があると思っていますので、古都ノ葉様なりのカイウの未来を思い浮かべていただければ、望外の喜びです。
こちらこそ、読了いただき、またこうしてお言葉を寄せていただけた事を感謝します。
ありがとうございました。
↑ページトップへ