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[一言]
春・花小説企画でご一緒させていただきましたイリと申します。作品拝読させていただきました。
読み終わり、一番最初に感じた事はいかにわたしたちは自由に恋愛できているかということです。
今もまだ身分や環境によってはこの作品のように切ない思いを胸に抱えて過ごしておられる方もいるのでしょうが、ひしひしと切なさなどが伝わるのは文体や描写だったりするのでしょうね、

時代が時代のせいもあり、相手を思う気持ちも昔と今では重さが違うような気がします。
素晴らしい作品を読ませていただきました。ありがとうございました。
  • 投稿者: イリ
  • 女性
  • 2009年 04月24日 01時25分
[一言]
企画一緒に参加させて頂いている飯野です。拝読させて頂きました。
この時代に生まれた人にはこのような悲しい別れが幾重にもあったのでしょうね。切ない主人公の胸の内がひしひしと伝わってきました。最後の場面では白いからたちの花が頭の中に浮かんできました。心に残るお話でした。執筆お疲れ様でした。
  • 投稿者: 飯野こゆみ
  • 30歳~39歳 女性
  • 2009年 04月14日 01時41分
[一言]
はじめまして、この度花小説企画に参加させていただいている由成中と申します。

作品、拝読させていただきました。
とても切ないお話でした。自分自身が現代から過去へと引き寄せられるように感じたのは、きっと独特の語り口調が効果を発揮しているのだなと思います。もちろん私が生きていた時代ではないのに、とてもリアルな感覚と言いますか。
この時代、たとえ戦争がなかったとしても、恋愛は自由にならなかったのだろうと思います。現代のように即物的な愛と違って、簡単に触れ合う事ができないからこそ、切なくて、もどかしくて、そして儚げで美しいなのだなと思いました。
日本語の美しさも堪能させていただきました。ありがとうございました。

[一言]
こんにちは。拝読致しました。失礼します。
ツボを突かれました。与謝野晶子。私は(そんなに深く詳しいわけではありませんが)好きです。
白いからたちに包まれた夜あたりで目頭が熱くなってしまいました。覚悟、響きますね。なるほど、こういう春というか、旅立ちという意味に於いて使い方があるんだなあと感心しました。からたち、恋歌、が想像をさらにかき立ててくれまして、流れるような文体に堪能致しました。晶子に憧れる主人公の気持ちがよく伝わってきて、最後に花。うまく花咲くといいんですけれどね……と余韻を残す読後でした。読みにくくなかったですよ。

それでは、春企画に相応しいような織物のように滑らかなお話(例えすぎでしょうかね笑)、読ませて頂きありがとうございました。

[一言]
こんにちは、青柳朔と申します。

拝読いたしました。
自由に恋の出来なかった、悲しい時代のお話ですね。
文体も慣れないと読みにくいかもしれませんが、その時代をとてもよく表現できていると思います。
少し難しい言葉などがよりいっそう世界観をリアルにしていて、柏さんの淡々と、しかしどこか熱く語る文に物語の中へ中へと惹き込まれて行くようでした。
切ない、けれどとても胸に残る作品でした。

執筆お疲れ様です。
これからも頑張って下さい!

  • 投稿者: 青柳朔
  • 18歳~22歳 女性
  • 2009年 04月09日 13時58分
[一言]
初めまして。企画にご一緒させて頂いている桐谷と言います。作品の方を拝読させて頂きました。
とても胸が打たれる話でした。少し苦手で読みづらい文体と感じましたが、淡々とした一文一文が綺麗で小説の中に引き込まれました。
その時代にあった文体、雰囲気、単語、そして余韻のもたしかたなどがより一層作品を際立ています。
想いを通じえた雨のシーンはとても素敵でしたが、逆にどうしようもなく切なくなりました。時代が違うだけで、こんなにも恋愛というのは難しいのですね。
とても魅力的な作品をありがとうございました。

  • 投稿者: 桐谷瑞香
  • 女性
  • 2009年 04月09日 01時17分
[一言]
企画に参加している黒い夢といいます。

これだけの作品を勢いで書けるとは、本当にすごいですね。
文体、語句も含めて、少女の思い、苦しみが克明に伝わってきます。
途中で散りばめられている詩も、絶妙な説明がついていてわかりやすく、作品の雰囲気に一致していました。
作品の空気が実に見事に作りだされていて、さらにはところどころに配された彩り――黒い乱れ髪と白いからたちの花が、本当に目の前で起きていることを見ているような気がしてきました。

素敵なお話で、切なかったけど本当に面白かったです!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2009年 04月07日 12時35分
管理
[一言]
投稿お疲れ様でした!
「からたち」拝読しました。
べた恋の作品とはまた全然違う文章で、上宮さまの幅広い知識と文章力に脱帽です!
美しく流れるような描写や表現で、切なく苦しい柏さんの心情にどっぷり浸かって読めました。悲しい時代だからこそ、この頃の恋愛のほうが真剣だったのかもしれないなあと感じてしまいました。
特に抱き合う二人の雨のシーンがよかったです。泰平さんの苦しい気持ちもひしひしと伝わってきて、もう私まで泣きそうでした。
語句などもすごく調べてあって、それがまた物語を引き立てていましたね。
切なくも美しい恋物語、楽しませていただきました。
ありがとうございました!

  • 投稿者: 退会済み
  • 女性
  • 2009年 04月06日 23時54分
管理
[一言]
はじめまして。
小説を読ませて頂きました。
確かに、文体はちょっと読みにくいですね。でも、あの時代の女学生を表現するには良くあった文体だと思います。
私たちは勿論、あの時代を知らないのですが、きっとこの作品のような物語が、あったのでしょうね。
切ない、それでいて生きる力を思い出させてくれる作品だと思いました。
これからもがんばって下さいね。
  • 投稿者: 桂まゆ
  • 2009年 04月06日 16時59分
[一言]
はじめまして。春・花企画でご一緒させていただいている古都ノ葉です。
作品拝見させていただきました。
この時代は切ないですね。避けては通れない切なさを感じます。
きっとここに咲く花は現代よりも必死に咲いていたのではないか……そう思います。
これからも頑張って下さい。
読ませていただきありがとうございました。
  • 投稿者: 古都ノ葉
  • 女性
  • 2009年 04月06日 13時54分
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