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[一言]
自作で使っている世界は、「魔法は全ての生物に備わった機能」という前提で

猿だった頃の人類は、魔法の出力が弱く大したことも出来ない存在だった

魔法を本能による物ではなく、技術として使用できるようになることで、個体数を増やし生活圏を広げる

魔法を応用した道具を、魔物の体を材料に作れるようになる事で、文明の最盛期を迎える。

資源やら政治の問題で衰退

という経緯を経た結果、そこそこ秩序と文明があって暮らしやすく、冒険しても楽しい程度には無秩序な感じの世界が出来上がる。なんて感じで、ぼんやりとですがデザインをしています。

「魔法を生態に組み込んだ生物」である魔物と「生物としての機能であるはずの魔法」を技術として使う人間という対比が良いと思うんですが、どうでしょう?
  • 投稿者: LE-389
  • 2016年 07月09日 00時10分
[良い点]
こういう視点でファンタジー世界を見たことが無かったので、新たに考察するきっかけとなりました。
読みやすい文で、条件設定や理由の説明も一つ一つしっかりしていたのですんなり飲み込めました。
[気になる点]
条件の3番がきつすぎると感じました。魔法は洗練されたので何でもあり、よりはその発展の歴史まで考察に加えるべきかと思います。
[一言]
考察の呼び水になれば、ということですので僕も妄想してみますね。

魔法の発展と文明の発展が並行して起こるのであれば、問題となるのは魔法使い:非魔法使いの人口比、それも集落一つ一つの割合がキーになると考えます。

要は魔法が何でもあり、になる前の段階で魔法使いの人口が少なければ、非魔法使いの人間でも数の力で魔法使いに対抗できると思ったのです。何も反抗しない、そう言う意識が芽生えないのは【条件3】のせいですね。

いずれにしても魔法使いが権力のトップクラスになるのは間違いないと思いますが、国や街のありようは違ってくるはずです。参考までに。
[一言]
流れ者です。
こう言った、ファンタジー世界検証ってたのしいですね。

もし、やる気とお時間があるなら、『魔石確保で冒険者は暮らせる?』検証もしてみては?
  • 投稿者: 鹿鳴館
  • 2016年 05月26日 20時12分
[良い点]
自分の小説を改めて考え直すヒントになります。
なるほどと思わせる点が多くて、とても参考になります!
[一言]
魔法というのを超常の力で、比類なきものとする点で考えられる設定を提示していただいているので自分の小説に置き換えて参考にさせていただきます!

正直、魔法という要素が人類史にどのようなダイナミズムを起こすのかは非常に難しい問題ですね。古代ローマやギリシャ、中世ヨーロッパのように神を絶対とした思想論は参考資料があるのですが、魔法が実在しそれを技術面でどのような発展があるかといった資料はあるわけがないので書くときに苦労します。

私の小説では大陸を6カ国程度で現状平和的に互いが貿易で繋がっております。平和的な状況は先の大戦ですべての国の国力が落ちて、生存していくために互いが不足品を補い合う貿易共同体を形成したと仮定しています。
また軍事に関しては、魔法使いを現代兵器に重ね合わせて、戦争の長期化(魔法使いの戦力が高いために両者の損耗率が著しく上昇し、収拾がつきにくいと仮定)と兵站の高度化(長期戦のために補給を常にし続ける必要性から)と作戦行動の高度化(それぞれの魔法適正にあわせた役割の細分化)などが起こると仮定して、軍事が現代並に高度化するのではないかと思ったりもします。またそのために戦争を起こさないように外交の高度化も起こり、意外と為政者も要求されるレベルが高くなるかなぁなんて思ったりもしています。

歴史が浅いと魔法は戦乱を呼び込み、国は戦国時代に突入しますが、一旦安定化を図ると一気に国家として高度化する可能性もあるんではないかと妄想しております。まあそれは魔法を元にした強大な国家の存在があって、他の国がそれの情勢を鑑みながらあったりするかもですが。

散文的になってしまい申し訳ありません。
ただ色々と考えさせられて非常に楽しく思っております。
大変参考になる文章をありがとうございました!
[良い点]
氾濫する基本設定への指摘
[気になる点]
都市国家以上になる可能性は、否定できていない点。
治水以上に人口が必要になるケースがあるかもしれない。
[一言]
「新世界より」
ご感想ありがとうございます。

よくあるファンタジー作品では魔法文明の発祥から考えて作ってる作品は少ないので、せっかくなら考えてみようと思って書きました。

まあただの妄想なので、穴だらけの作品ですが少しは楽しんで頂けたのですたら幸いです。

「新世界より」、興味深い作品ですね。ご紹介ありがとうございます。
  • Rima
  • 2015年 05月07日 15時43分
[良い点]
妄想、とあるが自分なりによく考えられている。
また一種のストーリを形成しており、なるほどと関心できる内容を含んでいる。
[気になる点]
あくまで個人的にだが、これは違うのでは?と感じる箇所がある。
少し無理な設定を感じる箇所があった。
[一言]
おもしろいですね。
これだけで一つストーリーを考えていただきたいです!

あくまで妄想、とあるので、深く突っ込む事はしません。
これはこれで考えられていて、もう少し練っていただければ自分も愛読者になりそうですw
しかし、コメントでも色々指摘されていますが、自分も魔法使いと言う存在に少し違和感を感じました。
意見を言うならば、
・魔法使いと言う存在は世界中のある限られた場所にしかいないのか?
・魔法使いは支配という考え方しか持たないのか?
・差別を糾弾する人のように、魔法使いにもそんな人物はいなかったのか?
など・・・

上から目線のような意見になっていますが、不快にさせたのならお詫び申し上げます。
おもしろい設定なので、つい熱くなってしまって・・・。

もしよろしければ、自分も冒険物の小説を書き始めて間もないので一度ごらんいただけませんか?
趣味が合わないかもしれませんが、ぜひご意見を頂きたいです。

改めて、
個人的に好きな内容ですが、やはり人を選ぶ内容と感じます。
文章全体的には悪くはありませんが、万人受けするかといわれると難しいです。ジャンルは「その他」なので、エッセイに近いように感じました。

素人ながら意見をする事をお許しください。
面白かったです。ありがとうございました!
  • 投稿者: ケー太郎
  • 男性
  • 2015年 05月07日 00時43分
ご感想ありがとうございます。

上から目線だなんてとんでもない。どうぞ是非自由なご意見をお聞かせください。

今回は最初という事で敢えて過激かつ無理やりな方向に考えを進めています。
魔法使いの存在に対するご意見ですが、全くその通りだと思います。これも上記の通り、敢えて過激な方向性に向かうように書きました。他の感想返信でも書きましたが、私がディストピア好きという点も強く影響しているでしょう。

私のはただの妄想なので、何方かもっと知識のある方にちゃんとした考察をして頂ければいいなあ、なんて思っています。

ケー太郎さんの小説ですが、直に読ませて頂こうかと思います。

御愛読ありがとうございました。

  • Rima
  • 2015年 05月07日 15時39分
[一言]
面白いですね。
ただ、メジャーな要素を意図的に排除しての論理展開なので、そこが甘い気も。

まず比率。総人口における魔法遣いと非魔法遣い(一般人)の割合。それから魔法遣いの内での、力の強弱の割合。

(力の強弱を考えない)魔法遣いの比率が総人口の1割程度の場合と3割5割それ以上では、従うか迫害するか、対応は分かれると思います。

よほどの力量差がないと、脅威となると見做された魔法遣いは一般人に取り囲まれて殺されかねません。魔法遣いも人ですから睡眠や食事も必要で、それらは魔法で克服し難いものかと。
魔法を無限に使えるならともかく、使えなくなった時点で肉体的に貧弱な者は袋叩きにあっても不思議ではないですし(笑)


次に、魔法遣いの気質というか志向性の問題ですね。
一般的に魔法遣いは世俗的な権力争いや支配欲より、研究や開発または真理の探求を優先するかと。
それこそ魔法遣いで読み書きが出来ない者は皆無でしょうから、先人の知識を吸収しなおかつ己の生きた証を残す為にも研究に没頭し、邪魔な世間の雑音から隠れるように生きる方が多いのではないでしょうか?

権力者の側に魔法遣いが居るのは、国の内政や外交に戦争などは「愚かな一般的に任せて」資金と時間を研究に注ぎ込めるからでは、と愚考します。
研究より戦争や支配する事が優先という魔法遣いが国のトップになったところで民草の事は大事にしないでしょう。
「名君が魔法も使える」はあっても「魔法遣いだから名君とは限らない」でしょう。暴君は有り得ますが。
魔法の使える賢さ=人格者とは限らないですし、国民を蔑ろにするなら早晩クーデターを起こされるのがオチかと。

その際にも前述の比率が問題になりますしね。
国民を大事にし自身の知的好奇心も満たす人格者がトップなら国も安泰でしょうが、一般的に使えない魔法という絶対的な“武器”を持つ者が、他者を見下さないと考える方が稀でしょう。
他者を寄せ付けない者は指導者に向かず、常に他者と在る者は孤独な研究には向かないのが一般論ですから、その時点で矛盾しているかと。いわゆる利己と利他ですね。

結論としては、自らに希少価値を認める魔法遣いは、国なんてツマラナイものに興味を持たないのでは?と(笑)

威を以て名を知らしめようという魔法遣いは、ラノベやコミック、アニメにしか存在しないのではないでしょうか?(笑)

  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 04月04日 17時43分
管理
おお長文の御感想有難うございます。
寧ろこう言うのを自分が読みたくて、誰かに書いてもらうための呼び水として投稿してたりしています。

最初の投稿だったので設定や論はあえて単純かつ極端な方向へ進ませています。まあディストピア好きな分も出てしまいましたが。

睡眠や食事も魔法でどうにかなる!傷も一瞬でどうにか出来る魔法がある!魔力は尽きないし出来る事にも限りは無い! という大変な極論のつもりで今回は書いていました。民衆もそれこそ種族レベルでの洗脳というか原始時代から信仰の対象となることで逆らう事を許さない、そう言った過激な感じです。

絶大な力を圧倒的な立場を持つ人々(単体では無い所がミソ)が他のいきものをどう扱うか、も徹底的な支配へ向かうか、愛に満ちた慈しみへ向かうかは書き手の人間観に依存してしまうかもしれません。

比由律人さんは魔法使いが世俗の出来事には関心を持たない存在となる、との御意見ですが、私としてはどんなに巨大な存在になっても所詮はホモ・サピエンスだし権力と支配力を求めて奔走するだろうな、と思っています。


自分以外がこういった事に関して考察したのが読みたいですね。自分のは単なる妄想ですし、もっとちゃんとした論説を読ませていただきたいです。
  • Rima
  • 2015年 04月04日 21時58分
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